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悪魔のサイズと言われると変な気持ちになる
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やっと仕事が終わり、家に着くと早々にアイツに電話をかけた。かけてから思ったけど、たゆんたゆんにかけたら良かった。
『もっしも~し!』
「⋯⋯風呂か?」
『せいかーい! どしたの?』
だからうずいちまうだろうが、一ヶ所がよ⋯⋯。そんなことは後で考えるとして今はちゃんと話そう。
「今日、多分だけど悪魔をやっつけたんだが、ワンパンで消滅した」
『どんなやつだった~?』
「紫色で角が生えてて、フォークみたいなものを持って、知り合いの肩の上を飛んでた」
今日見た奴の特徴をそのまま伝えみる。伝わるよな?
『あ~! それ悪魔だよ。紫色で角が生えてれば悪魔だね。早かったね』
「そうか、因みに想像以上に弱かったんだけど、悪魔ってあんなんで何してんだ?」
『だから、言ったじゃ~ん。茨城の悪魔は弱いんだよ。その県の魅力に応じて力が増すのよ』
うん、お前はそんなこと一言も言ってねーよ。言ったのはたゆんたゆんだ。
『でね、悪魔って言うのは強さによってやることが変わるの。強ければ人を殺しちゃったりするけど、茨城にはそんな強いのいないんじゃないかな?』
「じゃあ、弱いのは何するんだよ?」
『風邪を引かせたり、転ばせたり、お金を落としたりぐらいだよ。力がないからやることも小さいんだよね~』
やっぱり上田さんのは悪魔の悪事って事か。
「何のためにそんなことしてるんだよ?」
『そりゃ~力を付けるためでしょ? 人が嫌がることをすると力がつくんだよ。元々が弱いから最初は小さい事を繰り返すけど、強くなれば悪さも大きくなるよ』
「ってことは、ほっとけばヤバイじゃねーか。どれくらいで人を殺せるほどに強くなるんだよ?」
『えっ? う~ん⋯⋯。ってか、私のぼせちゃうからお風呂出る! じゃ~ね~』
――プツッ。切られた。
コイツ絶対に逃げたな。結局たゆんたゆんにかけるんじゃねーか。なら最初からかけとけば良かったな。
まぁ、神様のお風呂ってのは良かったけど⋯⋯
***
『あら、どうされました?』
「いや、アイツにかけて質問したら逃げられたからアナタにかけました」
『まぁ、そうでございますか。あの子はまったく⋯⋯』
そう理解してるなら神様同士どうにかしてくれよ。
「悪魔の悪事をほっておくと人を殺すほどまで強くなるって聞いたんだど、どれくらいで人を殺せるほど強くなるんだ?」
『なるほど、そー言うことでございますか。茨城の悪魔レベルでは、大体100年から200年ほどですかね。なので全然心配ございませんよ』
「そんなにかかるのか」
『そうでございますね。それに茨城以外にも悪魔はいますけど、【天使達】がやっつけてくれてるので大丈夫なのですよ』
⋯⋯天使達? そんなものまで実在するのか。
「じゃあ、天使がいるのになんで悪魔はいるんだ? それに天使がいるなら俺が倒さなくてもいいんじゃないのか?」
『悪魔は人々の悪事や、ネガティブの思考から生まれるので、この世界から完全に消滅することはございません。それと、天使達は多くは無いですし、あまり強くも無いのですよ。子供達の無垢なる優しさからしか生まれませんので』
なるほど、それならば悪魔が完全に消滅することは無さそうだな。
『それに今は、高齢化社会でございますからね』
何とも説得力のあるお言葉だ。
「最後に聞きたいんだが、悪魔の強さってどうやって判断するんだ?」
『それは簡単でございますよ。悪魔の大きさです。掌サイズから、大きいもので5mほどまでですかね。とりあえずは2mを越えたら危険だと思って頂ければと思います』
「わかった、ありがとうな」
『いいえ。また何かあればご連絡下さい』
ピッ―――
色々わかったが、とりあえず茨城ならどうにかなるレベルだろうな。⋯⋯ゲンコツか、ふざけているようだが、強さはとんでもない。
わかってスッキリしたし、今度はこちらの番だ!
神様のお風呂ってイメージだけで、うずいちまったからな、こちらもスッキリさせなればだろうよ。パソコンを起動しておもむろにズボンに手をかけたところで電話が震える。
なぜ大切な時に震える。―――ピッ。
『なんかね~、栃木神が用があって会いたいから今からそっちに行くってさ、じゃよろしく~』
「ちょっ⋯⋯」
ピッ。
急すぎるだろう。空気読めよ! まぁ最中じゃないだけましか⋯⋯
会いたいってなんの用だ? どーせろくなもんじゃないだろうな、まとまな神様いねーし。
今度、マジで殴ってやろうと思っていると、目の前が光り、前回の様に急に目の前に現れた。
『夜分遅くにすまんね、茨城神からきていると思うが、栃木神だ』
エロ神様だ。格好良く言えばセクシーなんだろう。しかし、あえて言う。エロ神様だ!
長い髪に整った顔立ち、着崩したかのようなローブの所々から見える肌。
殴ってやろうと思ってすまん。今度あったらコンソメを神饌してやろう―――
『もっしも~し!』
「⋯⋯風呂か?」
『せいかーい! どしたの?』
だからうずいちまうだろうが、一ヶ所がよ⋯⋯。そんなことは後で考えるとして今はちゃんと話そう。
「今日、多分だけど悪魔をやっつけたんだが、ワンパンで消滅した」
『どんなやつだった~?』
「紫色で角が生えてて、フォークみたいなものを持って、知り合いの肩の上を飛んでた」
今日見た奴の特徴をそのまま伝えみる。伝わるよな?
『あ~! それ悪魔だよ。紫色で角が生えてれば悪魔だね。早かったね』
「そうか、因みに想像以上に弱かったんだけど、悪魔ってあんなんで何してんだ?」
『だから、言ったじゃ~ん。茨城の悪魔は弱いんだよ。その県の魅力に応じて力が増すのよ』
うん、お前はそんなこと一言も言ってねーよ。言ったのはたゆんたゆんだ。
『でね、悪魔って言うのは強さによってやることが変わるの。強ければ人を殺しちゃったりするけど、茨城にはそんな強いのいないんじゃないかな?』
「じゃあ、弱いのは何するんだよ?」
『風邪を引かせたり、転ばせたり、お金を落としたりぐらいだよ。力がないからやることも小さいんだよね~』
やっぱり上田さんのは悪魔の悪事って事か。
「何のためにそんなことしてるんだよ?」
『そりゃ~力を付けるためでしょ? 人が嫌がることをすると力がつくんだよ。元々が弱いから最初は小さい事を繰り返すけど、強くなれば悪さも大きくなるよ』
「ってことは、ほっとけばヤバイじゃねーか。どれくらいで人を殺せるほどに強くなるんだよ?」
『えっ? う~ん⋯⋯。ってか、私のぼせちゃうからお風呂出る! じゃ~ね~』
――プツッ。切られた。
コイツ絶対に逃げたな。結局たゆんたゆんにかけるんじゃねーか。なら最初からかけとけば良かったな。
まぁ、神様のお風呂ってのは良かったけど⋯⋯
***
『あら、どうされました?』
「いや、アイツにかけて質問したら逃げられたからアナタにかけました」
『まぁ、そうでございますか。あの子はまったく⋯⋯』
そう理解してるなら神様同士どうにかしてくれよ。
「悪魔の悪事をほっておくと人を殺すほどまで強くなるって聞いたんだど、どれくらいで人を殺せるほど強くなるんだ?」
『なるほど、そー言うことでございますか。茨城の悪魔レベルでは、大体100年から200年ほどですかね。なので全然心配ございませんよ』
「そんなにかかるのか」
『そうでございますね。それに茨城以外にも悪魔はいますけど、【天使達】がやっつけてくれてるので大丈夫なのですよ』
⋯⋯天使達? そんなものまで実在するのか。
「じゃあ、天使がいるのになんで悪魔はいるんだ? それに天使がいるなら俺が倒さなくてもいいんじゃないのか?」
『悪魔は人々の悪事や、ネガティブの思考から生まれるので、この世界から完全に消滅することはございません。それと、天使達は多くは無いですし、あまり強くも無いのですよ。子供達の無垢なる優しさからしか生まれませんので』
なるほど、それならば悪魔が完全に消滅することは無さそうだな。
『それに今は、高齢化社会でございますからね』
何とも説得力のあるお言葉だ。
「最後に聞きたいんだが、悪魔の強さってどうやって判断するんだ?」
『それは簡単でございますよ。悪魔の大きさです。掌サイズから、大きいもので5mほどまでですかね。とりあえずは2mを越えたら危険だと思って頂ければと思います』
「わかった、ありがとうな」
『いいえ。また何かあればご連絡下さい』
ピッ―――
色々わかったが、とりあえず茨城ならどうにかなるレベルだろうな。⋯⋯ゲンコツか、ふざけているようだが、強さはとんでもない。
わかってスッキリしたし、今度はこちらの番だ!
神様のお風呂ってイメージだけで、うずいちまったからな、こちらもスッキリさせなればだろうよ。パソコンを起動しておもむろにズボンに手をかけたところで電話が震える。
なぜ大切な時に震える。―――ピッ。
『なんかね~、栃木神が用があって会いたいから今からそっちに行くってさ、じゃよろしく~』
「ちょっ⋯⋯」
ピッ。
急すぎるだろう。空気読めよ! まぁ最中じゃないだけましか⋯⋯
会いたいってなんの用だ? どーせろくなもんじゃないだろうな、まとまな神様いねーし。
今度、マジで殴ってやろうと思っていると、目の前が光り、前回の様に急に目の前に現れた。
『夜分遅くにすまんね、茨城神からきていると思うが、栃木神だ』
エロ神様だ。格好良く言えばセクシーなんだろう。しかし、あえて言う。エロ神様だ!
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殴ってやろうと思ってすまん。今度あったらコンソメを神饌してやろう―――
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