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本編
10話
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「つまり、おまえ達があのオーガを倒したということでいいよな。」
「だから何度もそう言ってるじゃないか。」
オーガを倒した後、他の冒険者よって駆けつけてきたギルドの職員にここに連れてこられた。
そりゃ登録して二日目のFランクパーティーがAランクのオーガを倒したとなったら、大変なことになるだろな。
「うーむ。周りの証言からも、状況的に見てからもそうとしかいえないのだが...Fランクのお前たちが倒したとなるとな...」
ちなみに目の前にいる髭面のおじさんはギルドマスターらしい。
こんなんでもギルドのトップで、元Aランク冒険者というなかなかすごい人らしい。人は見かけによらないんだな。
「それで、俺達はどうなった...ってこれうまいな!!」
俺は受付嬢が差し出してくれたマフィンを片手に話を聞く。
「おいちゃんと話を聞け。」
ギルマスは手を額に当て、ため息をついていた。
なぜに?
「お前たちの対処が決まった。お前たち全員はBランクに昇格させとく。もちろんオーガの素材はこちらで買い取らせてもらうよ。」
「マジでか...」
まさかオーガ一匹倒しただけでBランクに上がれるとかお得だな。
「マジ?まぁ素材に関しては明後日頃決まるだろ。それよりお前らまだ宿決めてないんだろ?受付嬢に案内させるから、高級宿にでも泊まってこい。」
今日は早速千奈の家に泊まろうと思っていたが、それも悪くない。
今日は宿に泊まるか。
俺はずっと固まってたラナの手を引き、ギルマス部屋(仮)から出て、受付嬢に案内された。
ちなみにオーガの討伐と女性を救ったということで大金貨一枚が支払われた。
割といい値段だな。
──────────────────
あのあと受け付け嬢に案内された宿で一泊した。
高級宿とあって、結構心地が良かったけど、やっぱ千奈のところの布団が恋しい
今度からあそこで寝泊まりすることにしよう。
「ねぇご主人様、少し良いかしら。」
「ん、どうしたナナ?
歯を磨いてると、ジンを引き連れたナナが来た。
ちなみにラナはまだ夢の中だ。
「お願いがあるの。今日ちょっと用事ができちゃって、今日一緒にいられなさそうなの。」
なんだそんなことか。
元々2人は俺のわがままに付き合ってもらってるだけだ。
ここで行っちゃだめという権利は俺にないだろう。
「もちろん良いぞ。」
それにしたいこともあったしな。
──────────────────
「ねぇねぇユート見て!!あれ美味しそう!!」
「はいはい、買ってやるから落ち着いて。」
「あ、あれも!!」
俺がしたかったこと、それはラナとの町中デートだ。
いやーここに来たときからやりたいと思ってたんだけど、ナナとジンがいたら出来なかったからな。
だから2人の不在はまさに渡りに船だった。
あのあとラナを起こした後、いつもの装備ではなく年相応の町娘のような格好をさせた。
だからか、人がたくさんいる中でも問題なく素が出ている。
それにしてもこれ周りの人から見たら親子に見えないか?
一応恋人なんだけど。
「あれ?俺らって恋人だっけ?」
そういえば前世そうだっただけで今もそうだというわけじゃないのだ。
やばい頭がこんがらがってきた。
「ユート、早く早く!!」
「ごめん!今行くよ!!」
辞めよう。
俺は考えるのが苦手なんだ。
それより今はこの瞬間を楽しもう。
「わぁーあの髪飾り可愛い!!」
いやあなたの方が可愛いですよ。
「ねぇねぇユート、買って?」(お願いポーズ)
「それ一つ下さい」(即答)
いや女神にお願いされたら答えないわけには行かないでしょう。
「おぉユート、彼女とデート中か?」
露店の前で突然知らん髭面のおっさんに話しかけられた。
誰だこいつ。
「ギルドマスターさん。昨日はありがとうございました。」
「ふむ、お嬢さんのほうは常識を持ち合わせてるようだな。俺のことを覚えてないパーティーメンバーと違って。」
あぁギルマスか。
全然覚えてなかったわ。ラナすごいな。
「それでギルマスが俺達にどうして話かけたんだ。」
ギルドのトップであるギルマスが、まさか暇だから話しかけたなんてわけじゃないだろ。
「暇だったから。」
そんなことあった。
「まぁそれもあるが、要件は別だ。オーガの解体が終わったからギルドに取りに来い。」
「へぇ、早いな。明日じゃなかったか?」
「意外と早く終わってな、素材は受け取るか?売ることもできるが。」
魔物の素材は武器や防具などにできる。
Aランクの魔物は結構すごいらしいが、俺達には必要ないだろう。
「じゃあ全て売却で。」
「分かった。これが報酬の大金貨5枚だ。」
オーガを倒しただけで600万円、なかなかいい仕事だな。
「じゃあ邪魔したな。デート楽しめよ。」
「えーとユート?」
「あぁごめんなラナ。続きを行こうか。」
「うん!!」
その後は他の露店を回ったり、大道芸を見たり、この街を満喫していた。
「ユート、最後に行きたいところがあるんだけど良い?」
「もちろんいいさ。」
ラナに連れてこられた場所はこの街の大教会だった。
「女神リーナス様。
全能者にして主なる神よ
あなたのおかげで私は今ここにいます。
我らの神に
讃美、栄光、知恵、感謝、誉れ、力、勢いが
世々限りなくあらんことを」
ラナは膝を付き、両手を合わせながら祈りを捧げる。
俺も同じように祈りを捧げようとすると......そこは知らない場所だった。
「だから何度もそう言ってるじゃないか。」
オーガを倒した後、他の冒険者よって駆けつけてきたギルドの職員にここに連れてこられた。
そりゃ登録して二日目のFランクパーティーがAランクのオーガを倒したとなったら、大変なことになるだろな。
「うーむ。周りの証言からも、状況的に見てからもそうとしかいえないのだが...Fランクのお前たちが倒したとなるとな...」
ちなみに目の前にいる髭面のおじさんはギルドマスターらしい。
こんなんでもギルドのトップで、元Aランク冒険者というなかなかすごい人らしい。人は見かけによらないんだな。
「それで、俺達はどうなった...ってこれうまいな!!」
俺は受付嬢が差し出してくれたマフィンを片手に話を聞く。
「おいちゃんと話を聞け。」
ギルマスは手を額に当て、ため息をついていた。
なぜに?
「お前たちの対処が決まった。お前たち全員はBランクに昇格させとく。もちろんオーガの素材はこちらで買い取らせてもらうよ。」
「マジでか...」
まさかオーガ一匹倒しただけでBランクに上がれるとかお得だな。
「マジ?まぁ素材に関しては明後日頃決まるだろ。それよりお前らまだ宿決めてないんだろ?受付嬢に案内させるから、高級宿にでも泊まってこい。」
今日は早速千奈の家に泊まろうと思っていたが、それも悪くない。
今日は宿に泊まるか。
俺はずっと固まってたラナの手を引き、ギルマス部屋(仮)から出て、受付嬢に案内された。
ちなみにオーガの討伐と女性を救ったということで大金貨一枚が支払われた。
割といい値段だな。
──────────────────
あのあと受け付け嬢に案内された宿で一泊した。
高級宿とあって、結構心地が良かったけど、やっぱ千奈のところの布団が恋しい
今度からあそこで寝泊まりすることにしよう。
「ねぇご主人様、少し良いかしら。」
「ん、どうしたナナ?
歯を磨いてると、ジンを引き連れたナナが来た。
ちなみにラナはまだ夢の中だ。
「お願いがあるの。今日ちょっと用事ができちゃって、今日一緒にいられなさそうなの。」
なんだそんなことか。
元々2人は俺のわがままに付き合ってもらってるだけだ。
ここで行っちゃだめという権利は俺にないだろう。
「もちろん良いぞ。」
それにしたいこともあったしな。
──────────────────
「ねぇねぇユート見て!!あれ美味しそう!!」
「はいはい、買ってやるから落ち着いて。」
「あ、あれも!!」
俺がしたかったこと、それはラナとの町中デートだ。
いやーここに来たときからやりたいと思ってたんだけど、ナナとジンがいたら出来なかったからな。
だから2人の不在はまさに渡りに船だった。
あのあとラナを起こした後、いつもの装備ではなく年相応の町娘のような格好をさせた。
だからか、人がたくさんいる中でも問題なく素が出ている。
それにしてもこれ周りの人から見たら親子に見えないか?
一応恋人なんだけど。
「あれ?俺らって恋人だっけ?」
そういえば前世そうだっただけで今もそうだというわけじゃないのだ。
やばい頭がこんがらがってきた。
「ユート、早く早く!!」
「ごめん!今行くよ!!」
辞めよう。
俺は考えるのが苦手なんだ。
それより今はこの瞬間を楽しもう。
「わぁーあの髪飾り可愛い!!」
いやあなたの方が可愛いですよ。
「ねぇねぇユート、買って?」(お願いポーズ)
「それ一つ下さい」(即答)
いや女神にお願いされたら答えないわけには行かないでしょう。
「おぉユート、彼女とデート中か?」
露店の前で突然知らん髭面のおっさんに話しかけられた。
誰だこいつ。
「ギルドマスターさん。昨日はありがとうございました。」
「ふむ、お嬢さんのほうは常識を持ち合わせてるようだな。俺のことを覚えてないパーティーメンバーと違って。」
あぁギルマスか。
全然覚えてなかったわ。ラナすごいな。
「それでギルマスが俺達にどうして話かけたんだ。」
ギルドのトップであるギルマスが、まさか暇だから話しかけたなんてわけじゃないだろ。
「暇だったから。」
そんなことあった。
「まぁそれもあるが、要件は別だ。オーガの解体が終わったからギルドに取りに来い。」
「へぇ、早いな。明日じゃなかったか?」
「意外と早く終わってな、素材は受け取るか?売ることもできるが。」
魔物の素材は武器や防具などにできる。
Aランクの魔物は結構すごいらしいが、俺達には必要ないだろう。
「じゃあ全て売却で。」
「分かった。これが報酬の大金貨5枚だ。」
オーガを倒しただけで600万円、なかなかいい仕事だな。
「じゃあ邪魔したな。デート楽しめよ。」
「えーとユート?」
「あぁごめんなラナ。続きを行こうか。」
「うん!!」
その後は他の露店を回ったり、大道芸を見たり、この街を満喫していた。
「ユート、最後に行きたいところがあるんだけど良い?」
「もちろんいいさ。」
ラナに連れてこられた場所はこの街の大教会だった。
「女神リーナス様。
全能者にして主なる神よ
あなたのおかげで私は今ここにいます。
我らの神に
讃美、栄光、知恵、感謝、誉れ、力、勢いが
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俺も同じように祈りを捧げようとすると......そこは知らない場所だった。
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