9 / 73
3店目「異世界風男の麺料理 前編」
しおりを挟む
エルフの食堂での食事を終えた僕は、ミトラと別れ、ギルドカードを受け取るために冒険ギルドへと向かった。
もちろん行き方は覚えてなかったが、ここで活躍するのがスマホアプリ【ブーブルマップ】。
現在地から冒険者ギルドまでの行き方を瞬時に教えてくれ、リアルタイムに道順を示してくれるのだ。
道中、街の人たちが僕を指さしヒソヒソ話をしているが、気にしない。
トラ顔マスク、スーツ姿。
この恰好はどうやら変えることは出来ないらしい。
ブーブルマップのおかげで、僕は一切迷うことなく冒険者ギルドに到着した。
ギルドの扉を開けると、屈強そうな戦士たちが一斉に空いたドアの方を見る。
相変わらず薄暗いギルド内、ギルドのカウンターで話をしているもの、ギルドの酒場で談笑している者、自分の武器を磨いている単身の者など様々だ。
彼らは仲間たちと話している間も、完全に警戒を解いていないようだ。
ピリピリとした緊張感が僕にも伝わってくる。
これが冒険者だ。
命を懸ける彼らは、いかなる時も集中力を研ぎ澄ましているのだろう。
しかし、そんな彼らの表情は僕の顔を見ると一変した。
顔に笑顔を浮かべながら僕の方を見ているのだ。
「よぉ、トラ顔紳士!昨日はすごかったな」
一人の戦士風の男が僕に声をかけた。
顔に大きな十字傷を持つ2mほどの大男。
僕の体程もある大きな盾と、傷だらけの鎧を装備している。
「おーい、トラ顔紳士?聞こえてるか?」
トラ顔紳士は昨晩つけられた二つ名らしい。
通常は戦場で功績を残した者に敬意を表して名づけられる通り名なのだが、どうやら僕は昨日ギルド酒場で不名誉な功績を残したようだ。
「ああ、すまない。君の名前は?」
「おいおい、昨日あれだけ飲んだ仲じゃねえか。俺はガイルだ。タンクのガイルと言えば、ちょっとは知れた名前だ」
ごめんなさい。まったく覚えてません。
一体僕は何をしたんだ。
聞くのが怖い……。
「今日はギルドに何をしに来たんだ?」
「今日はギルドカードを受け取りに来たんだ。どこでもらえばいいんだ?」
「ああ、じゃあ一番奥のカウンターだな。旦那も冒険者の仲間入りだな。困ったことがあれば頼ってくれよな」
ガイルは一番奥のギルドを指さすと、仲間たちの方へ戻っていった。
ギルド奥のカウンターは昨日登録した左端のカウンターだ。
昨日対応してくれたエリーさんと目が合うと、ニコッと笑顔を返してくれる。
「こんにちは、ギルドカードを受け取りに来たのですが」
「トラが・・・ミツルさんこんにちは!昨日はびっくりしました」
エリーさん、トラ顔紳士って言おうとしたでしょ。
えーっと、一体僕何をしたの?
「ギルドカードをお渡しする前に、ギルド長からお話があるそうです」
はっ?
僕、怒られるようなことした?
やばい、全く覚えてない。
「ギルド長は奥でお待ちです。一緒に来てもらえますか?」
彼女はカウンターから出ると、奥の通路に向かって歩き出した。
僕はその後をドキドキしながらついて行った。
ギルド長の部屋は廊下の突き当りにある。
木製の分厚い扉は、アンティーク調で木目がぎっしり詰まっているようだ。
トントン
「エリーです。ミツル様をお連れしました」
エリーがドアをノックすると、部屋の中から男の声が聞こえる。
「おう、下がっていいぞ」
エリーはドア越しに一礼すると、後ろを振り返りそのまま歩き去ってしまった。
えっ、僕放置?
部屋に入っていいものか迷っていると、再度男の声が聞こえてきた。
「ミツル君、入りたまえ」
ギギーッ
恐る恐るドアを開けて中に入ると、ソファーに一人の男が座っていた。
40歳くらいだろうか、日に焼けた浅黒い顔にはいくつも大きな傷跡が見えている。
がっしりした体格であるが、身長は僕ぐらい。
だいたい170㎝ほどであろうか。
白髪交じりの黒髪は、この世界では珍しい。
眼光は鋭く、いかにも歴戦の戦士という雰囲気を持っている。
「初めまして、ミツル君。俺はこの冒険者ギルドの長、シンジ・ムラカミだ」
……え!?日本名?
「そう、俺もまた転移者なんだ」
……!!
「君はどうやら最近ここに来たようだな。アイツに連れて来られたんだろ?理不尽なやつだからな」
「アイツって、あの自称神様のこと?ギルド長も連れて来られたのですか?」
「俺が連れて来られたのは20年前、もうすっかりおっさんになってしまったわ」
えっ、20年って。元の世界に戻してもらえないの?
「アイツの提示したクエストはクリアできなかったのですか?」
「いや、クエストはクリアしたぞ。その時元の世界に戻るか、この世界に留まるかを聞かれて結局この世界に残ることを選んだんだ」
取りあえず約束は守ってくれるらしい。
ただ、なぜこの人は帰らなかったのだろう?
「クエスト終了までに時間がかかってしまってね。その頃にはここで妻や子供が出来てしまっていたんだ」
なるほど。それなら納得だ。
「アイツは本当に神様なんですか?どうもうさん臭くて」
「ハハハ、確かに神様らしいぞ。アイツを奉る神殿もこの世界には存在する」
あのチャラい神様を奉る……?
何の冗談だ。
「とにかく、アイツはゴールド免許の者を選んで転生させるらしい。理由はわからんがね。ゴールド免許を持っている者を見かけたら、俺のところへ連れて来るというのが最近の習わしだ」
「一体どうして?」
「多分、信頼できると思っているんじゃないのか?俺にはアイツの考えはわからんがな」
アイツならあまり何も考えてなさそうだ。
「アイツは転移時にスキルはくれない代わりに、所持品をマジックアイテム化するようだ。で、その装備は全てマジックアイテムなんだろ?やけに個性的な恰好をしているが君は何をしていたんだ?」
やばい、変態に思われてる?
このマスクはアイツに無理やり渡されたものなのに。
僕はこれまでのいきさつをギルド長に話した。
ギルド長は相槌すら入れず、僕の話を黙って聞いていた。
「そうか、君は異世界食堂の食レポがノルマになっているんだな。なかなか楽しそうなクエストじゃないか」
いや、食べることは好きだけど、そのために見知らぬ世界に放置って。
「いや、意外と大変そうなんです。情報も全く無いですし」
「それはそうなんだろうけどな。あっ、俺の行きつけの店に行ってみないか?食レポに丁度良さそうなのお店なんだが」
「ありがとうございます。是非連れて行って欲しいです。ちなみに何のお店ですか?」
ギルド長は僕の顔を見てニヤッと笑う。
「男の麺料理の店だ」
もちろん行き方は覚えてなかったが、ここで活躍するのがスマホアプリ【ブーブルマップ】。
現在地から冒険者ギルドまでの行き方を瞬時に教えてくれ、リアルタイムに道順を示してくれるのだ。
道中、街の人たちが僕を指さしヒソヒソ話をしているが、気にしない。
トラ顔マスク、スーツ姿。
この恰好はどうやら変えることは出来ないらしい。
ブーブルマップのおかげで、僕は一切迷うことなく冒険者ギルドに到着した。
ギルドの扉を開けると、屈強そうな戦士たちが一斉に空いたドアの方を見る。
相変わらず薄暗いギルド内、ギルドのカウンターで話をしているもの、ギルドの酒場で談笑している者、自分の武器を磨いている単身の者など様々だ。
彼らは仲間たちと話している間も、完全に警戒を解いていないようだ。
ピリピリとした緊張感が僕にも伝わってくる。
これが冒険者だ。
命を懸ける彼らは、いかなる時も集中力を研ぎ澄ましているのだろう。
しかし、そんな彼らの表情は僕の顔を見ると一変した。
顔に笑顔を浮かべながら僕の方を見ているのだ。
「よぉ、トラ顔紳士!昨日はすごかったな」
一人の戦士風の男が僕に声をかけた。
顔に大きな十字傷を持つ2mほどの大男。
僕の体程もある大きな盾と、傷だらけの鎧を装備している。
「おーい、トラ顔紳士?聞こえてるか?」
トラ顔紳士は昨晩つけられた二つ名らしい。
通常は戦場で功績を残した者に敬意を表して名づけられる通り名なのだが、どうやら僕は昨日ギルド酒場で不名誉な功績を残したようだ。
「ああ、すまない。君の名前は?」
「おいおい、昨日あれだけ飲んだ仲じゃねえか。俺はガイルだ。タンクのガイルと言えば、ちょっとは知れた名前だ」
ごめんなさい。まったく覚えてません。
一体僕は何をしたんだ。
聞くのが怖い……。
「今日はギルドに何をしに来たんだ?」
「今日はギルドカードを受け取りに来たんだ。どこでもらえばいいんだ?」
「ああ、じゃあ一番奥のカウンターだな。旦那も冒険者の仲間入りだな。困ったことがあれば頼ってくれよな」
ガイルは一番奥のギルドを指さすと、仲間たちの方へ戻っていった。
ギルド奥のカウンターは昨日登録した左端のカウンターだ。
昨日対応してくれたエリーさんと目が合うと、ニコッと笑顔を返してくれる。
「こんにちは、ギルドカードを受け取りに来たのですが」
「トラが・・・ミツルさんこんにちは!昨日はびっくりしました」
エリーさん、トラ顔紳士って言おうとしたでしょ。
えーっと、一体僕何をしたの?
「ギルドカードをお渡しする前に、ギルド長からお話があるそうです」
はっ?
僕、怒られるようなことした?
やばい、全く覚えてない。
「ギルド長は奥でお待ちです。一緒に来てもらえますか?」
彼女はカウンターから出ると、奥の通路に向かって歩き出した。
僕はその後をドキドキしながらついて行った。
ギルド長の部屋は廊下の突き当りにある。
木製の分厚い扉は、アンティーク調で木目がぎっしり詰まっているようだ。
トントン
「エリーです。ミツル様をお連れしました」
エリーがドアをノックすると、部屋の中から男の声が聞こえる。
「おう、下がっていいぞ」
エリーはドア越しに一礼すると、後ろを振り返りそのまま歩き去ってしまった。
えっ、僕放置?
部屋に入っていいものか迷っていると、再度男の声が聞こえてきた。
「ミツル君、入りたまえ」
ギギーッ
恐る恐るドアを開けて中に入ると、ソファーに一人の男が座っていた。
40歳くらいだろうか、日に焼けた浅黒い顔にはいくつも大きな傷跡が見えている。
がっしりした体格であるが、身長は僕ぐらい。
だいたい170㎝ほどであろうか。
白髪交じりの黒髪は、この世界では珍しい。
眼光は鋭く、いかにも歴戦の戦士という雰囲気を持っている。
「初めまして、ミツル君。俺はこの冒険者ギルドの長、シンジ・ムラカミだ」
……え!?日本名?
「そう、俺もまた転移者なんだ」
……!!
「君はどうやら最近ここに来たようだな。アイツに連れて来られたんだろ?理不尽なやつだからな」
「アイツって、あの自称神様のこと?ギルド長も連れて来られたのですか?」
「俺が連れて来られたのは20年前、もうすっかりおっさんになってしまったわ」
えっ、20年って。元の世界に戻してもらえないの?
「アイツの提示したクエストはクリアできなかったのですか?」
「いや、クエストはクリアしたぞ。その時元の世界に戻るか、この世界に留まるかを聞かれて結局この世界に残ることを選んだんだ」
取りあえず約束は守ってくれるらしい。
ただ、なぜこの人は帰らなかったのだろう?
「クエスト終了までに時間がかかってしまってね。その頃にはここで妻や子供が出来てしまっていたんだ」
なるほど。それなら納得だ。
「アイツは本当に神様なんですか?どうもうさん臭くて」
「ハハハ、確かに神様らしいぞ。アイツを奉る神殿もこの世界には存在する」
あのチャラい神様を奉る……?
何の冗談だ。
「とにかく、アイツはゴールド免許の者を選んで転生させるらしい。理由はわからんがね。ゴールド免許を持っている者を見かけたら、俺のところへ連れて来るというのが最近の習わしだ」
「一体どうして?」
「多分、信頼できると思っているんじゃないのか?俺にはアイツの考えはわからんがな」
アイツならあまり何も考えてなさそうだ。
「アイツは転移時にスキルはくれない代わりに、所持品をマジックアイテム化するようだ。で、その装備は全てマジックアイテムなんだろ?やけに個性的な恰好をしているが君は何をしていたんだ?」
やばい、変態に思われてる?
このマスクはアイツに無理やり渡されたものなのに。
僕はこれまでのいきさつをギルド長に話した。
ギルド長は相槌すら入れず、僕の話を黙って聞いていた。
「そうか、君は異世界食堂の食レポがノルマになっているんだな。なかなか楽しそうなクエストじゃないか」
いや、食べることは好きだけど、そのために見知らぬ世界に放置って。
「いや、意外と大変そうなんです。情報も全く無いですし」
「それはそうなんだろうけどな。あっ、俺の行きつけの店に行ってみないか?食レポに丁度良さそうなのお店なんだが」
「ありがとうございます。是非連れて行って欲しいです。ちなみに何のお店ですか?」
ギルド長は僕の顔を見てニヤッと笑う。
「男の麺料理の店だ」
0
あなたにおすすめの小説
【完結】ご都合主義で生きてます。-商売の力で世界を変える。カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく-
ジェルミ
ファンタジー
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
その条件として女神に『面白楽しく生活でき、苦労をせずお金を稼いで生きていくスキルがほしい』と無理難題を言うのだった。
困った女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
この味気ない世界を、創生魔法とカスタマイズ可能なストレージを使い、美味しくなる調味料や料理を作り世界を変えて行く。
はい、ご注文は?
調味料、それとも武器ですか?
カスタマイズ可能なストレージで世の中を変えていく。
村を開拓し仲間を集め国を巻き込む産業を起こす。
いずれは世界へ通じる道を繋げるために。
※本作はカクヨム様にも掲載しております。
一緒に異世界転生した飼い猫のもらったチートがやばすぎた。もしかして、メインは猫の方ですか、女神様!?
たまご
ファンタジー
アラサーの相田つかさは事故により命を落とす。
最期の瞬間に頭に浮かんだのが「猫達のごはん、これからどうしよう……」だったせいか、飼っていた8匹の猫と共に異世界転生をしてしまう。
だが、つかさが目を覚ます前に女神様からとんでもチートを授かった猫達は新しい世界へと自由に飛び出して行ってしまう。
女神様に泣きつかれ、つかさは猫達を回収するために旅に出た。
猫達が、世界を滅ぼしてしまう前に!!
「私はスローライフ希望なんですけど……」
この作品は「小説家になろう」さん、「エブリスタ」さんで完結済みです。
表紙の写真は、モデルになったうちの猫様です。
神様から転生スキルとして鑑定能力とリペア能力を授けられた理由
瀬乃一空
ファンタジー
普通の闇バイトだと思って気軽に応募したところ俺は某国の傭兵部隊に入れられた。しかし、ちょっとした俺のミスから呆気なく仲間7人とともに爆死。気が付くと目の前に神様が……。
神様は俺を異世界転生させる代わりに「罪業の柩」なるものを探すよう命じる。鑑定スキルや修復スキル、イケメン、その他を与えられることを条件に取りあえず承諾したものの、どうしたらよいか分からず、転生した途端、途方にくれるエルン。
うちの孫知りませんか?! 召喚された孫を追いかけ異世界転移。ばぁばとじぃじと探偵さんのスローライフ。
かの
ファンタジー
孫の雷人(14歳)からテレパシーを受け取った光江(ばぁば64歳)。誘拐されたと思っていた雷人は異世界に召喚されていた。康夫(じぃじ66歳)と柏木(探偵534歳)⁈ をお供に従え、異世界へ転移。料理自慢のばぁばのスキルは胃袋を掴む事だけ。そしてじぃじのスキルは有り余る財力だけ。そんなばぁばとじぃじが、異世界で繰り広げるほのぼのスローライフ。
ばぁばとじぃじは無事異世界で孫の雷人に会えるのか⁈
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
企業再生のプロ、倒産寸前の貧乏伯爵に転生する
namisan
ファンタジー
数々の倒産寸前の企業を立て直してきた敏腕コンサルタントの男は、過労の末に命を落とし、異世界で目を覚ます。
転生先は、帝国北部の辺境にあるアインハルト伯爵家の若き当主、アレク。
しかし、そこは「帝国の重荷」と蔑まれる、借金まみれで領民が飢える極貧領地だった。
凍える屋敷、迫りくる借金取り、絶望する家臣たち。
詰みかけた状況の中で、アレクは独自のユニーク魔法【構造解析(アナライズ)】に目覚める。
それは、物体の構造のみならず、組織の欠陥や魔法術式の不備さえも見抜き、再構築(クラフト)するチート能力だった。
「問題ない。この程度の赤字、前世の案件に比べれば可愛いものだ」
前世の経営知識と規格外の魔法で、アレクは領地の大改革に乗り出す。
痩せた土地を改良し、特産品を生み出し、隣国の経済さえも掌握していくアレク。
そんな彼の手腕に惹かれ、集まってくるのは一癖も二癖もある高貴な美女たち。
これは、底辺から這い上がった若き伯爵が、最強の布陣で自領を帝国一の都市へと発展させ、栄華を極める物語。
SSSレア・スライムに転生した魚屋さん ~戦うつもりはないけど、どんどん強くなる~
草笛あたる(乱暴)
ファンタジー
転生したらスライムの突然変異だった。
レアらしくて、成長が異常に早いよ。
せっかくだから、自分の特技を活かして、日本の魚屋技術を異世界に広めたいな。
出刃包丁がない世界だったので、スライムの体内で作ったら、名刀に仕上がっちゃった。
異世界転移物語
月夜
ファンタジー
このところ、日本各地で謎の地震が頻発していた。そんなある日、都内の大学に通う僕(田所健太)は、地震が起こったときのために、部屋で非常持出袋を整理していた。すると、突然、めまいに襲われ、次に気づいたときは、深い森の中に迷い込んでいたのだ……
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる