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130★妥協、なんとかもらいました
しおりを挟むあまりにも思いがけない言葉だったので、私は思わず素に戻って言ってしまいました。
そんな私に、ダリューン君が言います。
「クスクス…アリアってば
今の言葉、素が出ているよ
本当に無意識でボク等の
気持ちをくすぐるんだぁ~
これからは、色々と我が儘を
言ってくれそうだなって
期待したいなぁ」
「うんうん………可愛く
おねだりされたいね」
「無意識で、あんなコトを
言うようになったんだ
俺達に…かなり懐いたって
思うよなぁ~…」
「きっと、可愛く我が儘になって
オレ達の手が無いと
生きていけなくなって欲しいよ」
「………」
相変わらず、ダリューン君を始めとする、ぶれないヤンデレの香り豊かな人達ですね。
まったく、私はペットではありませんよ。
でも、今は、そんなコトより、ライと一緒に居たいし、一緒に眠ってみたいって言う方が大事です。
「私は、子供の頃の夢だった
猫科の大型獣と一緒に生活して
撫で撫でしてもふって
一緒に眠ってみたいの
良いでしょ?」
私の夢に、ハルト君達は溜め息で答えてくれました。
どういう意味なんでしょうか?
何かおかしいコトをいったんでしょうか?
はっ…もしかしてもふらーと一般人の思考のギャップでは………。
ハルト君達の溜め息の理由を色々と考えてもわからないわ。
首を傾げている私に、ジーク君が話しかけてくれました。
「あのね、アリア…アリアが
とってもとっても、もふらー
だってコトはわかったよ
もふらーとして、一日中一緒に
居たいっていうのもね
でもね、アリアは、僕達に
口付けされたり
ベットで色々としている姿を
ライに見せても平気なの?
そのあたりのコトわかって
言っているの?」
「………」
そのジーク君の呆れたような表情の意味がわかった時………。
もふらーとしての夢が……一緒に眠るっていう…夢が…潰えた(ついえた)ってわかりました。
くっ…つら過ぎます…私の恥ずかしい(=ハルト君達に色々とイヤらしいコトをされている)姿を、ライに見せたくないって思った時点で諦めましたよ。
ガックリと項垂れた私に、ハルト君が提案してくれました。
「アリアのお昼ねタイムを決めて
その時は、俺達もちゃんと
ジャージを着て眠るからさ
毎日…ライと眠れるってコトで
妥協しようか…うん?」
はうぅぅ~……それって、飴と鞭ですね。
でも、ライを許容してくれたので黙ってます。
それに、お昼寝はライと一緒ですし………。
とっても、優しい提案に私は嬉しくなってお礼を言います。
「うん…ありがとう…
とっても嬉しい…」
「そう…良かった」
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