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第20章 帝国予算の為に………
438★エリカは知らない間に信者を持っていたりする
エリカは、なるべく客観的に自分のコレまでと、他の聖女候補達を回想し、現状を再確認する。
(召喚直後から動いて、きちんとした居場所を
さっさと自力で(無意識に)作った私と違って
彼女達は、聖女候補のままで地位も居場所も決まらなくて
いままで、ずっと不安定なままだったのよね
でも、聖女候補というよりは、聖女と認められているみたいだし
夫候補も選んでもらえて、彼女達の居場所もはっきりしそうだしね
ここは、完全に相手を決めて将来も決めて欲しいわ
撫子ちゃんは、アルバートさんと婚約して欲しいわね
アルバートさんが、聖女候補というか聖女と婚姻するなら
皇太子の次の皇位継承権を持っていても、誰も異を唱えられないもの
アルの大切な弟さんなんですもの気になっちゃうわ
それに、残りの彼女達も婚約者を決めて欲しいのよね
でもって、さっさと守護獣のゲット
これは絶対に必須よね
何時までも、この魔法騎士団が、全ての聖女候補達を
手にしている状態は、政治バランスを考えると不味いわ
ここは、婚約者に彼女達の面倒を見てもらいたいわね
その分の予算?補助金?の目処は完全に付いたんだから
あの候補者達なら、各騎士団に伝(つて)はあるんだから
それを使って騎士達を彼女達の守護に使えば良いと思うしね
このままじゃ、魔法騎士団の騎士達にばかり負担がきちゃうもの
彼女達の行き先というか、婚約者(と書いて保護者と読む)が
決まれば、私とアル達で魔物討伐と瘴気の浄化を兼ねて
心置きなく遠征に行けるもの
ついでに、色々な薬の素材も採取したいしね
じゃなくってぇ~意識を彼女達とPXにもどして………
ある程度は、彼女達と打ち合わせをする必要があるわね
それに、アルバートさんが来たら挨拶したいわねって
もしかして、彼女達の夫候補達と会話する必要があるのかな?
ここは、アランに聞いて確認しよう)
「アラン、私と彼女達の会話って結構かかるかな?」
「それなりの時間は必要だと思います
それに、彼等としても姫君や団長と挨拶する必要があると思いますので
今日の授業は諦めて後日に、授業を受けるコトにした方が宜しいかと」
エリカの質問に、アランは淡々と説明する。
いまひとつこちらの世界の常識と貴族としての常識を理解していないエリカは、内心で頭を抱えてしまう。
が、ここで落ち込んでも、時間が過ぎて行くだけと思い直すエリカだった。
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