43 / 183
第2章:新たな出会い
ダンジョンと換金所
しおりを挟む
廻はすぐさま経営者の部屋に戻りたいと思ったが、換金所の受付をアルバスに変わりやらなければならない。
「アルバスさん、絶対にロンド君と一緒に戻ってきてくださいね!」
そう声を漏らすと、急いで換金所へと駆け出したのだった。
※※※※
──三〇分。そう宣言したのはロンドが心配だからではなかった。
「小娘に換金所の受付を任すのは怖いからなぁ」
アルバスは換金所の管理人を受けるにあたり、建物内にあった説明書を熟読している。
冒険者の頃からやるべきことは徹底してやる性格だったアルバスにとって当然のことだったのだが、廻が同じように対応できるのかを考えて──
「……無理だろうなぁ」
という感想のもと、アルバスは少し駆け足でダンジョンを進んでいく。
飛び出してくるオートゴブリンを足蹴にして、さらに複数現れた場合は軽くクレイモアを横薙ぐだけで首や胴体が両断されていく。
ランダムモンスターが現れた場合も同様であり、アルバスの速度が落ちることは一切ないままボスフロアにまで到達した。
『グルアアアアァァッ!』
現れたのはゴブリンである。
ゴブを進化させる為のモンスターなのでレベルも33と高いのだが──
「邪魔だ」
『ギャフンッ!』
一振りだった。
地面を蹴り一足飛びにゴブリンを間合いへ捉えると、振り下ろされた刃がゴブリンが持つ錆びた短剣もろとも両断し、その場で白い灰を舞い踊らせる。
ドロップアイテムには目もくれず、アルバスは二階層へと降りていった。
※※※※
──一方その頃。
ロンドは四階層から五階層へと進んでいた。
四階層のボスであるレア度2ゴーストナイトのストナには苦戦を強いられたものの、ポポイから購入していた影縫いを使い動きを止めて、鎧の隙間から核を両断することで倒し切ることができた。
オートやランダムを相手にして遅れを取ることはなくなったものの、数の暴力にはどうしても足を止められてしまう。
そういった時にも、やはりポポイお手製である火炎瓶が火を噴いた。
通路には焼け焦げた匂いと白い灰が視界を覆い、影から襲い掛かってくるモンスターがいないか警戒する。
特に何もなければ視界が晴れてから前進し、襲い掛かってくるようであれば戦闘を繰り返す。この時点では残っていても数匹なので今のロンドならば苦にもならない。
アルバスに鍛えられているロンドは、新人の中でも抜きん出た実力をすでに有していた。
「ふぅ。ようやく五階層のボスフロアだ。メグル様にバレる前に倒して、早く戻らなきゃ」
すでにバレてしまっているとは知らずに、ロンドは少しの休憩を挟んでボスフロアへと足を踏み入れた。
『──グルアアアアァァッ!』
レア度2、ジーエフ最強のモンスターであるライがロンドを視界に収めるのと同時に咆哮、そして四肢で地面を蹴りつけてロンドの喉笛に噛み付こうと加速する。
使い慣れたショートソードはすでに手の中にある。カウンター気味に開かれたライの口の中へ刃を滑り込ませようと袈裟斬りを放つ。
刃をライの口内に侵入──が、皮膚を斬り裂く直前に強靭な顎で刀身に噛みつき、牙での白刃取りをしてみせた。
多くの冒険者がこの時点で驚愕に顔を染めるだろう。だが、ロンドは一瞬の動きの乱れもなくそのまま一気に振り切る。
背中を地面に強打し、呼吸を乱したライめがけて大股で一歩前進、体を伸ばしての刺突。
眉間に迫った剣先を回避する為に大きく飛び退いたライだったが──これがロンドの狙いだった。
「加速!」」
四肢が地面から離れている状態で、ライは回避する術を持っていなかった。
加速しながら刀身を腰に添わせ、通り過ぎざまに居合を放つ。
胴体が上下に分かたれ、声を上げる暇もなく白い灰へと変わってしまった。
ジーエフに来た当初は一階層のゴブリンにも苦戦し、なんとか勝利したもののすぐに経営者の部屋に戻っていたのだが、今では五階層のライにも一人で傷を負うことなく勝つことができる。
ロンドは今、自身の成長を肌で感じることができていた。
「これも、アルバス様のおかげだな」
ロンドが師事しているアルバスからは冒険者の心得だけではなく、戦い方についても教えてもらっている。その一つ一つを実践することで、ロンドは実力を付けているのだ。
「それじゃあ、ドロップアイテムを回収して戻ろうかな──あれ?」
白い灰の中からドロップアイテムを拾い上げると、初めて目にするアイテムだったこともあり首を傾げてしまう。
考察したい気持ちもあったが、早く戻らなければ廻にバレてしまうと思い踵を返す。
五階層の安全地帯に戻ると、そこにはまさかのアルバスが立っていた。
「な、なんでアルバス様がここに?」
「小娘にバレてるぞ」
「……あー、えっと、まずいですね」
ニヤニヤしているアルバスに対して、ロンドは頬をピクピクさせている。
経営者の判断に逆らったという思いもありながら、廻なら結局は許してくれるのではないか? という感情もあり、どうするべきか悩んでいるのだ。
「小僧の判断は間違ってないと思うぞ」
「えっ?」
「あの小娘なら、最初はギャーギャー怒鳴り散らすだろうが、最終的には無事で良かったと言って許してくれるだろうよ」
「……そう、ですね」
アルバスの言葉で最終的には苦笑を浮かべることになったロンドは、そのまま来た道を引き返していく。
「そういえば換金所は大丈夫なんですか?」
「それが心配だから急いで戻るぞ」
「えっ?」
「……その小娘が受付に立っているんだよ!」
「…………ええええええええぇぇっ!」
ロンドの驚きはアルバスとはまた違ったものだった。
経営者に受付をさせるという行為がロンドにとってはあり得なかったのだ。
「ア、アルバス様、さすがにそれは」
「だよなぁ。俺も心配だからちょっと急いでるんだ」
「ちょっとじゃなくて、本気で急ぎましょうよ!」
「まあ、仕方ないか。それじゃあ走るぞ、ついてこいよ!」
「は、はい!」
お互いに違う懸念を抱きながらも噛み合ってしまった話によって、二人は全速力でダンジョン内を駆け出したのだった。
※※※※
「──……ほうほう、ふむふむ……なるほどー」
換金所の受付では、廻が説明書を片手に換金機材の操作を行っていた。
受付前では冒険者がまだかまだかとイライラした様子で廻を睨んでおり、人差し指で机を何度も叩いている。
「どれどれ……おぉー! 出てきた、出てきましたよー!」
「分かったから早くしてくれよ!」
怒鳴り散らす冒険者に笑顔を向けて──後ろを向いていた時には表情を一変させていたが──、廻は換金額をトレイに入れて差し出した。
「……たったのこれだけかよ!」
「これだけみたいですね」
「みたいですねって、どうにかしろよ! こんなところまで足を運んでこれだけって、割に合わねえじゃねえか!」
「換金機材は平等ですよ。って、説明書に書いてあります!」
どうだ! と言わんばかりに胸を張る廻なのだが、そのような主張で納得する冒険者ではなかった。
「……てめぇ、舐めてんのか?」
「いやいや、本当のことですから」
満面の営業スマイルを浮かべる廻に、冒険者はついにキレてしまった。
「ぶっ殺されてえのか!」
腰に差していたロングソードの柄に手をかけた──その時である。
「やっぱり問題を起こしていやがったか!」
鬼の形相を浮かべたアルバスが換金所の入口から姿を現した。
柄にまで手を伸ばしていた冒険者はアルバスを見た途端に顔面蒼白となり、換金額を鷲掴みにするやいなや飛び出してしまった。
その光景をポカンとした表情で眺めていた廻だったが、目の前にアルバスの表情がぬっと現れると小声で『ひっ!』と声を漏らしている。
「何かあれば俺の名前を出せって言ったよな? 聞いてなかったのか?」
「い、いやー、ちゃんと使いこなせたんですけど、まさか納得しないだなんて思わなかったんですよー。あは、あははー」
明後日の方向を向きながら、冷や汗を流して呟く廻。だが、アルバスは再びぬっと顔を出して真っ直ぐに睨みつけてきた。
「こんの──バカ野郎がああああああぁぁっ!」
「ご、ごめんなさああああああいっ!」
換金所にはアルバスの怒声と、廻の悲鳴がこだました。
「アルバスさん、絶対にロンド君と一緒に戻ってきてくださいね!」
そう声を漏らすと、急いで換金所へと駆け出したのだった。
※※※※
──三〇分。そう宣言したのはロンドが心配だからではなかった。
「小娘に換金所の受付を任すのは怖いからなぁ」
アルバスは換金所の管理人を受けるにあたり、建物内にあった説明書を熟読している。
冒険者の頃からやるべきことは徹底してやる性格だったアルバスにとって当然のことだったのだが、廻が同じように対応できるのかを考えて──
「……無理だろうなぁ」
という感想のもと、アルバスは少し駆け足でダンジョンを進んでいく。
飛び出してくるオートゴブリンを足蹴にして、さらに複数現れた場合は軽くクレイモアを横薙ぐだけで首や胴体が両断されていく。
ランダムモンスターが現れた場合も同様であり、アルバスの速度が落ちることは一切ないままボスフロアにまで到達した。
『グルアアアアァァッ!』
現れたのはゴブリンである。
ゴブを進化させる為のモンスターなのでレベルも33と高いのだが──
「邪魔だ」
『ギャフンッ!』
一振りだった。
地面を蹴り一足飛びにゴブリンを間合いへ捉えると、振り下ろされた刃がゴブリンが持つ錆びた短剣もろとも両断し、その場で白い灰を舞い踊らせる。
ドロップアイテムには目もくれず、アルバスは二階層へと降りていった。
※※※※
──一方その頃。
ロンドは四階層から五階層へと進んでいた。
四階層のボスであるレア度2ゴーストナイトのストナには苦戦を強いられたものの、ポポイから購入していた影縫いを使い動きを止めて、鎧の隙間から核を両断することで倒し切ることができた。
オートやランダムを相手にして遅れを取ることはなくなったものの、数の暴力にはどうしても足を止められてしまう。
そういった時にも、やはりポポイお手製である火炎瓶が火を噴いた。
通路には焼け焦げた匂いと白い灰が視界を覆い、影から襲い掛かってくるモンスターがいないか警戒する。
特に何もなければ視界が晴れてから前進し、襲い掛かってくるようであれば戦闘を繰り返す。この時点では残っていても数匹なので今のロンドならば苦にもならない。
アルバスに鍛えられているロンドは、新人の中でも抜きん出た実力をすでに有していた。
「ふぅ。ようやく五階層のボスフロアだ。メグル様にバレる前に倒して、早く戻らなきゃ」
すでにバレてしまっているとは知らずに、ロンドは少しの休憩を挟んでボスフロアへと足を踏み入れた。
『──グルアアアアァァッ!』
レア度2、ジーエフ最強のモンスターであるライがロンドを視界に収めるのと同時に咆哮、そして四肢で地面を蹴りつけてロンドの喉笛に噛み付こうと加速する。
使い慣れたショートソードはすでに手の中にある。カウンター気味に開かれたライの口の中へ刃を滑り込ませようと袈裟斬りを放つ。
刃をライの口内に侵入──が、皮膚を斬り裂く直前に強靭な顎で刀身に噛みつき、牙での白刃取りをしてみせた。
多くの冒険者がこの時点で驚愕に顔を染めるだろう。だが、ロンドは一瞬の動きの乱れもなくそのまま一気に振り切る。
背中を地面に強打し、呼吸を乱したライめがけて大股で一歩前進、体を伸ばしての刺突。
眉間に迫った剣先を回避する為に大きく飛び退いたライだったが──これがロンドの狙いだった。
「加速!」」
四肢が地面から離れている状態で、ライは回避する術を持っていなかった。
加速しながら刀身を腰に添わせ、通り過ぎざまに居合を放つ。
胴体が上下に分かたれ、声を上げる暇もなく白い灰へと変わってしまった。
ジーエフに来た当初は一階層のゴブリンにも苦戦し、なんとか勝利したもののすぐに経営者の部屋に戻っていたのだが、今では五階層のライにも一人で傷を負うことなく勝つことができる。
ロンドは今、自身の成長を肌で感じることができていた。
「これも、アルバス様のおかげだな」
ロンドが師事しているアルバスからは冒険者の心得だけではなく、戦い方についても教えてもらっている。その一つ一つを実践することで、ロンドは実力を付けているのだ。
「それじゃあ、ドロップアイテムを回収して戻ろうかな──あれ?」
白い灰の中からドロップアイテムを拾い上げると、初めて目にするアイテムだったこともあり首を傾げてしまう。
考察したい気持ちもあったが、早く戻らなければ廻にバレてしまうと思い踵を返す。
五階層の安全地帯に戻ると、そこにはまさかのアルバスが立っていた。
「な、なんでアルバス様がここに?」
「小娘にバレてるぞ」
「……あー、えっと、まずいですね」
ニヤニヤしているアルバスに対して、ロンドは頬をピクピクさせている。
経営者の判断に逆らったという思いもありながら、廻なら結局は許してくれるのではないか? という感情もあり、どうするべきか悩んでいるのだ。
「小僧の判断は間違ってないと思うぞ」
「えっ?」
「あの小娘なら、最初はギャーギャー怒鳴り散らすだろうが、最終的には無事で良かったと言って許してくれるだろうよ」
「……そう、ですね」
アルバスの言葉で最終的には苦笑を浮かべることになったロンドは、そのまま来た道を引き返していく。
「そういえば換金所は大丈夫なんですか?」
「それが心配だから急いで戻るぞ」
「えっ?」
「……その小娘が受付に立っているんだよ!」
「…………ええええええええぇぇっ!」
ロンドの驚きはアルバスとはまた違ったものだった。
経営者に受付をさせるという行為がロンドにとってはあり得なかったのだ。
「ア、アルバス様、さすがにそれは」
「だよなぁ。俺も心配だからちょっと急いでるんだ」
「ちょっとじゃなくて、本気で急ぎましょうよ!」
「まあ、仕方ないか。それじゃあ走るぞ、ついてこいよ!」
「は、はい!」
お互いに違う懸念を抱きながらも噛み合ってしまった話によって、二人は全速力でダンジョン内を駆け出したのだった。
※※※※
「──……ほうほう、ふむふむ……なるほどー」
換金所の受付では、廻が説明書を片手に換金機材の操作を行っていた。
受付前では冒険者がまだかまだかとイライラした様子で廻を睨んでおり、人差し指で机を何度も叩いている。
「どれどれ……おぉー! 出てきた、出てきましたよー!」
「分かったから早くしてくれよ!」
怒鳴り散らす冒険者に笑顔を向けて──後ろを向いていた時には表情を一変させていたが──、廻は換金額をトレイに入れて差し出した。
「……たったのこれだけかよ!」
「これだけみたいですね」
「みたいですねって、どうにかしろよ! こんなところまで足を運んでこれだけって、割に合わねえじゃねえか!」
「換金機材は平等ですよ。って、説明書に書いてあります!」
どうだ! と言わんばかりに胸を張る廻なのだが、そのような主張で納得する冒険者ではなかった。
「……てめぇ、舐めてんのか?」
「いやいや、本当のことですから」
満面の営業スマイルを浮かべる廻に、冒険者はついにキレてしまった。
「ぶっ殺されてえのか!」
腰に差していたロングソードの柄に手をかけた──その時である。
「やっぱり問題を起こしていやがったか!」
鬼の形相を浮かべたアルバスが換金所の入口から姿を現した。
柄にまで手を伸ばしていた冒険者はアルバスを見た途端に顔面蒼白となり、換金額を鷲掴みにするやいなや飛び出してしまった。
その光景をポカンとした表情で眺めていた廻だったが、目の前にアルバスの表情がぬっと現れると小声で『ひっ!』と声を漏らしている。
「何かあれば俺の名前を出せって言ったよな? 聞いてなかったのか?」
「い、いやー、ちゃんと使いこなせたんですけど、まさか納得しないだなんて思わなかったんですよー。あは、あははー」
明後日の方向を向きながら、冷や汗を流して呟く廻。だが、アルバスは再びぬっと顔を出して真っ直ぐに睨みつけてきた。
「こんの──バカ野郎がああああああぁぁっ!」
「ご、ごめんなさああああああいっ!」
換金所にはアルバスの怒声と、廻の悲鳴がこだました。
10
あなたにおすすめの小説
荷物持ちだけど最強です、空間魔法でラクラク発明
まったりー
ファンタジー
主人公はダンジョンに向かう冒険者の荷物を持つポーターと言う職業、その職業に必須の収納魔法を持っていないことで悲惨な毎日を過ごしていました。
そんなある時仕事中に前世の記憶がよみがえり、ステータスを確認するとユニークスキルを持っていました。
その中に前世で好きだったゲームに似た空間魔法があり街づくりを始めます、そしてそこから人生が思わぬ方向に変わります。
社畜サラリーマン、異世界でパンと魔法の経営革命
遊鷹太
ファンタジー
過労死寸前の30代サラリーマン・佐藤健は、気づけば中世ヨーロッパ風の異世界に転生していた。与えられたのは「発酵魔法」という謎のスキルと、前世の経営知識。転生先は辺境の寒村ベルガルド――飢えと貧困にあえぐ、希望のない場所。「この世界にパンがない…だと?」健は決意する。美味しいパンで、人々を笑顔にしよう。ブラック企業で培った根性と、発酵魔法の可能性。そして何より、人を幸せにしたいという純粋な想い。小さなパン屋から始まった"食の革命"は、やがて王国を、大陸を、世界を変えていく――。笑いあり、涙あり、そして温かい人間ドラマ。仲間たちとの絆、恋の芽生え、強大な敵との戦い。パン一つで世界を救う、心温まる異世界経営ファンタジー。
【完結】転生したら最強の魔法使いでした~元ブラック企業OLの異世界無双~
きゅちゃん
ファンタジー
過労死寸前のブラック企業OL・田中美咲(28歳)が、残業中に倒れて異世界に転生。転生先では「セリア・アルクライト」という名前で、なんと世界最強クラスの魔法使いとして生まれ変わる。
前世で我慢し続けた鬱憤を晴らすかのように、理不尽な権力者たちを魔法でバッサバッサと成敗し、困っている人々を助けていく。持ち前の社会人経験と常識、そして圧倒的な魔法力で、この世界の様々な問題を解決していく痛快ストーリー。
セーブポイント転生 ~寿命が無い石なので千年修行したらレベル上限突破してしまった~
空色蜻蛉
ファンタジー
枢は目覚めるとクリスタルの中で魂だけの状態になっていた。どうやらダンジョンのセーブポイントに転生してしまったらしい。身動きできない状態に悲嘆に暮れた枢だが、やがて開き直ってレベルアップ作業に明け暮れることにした。百年経ち、二百年経ち……やがて国の礎である「聖なるクリスタル」として崇められるまでになる。
もう元の世界に戻れないと腹をくくって自分の国を見守る枢だが、千年経った時、衝撃のどんでん返しが待ち受けていて……。
【お知らせ】6/22 完結しました!
貧民街の元娼婦に育てられた孤児は前世の記憶が蘇り底辺から成り上がり世界の救世主になる。
黒ハット
ファンタジー
【完結しました】捨て子だった主人公は、元貴族の側室で騙せれて娼婦だった女性に拾われて最下層階級の貧民街で育てられるが、13歳の時に崖から川に突き落とされて意識が無くなり。気が付くと前世の日本で物理学の研究生だった記憶が蘇り、周りの人たちの善意で底辺から抜け出し成り上がって世界の救世主と呼ばれる様になる。
この作品は小説書き始めた初期の作品で内容と書き方をリメイクして再投稿を始めました。感想、応援よろしくお願いいたします。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
序盤でざまぁされる人望ゼロの無能リーダーに転生したので隠れチート主人公を追放せず可愛がったら、なぜか俺の方が英雄扱いされるようになっていた
砂礫レキ
ファンタジー
35歳独身社会人の灰村タクミ。
彼は実家の母から学生時代夢中で書いていた小説をゴミとして燃やしたと電話で告げられる。
そして落ち込んでいる所を通り魔に襲われ死亡した。
死の間際思い出したタクミの夢、それは「自分の書いた物語の主人公になる」ことだった。
その願いが叶ったのか目覚めたタクミは見覚えのあるファンタジー世界の中にいた。
しかし望んでいた主人公「クロノ・ナイトレイ」の姿ではなく、
主人公を追放し序盤で惨めに死ぬ冒険者パーティーの無能リーダー「アルヴァ・グレイブラッド」として。
自尊心が地の底まで落ちているタクミがチート主人公であるクロノに嫉妬する筈もなく、
寧ろ無能と見下されているクロノの実力を周囲に伝え先輩冒険者として支え始める。
結果、アルヴァを粗野で無能なリーダーだと見下していたパーティーメンバーや、
自警団、街の住民たちの視線が変わり始めて……?
更新は昼頃になります。
レベルアップは異世界がおすすめ!
まったりー
ファンタジー
レベルの上がらない世界にダンジョンが出現し、誰もが装備や技術を鍛えて攻略していました。
そんな中、異世界ではレベルが上がることを記憶で知っていた主人公は、手芸スキルと言う生産スキルで異世界に行ける手段を作り、自分たちだけレベルを上げてダンジョンに挑むお話です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる