異世界で生き残る方法は?

ブラックベリィ

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007★異世界対策? 先ずは、大陸発見?

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 乗務員(CA達と機長、副機長)達以外の俺達ツアー客は、自己紹介を終えた。
 そんな中に、飛鳥の式鬼札の白い鳥が窓から戻って来た。
 それを見た俺は、期待を込めて飛鳥に質問する。

 「この飛行機が降りられそうな
  大地を見つけたのか?」

 俺の質問に、ざわめいていたツアー客達も会話をやめた。
 シーンとした中で、飛鳥はにっこり笑う。

 「ああ、見つけたよ」

 「やったな」

 「うん、でもね
  ちょっと残念なコトに

  この機体が飛んでいる
  現在の方向とは
  ちょっと違うんだよね

  このまま進むと
  大陸の端をかすりもしないよ

  と言うコトで
  機長さんには、早急に
  機体の方向修正して
  もらわないと不味いんだ

  このままの方向で進むと
  着陸可能な大地は
  存在しないからね

  いや、小さな島は
  ぽつぽつと在るけどね

  そんなところじゃ
  僕達全員の未来は
  真っ暗だからね

  大陸じゃないと
  僕達以外の人類に
  出会える確率がほぼゼロ%………

  探しにも行けないよ
  小さな島じゃ
  船が必要になるから………

  この世界の航路図も
  適応した航海術も
  持って無いからねぇ

  外洋船用の
  造船技術だって無いし

  海自体に何が居るか
  わからないから

  海に落ちたら
  僕達全員詰みだよ

  その点、大陸なら
  人種も色々と居そうだし
  僕達を受け入れてくれる
  国もあるだろう

  隣りの赤い国とか
  そういう排他的な
  ところじゃなければ、ね

  つーことで、至急機長に
  連絡してくれないかな?」

 「そういうコトでしたら
  私達から機長に提案しますわ」

 俺と飛鳥の会話に、CAのオバサン達が混じってきた。
 どうやら、さっき俺が頼んだサバイバルダイエットツアーの荷物が積載してあるかの確認が終わって、報告に来てくれたようだった。
 俺は、一応、CAのオバサンに話し掛ける。

 「飛鳥の式鬼札の術を、信じるんですか?」
 
 「「「「信じます」」」」

 CAのオバサンは、綺麗にハモって答えてくれた。
 その言葉に、自己紹介をしあったツアー客達もこくこく頷いていた。
 その中から、金髪のラインさんが俺達に話しかけてきた。

 「シロー君、オレ達は
  君が張っている結界を
  今も見ているんだ

  リュー君の白い鳥も
  紙から変化するさまと
  窓から出て行く姿を見ていた

  だから、不思議な術が
  存在するのを受け入れるさ

  なんと言っても
  ここは異世界だ
  地球じゃない

  物理法則に合わない
  巨体のドラゴン達が

  飛び回る姿を
  この目で見たんだから

  君達の術ぐらい
  受け入れられる

  まして、この飛行機が
  降りられる大地を
  探していたんだから………

  オレとしては
  大地が見付かってほっとした

  ここに居るCA達に頼んで
  リュー達が、機長達に
  向かうべき方向を示せば
  大丈夫だと思う

  彼らだって、機体の燃料が
  切れる前に着陸したいって
  思っているだろうしね」

 俺達を受け入れてくれるという、ラインさんの言葉にほっとした。
 思わず、俺達は会釈してしまう。
 そんな俺達に、赤髪のジークさんが言う。

 「もしも、機長達が素直に
  言うコトを聞かなかったら

  ボクとラインで操縦するから
  大丈夫ですよ

  プライベートジェットの操縦は
  それなりにしてしましたから………

  今となっては意味がありませんが
  ヘリも操縦できます

  外洋を航行できるクルザーの
  操縦もできますよ」

 ああ確かに、今、この時、この飛行機を操縦するだけで、その操縦技能は必要なくなってしまうよなぁ~ああもったいないって思った。
 そんな俺達を尻目に、イーさんが言う。

 「クルザーの他に
  大型のヨットを
  操縦したコトがあるなら

  この世界でも色々なコトが
  出来ると思うが………

  水に潜むモンスターの
  種類や能力によるけど

  船を作って移動するコトが
  出来るだろう?

  私達の戦車や装甲車両
  特殊車両の運転や
  整備技術なんて………

  見事に、ゴミ技能に
  なってしまうからねぇ~

  それよりは、君達の技術は
  かなり使えると思うよ

  それと、ワイバーンやグリフォン
  人に飼われたドラゴンに乗って
  飛ぶと仮定するなら
  使える技能じゃないかな?

  それらのスピードに
  慌てたりしないだろう?

  そういう意味で乗馬なんかも
  使える技能だと思うね

  私達は、地元の観光用に
  流鏑馬を毎年していたから

  少しは使えると思っているよ
  そうじゃないと寂しいしねぇ」

 あはは………イーさんってば、色々と自分達に何が出来るか?って、考えて苦悩していたんだなぁ~………。
 俺達も車やバイクの運転免許は意味無しって思っていたし、水上バイクやモーターボートの操縦も経験も意味が無いって………。

 でも、夏休みに飛鳥達と突っ込まれた、ヨットスクールでの経験は役に立つってわかったから、コレは収穫かななんて思っていると………。
 添乗員のオバサンが、嬉しそうに笑って言う。

 「ダイエットに良いって言うから
  乗馬クラブに通っていた
  経験のある人は手をあげて………」

 「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」

 その場に居た、オバサン達にCAの人達も手をあげていた。
 ドワーフのオッサン達も手を上げていた。
 もちろん、金と赤の2人も………。

 マジですか?これだったら、森や草原で馬に似た動物を捕まえられれば、徒歩より確実に距離を稼げるって思った。














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