1 / 56
001★先行き不安な始まり
しおりを挟む
志望通りの大学に受かり、入学手続きが終わった俺、大和 暁竜(ヤマト タケル)は、従兄弟兼幼馴染みの村主 飛鳥(スグリ アスカ)と神社仏閣をじっくりと見て歩くツアーに参加することにした。
いや、合格判定もばっちりだったので、さっさとツアーの申し込みをしていたのだ。
というコトで、俺達は空港に行って、ツアー参加者と添乗員さんと合流して、予定通り飛行機に乗り込んだのだった。
指定席に座り、俺と飛鳥はのほほんとこれからの予定を喋っていた。
しばらくして、俺達はそのコトに気付いた。
そう、そろそろフライト時間なのに、他の乗客が乗り込んで来ないことに………。
辺りを見回しても、飛行機が飛ぶ時間が刻々と近付いて来ているのに、他の客が何時まで経っても乗り込んで来ないコトに妙な不安を感じて、俺は飛鳥と顔を見合わせる。
あれ?もしかして、マジで来ないのか?と、思っていると、見るからに添乗員さんと、ツアー客のオバサン達という集団が、来ない大量の乗客達を話題にした会話を始める。
開口一番は、親友と2人旅?っぽいオバサンの片方が首を傾げながら隣りに座った友人に向かって言う。
「ねぇ~……もしかしてぇ………
フライト時間まじかになっても
乗り込んで来ない乗客ってさぁ…
あ・の・サバイバルダイエットの
ツアーの人達じゃないかしら?
確か、この神社仏閣巡りの旅と
日程がかぶってたはずだし………
何かトラブルがあったのかしら?」
そう友人?に言ってから、くるっと振り返って自分達の神社仏閣巡りツアーの添乗員を振り返り聞く。
「ねぇ~添乗員さんは、
何か知りませんか?」
聞かれた添乗員も首を傾げる。
「そうですねぇ…………
他社のツアーなので
詳しい内容は知らないんですが
確かアレの参加者は
暇のある小金持ちの女子大生が
大半だって聞いていますけど」
その言葉に、神社仏閣巡りのツアー客であるオバサン達は口々に言う。
「もしかしたら………
乗っていたバスが交通事故や
交通渋滞に巻き込まれたなんて………」
「いやいや、ダイエットツアーでしょ
いっくらダイエットの為とは言え
大人数とは言え、女子大生が
隔絶した孤島で、ひと月も
放し飼いのニワトリやウサギ
ミニミニブタ、ダチョウを狩り
お魚を釣ったり、投網で捕ったり
畑の作物を取って食べるって言う
サバイバルに、怖気(おじけ)が出て
急にツアーのキャンセルしたとか
って言うのはありませんか?」
サバイバルダイエットの内容を知っているらしいオバサンが、その内容を思い出して言う。
「ねぇ~流石に、ダチョウって
女子大生に捕れないでしょう?
いくら集団で居たって
キャーキャー言うのが
関の山じゃない?」
そこに、やはりサバイバルダイエットの内容を知っているオバサンが答える。
「いやいや、ダチョウってね
卵をかなり産むのよ
その卵を回収して
みんなで食べるっていう
設定なんだって………」
その言葉にうんうんと頷きながら、ダチョウの特性を知っているオバサンが言う。
「それにね、ダチョウって
ダイエットに良いって言うくらい
高たんぱく低カロリーで栄養素OK
何だけど、鉄分とかが多いから………
上手に血抜き出来ないと
とてもじゃないけど
お肉が臭くなって食べられない
って話しですよ
それに、ダチョウって興奮すると
血が物凄い勢いで全身を巡って
食べられないって聞いてます
ダチョウが食べられるようになったのって
上手く処理できるようになった
近年なんだそうです」
「えぇー……それじゃー
どうやって殺すのよ」
「えぇ~とぉ…確か……
ガスで、意識不明にさせて
窒息死させるんですって………
ダチョウのお肉を
ダイエットに最適なヘルシーで
ウリで出しているダチョウ園で
そうやっているのを聞いて
一応、ガスも用意しているって
話しだから………」
「あらあら………それじゃー…
ダチョウの卵は食べられても
お肉は、どうやっても
食べられないわねぇ……
流石に、女子大生じゃ無理でしょ」
「お魚を捕るってどうなの?」
「釣り道具と銛に
投網と地引網を用意しますって
確か書いてあったわね」
「網で捕れるのかしら?」
「さあ~…きっと…捕れないから
孤島で作られた、お野菜と
卵中心の強制ダイエットにでも
なるんじゃないのぉ………
それなら、ダイエット成功しそうだし」
「………それにしても
本当に遅いわねぇ………
冗談ごとじゃなく
キャンセルってコトかしら?」
「そうねぇ~………本当に
時間通りに飛べるのかしら?」
俺と飛鳥は、そんなオバサン達の会話を黙って聞いていた。
そっかー、強制ダイエットをする女子大生達が来てないのかぁ………と、思いつつ辺りを改めて見回す。
俺達の他には、日本オタク?な外人男性が2人と、オジサンなのに体型がしっかりしている、要するに鍛えている人達が4人と、腹がちょっと出ているけど、ガチムチっぽいオッサンが2人の計10人しか男はいなかった。
ツアー参加者は、オバサンが11名と添乗員のオバサンが1名の女性11名だった。
ツアー客は、添乗員さんを含めて22名で、豪華サルーンバスにちょうど良い人数だったりする。
神社も寺院も空港から近いなんてコトは無いから、移動は豪華なサルーンバスっていうのが売りだった。
オバサン達の会話を聞いている間にも、ダイエットツアーの女子大生が来るのを待っていたが………。
彼女達は、俺達と違って前日からツアーに入っていたようだった。
そう、オバサン達の会話からそれがわかった。
ひと月の離島での強制ダイエットの前に、思う存分食べておくというコトで………そう美味しいと言われているお店やホテルの食べ放題を巡っていたようだ。
要するにアメ(美味しいものツアー)とムチ(強制ダイエット)の抱き合わせツアーらしい。
そんな中で、CA達がパタパタとし始める。
どうやら、本当に集団キャンセルに発展しているらしい。
孤島サバイバルダイエットツアーの中の一つで、一部の女子大生が食中毒に引っ掛かってしまったらしい。
ここで、女子大生が、独りでこんなツアーに参加するはずは無いというコトは俺達も理解した。
そう、仲の良い友人達が、一緒にサバイバルをしながらダイエットをする予定だったりしたところで、1人でも欠けたら………。
○○ちゃんが行かないなら………とかなるだろう。
だから、友達の1人でも食中毒に引っ掛かったら、そのグループはツアーをキャンセルする………というか、したんだろうなぁ。
そして、参加する人間が減ったら、ピンピンしているグループもなんとなく雰囲気的に、参加をキャンセルしてしまう………という連鎖を起こしたのだろう。
大体、想像が付く。
ツアーの支払いは既に終わっているし、女子大生達は小金持ちの娘達なのでキャンセルした結果、ツアー料金が全額戻ってこなくても気にならない。
だから、あっさりとキャンセルする………という状態になったのだろう。
時間ギリギリまで待ったが、サバイバルダイエットツアー客達は全員キャンセル。
でも、ギリギリまでキャンセルの連絡が来なかった為に、キャンセル待ちしている人達を乗せる時間の余裕は無かったようだ。
結果として、この飛行機は、200人は乗れるのに、神社仏閣巡りのツアー客22名と飛行機の乗務員(機長、副機長、CA)6名の28名で目的地まで飛ぶコトになった。
CA達はちょっと笑顔を引き攣りさせつつも、何時も通りに動き始める。
アナウンスが流れ、このまま、この少人数で飛ぶコトになったらしい。
いや、到着した後の予定もあるから………。
幸いなコトに、俺達を含んだ神社仏閣ツアー客は、機体の前方の真ん中付近に集中していた為、席替えをする必要はなかった。
そして、フライト予定時間通りに、飛行機は空港を離陸するのだった。
いや、合格判定もばっちりだったので、さっさとツアーの申し込みをしていたのだ。
というコトで、俺達は空港に行って、ツアー参加者と添乗員さんと合流して、予定通り飛行機に乗り込んだのだった。
指定席に座り、俺と飛鳥はのほほんとこれからの予定を喋っていた。
しばらくして、俺達はそのコトに気付いた。
そう、そろそろフライト時間なのに、他の乗客が乗り込んで来ないことに………。
辺りを見回しても、飛行機が飛ぶ時間が刻々と近付いて来ているのに、他の客が何時まで経っても乗り込んで来ないコトに妙な不安を感じて、俺は飛鳥と顔を見合わせる。
あれ?もしかして、マジで来ないのか?と、思っていると、見るからに添乗員さんと、ツアー客のオバサン達という集団が、来ない大量の乗客達を話題にした会話を始める。
開口一番は、親友と2人旅?っぽいオバサンの片方が首を傾げながら隣りに座った友人に向かって言う。
「ねぇ~……もしかしてぇ………
フライト時間まじかになっても
乗り込んで来ない乗客ってさぁ…
あ・の・サバイバルダイエットの
ツアーの人達じゃないかしら?
