1 / 1
一人遊園地
しおりを挟む
ここはT〇KY〇 DISNEYランド――夢と希望で溢れる遊園地に俺は来ている。一人で。
誰しも一度は考えたことがあるのではないだろうか、遊園地に一人で行ったら……と。俺がそこいらの奴とは違うのは、それを想像で終わらせないところだ。今こうして一人で来ているわけだからな。いやはや、実際に来ると想像をはるかに超えた体験が多いことに気づかされる。
まず、なんといっても乗り物に乗るときの気まずさが半端ない。クルーの方に、何名様でしょうか? と聞かれたときに、一人です、と答えたときの、あちら様の聞かなければよかったと言いたげなあの顔を見ると、とても申し訳ない気持ちになってしまう。すみません、一人で来るのはこれを最後にしますので、どうかお許しを!
それと、知り合いに偶然会ったときの気まずさな! まさか遊園地、しかも平日に遭遇するとはこれっぽっちも考えておらず、なんとかしどろもどろになりながら、
「か、家族と」
て言ってみたが、おそらく俺の表情から嘘をついていたのはバレバレだったと思う。
まあ、何が言いたいかっていうと、友達をつくれって話。
そうすりゃ、一人で遊園地に行かなくていいからな。
俺にもそんな友達がいつかできますように。切実。
誰しも一度は考えたことがあるのではないだろうか、遊園地に一人で行ったら……と。俺がそこいらの奴とは違うのは、それを想像で終わらせないところだ。今こうして一人で来ているわけだからな。いやはや、実際に来ると想像をはるかに超えた体験が多いことに気づかされる。
まず、なんといっても乗り物に乗るときの気まずさが半端ない。クルーの方に、何名様でしょうか? と聞かれたときに、一人です、と答えたときの、あちら様の聞かなければよかったと言いたげなあの顔を見ると、とても申し訳ない気持ちになってしまう。すみません、一人で来るのはこれを最後にしますので、どうかお許しを!
それと、知り合いに偶然会ったときの気まずさな! まさか遊園地、しかも平日に遭遇するとはこれっぽっちも考えておらず、なんとかしどろもどろになりながら、
「か、家族と」
て言ってみたが、おそらく俺の表情から嘘をついていたのはバレバレだったと思う。
まあ、何が言いたいかっていうと、友達をつくれって話。
そうすりゃ、一人で遊園地に行かなくていいからな。
俺にもそんな友達がいつかできますように。切実。
0
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
母の下着 タンスと洗濯籠の秘密
MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。
颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。
物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。
しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。
センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。
これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。
どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。
Husband's secret (夫の秘密)
設楽理沙
ライト文芸
果たして・・
秘密などあったのだろうか!
むちゃくちゃ、1回投稿文が短いです。(^^ゞ💦アセアセ
10秒~30秒?
何気ない隠し事が、とんでもないことに繋がっていくこともあるんですね。
❦ イラストはAI生成画像 自作
サレ妻の娘なので、母の敵にざまぁします
二階堂まりい
大衆娯楽
大衆娯楽部門最高記録1位!
※この物語はフィクションです
流行のサレ妻ものを眺めていて、私ならどうする? と思ったので、短編でしたためてみました。
当方未婚なので、妻目線ではなく娘目線で失礼します。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
恋愛
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
ファンタジー
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる