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ジーエフへ
帰宅の日
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翌日、ジーエフ組は帰り支度を始めていた。
荷物はそこまで多くなかったので廻とアークスはすぐに終わったのだが、ロンドだけが時間を食っていた。
「ロンド君終わったー?」
『──ちょ、ちょっと待ってください!』
「ヤニッシュさんは何をしているんですか?」
「さあ?」
二人して首を傾げながら待っていると、ロンドが真新しい軽鎧を身に纏って部屋から出てきた。
「うわー! ロンド君、いつの間に新しい鎧を買ったの? とっても似合ってるよ!」
「そうですね! ヤニッシュさんの戦闘スタイルにも合ってそうですし、これも二等級品ですね!」
「……は、はい」
二人が喜んでいるのとは裏腹にロンドは困った顔を浮かべている。
「実は、ダンジョンから戻った日にジーン様がお礼だと言って買ってくれたんです」
「そうだったの? だったら言ってくれたらいいのに。後でお礼を言わなきゃだね!」
「……ぼ、僕にはまだ早い気が」
「ヤニッシュさんなら大丈夫ですよ。昨日だってプライさんと二人だけで二〇階層まで潜れたんですから」
「そうでしょうか?」
新しい軽鎧を身に纏って溜息を漏らす人も少ないだろうと廻が思っていると、廊下の奥から軽鎧を購入したジーンが手を振りながらやって来た。
「お迎えに上がりました。おぉ! やっぱり似合っていますね、ロンド君!」
「あの、ジーン様。これ、おいくらだったんですか? 少しくらいなら換金したゴルもあるのでお支払を──」
「さあさあ、皆さん! フタスギ様もお待ちですから行きましょう!」
ロンドの言葉を遮ってジーンが進むように促しながら歩いていく。
その姿を見たロンドは肩を落とし、廻とアークスは笑いながらついていくのだった。
※※※※
屋敷の外に出ると二杉とエルーカ、そしてラスティンが待っていてくれた。
「中で待っていてくれてもよかったのに」
「色々と準備があったからな」
「準備ですか?」
首を傾げた廻を見て、二杉が屋敷の門の方を指差した。
すると、そこには馬車が停まっており中からドレスを着た一人の女性が姿を表した。
「うわー! とっても綺麗じゃないですか!」
「オレノオキニイリからジーエフに嫁ぐようなものだからな。経営者としては派手に見送らなければいかん」
「ねぇねぇ! 褒めてあげてよ、アークスさん!」
馬車から降りてきたのはクラスタ。その姿は純白のドレスに身を包み、頭にはアークスがプレゼントした簪《かんざし》が刺さっている。
太陽の下にいると玉の煌めきがより一層の輝きを放っているのだが、ドレスの美しさを妨げない良いアクセントになっていた。
「……」
「……ど、どうかな、アークス?」
「美しいに決まっておるじゃないか!」
「お父さんには聞いてないわよ!」
アークスが答える前にヴォルグが興奮気味に答える。
クラスタのツッコミが決まったことで場の雰囲気は穏やかなものとなり、改めて質問を口にする。
「そ、それで? どうかしら?」
「も、もちろん綺麗だよ! ……クラスタ、本当にありがとう」
「私こそ、こんな素敵なプレゼントを貰えたもの、断る理由なんてないわよ」
クラスタが浮かべた笑みは普段の快活な印象とは異なり、とても清楚で落ち着いた雰囲気の微笑みだった。
アークスはそっと歩き出すとクラスタの隣に立ち、二杉へ向き直る。
「フタスギ様、この度はクラスタの移住を認めていただき心より感謝申し上げます」
「お前の時は迷惑を掛けたからな。まあ、これはその償いだと思ってくれ。それに、移住について話を振ってきたのはラスティンだからお礼はそっちにな」
「えっ? ラスティン様が?」
アークスもクラスタもそのことについては聞いていなかったので驚きのままラスティンへ顔を向ける。
「ほほほ、簪の販売の件でお話が付きましたからな」
「……抜け目がないですね」
「私はフタスギ様と契約した身ですからな」
満足げに微笑むラスティンと苦笑するアークス。
「三葉達は馬車に乗ってくれ」
「二杉さんは乗らないんですか?」
「俺がいたらクラスタとヴォルグが緊張するからな。馬に乗って行くさ」
「馬! 二杉さん、乗れるんですか!」
「ここに来てから練習したんだ」
「私も馬に乗りたいです!」
馬になど乗ったことがない廻は自分も乗りたいと言い始めたのだが、初心者がいきなり乗れるものではない。
二杉は断ろうとしたのだが──
「フタスギ様が乗せてあげてはいかがですか?」
「おま! ラスティン、何を言って──」
「お願いします、二杉さん!」
ラスティンの提案を断ろうとした二杉だったが廻が先に頭を下げてきたこともあり、悩んだ結果二人乗りをすることになった。
「やったー! 初めての乗馬だよー!」
「……はぁ。ラスティン、後で覚えてろよ?」
「ほほほ、なんのことですかな?」
「二人とも仲良しだねー」