確か、この神社仏閣巡りの旅と
日程がかぶってたはずだし………
何かトラブルがあったのかしら?」
そう友人?に言ってから、くるっと振り返って自分達の神社仏閣巡りツアーの添乗員を振り返り聞く。
「ねぇ~添乗員さんは、
何か知りませんか?」
聞かれた添乗員も首を傾げる。
「そうですねぇ…………
他社のツアーなので
詳しい内容は知らないんですが
確かアレの参加者は
暇のある小金持ちの女子大生が
大半だって聞いていますけど」
その言葉に、神社仏閣巡りのツアー客であるオバサン達は口々に言う。
「もしかしたら………
乗っていたバスが交通事故や
交通渋滞に巻き込まれたなんて………」
「いやいや、ダイエットツアーでしょ
いっくらダイエットの為とは言え
大人数とは言え、女子大生が
隔絶した孤島で、ひと月も
放し飼いのニワトリやウサギ
ミニミニブタ、ダチョウを狩り
お魚を釣ったり、投網で捕ったり
畑の作物を取って食べるって言う
サバイバルに、怖気(おじけ)が出て
急にツアーのキャンセルしたとか
って言うのはありませんか?」
サバイバルダイエットの内容を知っているらしいオバサンが、その内容を思い出して言う。
「ねぇ~流石に、ダチョウって
女子大生に捕れないでしょう?
いくら集団で居たって
キャーキャー言うのが
関の山じゃない?」
そこに、やはりサバイバルダイエットの内容を知っているオバサンが答える。
「いやいや、ダチョウってね
卵をかなり産むのよ
その卵を回収して
みんなで食べるっていう
設定なんだって………」
その言葉にうんうんと頷きながら、ダチョウの特性を知っているオバサンが言う。
「それにね、ダチョウって
ダイエットに良いって言うくらい
高たんぱく低カロリーで栄養素OK
何だけど、鉄分とかが多いから………
上手に血抜き出来ないと
とてもじゃないけど
お肉が臭くなって食べられない
って話しですよ
それに、ダチョウって興奮すると
血が物凄い勢いで全身を巡って
食べられないって聞いてます
ダチョウが食べられるようになったのって
上手く処理できるようになった
近年なんだそうです」
「えぇー……それじゃー
どうやって殺すのよ」
「えぇ~とぉ…確か……
ガスで、意識不明にさせて
窒息死させるんですって………
ダチョウのお肉を
ダイエットに最適なヘルシーで
ウリで出しているダチョウ園で
そうやっているのを聞いて
一応、ガスも用意しているって
話しだから………」
「あらあら………それじゃー…
ダチョウの卵は食べられても
お肉は、どうやっても
食べられないわねぇ……
流石に、女子大生じゃ無理でしょ」
「お魚を捕るってどうなの?」
「釣り道具と銛に
投網と地引網を用意しますって
確か書いてあったわね」
「網で捕れるのかしら?」
「さあ~…きっと…捕れないから
孤島で作られた、お野菜と
卵中心の強制ダイエットにでも
なるんじゃないのぉ………
それなら、ダイエット成功しそうだし」
「………それにしても
本当に遅いわねぇ………
冗談ごとじゃなく
キャンセルってコトかしら?」
「そうねぇ~………本当に
時間通りに飛べるのかしら?」
俺と飛鳥は、そんなオバサン達の会話を黙って聞いていた。
そっかー、強制ダイエットをする女子大生達が来てないのかぁ………と、思いつつ辺りを改めて見回す。
俺達の他には、日本オタク?な外人男性が2人と、オジサンなのに体型がしっかりしている、要するに鍛えている人達が4人と、腹がちょっと出ているけど、ガチムチっぽいオッサンが2人の計10人しか男はいなかった。
ツアー参加者は、オバサンが11名と添乗員のオバサンが1名の女性11名だった。
ツアー客は、添乗員さんを含めて22名で、豪華サルーンバスにちょうど良い人数だったりする。
神社も寺院も空港から近いなんてコトは無いから、移動は豪華なサルーンバスっていうのが売りだった。
オバサン達の会話を聞いている間にも、ダイエットツアーの女子大生が来るのを待っていたが………。
彼女達は、俺達と違って前日からツアーに入っていたようだった。
そう、オバサン達の会話からそれがわかった。
ひと月の離島での強制ダイエットの前に、思う存分食べておくというコトで………そう美味しいと言われているお店やホテルの食べ放題を巡っていたようだ。
要するにアメ(美味しいものツアー)とムチ(強制ダイエット)の抱き合わせツアーらしい。
そんな中で、CA達がパタパタとし始める。
どうやら、本当に集団キャンセルに発展しているらしい。
孤島サバイバルダイエットツアーの中の一つで、一部の女子大生が食中毒に引っ掛かってしまったらしい。
ここで、女子大生が、独りでこんなツアーに参加するはずは無いというコトは俺達も理解した。
そう、仲の良い友人達が、一緒にサバイバルをしながらダイエットをする予定だったりしたところで、1人でも欠けたら………。
○○ちゃんが行かないなら………とかなるだろう。
だから、友達の1人でも食中毒に引っ掛かったら、そのグループはツアーをキャンセルする………というか、したんだろうなぁ。
そして、参加する人間が減ったら、ピンピンしているグループもなんとなく雰囲気的に、参加をキャンセルしてしまう………という連鎖を起こしたのだろう。
大体、想像が付く。
ツアーの支払いは既に終わっているし、女子大生達は小金持ちの娘達なのでキャンセルした結果、ツアー料金が全額戻ってこなくても気にならない。
だから、あっさりとキャンセルする………という状態になったのだろう。
時間ギリギリまで待ったが、サバイバルダイエットツアー客達は全員キャンセル。
でも、ギリギリまでキャンセルの連絡が来なかった為に、キャンセル待ちしている人達を乗せる時間の余裕は無かったようだ。
結果として、この飛行機は、200人は乗れるのに、神社仏閣巡りのツアー客22名と飛行機の乗務員(機長、副機長、CA)6名の28名で目的地まで飛ぶコトになった。
CA達はちょっと笑顔を引き攣りさせつつも、何時も通りに動き始める。
アナウンスが流れ、このまま、この少人数で飛ぶコトになったらしい。
いや、到着した後の予定もあるから………。
幸いなコトに、俺達を含んだ神社仏閣ツアー客は、機体の前方の真ん中付近に集中していた為、席替えをする必要はなかった。
そして、フライト予定時間通りに、飛行機は空港を離陸するのだった。
0
あなたにおすすめの小説
おばさんは、ひっそり暮らしたい
蝋梅
恋愛
30歳村山直子は、いわゆる勝手に落ちてきた異世界人だった。
たまに物が落ちてくるが人は珍しいものの、牢屋行きにもならず基礎知識を教えてもらい居場所が分かるように、また定期的に国に報告する以外は自由と言われた。
さて、生きるには働かなければならない。
「仕方がない、ご飯屋にするか」
栄養士にはなったものの向いてないと思いながら働いていた私は、また生活のために今日もご飯を作る。
「地味にそこそこ人が入ればいいのに困るなぁ」
意欲が低い直子は、今日もまたテンション低く呟いた。
騎士サイド追加しました。2023/05/23
番外編を不定期ですが始めました。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
英雄一家は国を去る【一話完結】
青緑 ネトロア
ファンタジー
婚約者との舞踏会中、火急の知らせにより領地へ帰り、3年かけて魔物大発生を収めたテレジア。3年振りに王都へ戻ったが、国の一大事から護った一家へ言い渡されたのは、テレジアの婚約破棄だった。
- - - - - - - - - - - - -
ただいま後日談の加筆を計画中です。
2025/06/22
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
【長編・完結】私、12歳で死んだ。赤ちゃん還り?水魔法で救済じゃなくて、給水しますよー。
BBやっこ
ファンタジー
死因の毒殺は、意外とは言い切れない。だって貴族の後継者扱いだったから。けど、私はこの家の子ではないかもしれない。そこをつけいられて、親族と名乗る人達に好き勝手されていた。
辺境の地で魔物からの脅威に領地を守りながら、過ごした12年間。その生が終わった筈だったけど…雨。その日に辺境伯が連れて来た赤ん坊。「セリュートとでも名付けておけ」暫定後継者になった瞬間にいた、私は赤ちゃん??
私が、もう一度自分の人生を歩み始める物語。給水係と呼ばれる水魔法でお悩み解決?
田舎娘、追放後に開いた小さな薬草店が国家レベルで大騒ぎになるほど大繁盛
タマ マコト
ファンタジー
【大好評につき21〜40話執筆決定!!】
田舎娘ミントは、王都の名門ローズ家で地味な使用人薬師として働いていたが、令嬢ローズマリーの嫉妬により濡れ衣を着せられ、理不尽に追放されてしまう。雨の中ひとり王都を去ったミントは、亡き祖母が残した田舎の小屋に戻り、そこで薬草店を開くことを決意。森で倒れていた謎の青年サフランを救ったことで、彼女の薬の“異常な効き目”が静かに広まりはじめ、村の小さな店《グリーンノート》へ、変化の風が吹き込み始める――。
私が王子との結婚式の日に、妹に毒を盛られ、公衆の面前で辱められた。でも今、私は時を戻し、運命を変えに来た。
MayonakaTsuki
恋愛
王子との結婚式の日、私は最も信頼していた人物――自分の妹――に裏切られた。毒を盛られ、公開の場で辱められ、未来の王に拒絶され、私の人生は血と侮辱の中でそこで終わったかのように思えた。しかし、死が私を迎えたとき、不可能なことが起きた――私は同じ回廊で、祭壇の前で目を覚まし、あらゆる涙、嘘、そして一撃の記憶をそのまま覚えていた。今、二度目のチャンスを得た私は、ただ一つの使命を持つ――真実を突き止め、奪われたものを取り戻し、私を破滅させた者たちにその代償を払わせる。もはや、何も以前のままではない。何も許されない。
異世界に転移したら、孤児院でごはん係になりました
雪月夜狐
ファンタジー
ある日突然、異世界に転移してしまったユウ。
気がつけば、そこは辺境にある小さな孤児院だった。
剣も魔法も使えないユウにできるのは、
子供たちのごはんを作り、洗濯をして、寝かしつけをすることだけ。
……のはずが、なぜか料理や家事といった
日常のことだけが、やたらとうまくいく。
無口な男の子、甘えん坊の女の子、元気いっぱいな年長組。
個性豊かな子供たちに囲まれて、
ユウは孤児院の「ごはん係」として、毎日を過ごしていく。
やがて、かつてこの孤児院で育った冒険者や商人たちも顔を出し、
孤児院は少しずつ、人が集まる場所になっていく。
戦わない、争わない。
ただ、ごはんを作って、今日をちゃんと暮らすだけ。
ほんわか天然な世話係と子供たちの日常を描く、
やさしい異世界孤児院ファンタジー。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる