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移住に向けて
移住者
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同じような日が長らく続き、ランキングも1010位まで上がったある日──廻が待ち望んでいたある人物がジーエフを訪れた。
「おぉーいっ!」
その人物は、以前にジーエフを訪れてとあるお願いをしていた冒険者だった。
「あっ! ヤダン様!」
出迎えたのはロンドだった。
ヤダンは冒険者としては中堅であり、冒険者ランキングでは500位以内を常にキープしている実力者である。
500位という数字は上位に位置しており、ダンジョンとは違い冒険者は何千という数がいるので1000位以内に入るのも大変なのだ。
「おう! ロンド坊じゃねえか、久しぶりだな!」
「また来てくれたんですね! ……ところで、そちらの方は?」
ヤダンの後ろには大きな鞄を背負った一人の青年が立っていた。
ロンドの質問に対して、ヤダンはニヤリと笑って口を開く。
「経営者の女の子を呼んでくれ──鍛冶師を連れてきたからよ!」
鍛冶師という言葉を聞いたロンドは満面の笑みを浮かべた後、二人を宿屋に案内してからすぐに廻のところへと走っていった。
「……経営者は女性なんですね」
「女性というか、女の子だ」
「……女の子?」
「そう、子供だ」
「…………えっ?」
廻の容姿について聞いていなかった青年──アークスは、口を開けたまま固まってしまった。
※※※※
一方の廻はというと、やはり換金所でアルバスにしごかれていた。
「だーかーらー! なんでそこでそんな言い回しになるんだよ!」
「アルバスさんは強面だからそんな上から目線でも成り立つんですよ! 私の場合は下手に出ないと上手くいかないんですってば!」
「そうだとしても言い方があるだろ!」
「それでも間違ってない時には間違ってないと言わなきゃダメなんです!」
意見が合わない二人を、換金所を訪れていた冒険者達が遠巻きに眺めながら笑っている。
この頃になると噂が耳に入り変な名物になっていることを知っていた二人なのだが、怒鳴り合いを止めることができずに結局は今も継続して名物のままになっていた。
そこにやって来たロンドが口を開く。
「メ、メグル様! ヤダン様が鍛冶師の方を連れて来ましたよ!」
怒鳴り合っていた廻は頭の中がロンドの発言に追い付かず、アルバスを見ていた目線でただロンドを睨み付けるだけだったが、徐々に頭が冷えてくると表情が真顔に変わり、最後には笑顔で飛び上がった。
「ほ、本当! やったー! アルバスさん、ちょっと出てきますね!」
「おーおーそうしろ」
面倒臭そうに声を出しているものの、その表情は笑みを浮かべている。
冒険者にとって、鍛冶屋が都市にあるのといないのでは滞在する上で大きな選択肢になり得ることを知っているので、鍛冶師が到着したという報告は嬉しいものだった。
「行ってきます! ロンド君、案内よろしくね!」
「はい!」
廻とロンドが換金所を飛び出すのを見届けたアルバスは、残る冒険者の換金を黙々とこなすのだった。
※※※※
宿屋の食堂ではヤダンとアークスが名物になっているニーナの料理に舌鼓を打っていた。
「ヤダンさん!」
「おぉっ! 約束通り連れてきたぞ!」
「ありがとうございます! このお礼は都市が発展したらお返ししますね!」
「マジか? それじゃあ楽しみに待ってるぜ!」
「はい!」
ルンルン気分でヤダンとの会話を終えた廻は、同じ机で食事をしていたアークスに向き直った。
「初めまして! 私がジーエフで経営者をしている三葉廻《みつばめぐる》と言います! 廻と呼んでくださいね!」
「あっ、えっと、俺……いや、私はアークス・ロパンと言います」
「アークスさんですね! まだまだ何もない都市ですけど来てくれてありがとうございます! 大工さんも近々やってくる予定なので、その時にはぜひ鍛冶師としてその力を発揮してください!」
「は、はい……」
「それと、自分の呼び方も変えることないですからね!」
「……はあ」
いつものことながら、今まで見てきた経営者像とはかけ離れている廻の態度に困惑を隠しきれない様子のアークス。
助け船を出したのはロンドだった。
「僕も最初は驚きましたけど、メグル様はこういう人ですから気にしないでください」
「……そ、そうなんですか?」
「はい。それと、僕にも敬語は必要ありませんよ。アークスさんの方が年上だと思いますし。僕はロンド・ヤニッシュです」
笑顔のまま自己紹介を終えたロンドに対しても困惑気味のアークス。
その様子をニヤニヤ笑いながら見ているのはヤダンだ。
「ほらな? 変わった経営者だろ?」
「そ、そうですね」
挨拶を終えた廻はアークスが泊まる場所をどうしようかとロンドとニーナの三人で話し合っている。
その様子を見たアークスは──
「でも、雰囲気はとても好きですね」
「だろ? だから俺もお前に声を掛けたんだよ」
廻の雰囲気は初めて出会う人にも不思議と安心感を与えてくれる。それは多くの国々を巡り、拙い外国語とジェスチャーでやり取りしてきた際に身に付けたものだろう。
その人の雰囲気がきつく感じられてしまうと話すことはもちろん、ジェスチャーで何かしら伝えようとすることもできない。
廻は自分が育ってきた環境の中で相手に合わせるということを自然と磨いていた。
それが外国に行くことでさらに磨かれていき、初対面の相手に合わせた雰囲気を作り出せるようになっていたのだ。
意図してではない、これも自然と身に付いたものなので廻は気づいていないのだが、まさか異世界でも通用するとは夢にも思わないだろう。
「アークスさん!」
「あっ、はい!」
「ごめんなさい。しばらくはロンド君の家に泊まってくれますか? ダンジョンを一〇階層にしたばかりで宿屋も少し混んでるんです」
「わた……俺は別に構いません」
「よかったー! それじゃあロンド君、アークスさんの食事が終わったら案内してもらっていいかな?」
「分かりました」
「俺は部屋を取ってるから問題ないぞ」
「さすがヤダンさんですね」
「まあ、俺も冒険者だからな」
へへん、と笑ったヤダンの肩を叩いている廻。
その動作も自然であり、嫌に見えないのだから不思議なものだとアークスは思っていた。
「ロンド君の代わりに私が宿屋の仕事を手伝いますね、ニーナさん」
「あら、それは助かります」
「えっ! 経営者様が宿屋を、手伝うんですか?」
「人手が足りないのよー。まあ私も嫌いじゃないしね」
そう答えた廻はニーナと一緒にその場を離れていった。
残されたロンドも椅子に座ってその様子を見ている。
「あの、ヤニッシュさん。ここの経営者様はいつもあんな感じなんですか?」
「そうですよ。最初は戸惑いますよね。僕も慣れるまで苦労しましたから」
苦笑しながらも話を続けるロンド。
「でも……あれは正真正銘、メグル様の本心です。何か裏があるとか、そんなことはありません。あれが、あの姿がメグル様なんです。今まで見てきた経営者様とは違う、変わり者の経営者様なんですよ」
「……確かに、変わり者ですね」
「間違いないな!」
最後にはヤダンが大声で同意を示したことで、初めてアークスに笑みが浮かんだ。
「──あっ! しまった、経営者様に伝えないといけないことがあったんだった」
「急ぎの用事ですか?」
「できれば、早めに伝えておきたいかな」
「今は……忙しそうですから、後でにしましょうか」
ニーナの指示を受けた廻は空いた部屋の掃除をする為に掃除道具を持って二階へと向かっていた。
仕事を止めてまで伝えるべきではないと判断したアークスも頷き、その日は食事を終えるとロンドの家に向かったのだった。
「おぉーいっ!」
その人物は、以前にジーエフを訪れてとあるお願いをしていた冒険者だった。
「あっ! ヤダン様!」
出迎えたのはロンドだった。
ヤダンは冒険者としては中堅であり、冒険者ランキングでは500位以内を常にキープしている実力者である。
500位という数字は上位に位置しており、ダンジョンとは違い冒険者は何千という数がいるので1000位以内に入るのも大変なのだ。
「おう! ロンド坊じゃねえか、久しぶりだな!」
「また来てくれたんですね! ……ところで、そちらの方は?」
ヤダンの後ろには大きな鞄を背負った一人の青年が立っていた。
ロンドの質問に対して、ヤダンはニヤリと笑って口を開く。
「経営者の女の子を呼んでくれ──鍛冶師を連れてきたからよ!」
鍛冶師という言葉を聞いたロンドは満面の笑みを浮かべた後、二人を宿屋に案内してからすぐに廻のところへと走っていった。
「……経営者は女性なんですね」
「女性というか、女の子だ」
「……女の子?」
「そう、子供だ」
「…………えっ?」
廻の容姿について聞いていなかった青年──アークスは、口を開けたまま固まってしまった。
※※※※
一方の廻はというと、やはり換金所でアルバスにしごかれていた。
「だーかーらー! なんでそこでそんな言い回しになるんだよ!」
「アルバスさんは強面だからそんな上から目線でも成り立つんですよ! 私の場合は下手に出ないと上手くいかないんですってば!」
「そうだとしても言い方があるだろ!」
「それでも間違ってない時には間違ってないと言わなきゃダメなんです!」
意見が合わない二人を、換金所を訪れていた冒険者達が遠巻きに眺めながら笑っている。
この頃になると噂が耳に入り変な名物になっていることを知っていた二人なのだが、怒鳴り合いを止めることができずに結局は今も継続して名物のままになっていた。
そこにやって来たロンドが口を開く。
「メ、メグル様! ヤダン様が鍛冶師の方を連れて来ましたよ!」
怒鳴り合っていた廻は頭の中がロンドの発言に追い付かず、アルバスを見ていた目線でただロンドを睨み付けるだけだったが、徐々に頭が冷えてくると表情が真顔に変わり、最後には笑顔で飛び上がった。
「ほ、本当! やったー! アルバスさん、ちょっと出てきますね!」
「おーおーそうしろ」
面倒臭そうに声を出しているものの、その表情は笑みを浮かべている。
冒険者にとって、鍛冶屋が都市にあるのといないのでは滞在する上で大きな選択肢になり得ることを知っているので、鍛冶師が到着したという報告は嬉しいものだった。
「行ってきます! ロンド君、案内よろしくね!」
「はい!」
廻とロンドが換金所を飛び出すのを見届けたアルバスは、残る冒険者の換金を黙々とこなすのだった。
※※※※
宿屋の食堂ではヤダンとアークスが名物になっているニーナの料理に舌鼓を打っていた。
「ヤダンさん!」
「おぉっ! 約束通り連れてきたぞ!」
「ありがとうございます! このお礼は都市が発展したらお返ししますね!」
「マジか? それじゃあ楽しみに待ってるぜ!」
「はい!」
ルンルン気分でヤダンとの会話を終えた廻は、同じ机で食事をしていたアークスに向き直った。
「初めまして! 私がジーエフで経営者をしている三葉廻《みつばめぐる》と言います! 廻と呼んでくださいね!」
「あっ、えっと、俺……いや、私はアークス・ロパンと言います」
「アークスさんですね! まだまだ何もない都市ですけど来てくれてありがとうございます! 大工さんも近々やってくる予定なので、その時にはぜひ鍛冶師としてその力を発揮してください!」
「は、はい……」
「それと、自分の呼び方も変えることないですからね!」
「……はあ」
いつものことながら、今まで見てきた経営者像とはかけ離れている廻の態度に困惑を隠しきれない様子のアークス。
助け船を出したのはロンドだった。
「僕も最初は驚きましたけど、メグル様はこういう人ですから気にしないでください」
「……そ、そうなんですか?」
「はい。それと、僕にも敬語は必要ありませんよ。アークスさんの方が年上だと思いますし。僕はロンド・ヤニッシュです」
笑顔のまま自己紹介を終えたロンドに対しても困惑気味のアークス。
その様子をニヤニヤ笑いながら見ているのはヤダンだ。
「ほらな? 変わった経営者だろ?」
「そ、そうですね」
挨拶を終えた廻はアークスが泊まる場所をどうしようかとロンドとニーナの三人で話し合っている。
その様子を見たアークスは──
「でも、雰囲気はとても好きですね」
「だろ? だから俺もお前に声を掛けたんだよ」
廻の雰囲気は初めて出会う人にも不思議と安心感を与えてくれる。それは多くの国々を巡り、拙い外国語とジェスチャーでやり取りしてきた際に身に付けたものだろう。
その人の雰囲気がきつく感じられてしまうと話すことはもちろん、ジェスチャーで何かしら伝えようとすることもできない。
廻は自分が育ってきた環境の中で相手に合わせるということを自然と磨いていた。
それが外国に行くことでさらに磨かれていき、初対面の相手に合わせた雰囲気を作り出せるようになっていたのだ。
意図してではない、これも自然と身に付いたものなので廻は気づいていないのだが、まさか異世界でも通用するとは夢にも思わないだろう。
「アークスさん!」
「あっ、はい!」
「ごめんなさい。しばらくはロンド君の家に泊まってくれますか? ダンジョンを一〇階層にしたばかりで宿屋も少し混んでるんです」
「わた……俺は別に構いません」
「よかったー! それじゃあロンド君、アークスさんの食事が終わったら案内してもらっていいかな?」
「分かりました」
「俺は部屋を取ってるから問題ないぞ」
「さすがヤダンさんですね」
「まあ、俺も冒険者だからな」
へへん、と笑ったヤダンの肩を叩いている廻。
その動作も自然であり、嫌に見えないのだから不思議なものだとアークスは思っていた。
「ロンド君の代わりに私が宿屋の仕事を手伝いますね、ニーナさん」
「あら、それは助かります」
「えっ! 経営者様が宿屋を、手伝うんですか?」
「人手が足りないのよー。まあ私も嫌いじゃないしね」
そう答えた廻はニーナと一緒にその場を離れていった。
残されたロンドも椅子に座ってその様子を見ている。
「あの、ヤニッシュさん。ここの経営者様はいつもあんな感じなんですか?」
「そうですよ。最初は戸惑いますよね。僕も慣れるまで苦労しましたから」
苦笑しながらも話を続けるロンド。
「でも……あれは正真正銘、メグル様の本心です。何か裏があるとか、そんなことはありません。あれが、あの姿がメグル様なんです。今まで見てきた経営者様とは違う、変わり者の経営者様なんですよ」
「……確かに、変わり者ですね」
「間違いないな!」
最後にはヤダンが大声で同意を示したことで、初めてアークスに笑みが浮かんだ。
「──あっ! しまった、経営者様に伝えないといけないことがあったんだった」
「急ぎの用事ですか?」
「できれば、早めに伝えておきたいかな」
「今は……忙しそうですから、後でにしましょうか」
ニーナの指示を受けた廻は空いた部屋の掃除をする為に掃除道具を持って二階へと向かっていた。
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