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15店目「異世界のジビエ料理専門店 後編」
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「ミツル、私やったわよ!」
射撃ポイントから戻ってきたミトラは、僕らを見ると満面の笑みを浮かべて駆けてきた。
「ミトラやるじゃねえか!」
「ああ、ミトラには助けられたよ」
「へへー。あの場所からは2体目が丸見えだったの、それでずっと狙ってたのよ」
どうやらミトラが一番冷静だったようだ。
ミトラが倒さなければ、僕らは大きなダメージを受けていたに違いない。
ありがとうミトラ。
ミトラの後に続いて、村長のコックスと従者のプックルが姿を見せる。
僕は彼らを見た瞬間、怒りがこみ上げてきた。
「どうしてグリズリーホーンベアが2体いることを黙ってたんだ!」
僕は自分の感情を抑えることが出来なかった。
一歩間違えば、僕らは危険な状態になっていたかもしれない。
どうしても言わずにはいられなかった。
「ミツルさんのお怒りはごもっともです。ただ、まずは素材を回収しましょう。放置しておくと鮮度が落ちてしまいますので」
コックスはグリズリーホーンベアに近づき、持っていた短剣で首を掻っ捌いた。
どうやら血抜きをしているらしい。
僕は言いたかった言葉を飲み込んで、もう一体の方へと向かった。
十分血抜きをした後、僕らはグリズリーベアをカバンに詰め込んだ。
一体どんな空間になっているのだろう。
明らかにカバンの大きさよりも大きいグリズリーホーンベアが、そのままの大きさでするっとカバンの中に収納されてしまうのだ。
何度利用しても見慣れない。
物理の法則を完全に無視している。
「では、一旦村に戻りましょう。詳しい話はそこでします」
1時間後、僕たちは再び村へと戻ってきた。
正直くたくただ。
出来ることなら早く横になりたい。
「おう、早かったじゃねぇか」
見覚えのある声がして、僕は咄嗟にその声の方を振り返った。
そこには解体用の大剣を抱えたギルド長が立っていた。
「聞いたぜ、お前らもうクエスト達成したんだってな。2体のグリズリーホーンベアを倒したんだろ。やるじゃねぇか」
何で知っているんだ?
今戦いが終わったばかりなのに。
「ボロボロになった方を出してみな。ここで解体してやる。もう一体は貴族様ようだからしまっときな」
しかも詳細まで知っている。
一体誰が知らせたんだ?
ギルド長はシーツの様な物を取り出し、地面にばぁっと広げた。
どうやらこの上に準備しろと言うのだろう。
戸惑いながらも僕は最初に倒したグリズリーホーンベアを、カバンから取り出した。
こうして見るとかなりでかい。
よく倒せたものだ。
「ふん、傷が多い。まだまだだな」
ギルド長はそう言うと、持っていた解体刀を巧みに操り、次々と解体していく。
まるでマグロの解体ショーだ。
大きな刀をまるで包丁を振るうが如く、的確に肉と骨、臓物などを的確に切り分けていく。
いつの間にか木の上にコロボックル達が集まり、解体ショーを見学している。
時折塩水のようなものを吹きかけながら、グリズリーホーンベアの肉を削いでいった。
およそ10分ほどで20パーツほどに切り分けたギルド長は、コロボックル達の大きな拍手を浴びていた。
「さてと、コックス。店は空いているかい?」
「はい、すでに準備が出来ております」
「じゃあ、お前らもついてきな」
ギルド長は素材を全て大きな袋に詰め、梯子を登って木の上の村に向かった。
僕らが連れられた店は、まるで昔の日本の民家だ。
木造の床に座って食事をするスタイルで、座布団のようなものが敷かれている。
机は無く、代わりに中央に囲炉裏が設置されている。
明らかにこれはギルド長の趣味だろう。
特注で作らせた感がある。
「お前らはちょっと待ってな」
ギルド長はコックスを連れて厨房へと入っていった。
どうやらギルド長が料理を作るらしい。
なんだかよく分からない展開になってきた。
僕はどう床に座っていいか分からず立ち尽くすメンバーに、胡坐のかき方を説明する。
アインツは比較的早く馴染めたが、女性2人はなかなか苦労しているようだ。
しばらくすると厨房から、香ばしい香りが漂ってくる。
どこか懐かしいようなずっと嗅いでいたくなるような香り。
そうだ、これは味噌だ。
グリズリーホーンベアを味噌鍋にしているに違いない。
その数分後、ギルド長が真っ黒な鉄なべを持ってやって来た。
囲炉裏に火をつけ、上から吊るされたチェーンに鉄なべの取っ手をセットする。
ギルド長が木の蓋を開けると、ふわっと味噌の風味が部屋中に広がる。
ぐつぐつと湧いた味噌仕立てのスープの中に、様々な野菜と沢山の肉が入っていた。
「お前らが倒したグリズリーホーンベアの鍋だ。俺はこの食べ方が一番好きだな」
ギルド長はそう言って、一人ずつみんなによそって渡す。
「これはスープなのか?変わった香りだな」
アインツは興味深そうに、器を見ている。
「うまそうじゃねぇか、もう俺は食うぜ」
セリナはもう待ちきれないようだ。
スプーンにたっぷりすくい、口の中へ持っていく。
僕も同じように口に含む。
んん。これはうまい。
グリズリーホーンベアの肉は不思議と臭みが無い。
特に香辛料を入れたわけでも、香味野菜で下味をしたわけではない。
そのままの状態でも全く臭みがないのだ。
日本にいる時は熊鍋を何度も食べたことがあるが、いずれもある程度の臭みは残っていた。
しかし、グリズリーホーンベアはどうだ。
あの嫌な臭みが全くと言っていいほど無いのだ。
それどころかどこか清々しい香りすらする。
こんな肉は今まで初めてだ。
「ミツル、これでも臭みがある方なんだぜ。こいつはな。どういう訳かわからねぇが傷つけば傷つけるほど体内に臭みを残してしまう。反対に傷口が少なければ清々しい香りがするのさ」
そんな特性が……。
自己防衛反応が働くのだろうか?
「ただ、この図体に耐久力だろ?傷つけずに倒すなんて至難の業。だから最高の珍味としてお貴族様たちが欲しがるのさ」
なるほど。それで傷をつけるなという依頼だったんだ。
「ミトラちゃんが倒したもう一体が、それだな。あんなに状態がいいやつを俺も見たことがねぇ」
ギルド長の顔がほころんでいる。
よっぽど重要な任務だったに違いない。
うん、旨い。
他のメンバーもがっつくように食べている。
クマ肉の他にはキノコ類や根菜が中心。
しっかりと味噌の風味を吸って、野菜本来の甘味が増しているようだ。
「この店はギルド長の要請が作らせた店だ。主に森に住む魔獣肉を提供している」
厨房からコックスも戻って、ギルド長の隣に座る。
ギルド長によると、普段はコックスと数人の授業員たちとこの店で料理を作っているらしい。
ただ、今回の騒動で何人かは辞めてしまったらしい。
お腹が落ち着いてきた僕は、どうしても聞きたかったことを彼らにぶつけた。
「ギルド長もコックスさんもグリズリーホーンベアが2体いることは知っていましたよね?」
ここは直球勝負だ。
変に回りくどく言っても仕方がないだろう。
僕の発言にメンバーたちも顔を上げて2人を見る。
「ああ、知っていた」
ギルド長は僕らから目を逸らさずに答える。
「だったらどうして!僕たちは危険な目にあったんだぞ」
僕はきっとギルド長を睨みつける。
「それは……」
「いい、俺が言う」
説明しようとするコックスを遮って、ギルド長が話し始める。
「今回の討伐依頼はいわば試験だった」
「……試験?」
「ああ、前回の討伐の後、お前らをEではなくDランクに昇格させるという話になっていた。それほど前回の依頼達成の功績は大きかった」
Dランク……
いきなりか?
「もちろん反対意見も大きくてね。まだ冒険者なりたての君たちに、早いランクアップは身を滅ぼすだけだってね。そこでギルド側は君たちに試験を課すこととした。限られた状況の中でどこまで出来るのかってね」
「それにしたって酷すぎだ。危うく大けがするところだったんだ」
頭で納得出来ても気持ちは納得できない。
「もしも対処できなかったらどうするつもりだったんだ?」
「だから俺がここにいるだろ?危なくなったら俺が助けるつもりだった」
うーん、でもやっぱり納得できない。
「それで俺らは合格なのかい?」
「ああ、問題はない。ギルドに戻ってから手続きをしよう」
「ああ」
うまくごまかされた感じがするが、この際仕方がないだろう。
「おい、コックス酒を持ってきてくれ」
「はい、承知しました」
コックスが酒を取りに行っている間、僕たちはギルド長に今回の討伐依頼の内容を伝えていた。
射撃ポイントから戻ってきたミトラは、僕らを見ると満面の笑みを浮かべて駆けてきた。
「ミトラやるじゃねえか!」
「ああ、ミトラには助けられたよ」
「へへー。あの場所からは2体目が丸見えだったの、それでずっと狙ってたのよ」
どうやらミトラが一番冷静だったようだ。
ミトラが倒さなければ、僕らは大きなダメージを受けていたに違いない。
ありがとうミトラ。
ミトラの後に続いて、村長のコックスと従者のプックルが姿を見せる。
僕は彼らを見た瞬間、怒りがこみ上げてきた。
「どうしてグリズリーホーンベアが2体いることを黙ってたんだ!」
僕は自分の感情を抑えることが出来なかった。
一歩間違えば、僕らは危険な状態になっていたかもしれない。
どうしても言わずにはいられなかった。
「ミツルさんのお怒りはごもっともです。ただ、まずは素材を回収しましょう。放置しておくと鮮度が落ちてしまいますので」
コックスはグリズリーホーンベアに近づき、持っていた短剣で首を掻っ捌いた。
どうやら血抜きをしているらしい。
僕は言いたかった言葉を飲み込んで、もう一体の方へと向かった。
十分血抜きをした後、僕らはグリズリーベアをカバンに詰め込んだ。
一体どんな空間になっているのだろう。
明らかにカバンの大きさよりも大きいグリズリーホーンベアが、そのままの大きさでするっとカバンの中に収納されてしまうのだ。
何度利用しても見慣れない。
物理の法則を完全に無視している。
「では、一旦村に戻りましょう。詳しい話はそこでします」
1時間後、僕たちは再び村へと戻ってきた。
正直くたくただ。
出来ることなら早く横になりたい。
「おう、早かったじゃねぇか」
見覚えのある声がして、僕は咄嗟にその声の方を振り返った。
そこには解体用の大剣を抱えたギルド長が立っていた。
「聞いたぜ、お前らもうクエスト達成したんだってな。2体のグリズリーホーンベアを倒したんだろ。やるじゃねぇか」
何で知っているんだ?
今戦いが終わったばかりなのに。
「ボロボロになった方を出してみな。ここで解体してやる。もう一体は貴族様ようだからしまっときな」
しかも詳細まで知っている。
一体誰が知らせたんだ?
ギルド長はシーツの様な物を取り出し、地面にばぁっと広げた。
どうやらこの上に準備しろと言うのだろう。
戸惑いながらも僕は最初に倒したグリズリーホーンベアを、カバンから取り出した。
こうして見るとかなりでかい。
よく倒せたものだ。
「ふん、傷が多い。まだまだだな」
ギルド長はそう言うと、持っていた解体刀を巧みに操り、次々と解体していく。
まるでマグロの解体ショーだ。
大きな刀をまるで包丁を振るうが如く、的確に肉と骨、臓物などを的確に切り分けていく。
いつの間にか木の上にコロボックル達が集まり、解体ショーを見学している。
時折塩水のようなものを吹きかけながら、グリズリーホーンベアの肉を削いでいった。
およそ10分ほどで20パーツほどに切り分けたギルド長は、コロボックル達の大きな拍手を浴びていた。
「さてと、コックス。店は空いているかい?」
「はい、すでに準備が出来ております」
「じゃあ、お前らもついてきな」
ギルド長は素材を全て大きな袋に詰め、梯子を登って木の上の村に向かった。
僕らが連れられた店は、まるで昔の日本の民家だ。
木造の床に座って食事をするスタイルで、座布団のようなものが敷かれている。
机は無く、代わりに中央に囲炉裏が設置されている。
明らかにこれはギルド長の趣味だろう。
特注で作らせた感がある。
「お前らはちょっと待ってな」
ギルド長はコックスを連れて厨房へと入っていった。
どうやらギルド長が料理を作るらしい。
なんだかよく分からない展開になってきた。
僕はどう床に座っていいか分からず立ち尽くすメンバーに、胡坐のかき方を説明する。
アインツは比較的早く馴染めたが、女性2人はなかなか苦労しているようだ。
しばらくすると厨房から、香ばしい香りが漂ってくる。
どこか懐かしいようなずっと嗅いでいたくなるような香り。
そうだ、これは味噌だ。
グリズリーホーンベアを味噌鍋にしているに違いない。
その数分後、ギルド長が真っ黒な鉄なべを持ってやって来た。
囲炉裏に火をつけ、上から吊るされたチェーンに鉄なべの取っ手をセットする。
ギルド長が木の蓋を開けると、ふわっと味噌の風味が部屋中に広がる。
ぐつぐつと湧いた味噌仕立てのスープの中に、様々な野菜と沢山の肉が入っていた。
「お前らが倒したグリズリーホーンベアの鍋だ。俺はこの食べ方が一番好きだな」
ギルド長はそう言って、一人ずつみんなによそって渡す。
「これはスープなのか?変わった香りだな」
アインツは興味深そうに、器を見ている。
「うまそうじゃねぇか、もう俺は食うぜ」
セリナはもう待ちきれないようだ。
スプーンにたっぷりすくい、口の中へ持っていく。
僕も同じように口に含む。
んん。これはうまい。
グリズリーホーンベアの肉は不思議と臭みが無い。
特に香辛料を入れたわけでも、香味野菜で下味をしたわけではない。
そのままの状態でも全く臭みがないのだ。
日本にいる時は熊鍋を何度も食べたことがあるが、いずれもある程度の臭みは残っていた。
しかし、グリズリーホーンベアはどうだ。
あの嫌な臭みが全くと言っていいほど無いのだ。
それどころかどこか清々しい香りすらする。
こんな肉は今まで初めてだ。
「ミツル、これでも臭みがある方なんだぜ。こいつはな。どういう訳かわからねぇが傷つけば傷つけるほど体内に臭みを残してしまう。反対に傷口が少なければ清々しい香りがするのさ」
そんな特性が……。
自己防衛反応が働くのだろうか?
「ただ、この図体に耐久力だろ?傷つけずに倒すなんて至難の業。だから最高の珍味としてお貴族様たちが欲しがるのさ」
なるほど。それで傷をつけるなという依頼だったんだ。
「ミトラちゃんが倒したもう一体が、それだな。あんなに状態がいいやつを俺も見たことがねぇ」
ギルド長の顔がほころんでいる。
よっぽど重要な任務だったに違いない。
うん、旨い。
他のメンバーもがっつくように食べている。
クマ肉の他にはキノコ類や根菜が中心。
しっかりと味噌の風味を吸って、野菜本来の甘味が増しているようだ。
「この店はギルド長の要請が作らせた店だ。主に森に住む魔獣肉を提供している」
厨房からコックスも戻って、ギルド長の隣に座る。
ギルド長によると、普段はコックスと数人の授業員たちとこの店で料理を作っているらしい。
ただ、今回の騒動で何人かは辞めてしまったらしい。
お腹が落ち着いてきた僕は、どうしても聞きたかったことを彼らにぶつけた。
「ギルド長もコックスさんもグリズリーホーンベアが2体いることは知っていましたよね?」
ここは直球勝負だ。
変に回りくどく言っても仕方がないだろう。
僕の発言にメンバーたちも顔を上げて2人を見る。
「ああ、知っていた」
ギルド長は僕らから目を逸らさずに答える。
「だったらどうして!僕たちは危険な目にあったんだぞ」
僕はきっとギルド長を睨みつける。
「それは……」
「いい、俺が言う」
説明しようとするコックスを遮って、ギルド長が話し始める。
「今回の討伐依頼はいわば試験だった」
「……試験?」
「ああ、前回の討伐の後、お前らをEではなくDランクに昇格させるという話になっていた。それほど前回の依頼達成の功績は大きかった」
Dランク……
いきなりか?
「もちろん反対意見も大きくてね。まだ冒険者なりたての君たちに、早いランクアップは身を滅ぼすだけだってね。そこでギルド側は君たちに試験を課すこととした。限られた状況の中でどこまで出来るのかってね」
「それにしたって酷すぎだ。危うく大けがするところだったんだ」
頭で納得出来ても気持ちは納得できない。
「もしも対処できなかったらどうするつもりだったんだ?」
「だから俺がここにいるだろ?危なくなったら俺が助けるつもりだった」
うーん、でもやっぱり納得できない。
「それで俺らは合格なのかい?」
「ああ、問題はない。ギルドに戻ってから手続きをしよう」
「ああ」
うまくごまかされた感じがするが、この際仕方がないだろう。
「おい、コックス酒を持ってきてくれ」
「はい、承知しました」
コックスが酒を取りに行っている間、僕たちはギルド長に今回の討伐依頼の内容を伝えていた。
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