私は聖女になります、性女(娼婦)にはなりません

ブラックベリィ

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第20章 帝国予算の為に………

436★エリカとアルは、既に熟年夫婦?



 エリカ自身も、アルファードの指示に感動していたりする。

 (流石は、俺様皇子様で、魔法騎士団団長様って感じよね

  乙女ゲームの攻略者超える美形っぷりに、この腹黒さ
  たまらないわぁ~アルってば、マジでカッコイイわ

  それでいて、さり気に弟のアルバードさんの恋愛を応援するんだもの
  撫子ちゃんもアルバードさんのお見舞いを受けるなら嬉しいよね

  それに、他の子達の夫候補も見舞いに来させるなんて………
  じゃなくて、みんな運動不足だったのかな?

  あれぐらいで筋肉痛になるとか、無いよね?
  もしかして、体力増強も兼ねた身体強化をしてなかったかな?

  それだったら、筋肉痛で寝込むのもしょうがないかも………
  あとで、みんなが復活したら、ちゃんとダンスや戦闘の時は
  身体強化をかけた方がイイって教えないとね

  まぁそれはさておき、私もお見舞いに行かせるはイイと思うわ

  全員にお見舞いが来るなら、お互いに色々と恥ずかしくても
  誰もお見舞いに来なかったっていう寂しい思いをしなくて良いもの

  でも、あのパーティーでは、撫子ちゃんも色々な人達とダンスを
  それなりに踊っていた彼等は、アルバードさんには、ライバルよね

  ライバルを蹴散らして、好きな女を手に入れろってコトかな?
  まっ何にしろPXについての根回しの負担が減るなら
  マクルーファさんも楽になるだろうしね

  今日の私の予定は、この帝国の歴史と地理だったわね
  授業中に、各領地の産物を質問してみようかな?
  後は、商人ギルドについても聞いてみたいわね)

 色々とエリカは思考していたが、出勤するアルファード達に意識を戻す。
 そんなエリカにアルファードは、何時もの様に顔中にキスを降らせる。

 それを、オスカー達は生温い表情で視線を、アルファードとエリカから視線を外すのだった………要するに見ない振りをしている。
 そして、何時もの様に、何処の熟年夫婦と言う様な出勤の言葉がアルファードエリカの間で交わされる。

 「アル、お仕事頑張ってね、いってらっしゃい」

 「いってくる」

 こうして、一連の儀式めいたコトをすると、アルファード達は部屋から出て行くのだった。
 残ったエリカ達も、食器などの後片付けを終えると部屋から出て行く。

 そして、何時もだったら、専用の部屋で家庭教師が来るのを待つのだが、今日は、聖女候補の美少女達が住んでいる部屋に向かうエリカだった。

 それは、エリカの一言から始まった。

 「アラン、これから聖女候補の皆の部屋に行きます」

 『はっ』

 守護騎士であるアラン達は、エリカの望みを叶える為に、聖女候補達へと先触れを出す。
 守護騎士達には、従属する従騎士達が常に付いているので、それらにアランは命令する。

 「ジェレミー、サイラス、聖女候補達の先触れとして行け」

 『はっ』

 命令されたジェレミーとサイラスは、騎士の礼をとる。
 それに便乗して、エリカも命令する。

 「彼女達に、お見舞いとしてお菓子と果物を持って行くから
  ちょっと話しを聞いて欲しいと言っておいてね」

 『はっ』

 エリカの命令に対しても、きちんと騎士の礼をとるふたりだった。
 そして、素早く歩き聖女候補達の部屋へと消えて行く。










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