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召喚されちゃいました

276★花嫁召喚ですから………権利は召喚した国あります

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 快感でくらくらしていても、理性のお陰かイキたいって思いはなんとかなっていますよ。
 快感と驚きで苦悩している私に、アラン様は追い討ちを掛けてくれます。 

 「ええ………このままでは、皇族は滅びてしまいます
  だから、異世界からの花嫁を召喚したんですよ
  私は、そのお陰で静香に会えたので嬉しいだけですが………」

 何処かで私は、この異世界召喚を軽く考えていたみたいです。
 こんなに、滅びの足音が聞こえているギリギリの限界突破を試みる為の最後の手段が、異世界よりの花嫁だったんですね。

 この帝国を維持して、国民を魔物の脅威や魔族の攻撃から守る為に………。 そして、強力な魔法を使う膨大な《魔力量》を誇る皇族達を、これからも維持していく為に………。

 神々は、この帝国に《召喚魔法》を与えたんだって納得しましたよ。 
 そして、今回の異世界召喚された花嫁は3人で、そのうちの1人の私はアラン様との婚姻が決まりました。

 残りは、きらきら皇子達(仮)の元にいる彼女達です。

 予想はついていましたが、それをはっきりとは聞きたくなくて、今日までそのコトを聞かなかったコトを………。
 私は、アラン様の愛撫で理性が半分以上蕩けた状態なので、思い切って聞いてしまいます。

 「他の皇族方は、複数で彼女達を娶りたいってコトですか?」

 「そうですよ
  静香は、自分で自分の地位を努力して勝ち取りました

  だから、静香に何人もの男達との婚姻を強制できる者はいません
  静香と私は番であり愛し合っていますから、誰も何も言いません

  それよりも、沢山の子供を作って欲しいと思っています」

 私の問い掛けに、アラン様はそれはそれは爽やかに、私と彼女達の扱いの格差を当然のコトとして、口にしてくれました。
 そこには、彼女達の意思も誇りも、人間としての尊厳も考慮する気が無いというような内容でしたよ。

 ここは、日本じゃない基本的人権なんて無い世界。
 私は、幸運にも特殊な好みを持つ帝都騎士団の団長で、皇太子のアラン様に見初められました。

 アラン様の愛情に包まれて、多少の制限はありますが、私は好き勝手に過しています。
 そして、番同士だからと、一夫一婦制を許されています。

 これは、私に対するアラン様の愛情ですよ。 
 皇帝は、1~30人ほど女性を後宮に住まわせるそうです。

 それを、アラン様は、私だけを後宮に住まわせると宣言して、それを皇帝陛下も他の皇族方も許してくれている。
 それに、有力な高位貴族達も賛成してくれています。

 これは、私の知識や異世界から持ち込んだ種子や《魔力量》を元にした創造魔法を使ったコト。
 今日は、ワイバーンの上位種ハイワイバーンを多数無傷で手に入れました。

 それに、私は絶対服従の隷属魔法を掛けました。
 騎士様達とコミュニケーションを取りやすいように、契約した主とは念話で会話できるようにもしました。

 結果としては、とっても扱いやすく、騎乗しやすいハイワイバーンとなりましたよ。
 これって、物凄い功績になりますよね。

 そして、私は、アラン様達をフルトランスまたは、ハーフトランスさせる言霊を扱うことも出来ますよ。
 スマホもどきの便利な通信機器を作り出すコトも………。

 ようするに、私はやり過ぎちゃったんですね………スマン、同郷の美少女達。
 まぁその為に、彼女達はどうやっても、私と比べられてしまいますよね。









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