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0095★唐突に始まった悪戯(◆R15・BL表現あり 苦手な方はスルーお願いします◆)
砂地が、長期間アルバイトを探していた時のことを蒼珠に思い出させる。
そう、目の前の大きな湖と砂地が海を連想させて‥‥‥‥。
もし、あのまま、クラスメートからの、割りの良い
アルバイトの話しがあるなんて言葉を信じて‥‥‥
彼奴等の集まりになんて行かないでいたら‥‥‥
素直に、海の家での住み込みのアルバイト募集に
応募して、アルバイトしていたら‥‥‥‥
平穏無事なごく普通の人生が送れていたろうなぁ‥‥
まぁ‥普通の人生ってモノに、かなり未練あるけど‥‥
それでも、朱螺と旅が出来るならこのままでも良いかな?
でも‥‥何時まで、朱螺は俺に付き合ってくれるかなぁ?
最初の《契約》通りに、聞いたことやもらった物の分だけ
肛門性交したら終わりなのかな?
それだって、朱螺が飽きなかったらだよなぁ‥‥‥
朱螺は、俺が疑問に思ったことを、大盤振る舞いで、
色々と教えてくれるけど‥‥まだ、1度もシてないし
朱螺とのセックスは怖いけど‥‥シないのも怖い‥‥
今、朱螺に捨てられるのは、もっと怖い‥‥‥どうしよう
蒼珠は唐突に不安感を覚え、無意識に朱螺を振り返る。
朱螺は、蒼珠の表情に暗い影がよぎったのを見咎め、振り返った蒼珠を背後から抱き締めて、囁くように問い掛ける。
『どうした? 水浴びをするのではなかったのか?
ん? 蒼珠 何を思い煩ってするのだ?』
背後から抱き締められ、肩口に顎を乗せて耳孔に囁く朱螺に、蒼珠はその感触にビクンとする。
《契約》の代価である肛門性交を意識してしまっただけに、やや過敏に反応してしまった蒼珠は、無意識に小さな驚きの声を零す。
「うわっ‥‥‥‥」
その過剰反応が、朱螺の悪戯心を刺激する。
だから、びっくりして慌てる蒼珠の躯を、肩口に乗せた顎と左腕で軽く抑え込み、朱螺は右手と長い髪で、全裸の全身に愛撫を施し始める。
唐突に始まる全身への愛撫行為に、肛門性交を意識してしまっていた蒼珠は怯えの声をポロポロと零れおとす。
「ひぃっ‥‥やめっ‥‥朱螺っ‥‥やだっ‥‥‥
いやだぁぁぁ~‥‥助けて‥‥ヒッ‥許して‥しゅらぁ」
髪を振り乱して腕の中でもがく蒼珠の様子に、朱螺は双眸を楽しけに細める。
〔くっくくくく‥たまらんな‥この《情波》
蒼珠の声は‥‥なんと心地よく耳に響くことか‥‥
甘い甘い蜜のようだ‥‥怯えの中に潜む‥‥私への‥
信頼がたまらない‥なんと愛らしいことか‥‥‥〕
朱螺は、長い髪先で蒼珠の全身を擽(くすぐ)るように撫でまわしながら、性感帯を着実に刺激する。
淫らな悪戯をしながら、蠱惑的なしっとりとした声で耳孔へと囁く。
『少しだけ我慢しろ お前がつらいことはしない
気持ち良くなれることをするだけだ‥‥‥』
「ぃやぁぁ‥‥‥しゅ‥らぁぁ‥‥ひっ‥‥やめ‥‥
ゆる‥し‥てぇ‥‥やっ‥‥‥んぁ‥‥くっ‥‥‥」
朱螺は、喉でクツクツと嗤って、蒼珠の懇願には一切取り合わない。
それどころか、朱螺は、変化前の蒼珠自身に右手を絡めて、やわやわともてあそびながら、肩口に乗せていた顎を外し‥‥‥。
先刻の戦闘の時に、自分の管牙を突き立てた首筋を、淫猥にぺろりっと舐め上げる。
無意識に、朱螺の悪戯な手から逃れようと腰を引いていた蒼珠は、くらりっとした甘く蕩けるな目眩を味わう。
蒼珠は朱螺に管牙を突き立てられ、吸血されたことで得た強烈な快楽を思い出して、膝から力が抜けて行くのを感じた。
「‥‥‥っう‥‥‥んぁ‥‥‥‥あぁン‥‥」
その蕩けるような快楽を、リアルに思い出した蒼珠は、ゾクゾクゾクっとした感覚を覚えて、双眸を閉じる。
抵抗するだけ無駄だよな‥‥首に‥牙の感触を
感じただけで‥‥‥力が抜けちまった‥‥‥‥
首筋に、わずかに食い込む管牙の感触に引きずられ、蒼珠は吸血されることで味わった全身が蕩けるような快楽を無意識に望み、腰を淫らに震わせていた。
が、蒼珠は、自分がそんな淫らな媚態を朱螺に晒している自覚など無かった。
「‥っ‥‥しゅ‥らぁ‥‥ぁぁ‥‥ン‥‥」
自分の腕に躯を預け、甘く濡れた声を漏らした蒼珠に、朱螺は優しく囁く。
『なにも怖いことはない 快楽に流されれば楽になれる
お前が脅えることをするつもりはないから 安心しろ
素直に躯を快楽に浸せば良い
ゆっくりと頂点まで上り詰めさせてやる‥‥
‥‥ほら‥こうすると‥‥‥心地良いだろう』
そう甘い声音で囁きながら、芯を持ち出した蒼珠のモノをやわやわと握り、緩く扱き出す。
覚えの有る刺激に、蒼珠は素直に腰を揺らし始める。
「ぅん‥‥あっ‥ぁぁ‥‥んあぁ‥‥しゅ‥らぁ~‥‥
あ‥‥はぁ‥‥あぁぁン‥‥‥しゅらぁぁ‥‥‥」
甘えを含んだ声で自分の名を呼ぶ蒼珠に、朱螺は情欲を刺激された。
それまで、性感帯を毛先などで刺激し、蒼珠の快感を煽っていた髪を、今度は、さりけなく全身へと這わせる。
真紅の長髪を絡ませ、蒼珠の四肢の自由を奪った朱螺は、快楽に酔って無防備に自分の前で躯を開くさまを楽しむ。
『蒼珠 お前は可愛いよ 私の前に 無防備に
躯を晒し 預ける』
自由意志で伸縮自在な真紅の髪が、ザワザワと蒼珠の躯を包み、全身へ愛撫を施す。
蒼珠を抱き締めていた左腕をスルリッと外した朱螺は、蒼珠自身への愛撫も髪先で行いながら、背後から抱き締めていた蒼珠の躯を反転させ、蒼珠と向き合う。
『ほら 私の腕の中においで‥‥‥蒼珠‥‥‥
今よりもっと 気持ち良くしてやろう‥‥‥』
朱螺の髪が四肢に絡んでいることで、砂地にかろうじで立っていた蒼珠は、朱螺に濡れた瞳と甘えた声で訴える。
「‥っ‥‥はぁぁン‥‥しゅらぁ‥‥‥」
朱螺の要求に応えようにも、既に下肢は力が抜けきってしまっていた。
今も、ふらふらでやっと立っているのが精一杯の状態なのだ。
脱力状態の下肢は思うように動いてくれず、蒼珠は無意識に朱螺に向かって、両腕を差し出した。
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