窓開けゲーム

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窓開けゲーム

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 先日、研究室の同期と「窓開けゲーム」をした。
 このゲームは研究室の先輩が考えたもので、研究室に存在するあらゆる窓を開け、その数を競うゲームである。
 研究室の窓は全部で23個あり、参加者は僕を含んで5人であった。
 優勝者には研究室にある仮眠室を1日占領できる権利が与えられる。この権利を獲得するため、参加者全員は鬼のような形相で窓を開けに行った。というのも、普段から睡眠不足の研究生にとって、いつでも心地よく眠ることのできる場所が研究室にあることは願ってもない話なのである。
 結果は、僕と先輩が同率1位であった。
 僕は半日仮眠室を占領ということになるのかなと考えていたが、その予想は大きく外れることになる。
 なんと、先輩が、俺の勝ちだ、と言い張るのである。開けた窓の数は同じなのに……。
 理由を聞けば、何と先輩は、自分の下半身を指さした。
 そう、社会の窓を開けていたのである。

 この後、冷えた風が研究室を満たしたのは言うまでもない。
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