85 / 179
第二章
第85話:レクシアの従魔具作成①
しおりを挟む
(ティアナさんの隣に立って戦えるようになりたいか。でも、レクシアさんも十分強いんだよね?)
魔法が使える魔獣自体が少ないと、以前に聞いたことがあった楓。
そのことを知らず、自らの従魔であるピースが弱いと勘違いして迷惑を掛けたことがあったのを思い出す。
「……ねえ、ピース。レクシアさんって、強いんだよね?」
「キギャ! キュキュギケ!(強いよ! おいらの次にね!)」
「うふふ。そうなのね」
自信満々に、胸を張りながら答えたピースを見て、楓は笑みを浮かべる。
そして、再び思考は従魔具へ向く。
(火属性の材料たち。頭の中には作り方が浮かんではいるけど……これが本当に最善の形なのかな?)
現時点で浮かんでいる従魔具は、四肢にはめる足輪である。
その足輪に火属性を強化する能力が付与されており、レクシアの火魔法を強化することが可能となっている。
その強化幅は材料の質もあり、現状の三倍から四倍と目されていた。
(材料を最大限に活かすなら、きっとこの作り方になるんだろうな。でも、レクシアさんが望んでいるのは、単に強くなるだけじゃないんだ)
あくまでもレクシアの望みは、ティアナの隣に立って戦えるような従魔具、これなのだ。
火魔法の威力が上がれば、確かに強く離れるだろう。
しかし、火魔法が強すぎたあまり、ティアナの動きを邪魔してしまわないか、それが気になっていた。
それをレクシアが望むだろうかと考えると、絶対に違うと楓は確信を持っていた。
「……もっと、別の形の従魔具を」
思考が思わず口に出た楓。
直後、楓の頭の中に浮かんでいた作り方に変化が起きる。
「…………え? これ、別の作り方が、提案されたの?」
楓のスキル〈従魔具職人EX〉が、全く別の従魔具の作り方を提案してきたのだ。
「……うん。これなら、レクシアさんの望んだとおりの従魔具が作れるかも!」
火魔法の威力を上げるだけではなく、ティアナの隣に立って戦えるような従魔具。
その形が見えた楓は、力強い声を上げた。
「どうやら、最適な形が見えたようね」
楓の弾んだ声を聞いたセリシャがそう口にする。
すると楓は力強く頷いた。
「作ります!」
最初に楓が手にしたのは、赤樹発火木と火竜の鱗だ。
二つを融合させたあと、布のように薄く引き伸ばしていく。
その長さは三メートル近くあり、もしも足輪にするのであれば、ここまでの長さは必要ない。
楓の頭の中には、間違いなく別の形のものが浮かんでいるのだろう。
(レクシアさんのために作る従魔具。希望を取り入れるのは当然だけど、その中でビジュアルも大事よね。だって、レクシアさんは女性だもの!)
単なる足輪でも作れるだろう。
しかし、それでもなお従魔のオシャレにも手を抜きたくはなかった。
(戦うのに邪魔をしてはダメ。その縛りの中でレクシアさんの希望を取り入れて、なおかつオシャレに決めなきゃ!)
同じ女性として、楓は使命感のようなものに燃えていた。
「よし、できた! 次はこれね!」
続いて手に取ったのは、深火口爆岩と火竜の爪、そして牙である。
どちらも巨大で、そのまま使うことは難しい。当然だが、加工は必須だ。
しかしここでセリシャから声が掛かる。
「深火口爆岩には注意が必要よ。扱い方を間違えると、爆発するからね」
「ば、爆発!?」
予想外の注意に、楓は思わず声を上げた。
セリシャの言葉通り、深火口爆岩は魔力を注ぎ過ぎると発火する岩石で、その規模は楓がいる部屋であれば壁から天井から、丸焦げにするくらいの威力を持っている。
当然、その中心に人間がいればひとたまりもない。
「……ど、どこか別のところで作業をした方がいいですか?」
「何を言っているの。ここでなら、万が一が起きても私が守ってあげられるわ。だから、自信を持って作業を進めなさい」
セリシャの注意は、守れるが注意してね、というものだった。
その注意は楓としてはありがたく、一度深呼吸をしてから、セリシャに小さく会釈をし、改めて気合いを入れ直す。
「すー……はー…………うん。よし!」
深火口爆岩、火竜の爪、牙。この三つを融合させることで、何が出来上がるのか。
それを知っているのは楓だけであり、セリシャも期待を膨らませている。
セリシャが楓を守ると口にしたのも、出来上がったものを誰よりも早く見たいから、という打算も含まれていた。
(慎重に……慎重に……魔力量を間違えちゃダメだよ、犬山楓)
自身に言い聞かせるように、心の中で名前を呼ぶ。
深火口爆岩への魔力を慎重に注ぎながら、同時進行で火竜の爪と牙にも注ぎ込む。
これは一つずつやってしまうと、最初に注いだ魔力が時間経過と共に抜けてしまい、無駄に終わってしまうからだ。
一つに注ぐだけでも大量の魔力を消費する。
それを三つ。しかも同時進行のため精神的疲労も溜まってきてしまう。
(全く。今日までに何度もカエデさんの従魔具作りを目にしてきたけど、何度見ても驚かされてしまうわ)
魔力量、魔力操作、そして複数属性。
これらを全て兼ね備えているのは、単純に〈従魔具職人EX〉だからなのか。それとも楓が規格外の存在なのか。
異世界から召喚されたのだとは知らないセリシャからすれば、いったいどこから楓のような存在が生まれたのか、不思議でならないことだろう。
(だけれど……心配だわ)
セリシャがそう思っているのには、理由がある。
これだけの規模の作業をこなしているにもかかわらず、従魔具作成でいまだ手をつけていない、最も魔力を消費する材料が残されているからだ。
(火竜の魔石……カエデさんはきっと、これも使うのでしょう? 大丈夫、よね?)
不安を顔に出さないようにしているセリシャだが、楓を見つめる瞳の奥には、心配の色が濃く表れていたのだった。
魔法が使える魔獣自体が少ないと、以前に聞いたことがあった楓。
そのことを知らず、自らの従魔であるピースが弱いと勘違いして迷惑を掛けたことがあったのを思い出す。
「……ねえ、ピース。レクシアさんって、強いんだよね?」
「キギャ! キュキュギケ!(強いよ! おいらの次にね!)」
「うふふ。そうなのね」
自信満々に、胸を張りながら答えたピースを見て、楓は笑みを浮かべる。
そして、再び思考は従魔具へ向く。
(火属性の材料たち。頭の中には作り方が浮かんではいるけど……これが本当に最善の形なのかな?)
現時点で浮かんでいる従魔具は、四肢にはめる足輪である。
その足輪に火属性を強化する能力が付与されており、レクシアの火魔法を強化することが可能となっている。
その強化幅は材料の質もあり、現状の三倍から四倍と目されていた。
(材料を最大限に活かすなら、きっとこの作り方になるんだろうな。でも、レクシアさんが望んでいるのは、単に強くなるだけじゃないんだ)
あくまでもレクシアの望みは、ティアナの隣に立って戦えるような従魔具、これなのだ。
火魔法の威力が上がれば、確かに強く離れるだろう。
しかし、火魔法が強すぎたあまり、ティアナの動きを邪魔してしまわないか、それが気になっていた。
それをレクシアが望むだろうかと考えると、絶対に違うと楓は確信を持っていた。
「……もっと、別の形の従魔具を」
思考が思わず口に出た楓。
直後、楓の頭の中に浮かんでいた作り方に変化が起きる。
「…………え? これ、別の作り方が、提案されたの?」
楓のスキル〈従魔具職人EX〉が、全く別の従魔具の作り方を提案してきたのだ。
「……うん。これなら、レクシアさんの望んだとおりの従魔具が作れるかも!」
火魔法の威力を上げるだけではなく、ティアナの隣に立って戦えるような従魔具。
その形が見えた楓は、力強い声を上げた。
「どうやら、最適な形が見えたようね」
楓の弾んだ声を聞いたセリシャがそう口にする。
すると楓は力強く頷いた。
「作ります!」
最初に楓が手にしたのは、赤樹発火木と火竜の鱗だ。
二つを融合させたあと、布のように薄く引き伸ばしていく。
その長さは三メートル近くあり、もしも足輪にするのであれば、ここまでの長さは必要ない。
楓の頭の中には、間違いなく別の形のものが浮かんでいるのだろう。
(レクシアさんのために作る従魔具。希望を取り入れるのは当然だけど、その中でビジュアルも大事よね。だって、レクシアさんは女性だもの!)
単なる足輪でも作れるだろう。
しかし、それでもなお従魔のオシャレにも手を抜きたくはなかった。
(戦うのに邪魔をしてはダメ。その縛りの中でレクシアさんの希望を取り入れて、なおかつオシャレに決めなきゃ!)
同じ女性として、楓は使命感のようなものに燃えていた。
「よし、できた! 次はこれね!」
続いて手に取ったのは、深火口爆岩と火竜の爪、そして牙である。
どちらも巨大で、そのまま使うことは難しい。当然だが、加工は必須だ。
しかしここでセリシャから声が掛かる。
「深火口爆岩には注意が必要よ。扱い方を間違えると、爆発するからね」
「ば、爆発!?」
予想外の注意に、楓は思わず声を上げた。
セリシャの言葉通り、深火口爆岩は魔力を注ぎ過ぎると発火する岩石で、その規模は楓がいる部屋であれば壁から天井から、丸焦げにするくらいの威力を持っている。
当然、その中心に人間がいればひとたまりもない。
「……ど、どこか別のところで作業をした方がいいですか?」
「何を言っているの。ここでなら、万が一が起きても私が守ってあげられるわ。だから、自信を持って作業を進めなさい」
セリシャの注意は、守れるが注意してね、というものだった。
その注意は楓としてはありがたく、一度深呼吸をしてから、セリシャに小さく会釈をし、改めて気合いを入れ直す。
「すー……はー…………うん。よし!」
深火口爆岩、火竜の爪、牙。この三つを融合させることで、何が出来上がるのか。
それを知っているのは楓だけであり、セリシャも期待を膨らませている。
セリシャが楓を守ると口にしたのも、出来上がったものを誰よりも早く見たいから、という打算も含まれていた。
(慎重に……慎重に……魔力量を間違えちゃダメだよ、犬山楓)
自身に言い聞かせるように、心の中で名前を呼ぶ。
深火口爆岩への魔力を慎重に注ぎながら、同時進行で火竜の爪と牙にも注ぎ込む。
これは一つずつやってしまうと、最初に注いだ魔力が時間経過と共に抜けてしまい、無駄に終わってしまうからだ。
一つに注ぐだけでも大量の魔力を消費する。
それを三つ。しかも同時進行のため精神的疲労も溜まってきてしまう。
(全く。今日までに何度もカエデさんの従魔具作りを目にしてきたけど、何度見ても驚かされてしまうわ)
魔力量、魔力操作、そして複数属性。
これらを全て兼ね備えているのは、単純に〈従魔具職人EX〉だからなのか。それとも楓が規格外の存在なのか。
異世界から召喚されたのだとは知らないセリシャからすれば、いったいどこから楓のような存在が生まれたのか、不思議でならないことだろう。
(だけれど……心配だわ)
セリシャがそう思っているのには、理由がある。
これだけの規模の作業をこなしているにもかかわらず、従魔具作成でいまだ手をつけていない、最も魔力を消費する材料が残されているからだ。
(火竜の魔石……カエデさんはきっと、これも使うのでしょう? 大丈夫、よね?)
不安を顔に出さないようにしているセリシャだが、楓を見つめる瞳の奥には、心配の色が濃く表れていたのだった。
96
あなたにおすすめの小説
処刑前夜に逃亡した悪役令嬢、五年後に氷の公爵様に捕まる〜冷徹旦那様が溺愛パパに豹変しましたが私の抱いている赤ちゃん実は人生2周目です〜
放浪人
恋愛
「処刑されるなんて真っ平ごめんです!」 無実の罪で投獄された悪役令嬢レティシア(中身は元社畜のアラサー日本人)は、処刑前夜、お腹の子供と共に脱獄し、辺境の田舎村へ逃亡した。 それから五年。薬師として穏やかに暮らしていた彼女のもとに、かつて自分を冷遇し、処刑を命じた夫――「氷の公爵」アレクセイが現れる。 殺される!と震えるレティシアだったが、再会した彼は地面に頭を擦り付け、まさかの溺愛キャラに豹変していて!?
