3 / 195
第一章
第3話:楓の選択
(……しかし、外れスキルか。それは本当に、外れスキルなのかしら?)
この世界では外れスキルなのかもしれないが、楓にとってはそうじゃないかもしれない。
それは異世界系の作品を読み漁っていた中に、外れスキルが必ずしも外れスキルではない作品があったからこその考え方だった。
「……あの、カエデ様? 大丈夫ですか?」
楓がずっと思案顔のまま動かなかったからか、レイスは心配そうに声を掛けてきた。
「え? あ、あはは! はい、大丈夫です! スキルの名前的に従魔に関するスキルっぽいですし、私にはいいかもしれません!」
動物が好きだった楓にとって、従魔に関するスキルはむしろラッキーくらいの感じを持っていた。
「……た、確かに従魔に関するスキルですが……いいえ、そうですね。カエデ様がそう仰るのであれば、きっとそうなのでしょう」
最初こそ困惑していたレイスも、異世界からやってきた楓ならばと、そう思うことにした。
「とはいえ、王城に従魔はおりません」
「え? そうなんですか?」
「はい。少し離れた別の都市でまとめて世話をしています。なんと言いますか、糞尿がどうしても……」
「あー、なるほど」
そこは日本も異世界も同じなのかと、思わず苦笑してしまう楓。
あとで従魔具職人について確認しなければと思いつつ、別で気になることもあり話題を変えてみる。
「そういえば、さっき使わせてもらった魔導スクロールですけど、あれは魔導具とは違うんですか?」
「……カエデ様は、こちらの世界について何か知っているのですか?」
思わず出てきた言葉に、楓はハッとして我に返る。
「す、すみません! あの、私、異世界物のお話と言うのが好きでして、そういうお話が私がいた世界にはたくさんあって、それで思わず……」
「なるほど、そう言うことでしたか。そう言うことでしたら、兄上の方のお三方も?」
「どうでしょうか。好き嫌いはあるはずですから」
偏見は良くないと分かっているが、見た目から道長とアリスは読まなそうだと思ってしまう楓。
(有明さんはもしかしたらって感じだけど、文学少女っぽかったからなぁ。さすがにないかもなぁ)
ここでも自分の世界に入り込んでしまった楓。
しかし今回はレイスから声を掛けられる前に我に返り、苦笑いしながらこれからのことを口にする。
「あの、レイス様。ここには従魔がいないということでしたが、私が働くとなるとどこに行けばいいでしょうか?」
「え? 働く、ですか?」
「はい。私は勇者ではありませんし、お城でずっとお世話になるわけにはいきません。それなら外で働いて、自分で稼ぎを得ないといけないですよね?」
「……えっと、それは、どうでしょうか?」
「違うんですか?」
今回の勇者召喚は、王妃を助けるために行われたものだ。
しかし楓は巻き込まれであり、さらにスキルはこの世界では外れスキルの〈従魔具職人〉。
自分の力だけで生きていくには十分かもしれないが、王妃を助けるためには明らかな力不足と言えるだろう。
ならば、何もせずにお城でずっと世話になっているわけにはいかないと考えていた。
「勇者召喚を行った場合、召喚した皆様については王族が責任をもって世話をするという決まりになっております」
「でも、私がそれを拒否すれば、その決まりの限りではありませんよね?」
「……あ、兄上に確認を取ってもよろしいでしょうか?」
どうやらレイスだけでは決めかねる案件のようで、彼は慌ててそう口にした。
「もちろんです。お手間を取らせてしまい、申し訳ございません」
「いいえ。こちらこそ配慮が足りず、申し訳ございません」
急いで立ち上がったレイスは、ミリアに声を掛けると、二人して大急ぎで部屋を飛び出していく。
向かいの扉が開かれた音を聞き、まだ説明が続いていたのだと気づく。
(まあ、三人もいるんだし、説明も時間が掛かっちゃうか)
小さく息を吐きながらそんなことを考えていると、向かいの扉が勢いよく開かれる音がする。
「城を出て行くというのか!?」
「え? あ、はい」
現れたのは、第一王子のアッシュだった。
その後ろには渋面になったケイルも見える。
「何故だ!?」
「私のスキルが王妃様を助けるのに役に立ちそうもない、〈従魔具職人〉だったからです」
「……〈従魔具職人〉、だと?」
「その通りです」
驚きと呆れが入り混じったような声を漏らしたアッシュに対して、楓は微笑みながら即答する。
思案顔になったアッシュは、横目にケイルを見ると彼も困ったような表情をしていた。
(私としては、悩むことなく認めてくれたらそれでいいんだけどなぁ)
微笑みを絶やすことなく、アッシュの判断を待つ楓。
「どういたしましょう、兄上?」
「…………はぁぁ~。彼女がそう言うのであれば、そうするしかないだろう」
「ですが!」
「俺たちに引き留める権利はない。特に、スキルが〈従魔具職人〉であればな」
アッシュの言葉を受けて、〈従魔具職人〉は本当に外れスキルと見られているのだと実感した楓だが、それでも大きく頷くに止めた。
「話はそれだけか?」
「はい」
「分かった。あとは任せたぞ、レイス」
「……かしこまりました」
小さく息を吐きながら戻っていったアッシュとケイル。
残されたレイスとミリアは、申し訳なさそうに楓を見る。
「……本当に、申し訳ございません!」
「謝らないでください。私が自分で選択した結果なんですから」
柔和な笑みを浮かべながら、楓はこれからのことを話し合いたいと口にする。
「外に行くにしても、先立つものが必要になると思うんです。こんなことをお願いしてもいいのか分からないんですが――」
「お渡しできる金銭は、可能な限りお渡しいたします!」
「そ、そこまで多くはいらないですよ? まずは仕事がありそうな街へ向かうための路銀と、仕事を見つけるまでの生活費くらいがあればって感じなので」
王族が渡せるだけの金銭がいくらなのかは気になるものの、それを受け取ってしまったら意味がないと、楓は苦笑しながら断った。
そして、市井の生活費を把握しているかという疑問はあったが、今の楓が頼れるのはレイスだけなので、お願いするしかできない。
「……かしこまりました」
「ありがとうございます!」
「頼めるかな、ミリア?」
するとレイスは、護衛騎士のミリアに声を掛けた。
楓が驚きの表情を浮かべると、レイスがその理由を教えてくれる。
「ミリアは平民の出なのです」
「そうだったんですね!」
「はい。ですので、市井の人たちの生活費についてもある程度は把握しております」
「助かります! 本当にありがとうございます!」
こうして楓は、レイスとミリアの助けを借りたものの、たった一人で異世界を生き抜くことを決めた。
(なんでだろう。ものすごくワクワクしてきたな!)
どのような出会いが楓を待っているのか。
楓は知らず知らずのうちに、気持ちが表情に現れ笑みを浮かべていたのだった。
この世界では外れスキルなのかもしれないが、楓にとってはそうじゃないかもしれない。
それは異世界系の作品を読み漁っていた中に、外れスキルが必ずしも外れスキルではない作品があったからこその考え方だった。
「……あの、カエデ様? 大丈夫ですか?」
楓がずっと思案顔のまま動かなかったからか、レイスは心配そうに声を掛けてきた。
「え? あ、あはは! はい、大丈夫です! スキルの名前的に従魔に関するスキルっぽいですし、私にはいいかもしれません!」
動物が好きだった楓にとって、従魔に関するスキルはむしろラッキーくらいの感じを持っていた。
「……た、確かに従魔に関するスキルですが……いいえ、そうですね。カエデ様がそう仰るのであれば、きっとそうなのでしょう」
最初こそ困惑していたレイスも、異世界からやってきた楓ならばと、そう思うことにした。
「とはいえ、王城に従魔はおりません」
「え? そうなんですか?」
「はい。少し離れた別の都市でまとめて世話をしています。なんと言いますか、糞尿がどうしても……」
「あー、なるほど」
そこは日本も異世界も同じなのかと、思わず苦笑してしまう楓。
あとで従魔具職人について確認しなければと思いつつ、別で気になることもあり話題を変えてみる。
「そういえば、さっき使わせてもらった魔導スクロールですけど、あれは魔導具とは違うんですか?」
「……カエデ様は、こちらの世界について何か知っているのですか?」
思わず出てきた言葉に、楓はハッとして我に返る。
「す、すみません! あの、私、異世界物のお話と言うのが好きでして、そういうお話が私がいた世界にはたくさんあって、それで思わず……」
「なるほど、そう言うことでしたか。そう言うことでしたら、兄上の方のお三方も?」
「どうでしょうか。好き嫌いはあるはずですから」
偏見は良くないと分かっているが、見た目から道長とアリスは読まなそうだと思ってしまう楓。
(有明さんはもしかしたらって感じだけど、文学少女っぽかったからなぁ。さすがにないかもなぁ)
ここでも自分の世界に入り込んでしまった楓。
しかし今回はレイスから声を掛けられる前に我に返り、苦笑いしながらこれからのことを口にする。
「あの、レイス様。ここには従魔がいないということでしたが、私が働くとなるとどこに行けばいいでしょうか?」
「え? 働く、ですか?」
「はい。私は勇者ではありませんし、お城でずっとお世話になるわけにはいきません。それなら外で働いて、自分で稼ぎを得ないといけないですよね?」
「……えっと、それは、どうでしょうか?」
「違うんですか?」
今回の勇者召喚は、王妃を助けるために行われたものだ。
しかし楓は巻き込まれであり、さらにスキルはこの世界では外れスキルの〈従魔具職人〉。
自分の力だけで生きていくには十分かもしれないが、王妃を助けるためには明らかな力不足と言えるだろう。
ならば、何もせずにお城でずっと世話になっているわけにはいかないと考えていた。
「勇者召喚を行った場合、召喚した皆様については王族が責任をもって世話をするという決まりになっております」
「でも、私がそれを拒否すれば、その決まりの限りではありませんよね?」
「……あ、兄上に確認を取ってもよろしいでしょうか?」
どうやらレイスだけでは決めかねる案件のようで、彼は慌ててそう口にした。
「もちろんです。お手間を取らせてしまい、申し訳ございません」
「いいえ。こちらこそ配慮が足りず、申し訳ございません」
急いで立ち上がったレイスは、ミリアに声を掛けると、二人して大急ぎで部屋を飛び出していく。
向かいの扉が開かれた音を聞き、まだ説明が続いていたのだと気づく。
(まあ、三人もいるんだし、説明も時間が掛かっちゃうか)
小さく息を吐きながらそんなことを考えていると、向かいの扉が勢いよく開かれる音がする。
「城を出て行くというのか!?」
「え? あ、はい」
現れたのは、第一王子のアッシュだった。
その後ろには渋面になったケイルも見える。
「何故だ!?」
「私のスキルが王妃様を助けるのに役に立ちそうもない、〈従魔具職人〉だったからです」
「……〈従魔具職人〉、だと?」
「その通りです」
驚きと呆れが入り混じったような声を漏らしたアッシュに対して、楓は微笑みながら即答する。
思案顔になったアッシュは、横目にケイルを見ると彼も困ったような表情をしていた。
(私としては、悩むことなく認めてくれたらそれでいいんだけどなぁ)
微笑みを絶やすことなく、アッシュの判断を待つ楓。
「どういたしましょう、兄上?」
「…………はぁぁ~。彼女がそう言うのであれば、そうするしかないだろう」
「ですが!」
「俺たちに引き留める権利はない。特に、スキルが〈従魔具職人〉であればな」
アッシュの言葉を受けて、〈従魔具職人〉は本当に外れスキルと見られているのだと実感した楓だが、それでも大きく頷くに止めた。
「話はそれだけか?」
「はい」
「分かった。あとは任せたぞ、レイス」
「……かしこまりました」
小さく息を吐きながら戻っていったアッシュとケイル。
残されたレイスとミリアは、申し訳なさそうに楓を見る。
「……本当に、申し訳ございません!」
「謝らないでください。私が自分で選択した結果なんですから」
柔和な笑みを浮かべながら、楓はこれからのことを話し合いたいと口にする。
「外に行くにしても、先立つものが必要になると思うんです。こんなことをお願いしてもいいのか分からないんですが――」
「お渡しできる金銭は、可能な限りお渡しいたします!」
「そ、そこまで多くはいらないですよ? まずは仕事がありそうな街へ向かうための路銀と、仕事を見つけるまでの生活費くらいがあればって感じなので」
王族が渡せるだけの金銭がいくらなのかは気になるものの、それを受け取ってしまったら意味がないと、楓は苦笑しながら断った。
そして、市井の生活費を把握しているかという疑問はあったが、今の楓が頼れるのはレイスだけなので、お願いするしかできない。
「……かしこまりました」
「ありがとうございます!」
「頼めるかな、ミリア?」
するとレイスは、護衛騎士のミリアに声を掛けた。
楓が驚きの表情を浮かべると、レイスがその理由を教えてくれる。
「ミリアは平民の出なのです」
「そうだったんですね!」
「はい。ですので、市井の人たちの生活費についてもある程度は把握しております」
「助かります! 本当にありがとうございます!」
こうして楓は、レイスとミリアの助けを借りたものの、たった一人で異世界を生き抜くことを決めた。
(なんでだろう。ものすごくワクワクしてきたな!)
どのような出会いが楓を待っているのか。
楓は知らず知らずのうちに、気持ちが表情に現れ笑みを浮かべていたのだった。
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
隠れ居酒屋・越境庵~異世界転移した頑固料理人の物語~
呑兵衛和尚
ファンタジー
調理師・宇堂優也。
彼は、交通事故に巻き込まれて異世界へと旅立った。
彼が異世界に向かった理由、それは『運命の女神の干渉外で起きた事故』に巻き込まれたから。
神々でも判らない事故に巻き込まれ、死亡したという事で、優也は『異世界で第二の人生』を送ることが許された。
そして、仕事にまつわるいくつかのチート能力を得た優也は、異世界でも天職である料理に身をやつすことになるのだが。
始めてみる食材、初めて味わう異世界の味。
そこは、優也にとっては、まさに天国ともいえる世界であった。
そして様々な食材や人々と出会い、この異世界でのライフスタイルを謳歌し始めるのであった。
※【隠れ居酒屋・越境庵】は隔週更新です。
家ごと異世界転移〜異世界来ちゃったけど快適に暮らします〜
奥野細道
ファンタジー
都内の2LDKマンションで暮らす30代独身の会社員、田中健太はある夜突然家ごと広大な森と異世界の空が広がるファンタジー世界へと転移してしまう。
パニックに陥りながらも、彼は自身の平凡なマンションが異世界においてとんでもないチート能力を発揮することを発見する。冷蔵庫は地球上のあらゆる食材を無限に生成し、最高の鮮度を保つ「無限の食料庫」となり、リビングのテレビは異世界の情報をリアルタイムで受信・翻訳する「異世界情報端末」として機能。さらに、お風呂の湯はどんな傷も癒す「万能治癒の湯」となり、ベランダは瞬時に植物を成長させる「魔力活性化菜園」に。
健太はこれらの能力を駆使して、食料や情報を確保し、異世界の人たちを助けながら安全な拠点を築いていく。
グラサン幼女の異世界とらべるっ! ~最強の【魔眼】を宿す転生幼女は、もふかわ神獣を連れてスローライフな旅路を楽しみます~
空戯ケイ
ファンタジー
社畜OL、水城愛璃(みずきあいり)は、女神のうっかりミスにより25歳の若さで死んだ。
お詫びとして女神が提案したのは、オッドアイの幼女ボディへの転生。
そうして幼女の姿で異世界転生を果たしたアイリだったが、
特異体質により『感情が高ぶると暴発する魔眼』が宿っていることが発覚!
しかも両目!?
それを封じるため、女神から与えられたユニークスキルは、『神のサングラス』。
このサングラスをかければ、魔眼の暴発を抑えられるらしいけど……常にグラサンかけてる幼女とか怪しすぎじゃない!?
だけど、とある"激レア魔道具"があれば 、なんと魔眼を完治できるらしい。
ならばその魔道具を手に入れるため、異世界を巡るしかないっ!
さらに旅の道すがら、もふもふフェンリルや忍者少女、特異スライムを仲間にし、珍道中はさらに加速していって――!!
まったりのんびりをモットーに、たまに魔物や刺客に襲われちゃう。
【グラサン幼女】の破天荒な異世界旅が始まる!
※更新は不定期です。
追放された荷物持ちですが、実は滅んだ竜族の末裔でした~のんびり暮らしたいのに、なぜかそうならない~
ソラリアル
ファンタジー
目が覚めたら、俺は孤児だった。 家族も、家も、居場所もない。
そんな俺を拾ってくれたのは、優しいSランク冒険者のパーティだった。
「荷物持ちでもいい、仲間になれ」
その言葉を信じて、俺は必死についていった。
だけど、自分には何もできないと思っていた。
それでも少しでも役に立ちたくて、夜な夜な一人で力を磨いた。
だけどある日、彼らは言った。
『ここからは危険だ。荷物持ちは、もう必要ない』
それは、俺の身を案じた「優しさ」からの判断だった。
俺も分かっていた。
だから、黙ってそれを受け入れ、静かにパーティを離れた。
「もう誰にも必要とされなくてもいい。一人で、穏やかに生きていこう」
そう思っていた。そのはずだった。
――だけど。
ダンジョンの地下で出会った古代竜の魂と、
“様々な縁”が重なり、騒がしくなった。
「最強を目指すべくして生まれた存在」
「君と一緒に行かせてくれ。」
「……オリオンを辞めさせた、本当の理由を知っている」
穏やかなスローライフ生活を望んだはずなのに、
世界はまた、勝手に動き出してしまったらしい――
◇小説家になろうでも同時連載中です◇
#密売じゃありません!ミツバイギフトで最高に美味しい果物作ったら、領主令息が夫になった件について
国府知里
ファンタジー
「がんばっても報われなかったあなたに」“スローライフ成り上がりファンタジー”
人生に疲れ果てた北村めぐみは、目覚めると異世界の農村で少女グレイスとして転生していた。この世界では6歳で神から“ギフト”を授かるという。グレイスが得た謎の力「ミツバイ」は、果物を蜜のように甘くするという奇跡の力だった!村を、領地を、やがて王国までも変えていく果樹栽培の物語がいま始まる――。美味しさが未来を育てる、異世界農業×スローライフ・ファンタジー!
「しおり」をご利用のかたは、閑話ではなく本編にしおりを残しておくことをお勧めします。
『異世界ごはん、はじめました!』 ~料理研究家は転生先でも胃袋から世界を救う~
チャチャ
ファンタジー
味のない異世界に転生したのは、料理研究家の 私!?
魔法効果つきの“ごはん”で人を癒やし、王子を 虜に、ついには王宮キッチンまで!
心と身体を温める“スキル付き料理が、世界を 変えていく--
美味しい笑顔があふれる、異世界グルメファン タジー!
掃除婦に追いやられた私、城のゴミ山から古代兵器を次々と発掘して国中、世界中?がざわつく
タマ マコト
ファンタジー
王立工房の魔導測量師見習いリーナは、誰にも測れない“失われた魔力波長”を感じ取れるせいで奇人扱いされ、派閥争いのスケープゴートにされて掃除婦として城のゴミ置き場に追いやられる。
最底辺の仕事に落ちた彼女は、ゴミ山の中から自分にだけ見える微かな光を見つけ、それを磨き上げた結果、朽ちた金属片が古代兵器アークレールとして完全復活し、世界の均衡を揺るがす存在としての第一歩を踏み出す。