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施設とダンジョン
交渉・換金所
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あまりの厳つさに廻は固まってしまった。
「……おい!」
「はっ! えっ、あっ、私ですね、はい!」
呼びかけられたことを思い出して慌てて口を開く。
「わ、私は三葉廻と申します! 経営者をしています!」
「経営者だと? ……まだガキじゃねぇか」
「ガ、ガキですいません!」
腰まで伸びた黒のぼさぼさ髪、元冒険者とあって衣服の上からでも分かる引き締まっているであろう体格は顔の厳つさを際立たせている。
視線に耐えきれず自然と謝罪の言葉が出てしまう廻に対して、アルバスは気にすることなく周囲に視線を送る。
「……んで、ここはどこなんだ?」
「ここは経営者の部屋と言いまして、経営者が許可した人物しか入れない場所になっております!」
「……おい」
「はいいいいぃぃっ!」
あまりにも怯えている廻を見て、アルバスは溜息をついた。
「とりあえずその喋り方をやめろ、ウザい」
「……す、すいません」
未だに緊張しているものの、多少和らいできたので廻はなるべく普通に話すことにした。
「その、私はアルバスさんと契約をしたくてお呼びしたんです」
「俺と、契約だと? 俺は冒険者を引退したんだぞ。見てみろよ、この左腕を」
そう言って半身になったアルバス。左の肩口から先が失われた体を見せて舌打ちをした。
「こんな俺を雇おうだなんて、お前は相当なもの好きか、相当なバカだな」
「バ、バカとはなんですか! バカとは!」
「誰がどう見てもそうだろうが。片腕を失った冒険者なんて役立たずも同然だ。そんな俺を雇うなんてバカのすることだろう」
「私はアルバスさんを冒険者としては雇いたいわけじゃありません!」
「……なんだと?」
冒険者ではないと聞いて、アルバスの眉根がピクリと動く。
それを見てゴクリと唾を飲み込んだ廻は、意を決して口を開いた。
「私は、アルバスさんを換金所の管理人として雇いたいんです!」
廻が伝えてから数秒の沈黙が続き、そして──
「……く、くくく、あーははははっ! 何を言い出すかと思えば、俺に換金所の管理人だと? 笑わせるぜ!」
「な、何がそんなにおかしいんですか!」
「おかしいにも程があるぞ! 換金所の管理人ってのは確かに元冒険者がなることも多いが、それはある程度の実力を持った中途半端な奴らだけさ。俺はなぁ、これでも冒険者ランクのトップに名を連ねたこともある超一流の実力者だ! 隻腕だからって舐められたもんだな。今の俺でも、そこらの冒険者よりかは強いんだぞ?」
相当な怒りを買ったのか、アルバスは本気の睨みを効かせている。
廻は恐怖を覚えたものの、それでも怯むことなく声を上げた。
「だ、だったらアルバスさんはどうして一人森の中で暮らしているんですか! 冒険者としてはやれるなら、今も現役でやればいいじゃないですか!」
「……あん? てめぇみたいなガキに何が分かるってんだよ!」
「分かりませんよ! だって私は冒険者じゃないんですもん!」
「だったら口を挟むんじゃねえよ!」
「交渉してるんだから口は挟みますよ!」
「俺はそんなことしてねぇよ!」
噛み合っていないやりとりにアルバスが徐々に苛立ち始めてしまう。それでも廻は止まらなかった。
「換金所を利用する冒険者が揉め事を起こした時にアルバスさんが睨みを効かせてくれたら心強いんです! 森の中で隠遁生活なんかしてないで手伝ってくださいよ!」
「てめえを手伝う理由がないんだよ!」
「理由があればいいんですね!」
「どういう風に受け取ってんだよ!」
「言葉のままに受け取りました! 理由ならそうですねぇ……新人冒険者を指導するってのはどうですか?」
「…………はあ?」
あまりの暴論にアルバスも呆気にとられてしまう。廻の提案はアルバスにとって全く旨味のない話だからだ。
「自分が手塩にかけて育てた冒険者が、そのなんちゃらランキングを駆け上がっていったら面白くないですか? 森の中で一人で暮らすよりもよっぽど楽しくてやりがいのあることだと思いませんか?」
「……お前はやっぱりバカの方だな」
「なあ! 酷いですよ!」
憤慨する廻を無視してアルバスが口を開く。
「俺は別に誰かを育てたいわけでもなければ、稼いで贅沢をしたいわけでもない。ただ、静かに暮らせればそれでいいんだよ」
「なんでそんなに達観してるんですか?」
「……ガキには分からねえよ。とにかく、俺は雇われるつもりなんて毛頭ないから諦めろ」
頭をガシガシと掻きながら大きく息を吐き出すアルバスを見て、廻はゆっくりと近づいていくと上目使いでじーっと見つめた。
「な、なんだよ」
「何かあるなら話した方がいいですよ? その方がスッキリすることもあります」
「言うつもりもないし、ガキに言っても分からん話だ」
「見た目はガキでも、中身は大人ですよ?」
「はあ? 何を言ってんだてめえは」
「経営者って不思議なものでしょ?」
「……諦めろ」
「嫌です」
「無理だ」
「嫌です」
「俺をここから出せ」
「話をしてくれたら出してあげますよ?」
「脅しかよてめえ!」
「契約しなかったら一生会わないかもしれないんです、そんな相手になら話してみてもいいんじゃないですか?」
アルバスの中に何か引っかかりがあると感じた廻はここぞとばかりに攻め立てる。
何を言っても言い返してくる廻を相手に、諦めたアルバスは仕方なくと言った感じで語り始めた。
「……今までできたことができなくなった。その歯痒さがてめえに分かるか? ランキングのトップで競い合って、様々なダンジョンに潜っては攻略して、仲間達と酒を飲み交わしたあの日にはもう戻れねえんだ。仲間だと思ってた奴らは俺が隻腕になってからは腫れ物に触るみたいに扱い始めやがった。ふざけんじゃねえぞ!」
アルバスが失ったものは左腕だけではなかった。
冒険者としての矜持、切磋琢磨するライバル、そして日々を楽しく過ごしていた仲間。
隻腕になったアルバスが失ったものは、生きていく上で生きがいにしていたもの全てだった。
「そんな俺が冒険者を続けられると思うか? 昔の仲間に後ろ指を指されながら、自分自身が満足できない冒険者を続けられるわけがないだろう」
「…………何よそれ」
「あん?」
そこで廻の様子がおかしいことに気づいたアルバス。拳を握り肩を震わせ、目を吊り上げている。
「何ですかそれは! 仲間だったら左腕を失ったアルバスさんを助けてあげるのが普通じゃないんですか? それを腫れ物に触るみたいになんて、酷すぎますよ! 今までみたいに戦えないなら、そこをサポートしていくのが本当の仲間じゃないんですか? そうですよね! あー、話を聞いてたらイライラしてきちゃいましたよ!」
あまりの憤慨ぶりにアルバスは目を点にしてしまっている。何故に廻がここまで怒っているのかが理解できていなかった。
「アルバスさんが森の中に引っ込む必要なんてありませんよ! 何だったら出てきて俺は片腕だけでもやれるんだって見せつけてやればいいじゃないですか! 換金所じゃなくても……いや、換金所でも働いて欲しいのは本音ですけど、私がダンジョンに行きたい時の用心棒とかもお願いします! それなら息抜きにもなっていいんじゃないですか!」
「…………すまん、途中から何を言ってるのかさっぱり分からんかった」
「何でですか!」
廻のマシンガントークにアルバスの理解がついていけなかった。
それでも自分を心配して、共感して、怒ってくれていることは十分理解できた。
「……てめえは変な奴だな」
「それとですねアルバスさん。私はてめえじゃなくて廻って名前があるんですよ!」
「はいはい、そうですか」
「それでどうですか? 私のところで雇われてくれませんか? 私もダンジョンに潜ってみたいですし、強い冒険者さんがいるととても心強いんですよ! あっ、今は元冒険者さんでしたね」
とても癪ではあるが、アルバスの気持ちは決まっていた。
「……まあ、暇つぶしにはなるか」
「えっ! それじゃあ!」
「てめえみたいな経営者は初めてだからな。雇われてやるよ」
「だから廻ですってば!」
「はいはい」
「もー!」
その後に出てきたニャルバンに多少驚いたアルバスとも無事に契約できた廻。
主要施設の人員を確保した次は、いよいよダンジョンに全神経を注ぎ込むのだ。
「……おい!」
「はっ! えっ、あっ、私ですね、はい!」
呼びかけられたことを思い出して慌てて口を開く。
「わ、私は三葉廻と申します! 経営者をしています!」
「経営者だと? ……まだガキじゃねぇか」
「ガ、ガキですいません!」
腰まで伸びた黒のぼさぼさ髪、元冒険者とあって衣服の上からでも分かる引き締まっているであろう体格は顔の厳つさを際立たせている。
視線に耐えきれず自然と謝罪の言葉が出てしまう廻に対して、アルバスは気にすることなく周囲に視線を送る。
「……んで、ここはどこなんだ?」
「ここは経営者の部屋と言いまして、経営者が許可した人物しか入れない場所になっております!」
「……おい」
「はいいいいぃぃっ!」
あまりにも怯えている廻を見て、アルバスは溜息をついた。
「とりあえずその喋り方をやめろ、ウザい」
「……す、すいません」
未だに緊張しているものの、多少和らいできたので廻はなるべく普通に話すことにした。
「その、私はアルバスさんと契約をしたくてお呼びしたんです」
「俺と、契約だと? 俺は冒険者を引退したんだぞ。見てみろよ、この左腕を」
そう言って半身になったアルバス。左の肩口から先が失われた体を見せて舌打ちをした。
「こんな俺を雇おうだなんて、お前は相当なもの好きか、相当なバカだな」
「バ、バカとはなんですか! バカとは!」
「誰がどう見てもそうだろうが。片腕を失った冒険者なんて役立たずも同然だ。そんな俺を雇うなんてバカのすることだろう」
「私はアルバスさんを冒険者としては雇いたいわけじゃありません!」
「……なんだと?」
冒険者ではないと聞いて、アルバスの眉根がピクリと動く。
それを見てゴクリと唾を飲み込んだ廻は、意を決して口を開いた。
「私は、アルバスさんを換金所の管理人として雇いたいんです!」
廻が伝えてから数秒の沈黙が続き、そして──
「……く、くくく、あーははははっ! 何を言い出すかと思えば、俺に換金所の管理人だと? 笑わせるぜ!」
「な、何がそんなにおかしいんですか!」
「おかしいにも程があるぞ! 換金所の管理人ってのは確かに元冒険者がなることも多いが、それはある程度の実力を持った中途半端な奴らだけさ。俺はなぁ、これでも冒険者ランクのトップに名を連ねたこともある超一流の実力者だ! 隻腕だからって舐められたもんだな。今の俺でも、そこらの冒険者よりかは強いんだぞ?」
相当な怒りを買ったのか、アルバスは本気の睨みを効かせている。
廻は恐怖を覚えたものの、それでも怯むことなく声を上げた。
「だ、だったらアルバスさんはどうして一人森の中で暮らしているんですか! 冒険者としてはやれるなら、今も現役でやればいいじゃないですか!」
「……あん? てめぇみたいなガキに何が分かるってんだよ!」
「分かりませんよ! だって私は冒険者じゃないんですもん!」
「だったら口を挟むんじゃねえよ!」
「交渉してるんだから口は挟みますよ!」
「俺はそんなことしてねぇよ!」
噛み合っていないやりとりにアルバスが徐々に苛立ち始めてしまう。それでも廻は止まらなかった。
「換金所を利用する冒険者が揉め事を起こした時にアルバスさんが睨みを効かせてくれたら心強いんです! 森の中で隠遁生活なんかしてないで手伝ってくださいよ!」
「てめえを手伝う理由がないんだよ!」
「理由があればいいんですね!」
「どういう風に受け取ってんだよ!」
「言葉のままに受け取りました! 理由ならそうですねぇ……新人冒険者を指導するってのはどうですか?」
「…………はあ?」
あまりの暴論にアルバスも呆気にとられてしまう。廻の提案はアルバスにとって全く旨味のない話だからだ。
「自分が手塩にかけて育てた冒険者が、そのなんちゃらランキングを駆け上がっていったら面白くないですか? 森の中で一人で暮らすよりもよっぽど楽しくてやりがいのあることだと思いませんか?」
「……お前はやっぱりバカの方だな」
「なあ! 酷いですよ!」
憤慨する廻を無視してアルバスが口を開く。
「俺は別に誰かを育てたいわけでもなければ、稼いで贅沢をしたいわけでもない。ただ、静かに暮らせればそれでいいんだよ」
「なんでそんなに達観してるんですか?」
「……ガキには分からねえよ。とにかく、俺は雇われるつもりなんて毛頭ないから諦めろ」
頭をガシガシと掻きながら大きく息を吐き出すアルバスを見て、廻はゆっくりと近づいていくと上目使いでじーっと見つめた。
「な、なんだよ」
「何かあるなら話した方がいいですよ? その方がスッキリすることもあります」
「言うつもりもないし、ガキに言っても分からん話だ」
「見た目はガキでも、中身は大人ですよ?」
「はあ? 何を言ってんだてめえは」
「経営者って不思議なものでしょ?」
「……諦めろ」
「嫌です」
「無理だ」
「嫌です」
「俺をここから出せ」
「話をしてくれたら出してあげますよ?」
「脅しかよてめえ!」
「契約しなかったら一生会わないかもしれないんです、そんな相手になら話してみてもいいんじゃないですか?」
アルバスの中に何か引っかかりがあると感じた廻はここぞとばかりに攻め立てる。
何を言っても言い返してくる廻を相手に、諦めたアルバスは仕方なくと言った感じで語り始めた。
「……今までできたことができなくなった。その歯痒さがてめえに分かるか? ランキングのトップで競い合って、様々なダンジョンに潜っては攻略して、仲間達と酒を飲み交わしたあの日にはもう戻れねえんだ。仲間だと思ってた奴らは俺が隻腕になってからは腫れ物に触るみたいに扱い始めやがった。ふざけんじゃねえぞ!」
アルバスが失ったものは左腕だけではなかった。
冒険者としての矜持、切磋琢磨するライバル、そして日々を楽しく過ごしていた仲間。
隻腕になったアルバスが失ったものは、生きていく上で生きがいにしていたもの全てだった。
「そんな俺が冒険者を続けられると思うか? 昔の仲間に後ろ指を指されながら、自分自身が満足できない冒険者を続けられるわけがないだろう」
「…………何よそれ」
「あん?」
そこで廻の様子がおかしいことに気づいたアルバス。拳を握り肩を震わせ、目を吊り上げている。
「何ですかそれは! 仲間だったら左腕を失ったアルバスさんを助けてあげるのが普通じゃないんですか? それを腫れ物に触るみたいになんて、酷すぎますよ! 今までみたいに戦えないなら、そこをサポートしていくのが本当の仲間じゃないんですか? そうですよね! あー、話を聞いてたらイライラしてきちゃいましたよ!」
あまりの憤慨ぶりにアルバスは目を点にしてしまっている。何故に廻がここまで怒っているのかが理解できていなかった。
「アルバスさんが森の中に引っ込む必要なんてありませんよ! 何だったら出てきて俺は片腕だけでもやれるんだって見せつけてやればいいじゃないですか! 換金所じゃなくても……いや、換金所でも働いて欲しいのは本音ですけど、私がダンジョンに行きたい時の用心棒とかもお願いします! それなら息抜きにもなっていいんじゃないですか!」
「…………すまん、途中から何を言ってるのかさっぱり分からんかった」
「何でですか!」
廻のマシンガントークにアルバスの理解がついていけなかった。
それでも自分を心配して、共感して、怒ってくれていることは十分理解できた。
「……てめえは変な奴だな」
「それとですねアルバスさん。私はてめえじゃなくて廻って名前があるんですよ!」
「はいはい、そうですか」
「それでどうですか? 私のところで雇われてくれませんか? 私もダンジョンに潜ってみたいですし、強い冒険者さんがいるととても心強いんですよ! あっ、今は元冒険者さんでしたね」
とても癪ではあるが、アルバスの気持ちは決まっていた。
「……まあ、暇つぶしにはなるか」
「えっ! それじゃあ!」
「てめえみたいな経営者は初めてだからな。雇われてやるよ」
「だから廻ですってば!」
「はいはい」
「もー!」
その後に出てきたニャルバンに多少驚いたアルバスとも無事に契約できた廻。
主要施設の人員を確保した次は、いよいよダンジョンに全神経を注ぎ込むのだ。
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