「愛しているレティシア! 二度と離さない!」 「(顔が怖いです公爵様……!)」
不器用すぎて顔が怖い旦那様の暴走する溺愛。 そして、二人の息子であるシオン(1歳)は、実は前世で魔王を倒した「英雄」の生まれ変わりだった! 「パパとママは僕が守る(物理)」 最強の赤ちゃんが裏で暗躍し、聖女(自称)の陰謀も、帝国の侵略も、古代兵器も、ガラガラ一振りで粉砕していく。
英雄魔術師様とのシークレットベビーが天才で隠し通すのが大変です
氷雨そら
恋愛
――この魔石の意味がわからないほど子どもじゃない。
英雄魔術師カナンが遠征する直前、フィアーナと交わした一夜で授かった愛娘シェリア。フィアーナは、シェリアがカナンの娘であることを隠し、守るために王都を離れ遠い北の地で魔石を鑑定しながら暮らしていた。けれど、シェリアが三歳を迎えた日、彼女を取り囲む全ての属性の魔石が光る。彼女は父と同じ、全属性の魔力持ちだったのだ。これは、シークレットベビーを育てながら、健気に逞しく生きてきたヒロインが、天才魔術師様と天才愛娘に翻弄されながらも溺愛される幸せいっぱいハートフルストーリー。小説家になろうにも投稿しています。
異世界で大往生した私、現代日本に帰還して中学生からやり直す。~最強の補助魔法で、冴えないおっさんと最強美女を操って大金持ちになります~
タカノ
ファンタジー
異世界へ転移し、聖女として崇められ、愛する家族に囲まれて88歳で大往生した……はずだった。 目が覚めると、そこは現代日本。 孤児の中学2年生、小金沢ヒナ(14)に戻っていた。
時間は1秒も進んでおらず、待っていたのは明日のご飯にも困る極貧生活。 けれど、ヒナの中身は酸いも甘いも噛み分けたおばあちゃん(88歳)のまま!
「もう一度、あの豊かで安らかな老後(スローライフ)を手に入れてみせる!」
ヒナは決意する。異世界で極めた国宝級の【補助魔法】と【回復魔法】をフル活用して、現代社会で大金を稼ぐことを。 ただし、魔法は自分自身には使えないし、中学生が目立つと色々面倒くさい。 そこでヒナがビジネスパートナー(手駒)に選んだのは――
公園で絶望していた「リストラされた冴えないおっさん」と、 借金取りに追われる「ワケあり最強美女」!?
おっさんを裏から魔法で強化して『カリスマ社長』に仕立て上げ、 美女をフルバフで『人間兵器』に変えてトラブルを物理的に粉砕。 表向きはニコニコ笑う美少女中学生、裏では彼らを操るフィクサー。
「さあ善さん、リオちゃん。稼ぎますよ。すべては私の平穏な老後のために!」
精神年齢おばあちゃんの少女が、金と魔法と年の功で無双する、痛快マネー・コメディ開幕!
ゴミスキルと追放された【万物鑑定】の俺、実は最強でした。Sランクパーティが崩壊する頃、俺は伝説の仲間と辺境で幸せに暮らしています
黒崎隼人
ファンタジー
Sランク勇者パーティのお荷物扱いされ、「ゴミスキル」と罵られて追放された鑑定士のアッシュ。
失意の彼が覚醒させたのは、森羅万象を見通し未来さえも予知する超チートスキル【万物鑑定】だった!
この力を使い、アッシュはエルフの少女や凄腕の鍛冶師、そして伝説の魔獣フェンリル(もふもふ)といった最強の仲間たちを集め、辺境の町を大発展させていく。
一方、彼を追放した勇者たちは、アッシュのサポートを失い、ダンジョンで全滅の危機に瀕していた――。
「今さら戻ってこい? お断りだ。俺はこっちで幸せにやってるから」
底辺から駆け上がる痛快逆転ファンタジー、ここに開幕!
お子ちゃま勇者に「美味しくないから追放!」された薬師、田舎でバフ飯屋を開く
風
ファンタジー
現代日本から転生した味覚オタクの薬師ユージンは、幼い勇者パーティの“保護者枠”として命を守るため口うるさくしていたが、「薬が苦い」「うるさい」と追放される。
田舎ミズナ村で薬膳小料理屋「くすり香」を開いた彼の“バフ飯”は冒険者を覚醒させ、村を救い、王都の薬利権すら揺らす。
一方、追放した子どもたちはユージンの真意を知って大泣きするが、彼は戻らない──自分の人生を取り戻すために。
転移先で日本語を読めるというだけで最強の男に囚われました
桜あずみ
恋愛
異世界に転移して2年。
言葉も話せなかったこの国で、必死に努力して、やっとこの世界に馴染んできた。
しかし、ただ一つ、抜けなかった癖がある。
──ふとした瞬間に、日本語でメモを取ってしまうこと。
その一行が、彼の目に留まった。
「この文字を書いたのは、あなたですか?」
美しく、完璧で、どこか現実離れした男。
日本語という未知の文字に強い関心を示した彼は、やがて、少しずつ距離を詰めてくる。
最初はただの好奇心だと思っていた。
けれど、気づけば私は彼の手の中にいた。
彼の正体も、本当の目的も知らないまま。すべてを知ったときには、もう逃げられなかった。
毎日19時に更新予定です。
婚約破棄されて去ったら、私がいなくても世界は回り始めました
鷹 綾
恋愛
「君との婚約は破棄する。聖女フロンこそが、真に王国を導く存在だ」
王太子アントナン・ドームにそう告げられ、
公爵令嬢エミー・マイセンは、王都を去った。
彼女が担ってきたのは、判断、調整、責任――
国が回るために必要なすべて。
だが、それは「有能」ではなく、「依存」だった。
隣国へ渡ったエミーは、
一人で背負わない仕組みを選び、
名前が残らない判断の在り方を築いていく。
一方、彼女を失った王都は混乱し、
やがて気づく――
必要だったのは彼女ではなく、
彼女が手放そうとしていた“仕組み”だったのだと。
偽聖女フロンの化けの皮が剥がれ、
王太子アントナンは、
「決めた後に立ち続ける重さ」と向き合い始める。
だが、もうエミーは戻らない。
これは、
捨てられた令嬢が復讐する物語ではない。
溺愛で救われる物語でもない。
「いなくても回る世界」を完成させた女性と、
彼女を必要としなくなった国の、
静かで誇り高い別れの物語。
英雄が消えても、世界は続いていく――
アルファポリス女子読者向け
〈静かな婚約破棄ざまぁ〉×〈大人の再生譚〉。
異世界で目覚めたら、もふもふ騎士団に保護されてました ~ちびっ子だけど、獣人たちの平穏のためお世話係がんばります!!~
ありぽん
ファンタジー
神のミスで命を落とした芽依は、お詫びとして大好きな異世界へ転生させてもらえることに。だが転生の際、またしても神のミスで、森の奥地に幼女の姿で送られてしまい。転生の反動で眠っていた瞳は、気づかないうちに魔獣たちに囲まれてしまう。
しかしそんな危機的状況の中、森を巡回していた、獣人だけで構成された獣騎士団が駆け付けてくれ、芽依はどうにかこの窮地を切り抜けることができたのだった。
やがて目を覚ました芽依は、初めは混乱したものの、すぐに現状を受け入れ。またその後、同じ種族の人間側で保護する案も出たが、ある事情により、芽依はそのまま獣騎士団の宿舎で暮らすことに。
そこで芽依は、助けてくれた獣騎士たちに恩を返すため、そして日々厳しい任務に向かう獣人たちが少しでも平穏に過ごせるようにと、お世話係を買って出る。
そんな芽依に、当初は不安だった獣人たちだったが、元気で明るい瞳の存在は、次第に獣人たちの力となっていくのだった。
これはちびっ子転生者の芽依が、獣人や魔獣たちのために奮闘し、癒しとなっていく。そんな、ほっこりまったり? な物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる