異世界で生き残る方法は?

ブラックベリィ

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036★異世界2日目・やれば出来るもんだ

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 俺のイメージと共に、ごそっと何かが抜ける感覚で、魔法が成立したって感じたら、目の前に豪華な低層マンションが‥‥‥建っていた。
 マンションの両端には、エレベーター棟が付いていた。
 そして、スーパー銭湯と、その隣りにあるランドリー小屋に、窓はあるが、しっかりと壁に覆われた連絡通路が付いていた。

 おっ‥外観は成功しているな‥‥って思っていたら‥‥‥。
 歓声が聞こえる‥‥‥何々と思っていると。
 興奮したカズさん達に話しかけられた。

 「飛行機の格納庫も
  作ってくれたんだなぁ」

 「まさか、同時に作るとは
  流石に思わなかったよ」

 「なぁ~中には、何処から入るんだ?」

 「壁に覆われた連絡通路って
  途中から入れるのか?」

 「僕は、マンションの方が気になります
  鍵を開けて、中を見せて欲しいんだ」

 「おっおう」

 マンションの前に、俺達(男性陣だけ)は、全員が揃った。
 どうやら飛行機の格納庫は、後回しにしたらしい。
 俺は、鍵を持ち歩くのが面倒なんで、手のひらを押し付けると開くという、指紋承認機能入りの扉をイメージしておいた。
 それが、上手くいっているかを、マンションの正面玄関で確認する。

 「一応、キーレスにしたいって思って
  指紋承認システムのイメージを
  入れてあるから、やってみるな」

 『‥‥‥』

 俺の宣言に、全員がゴクッとつばを飲んで頷く。
 右手の平を、扉にあるセンサーもどきにぴったりと当てる。
 すると、自動ドアよろしく、扉が音も無く開いた。

 『やったー』

 俺達は、全員で飛び跳ねて叫んだ。
 中身が上手く行ってなくても、テントで寝るよりは、安心安全な場所が出来たんだ‥‥‥そう思うと、俺はほっとする。

 「ねぇ~、全員でちゃんと開くかを
  確認しないか?」

 流石は、リューこんなときでも冷静沈着だな。
 
 「確かにね。試した方がイイね」

 「今日の寝床になるしな」

 「うんうん」

 「そうだな」

 「順番に試してみようか」

 話し合った結果、言い出しっぺのリュー、ラインさん達、イーさん達、カズさん達という順番になった。
 結果は、成功していた。
 
 「んじゃ、中の確認をするぞ」

 俺はそう言って中に入った、その後をみんな付いてきた。
 中は、窓のお蔭で明るかった。
 照明器具は付いていたけど‥‥‥明かりは、ついていなかった。
 スーパー銭湯もそうだったので、俺は考えておいた呪文を唱える。

 「この地に宿る
  光りの精霊よ

  我に助力を
  代わりに
  魔力を捧げます

  ライトクリエイト」

 すると、照明器具に、光りが宿り更に明るくなった。
 良し、成功だ‥‥‥俺は、エレベーターに視線を向ける。
 すると、電源が入ったように見えた。
 そのエレベーターには、階段が併設されていて、明るくみえていた。
 
 「みんな、エレベーターを
  試してみないか?」

 「この人数でも乗れるかな?」

 俺とリューの会話に、いつものように、ラインさんが話しかけてくる。

 「良く、こんなモノを組み込んだね」

 「豪華低層マンションのイメージ
  だったから‥‥‥自動的に
  組み込んでいました

  ライトに、電源のイメージを
  入れたから
  動力は確保されていると思います」

 「そう、じゃ乗って、最上階に行き
  確認しながら降りるってのは
  どうかな?」

 「そうですね」

 「おっし、乗ろう」

 「うんうん」

 「こっちでも、あっちとなんら
  変わらない生活かぁ~」

 会話をしながら、全員で乗り込む。
 我ながら芸が細かいなぁ~‥‥‥エレベーターそっくりに作っている。

 「じゃ、5階を押しますね」

 リューがそう言いながら、パネルを軽くさわると、俺達の見ている前で、二重扉が閉まる。
 そして、クンッと上に引っ張られる感覚がする。
 マジでエレベーターだって、自分でも驚いた。











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