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オレノオキニイリ
招待
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ロンドがアルバスにライズブレイドを見せている頃、とある都市からジーエフに向かう一団がいた──転移装置を使って。
「フタスギ様、準備が整いました」
「助かる、ジーン」
都市の名前はオレノオキニイリ、ジーエフと友好ダンジョン都市の契約を結んでいる。
そこの経営者である二杉礼央と契約冒険者のジーン・スプラウト。そしてもう一人──
「フ、フタスギ様! 本当に私がついていってもいいんですか!」
「ジーンが認めたお前なら問題ない」
「少しは落ち着くんだよ、エルーカ」
「は、はいいいいぃぃっ!」
茶髪の少女、エルーカはジーンが声を掛けて育てている新人冒険者だ。
短槍使いのエルーカの背中にはその短槍が穂先を下にして顔を覗かせている。
「単にジーエフへ行くだけなんですよ?」
「で、ですがスプラウト様! その、えっと、けけけ経営者様とともにだなんて!」
「そんなに緊張するな」
「はいいいいぃぃっ!」
「「……はぁ」」
溜息をつきながら二杉が転移装置を発動させると、三人の姿は一瞬にして消失した。
※※※※
廻が二杉の来訪に気づいたのはニャルバンからの報告を受けてだった。
「二杉さんが?」
『──そうだにゃ』
「何か用事でもあるのかしら? とりあえず、転移装置の小屋まで行ってみるね!」
『──よろしくなのにゃ!』
横にいたアークスが心配そうに廻を見つめている。
元はオレノオキニイリにいたアークスにとって、経営者である二杉には苦い思いでの方が多かった。
「大丈夫だよ。二杉さんも話してみたら悪い人じゃなかったしね」
「いえ、疑ってるわけじゃないんですが……心配で、すみません」
「うふふ、ありがとね。とりあえず浮かれてるだろうロンド君を連れていこうと思うから安心してね」
「……はい」
ロンドの浮かれようを想像したのか、アークスは苦笑を浮かべて頷いた。
「それじゃあアークスさん、今日は本当にありがとう! お店も頑張ってね!」
笑顔で手を振りながら、廻は鍛冶屋を後にした。
※※※※
換金所では案の定、ロンドが浮かれすぎていたのかアルバスに怒られている様子が飛び込んできた。
「お前は少し落ち着け!」
「す、すみません……」
「あははー。ロンド君、相当浮かれてたんだねー」
廻の声に気づいた二人は入口に顔を向けた。
「なんだ、どうしたんだ?」
「二杉さんが転移装置でこっちに来るみたいなんで、出迎えでロンド君を借りようと思いまして」
「フタスギ? ……あぁ、オレノオキニイリの経営者か」
「忘れてたんですか!」
「いちいち他の都市の経営者とか覚えてられんわ」
自分が勝負の対象にされたこともあったアルバスだが、今となってしまえば気にならないことらしい。
「というわけでロンド君、行きましょう」
「は、はぁ」
「浮かれんなよ?」
「は、はいいいいぃぃっ!」
いったいどれだけ浮かれていたのか見てみたくなった廻だが、そこは口に出すことなく転移装置がある小屋へ向かった。
「……二等級品か。まあ、今の小僧には問題ないだろう」
二人がいなくなった換金所で、そんなことを呟いたアルバスだった。
※※※※
小屋の外ではすでに二杉達が待っていた。
「お久しぶりです、二杉さん! ジーンさん!」
「おう」
「お久しぶりです、ミツバ様。ロンド君も」
「はい!」
ややテンションの高いロンドに首を傾げるジーンだったが、紹介したい人物が一人いるので気にすることなく話を進めることにした。
「それと、この子は初対面になるも思います」
「は、初めまして! 私は新人冒険者のエルーカ・プライと申します! あの、あなた様が経営者様だと聞いておりまして、失礼のないようにいたしますので──」
「可愛い!」
「……へっ?」
カチコチに緊張していたエルーカとは異なり、廻はエルーカを一目見てそう口にした。
当然ながらエルーカは口を開けたまま固まってしまい、目をぱちくりさせている。
「エルーカちゃんね! 初めまして、私がジーエフの経営者をしてます三葉廻と言います!」
「は、はひっ!」
「よろしくね!」
「……は、はひ」
驚きと困惑で妙な返事になっていることに気づいていないエルーカ。
ジーンが一度咳払いをすると、エルーカも自分の失態に気づいたようで慌てて頭を下げてきた。
「す、すすすすみませんでした!」
「えっ、何が?」
「だから言っただろう。三葉は普通の経営者とは違うと」
「んっ? 何の話?」
首を傾げる廻に対して、二杉は話の流れを説明した。
「エルーカには三葉が普通の経営者とは違うと何度も言っていたんだが信じなくてな。今のやり取りだって三葉からしたら普通だろ?」
「むしろ何が悪かったのかが分からないんだけど」
「だろうな。俺達の感覚だとそうなる」
二杉の言う俺達と言うのは、経営者の感覚ではなく元の世界の感覚という意味だ。
普通の挨拶、普通の会話、その中で不敬があるなんてことはあり得なかった。
「この世界に慣れてしまった経営者だとまた違うのかもしれないが、俺や三葉はまだましな経営者ってことかもしれんな」
「そうなの? ってか、何が悪かったの?」
「エルーカの返事が妙だっただろう」
「妙というか、可愛かったわね!」
「それだよ」
「……へっ?」
「経営者に対して変な返事をしてしまうと、不敬に当たることがある」
「……はあっ?」
「それどころか、返事をしなくてと不敬になる場合がある」
「……話には聞いていたけど、そこまでなのね」
溜息もつきながら、廻は表情を柔らかくしてエルーカを見つめる。
「大丈夫だよ。私は誰かを罰したりはしないし、無理強いもしない。私はみんなと仲良くなりたいんだ」
「仲良く、ですか?」
「そうだよ。みんなで楽しく暮らしていけたら、それ以上に素晴らしいことなんてないじゃないですか」
慣れたと思っていた廻に対するこの世界の住人の反応だったが、改めて見るとまだまだ慣れないらしい。
そう思いながらも、エルーカに対しては自然と言葉が出てきており、表情も柔らかくなっていた。
「……フタスギ様の言った通りですね」
「だから言っただろう。新人冒険者だからって緊張しなくてもいいってな」
「そうですが、やはり無理があります」
「ロンド君、良ければエルーカにジーエフを案内してくれないか?」
「僕で良ければ構いませんよ。メグル様、いいですか?」
「全然構わないよ。エルーカちゃんのことをよろしくね!」
ジーンの提案を受けて、ロンドもその意を酌んですぐに了承する。
「……よ、よろしくお願いします!」
「緊張しなくてもいいんですよ。僕もエルーカさんと同じで新人冒険者ですから。ここには他に三人の新人冒険者がいるので、みんなのことも紹介しますね」
「そ、そうなんですね。ありがとうございます」
同じ新人なのだと分かったからか、エルーカの表情から初めて緊張が解けた。
二人とはその場で別れ、三人は宿屋にある食堂へと移動した。
※※※※
ニーナとの挨拶も終わり、軽いつまみを用意してもらってから本題に入った。
「今日は突然にどうしたんですか?」
廻は二杉たちの来訪目的を聞いていない。まずはそこの確認が先決だと単刀直入に聞いてみた。
「特にどうということではないんだが、せっかく友好ダンジョン都市になったんだからこっちのダンジョンに招待しようと思ってな」
「……招待?」
「あぁ。転移装置もあるわけだから三葉と他に二名、オレノオキニイリに来てみないか?」
突然のお誘いに、廻は身を震わせながら即答で答えた。
「行きたいです!」
「フタスギ様、準備が整いました」
「助かる、ジーン」
都市の名前はオレノオキニイリ、ジーエフと友好ダンジョン都市の契約を結んでいる。
そこの経営者である二杉礼央と契約冒険者のジーン・スプラウト。そしてもう一人──
「フ、フタスギ様! 本当に私がついていってもいいんですか!」
「ジーンが認めたお前なら問題ない」
「少しは落ち着くんだよ、エルーカ」
「は、はいいいいぃぃっ!」
茶髪の少女、エルーカはジーンが声を掛けて育てている新人冒険者だ。
短槍使いのエルーカの背中にはその短槍が穂先を下にして顔を覗かせている。
「単にジーエフへ行くだけなんですよ?」
「で、ですがスプラウト様! その、えっと、けけけ経営者様とともにだなんて!」
「そんなに緊張するな」
「はいいいいぃぃっ!」
「「……はぁ」」
溜息をつきながら二杉が転移装置を発動させると、三人の姿は一瞬にして消失した。
※※※※
廻が二杉の来訪に気づいたのはニャルバンからの報告を受けてだった。
「二杉さんが?」
『──そうだにゃ』
「何か用事でもあるのかしら? とりあえず、転移装置の小屋まで行ってみるね!」
『──よろしくなのにゃ!』
横にいたアークスが心配そうに廻を見つめている。
元はオレノオキニイリにいたアークスにとって、経営者である二杉には苦い思いでの方が多かった。
「大丈夫だよ。二杉さんも話してみたら悪い人じゃなかったしね」
「いえ、疑ってるわけじゃないんですが……心配で、すみません」
「うふふ、ありがとね。とりあえず浮かれてるだろうロンド君を連れていこうと思うから安心してね」
「……はい」
ロンドの浮かれようを想像したのか、アークスは苦笑を浮かべて頷いた。
「それじゃあアークスさん、今日は本当にありがとう! お店も頑張ってね!」
笑顔で手を振りながら、廻は鍛冶屋を後にした。
※※※※
換金所では案の定、ロンドが浮かれすぎていたのかアルバスに怒られている様子が飛び込んできた。
「お前は少し落ち着け!」
「す、すみません……」
「あははー。ロンド君、相当浮かれてたんだねー」
廻の声に気づいた二人は入口に顔を向けた。
「なんだ、どうしたんだ?」
「二杉さんが転移装置でこっちに来るみたいなんで、出迎えでロンド君を借りようと思いまして」
「フタスギ? ……あぁ、オレノオキニイリの経営者か」
「忘れてたんですか!」
「いちいち他の都市の経営者とか覚えてられんわ」
自分が勝負の対象にされたこともあったアルバスだが、今となってしまえば気にならないことらしい。
「というわけでロンド君、行きましょう」
「は、はぁ」
「浮かれんなよ?」
「は、はいいいいぃぃっ!」
いったいどれだけ浮かれていたのか見てみたくなった廻だが、そこは口に出すことなく転移装置がある小屋へ向かった。
「……二等級品か。まあ、今の小僧には問題ないだろう」
二人がいなくなった換金所で、そんなことを呟いたアルバスだった。
※※※※
小屋の外ではすでに二杉達が待っていた。
「お久しぶりです、二杉さん! ジーンさん!」
「おう」
「お久しぶりです、ミツバ様。ロンド君も」
「はい!」
ややテンションの高いロンドに首を傾げるジーンだったが、紹介したい人物が一人いるので気にすることなく話を進めることにした。
「それと、この子は初対面になるも思います」
「は、初めまして! 私は新人冒険者のエルーカ・プライと申します! あの、あなた様が経営者様だと聞いておりまして、失礼のないようにいたしますので──」
「可愛い!」
「……へっ?」
カチコチに緊張していたエルーカとは異なり、廻はエルーカを一目見てそう口にした。
当然ながらエルーカは口を開けたまま固まってしまい、目をぱちくりさせている。
「エルーカちゃんね! 初めまして、私がジーエフの経営者をしてます三葉廻と言います!」
「は、はひっ!」
「よろしくね!」
「……は、はひ」
驚きと困惑で妙な返事になっていることに気づいていないエルーカ。
ジーンが一度咳払いをすると、エルーカも自分の失態に気づいたようで慌てて頭を下げてきた。
「す、すすすすみませんでした!」
「えっ、何が?」
「だから言っただろう。三葉は普通の経営者とは違うと」
「んっ? 何の話?」
首を傾げる廻に対して、二杉は話の流れを説明した。
「エルーカには三葉が普通の経営者とは違うと何度も言っていたんだが信じなくてな。今のやり取りだって三葉からしたら普通だろ?」
「むしろ何が悪かったのかが分からないんだけど」
「だろうな。俺達の感覚だとそうなる」
二杉の言う俺達と言うのは、経営者の感覚ではなく元の世界の感覚という意味だ。
普通の挨拶、普通の会話、その中で不敬があるなんてことはあり得なかった。
「この世界に慣れてしまった経営者だとまた違うのかもしれないが、俺や三葉はまだましな経営者ってことかもしれんな」
「そうなの? ってか、何が悪かったの?」
「エルーカの返事が妙だっただろう」
「妙というか、可愛かったわね!」
「それだよ」
「……へっ?」
「経営者に対して変な返事をしてしまうと、不敬に当たることがある」
「……はあっ?」
「それどころか、返事をしなくてと不敬になる場合がある」
「……話には聞いていたけど、そこまでなのね」
溜息もつきながら、廻は表情を柔らかくしてエルーカを見つめる。
「大丈夫だよ。私は誰かを罰したりはしないし、無理強いもしない。私はみんなと仲良くなりたいんだ」
「仲良く、ですか?」
「そうだよ。みんなで楽しく暮らしていけたら、それ以上に素晴らしいことなんてないじゃないですか」
慣れたと思っていた廻に対するこの世界の住人の反応だったが、改めて見るとまだまだ慣れないらしい。
そう思いながらも、エルーカに対しては自然と言葉が出てきており、表情も柔らかくなっていた。
「……フタスギ様の言った通りですね」
「だから言っただろう。新人冒険者だからって緊張しなくてもいいってな」
「そうですが、やはり無理があります」
「ロンド君、良ければエルーカにジーエフを案内してくれないか?」
「僕で良ければ構いませんよ。メグル様、いいですか?」
「全然構わないよ。エルーカちゃんのことをよろしくね!」
ジーンの提案を受けて、ロンドもその意を酌んですぐに了承する。
「……よ、よろしくお願いします!」
「緊張しなくてもいいんですよ。僕もエルーカさんと同じで新人冒険者ですから。ここには他に三人の新人冒険者がいるので、みんなのことも紹介しますね」
「そ、そうなんですね。ありがとうございます」
同じ新人なのだと分かったからか、エルーカの表情から初めて緊張が解けた。
二人とはその場で別れ、三人は宿屋にある食堂へと移動した。
※※※※
ニーナとの挨拶も終わり、軽いつまみを用意してもらってから本題に入った。
「今日は突然にどうしたんですか?」
廻は二杉たちの来訪目的を聞いていない。まずはそこの確認が先決だと単刀直入に聞いてみた。
「特にどうということではないんだが、せっかく友好ダンジョン都市になったんだからこっちのダンジョンに招待しようと思ってな」
「……招待?」
「あぁ。転移装置もあるわけだから三葉と他に二名、オレノオキニイリに来てみないか?」
突然のお誘いに、廻は身を震わせながら即答で答えた。
「行きたいです!」
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