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本編
9話
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ゲシっ
「イテッ!!」
おれはジンの足蹴りによって目が冷めた。
こいつ寝相悪っ!!
「おはよ!!」
「遅かったわね。」
「ご飯できましたよ。」
ジンとともに(巻き添え)リビングに向かったとき、美味しそうな匂いが鼻孔をかすめた。
どうやら女性陣はもう起きていたらしい。
「ユート、ジン、私も作ってみたんだ。美味しいといいんだけど。」
もちろんラナの作った料理がまずいなんてことはないだろう。もし不味くてもラナの手料理なら全部美味しく感じるはずだ。
「美味い!!」
出された食事を口いっぱいに頬張って言う。
これはお世辞ではなく、心からでた言葉だった。
「それで、昨日は言えなかった私のスキルについてお話します。」
そういえば食事前の挨拶のことですっかり忘れていたが、そういう約束だったな。
「私の固有スキル、異世界からの訪問者は、こことは別の世界にある物を自身の魔力と引き換えに取り寄せることができるスキルです。」
千奈は言葉を続ける。
「私はこのスキルで何度も人間族に狙われてきました。」
この世界では異世界は高度な科学技術を持った幻の国と言われていた。
そのため異世界、俺からすると前世の世界からのものを取り寄せることができる千奈は、あの権力大好きな国の上層部に狙われていたのだろう。
「まぁこのスキルのおかげでダンジョンぐらしは快適になったんですけどね。......ってすみません、こんな暗い話して!!」
「いや大丈夫だ。」
「そうだよ、大丈夫だから気にしないで。」
「二人共、ありがとうございます。
千奈が少し涙を浮かべて答える。
「あれ、僕らは?」
「もちろん、ナナとジンさんもですよ。」
なにか暖かい空気が周りにできる。
「そういえば皆さん、帰ったらどうするんですか?」
「ん、そうだな、三人は俺についてきてくれるらしいから、このまま別の場所に行くつもりだ。」
もともと旅をするためにここに来たからな。
「そうですか...じゃあこれからずっと宿ぐらしってことですよね?」
「そうだが。」
なぜ千奈はこんなことを聞いてくるのだろう?
「なら皆さん、ここにすみません?」
「は(え)???」
千奈の衝撃な言葉に俺を含めて全員唖然としている。
特にジンの豆鉄砲を食らったような顔は笑えた。
「ここのダンジョンはご覧の通り広いですし、異世界のものもあります。それにここじゃ絶対バレないしバレたとしても入ってこれません。隠れ家としては最高じゃないですか?」
確かにそうだが......
「そんな事して、千奈になんの利益があるんだ?」
「ふふっ、ただの善意だとは思わないんですね。」
当たり前だ。ただより怖いものはないというしな。
「もちろん報酬は支払ってもらいますよ。」
やっぱりな。
「報酬は......
ジンさんとナナさんをもふもふさせるということで!!!」
「...」
「実はずっと前から思ってたんですよ。2人の素晴らしい毛皮、くりくりとした目、魅惑のボディ((((」
手を口と前にかざし、くねくねとしている千奈はどっからどう見てもやばいやつだ。
「ジン...」
「ナナ...」
未だに興奮した口調で喋っている千奈を横目に、俺はジンの肩に手をおいた。
「お前と過ごしたこの2日...楽しかったよ......」
「2人のことは忘れないよ。」
「ちょっとー!!」
「待ってください!!!」
そのあと千奈にモフり倒されたナナとジンに小一時間説教された。
もちろんラナも。てっ言うかさっきも俺と一緒にふざけてたし、何なら泣き真似もしてたし、意外とノリがいいんだな。
──────────────────
意図せず(ナナとジンを生贄にして)最高の隠れ家といくつかのスキルを手に入れた俺達。
ちなみに2人は魔力多めに渡すことで機嫌を直してもらった。おれの魔力は上質で、魔物や精霊たちにとってはごちそうらしい。
「帰りはどうするの?」
「転移だと転移した場所が分からないから、このまま走っていくわ。」
「ちょうど良いスキルをもらったとこだね。」
「ですね。」
千奈に家と一緒にもらったスキルは3つ。
1つ、『ダンジョンの主』
このダンジョン内の魔物は襲いかかってこなくなる。オンオフ可能。
2つ、『隠れ家への帰り道』
世界中のどこにいても隠れ家へ一瞬で行ける。
3つ、『迷宮迷彩』
全てのダンジョン内では気配を完全に消すことができる。オンオフ可能。
どれも便利なスキルで、ここのダンジョンでは快適に暮らせそうだ。
ちなみにここの魔物を倒す許可はもうすでに千奈からもらってる。どうやら千奈も普通に料理などでここの魔物を倒していたらしい。
無慈悲だな。
「みんな、そろそろFランク層につくわよ。」
隠れ家からここまで結構な冒険者と魔物がいたが、誰一人俺達に気づくことはなかった。早速スキルの効果が出てきてるな。
魔物に至っては俺達に向かってお辞儀してたしな。
いつか倒すかもしれないのにお辞儀されると罪悪感湧くんだが......
「ここからはFランク層だから、もうスキル使わなくていいぞ。」
「「「はーい!」」」
Fランク層なら問題ないので、スキルを消して歩く。
後は自然にここから出ればいいだけ。簡単だ。
「うわぁぁぁぁ!!」
「「「「!!!」」」」
「おい、あれって......」
「嘘だろ、ここはFランク層だぞ。」
9回に上がった時、近くから悲鳴が聞こえた。
そこには血にまみれていて倒れている女性と、血塗れの斧を持ったオーガがいた。
オーガはAランクの魔物なため、普通はこんなところにいないのだ。
「どういうことだよ、千奈。」
ダンジョンマスターなら魔物をどこに出すのも自由自在だ。
でもあいつがそんなことをするやつには思えない。まぁあって一日も経ってない相手の、何が分かるのかと言われればそれまでだが。
「とりあえず助けるぞ!!」
「うん!」
考えるよりも人を助けるほうが重要だ。
「この人治せるか?」
「大丈夫。」
「オーガも普通に倒せるけど...」
「あぁ。」
この戦いは勝つか負けるかの戦いじゃない。
どうやって最低限目立たなくして勝てるかという戦いだ。
SSSランクの魔物を倒してきた俺達だ、余裕でこいつなんかは倒せる。
しかしFランク冒険者の俺らが倒せば注目を浴びることは間違いないだろう。
だけど俺達は国外追放された身だ。
ラナのためにも目立つのは避けたい。
つまり俺達は目立たつにこのオーガを倒さなきゃいけない。
あれ、これって普通に倒すより難易度高くないか?
まぁ仕方ないか。
「たぁ!!」
「火の槍」
「治癒」
結果は意外と早くに終わった。
「おい、大丈夫か!?」
「これは...」
まだ問題は山積みのようだが。
「イテッ!!」
おれはジンの足蹴りによって目が冷めた。
こいつ寝相悪っ!!
「おはよ!!」
「遅かったわね。」
「ご飯できましたよ。」
ジンとともに(巻き添え)リビングに向かったとき、美味しそうな匂いが鼻孔をかすめた。
どうやら女性陣はもう起きていたらしい。
「ユート、ジン、私も作ってみたんだ。美味しいといいんだけど。」
もちろんラナの作った料理がまずいなんてことはないだろう。もし不味くてもラナの手料理なら全部美味しく感じるはずだ。
「美味い!!」
出された食事を口いっぱいに頬張って言う。
これはお世辞ではなく、心からでた言葉だった。
「それで、昨日は言えなかった私のスキルについてお話します。」
そういえば食事前の挨拶のことですっかり忘れていたが、そういう約束だったな。
「私の固有スキル、異世界からの訪問者は、こことは別の世界にある物を自身の魔力と引き換えに取り寄せることができるスキルです。」
千奈は言葉を続ける。
「私はこのスキルで何度も人間族に狙われてきました。」
この世界では異世界は高度な科学技術を持った幻の国と言われていた。
そのため異世界、俺からすると前世の世界からのものを取り寄せることができる千奈は、あの権力大好きな国の上層部に狙われていたのだろう。
「まぁこのスキルのおかげでダンジョンぐらしは快適になったんですけどね。......ってすみません、こんな暗い話して!!」
「いや大丈夫だ。」
「そうだよ、大丈夫だから気にしないで。」
「二人共、ありがとうございます。
千奈が少し涙を浮かべて答える。
「あれ、僕らは?」
「もちろん、ナナとジンさんもですよ。」
なにか暖かい空気が周りにできる。
「そういえば皆さん、帰ったらどうするんですか?」
「ん、そうだな、三人は俺についてきてくれるらしいから、このまま別の場所に行くつもりだ。」
もともと旅をするためにここに来たからな。
「そうですか...じゃあこれからずっと宿ぐらしってことですよね?」
「そうだが。」
なぜ千奈はこんなことを聞いてくるのだろう?
「なら皆さん、ここにすみません?」
「は(え)???」
千奈の衝撃な言葉に俺を含めて全員唖然としている。
特にジンの豆鉄砲を食らったような顔は笑えた。
「ここのダンジョンはご覧の通り広いですし、異世界のものもあります。それにここじゃ絶対バレないしバレたとしても入ってこれません。隠れ家としては最高じゃないですか?」
確かにそうだが......
「そんな事して、千奈になんの利益があるんだ?」
「ふふっ、ただの善意だとは思わないんですね。」
当たり前だ。ただより怖いものはないというしな。
「もちろん報酬は支払ってもらいますよ。」
やっぱりな。
「報酬は......
ジンさんとナナさんをもふもふさせるということで!!!」
「...」
「実はずっと前から思ってたんですよ。2人の素晴らしい毛皮、くりくりとした目、魅惑のボディ((((」
手を口と前にかざし、くねくねとしている千奈はどっからどう見てもやばいやつだ。
「ジン...」
「ナナ...」
未だに興奮した口調で喋っている千奈を横目に、俺はジンの肩に手をおいた。
「お前と過ごしたこの2日...楽しかったよ......」
「2人のことは忘れないよ。」
「ちょっとー!!」
「待ってください!!!」
そのあと千奈にモフり倒されたナナとジンに小一時間説教された。
もちろんラナも。てっ言うかさっきも俺と一緒にふざけてたし、何なら泣き真似もしてたし、意外とノリがいいんだな。
──────────────────
意図せず(ナナとジンを生贄にして)最高の隠れ家といくつかのスキルを手に入れた俺達。
ちなみに2人は魔力多めに渡すことで機嫌を直してもらった。おれの魔力は上質で、魔物や精霊たちにとってはごちそうらしい。
「帰りはどうするの?」
「転移だと転移した場所が分からないから、このまま走っていくわ。」
「ちょうど良いスキルをもらったとこだね。」
「ですね。」
千奈に家と一緒にもらったスキルは3つ。
1つ、『ダンジョンの主』
このダンジョン内の魔物は襲いかかってこなくなる。オンオフ可能。
2つ、『隠れ家への帰り道』
世界中のどこにいても隠れ家へ一瞬で行ける。
3つ、『迷宮迷彩』
全てのダンジョン内では気配を完全に消すことができる。オンオフ可能。
どれも便利なスキルで、ここのダンジョンでは快適に暮らせそうだ。
ちなみにここの魔物を倒す許可はもうすでに千奈からもらってる。どうやら千奈も普通に料理などでここの魔物を倒していたらしい。
無慈悲だな。
「みんな、そろそろFランク層につくわよ。」
隠れ家からここまで結構な冒険者と魔物がいたが、誰一人俺達に気づくことはなかった。早速スキルの効果が出てきてるな。
魔物に至っては俺達に向かってお辞儀してたしな。
いつか倒すかもしれないのにお辞儀されると罪悪感湧くんだが......
「ここからはFランク層だから、もうスキル使わなくていいぞ。」
「「「はーい!」」」
Fランク層なら問題ないので、スキルを消して歩く。
後は自然にここから出ればいいだけ。簡単だ。
「うわぁぁぁぁ!!」
「「「「!!!」」」」
「おい、あれって......」
「嘘だろ、ここはFランク層だぞ。」
9回に上がった時、近くから悲鳴が聞こえた。
そこには血にまみれていて倒れている女性と、血塗れの斧を持ったオーガがいた。
オーガはAランクの魔物なため、普通はこんなところにいないのだ。
「どういうことだよ、千奈。」
ダンジョンマスターなら魔物をどこに出すのも自由自在だ。
でもあいつがそんなことをするやつには思えない。まぁあって一日も経ってない相手の、何が分かるのかと言われればそれまでだが。
「とりあえず助けるぞ!!」
「うん!」
考えるよりも人を助けるほうが重要だ。
「この人治せるか?」
「大丈夫。」
「オーガも普通に倒せるけど...」
「あぁ。」
この戦いは勝つか負けるかの戦いじゃない。
どうやって最低限目立たなくして勝てるかという戦いだ。
SSSランクの魔物を倒してきた俺達だ、余裕でこいつなんかは倒せる。
しかしFランク冒険者の俺らが倒せば注目を浴びることは間違いないだろう。
だけど俺達は国外追放された身だ。
ラナのためにも目立つのは避けたい。
つまり俺達は目立たつにこのオーガを倒さなきゃいけない。
あれ、これって普通に倒すより難易度高くないか?
まぁ仕方ないか。
「たぁ!!」
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