「あーもーうるさい! 俺は馬を連れてくるから、ちょっと待ってろよ!」
二杉とラスティンのやり取りを見ながら廻がそんなことを呟くと、ラスティンは廻に向き直り突然頭を下げてきた。
「これも、ミツバ様のおかげです。ありがとうございます」
「わ、私? 私はなにもしてないですよ?」
「本人が気づかないところで、ミツバ様はフタスギ様に大きな影響を与えてくれました」
「うーん……全然心当たりがないんですよね」
腕組みをしながら今までの行動を思い出していた廻だが、答えは見つからなかった。
「いいのですよ。これは私が勝手に思っていることでございますから。さあ、フタスギ様が戻ってきましたよ」
ラスティンが顔を向けたところへ廻も視線を送る。
すると、建物の影から白馬に跨がった二杉が姿を現した。
「うわー! 格好いいですね!」
「他のやつらは馬車に乗ったな? ラスティン、三葉が後ろに乗るのを手伝ってやってくれ」
「かしこまりました」
「お願いします!」
ラスティンが廻の脇の下に手を入れて抱き上げると、二杉の後ろに座らせてくれる。
「おぉー! 見える世界が変わりますねー!」
「馬上ではあまりはしゃぐなよ。歩き出すと結構揺れて舌を噛むぞ」
「き、気をつけます!」
「それと、落馬しないようにしっかりと捕まえておけ」
「はーい!」
廻は二杉の腰に手を回すとギュッと捕まえた。
「おい! 普通は肩だろうが!」
「こっちの方が安定します!」
「……はぁ。時間がもったいないしもういいさ」
「えへへー」
傍から見ると後ろに乗っている子供に抱きつかれているという構図に恥ずかしさを感じながらも、二杉は転移装置へ移動するように促した。
御者が合図をすると馬が馬車を引き始めて屋敷の門を潜り通りに出る。
続いて二杉と廻が出て行くのだが、案の定住民からの視線は馬車ではなく二人に集中した。
「二杉さんが二人乗りしているのがそんなに珍しいんですかね?」
「……お前、天然って言われないか?」
「まさか! そんなこと……あー、よく言われていたかも」
「だろうな」
「酷いですよ二杉さん! これでもここでは頑張っているんですからね!」
「それは分かっているさ。だからこそ上の順位にいるわけだからな」
住民の視線が集まる中、二人は普通に会話を楽しんでいた。
日本のこと、この世界のこと、ダンジョンのこと。
住民の視線が集まったのは単に二杉が二人乗りをしているからという理由だけではない。その表情がとても自然に笑えていたからだ。
そんなこととは露知らず、二人は屋敷を出てから転移装置までの道のりを進んで行くのだった。
荷物はそこまで多くなかったので廻とアークスはすぐに終わったのだが、ロンドだけが時間を食っていた。
「ロンド君終わったー?」
『──ちょ、ちょっと待ってください!』
「ヤニッシュさんは何をしているんですか?」
「さあ?」
二人して首を傾げながら待っていると、ロンドが真新しい軽鎧を身に纏って部屋から出てきた。
「うわー! ロンド君、いつの間に新しい鎧を買ったの? とっても似合ってるよ!」
「そうですね! ヤニッシュさんの戦闘スタイルにも合ってそうですし、これも二等級品ですね!」
「……は、はい」
二人が喜んでいるのとは裏腹にロンドは困った顔を浮かべている。
「実は、ダンジョンから戻った日にジーン様がお礼だと言って買ってくれたんです」
「そうだったの? だったら言ってくれたらいいのに。後でお礼を言わなきゃだね!」
「……ぼ、僕にはまだ早い気が」
「ヤニッシュさんなら大丈夫ですよ。昨日だってプライさんと二人だけで二〇階層まで潜れたんですから」
「そうでしょうか?」
新しい軽鎧を身に纏って溜息を漏らす人も少ないだろうと廻が思っていると、廊下の奥から軽鎧を購入したジーンが手を振りながらやって来た。
「お迎えに上がりました。おぉ! やっぱり似合っていますね、ロンド君!」
「あの、ジーン様。これ、おいくらだったんですか? 少しくらいなら換金したゴルもあるのでお支払を──」
「さあさあ、皆さん! フタスギ様もお待ちですから行きましょう!」
ロンドの言葉を遮ってジーンが進むように促しながら歩いていく。
その姿を見たロンドは肩を落とし、廻とアークスは笑いながらついていくのだった。
※※※※
屋敷の外に出ると二杉とエルーカ、そしてラスティンが待っていてくれた。
「中で待っていてくれてもよかったのに」
「色々と準備があったからな」
「準備ですか?」
首を傾げた廻を見て、二杉が屋敷の門の方を指差した。
すると、そこには馬車が停まっており中からドレスを着た一人の女性が姿を表した。
「うわー! とっても綺麗じゃないですか!」
「オレノオキニイリからジーエフに嫁ぐようなものだからな。経営者としては派手に見送らなければいかん」
「ねぇねぇ! 褒めてあげてよ、アークスさん!」
馬車から降りてきたのはクラスタ。その姿は純白のドレスに身を包み、頭にはアークスがプレゼントした簪《かんざし》が刺さっている。
太陽の下にいると玉の煌めきがより一層の輝きを放っているのだが、ドレスの美しさを妨げない良いアクセントになっていた。
「……」
「……ど、どうかな、アークス?」
「美しいに決まっておるじゃないか!」
「お父さんには聞いてないわよ!」
アークスが答える前にヴォルグが興奮気味に答える。
クラスタのツッコミが決まったことで場の雰囲気は穏やかなものとなり、改めて質問を口にする。
「そ、それで? どうかしら?」
「も、もちろん綺麗だよ! ……クラスタ、本当にありがとう」
「私こそ、こんな素敵なプレゼントを貰えたもの、断る理由なんてないわよ」
クラスタが浮かべた笑みは普段の快活な印象とは異なり、とても清楚で落ち着いた雰囲気の微笑みだった。
アークスはそっと歩き出すとクラスタの隣に立ち、二杉へ向き直る。
「フタスギ様、この度はクラスタの移住を認めていただき心より感謝申し上げます」
「お前の時は迷惑を掛けたからな。まあ、これはその償いだと思ってくれ。それに、移住について話を振ってきたのはラスティンだからお礼はそっちにな」
「えっ? ラスティン様が?」
アークスもクラスタもそのことについては聞いていなかったので驚きのままラスティンへ顔を向ける。
「ほほほ、簪の販売の件でお話が付きましたからな」
「……抜け目がないですね」
「私はフタスギ様と契約した身ですからな」
満足げに微笑むラスティンと苦笑するアークス。
「三葉達は馬車に乗ってくれ」
「二杉さんは乗らないんですか?」
「俺がいたらクラスタとヴォルグが緊張するからな。馬に乗って行くさ」
「馬! 二杉さん、乗れるんですか!」
「ここに来てから練習したんだ」
「私も馬に乗りたいです!」
馬になど乗ったことがない廻は自分も乗りたいと言い始めたのだが、初心者がいきなり乗れるものではない。
二杉は断ろうとしたのだが──
「フタスギ様が乗せてあげてはいかがですか?」
「おま! ラスティン、何を言って──」
「お願いします、二杉さん!」
ラスティンの提案を断ろうとした二杉だったが廻が先に頭を下げてきたこともあり、悩んだ結果二人乗りをすることになった。
「やったー! 初めての乗馬だよー!」
「……はぁ。ラスティン、後で覚えてろよ?」
「ほほほ、なんのことですかな?」
「二人とも仲良しだねー」
「あーもーうるさい! 俺は馬を連れてくるから、ちょっと待ってろよ!」
二杉とラスティンのやり取りを見ながら廻がそんなことを呟くと、ラスティンは廻に向き直り突然頭を下げてきた。
「これも、ミツバ様のおかげです。ありがとうございます」
「わ、私? 私はなにもしてないですよ?」
「本人が気づかないところで、ミツバ様はフタスギ様に大きな影響を与えてくれました」
「うーん……全然心当たりがないんですよね」
腕組みをしながら今までの行動を思い出していた廻だが、答えは見つからなかった。
「いいのですよ。これは私が勝手に思っていることでございますから。さあ、フタスギ様が戻ってきましたよ」
ラスティンが顔を向けたところへ廻も視線を送る。
すると、建物の影から白馬に跨がった二杉が姿を現した。
「うわー! 格好いいですね!」
「他のやつらは馬車に乗ったな? ラスティン、三葉が後ろに乗るのを手伝ってやってくれ」
「かしこまりました」
「お願いします!」
ラスティンが廻の脇の下に手を入れて抱き上げると、二杉の後ろに座らせてくれる。
「おぉー! 見える世界が変わりますねー!」
「馬上ではあまりはしゃぐなよ。歩き出すと結構揺れて舌を噛むぞ」
「き、気をつけます!」
「それと、落馬しないようにしっかりと捕まえておけ」
「はーい!」
廻は二杉の腰に手を回すとギュッと捕まえた。
「おい! 普通は肩だろうが!」
「こっちの方が安定します!」
「……はぁ。時間がもったいないしもういいさ」
「えへへー」
傍から見ると後ろに乗っている子供に抱きつかれているという構図に恥ずかしさを感じながらも、二杉は転移装置へ移動するように促した。
御者が合図をすると馬が馬車を引き始めて屋敷の門を潜り通りに出る。
続いて二杉と廻が出て行くのだが、案の定住民からの視線は馬車ではなく二人に集中した。
「二杉さんが二人乗りしているのがそんなに珍しいんですかね?」
「……お前、天然って言われないか?」
「まさか! そんなこと……あー、よく言われていたかも」
「だろうな」
「酷いですよ二杉さん! これでもここでは頑張っているんですからね!」
「それは分かっているさ。だからこそ上の順位にいるわけだからな」
住民の視線が集まる中、二人は普通に会話を楽しんでいた。
日本のこと、この世界のこと、ダンジョンのこと。
住民の視線が集まったのは単に二杉が二人乗りをしているからという理由だけではない。その表情がとても自然に笑えていたからだ。
そんなこととは露知らず、二人は屋敷を出てから転移装置までの道のりを進んで行くのだった。
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