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第3章 ダンジョン攻略中編
第55話 地底湖
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6階層で戦った最初の相手大蛇はかなりの美味だった。
これは【美食Lv1】の効果もあったのかもしれないが、モンスターの中ではピカ一だ。
あっさりした味の中にも主張があり、噛み応えも素晴らしい。
まるで京都の夏の風物詩、ハモを食べているようだった。
残念ながら新しいスキルは手に入らなかったが、お腹は十分満足できた。
僕たちは、しばしの休憩後7階層の階段を目指して探索を開始した。
6階層は他のエリアと比べてもダントツに美しい。
天井から連なる鍾乳石の周りを蛍のような光を発する虫が飛び回り、あたりを幻想的に照らしてくれる。
ツララ状の鍾乳石から滴り落ちる水滴が、静寂した空間に様々な音を奏でてくれる。
ダンジョン攻略で無かったらゆっくりと見学していきたいところだ。
敵があまり出ないのも影響しているのかもしれない。
僕は辺りを見渡しながら、歩みを進めた。
しばらく進むと大きな水たまりに出た。
地底湖だ。
どうやらこの地底湖を渡らないと先には進めないらしい。
かなり大きな地底湖で沖までの距離は視認することができない。
僕は【視覚Lv8】を使用。
視力が上昇し、向こう岸までが見えるようになった。
どうやら向こう岸まで500mほどはあるようだ。
「オデ、おめぇ抱えて泳ぐ。」
ハルクは泳ぎも得意なようだ。
彼の心遣いが胸に染みる。
僕はハルクと共に行動できることに改めて感謝した。
ただ、この地底湖に敵がいないとも限らない。
泳いでいる間が一番無防備になりそうだ。
ここは泳がずに向こう岸まで行きたい。
僕一人なら魔眼スキル【千里眼】【テレポート】を使って向こう岸まで行くのは簡単だ。
ただ今の僕の力では、僕以外のものを移動させることは出来ない。
それならハルクに結界を使い、異次元収納に入れてから移動してはどうだろう?
これも却下だ。ハルクは自分が食べられることに対して強い抵抗を持っている。
地底湖ごと食べてみてはどうか?
おそらく今の僕の力では全部食べることは出来ない。また、地底湖の中に異物や毒物があればダメージを受けてしまうだろう。
モーゼのように地底湖の真ん中を切り裂いて、歩いて渡るのはどうだろうか?
スキル【物理無視】があれば何とか可能かもしれない。
ただ、一時的には出来ても、僕の魔力は最後まではもたないだろう。
考え抜いた末、僕はハルクに舌を巻きつけたまま僕に固定し、【暴食】でここから向こう岸までの距離を食べることにした。
僕は【千里眼】を使い、正確に向こう岸までの距離を測定する。
ハルクを舌で巻きつけ、僕は「向こう岸までの距離」を食べた。
僕とハルクの体は向こう岸に向かって、凄い速さで引き寄せられる。
水面ぎりぎりを、僕らは空を飛ぶように移動したのだ。
強烈なGが僕らの体に襲いかかる。
まるでトップスピードのジェットコースター。
生身の体には強すぎる刺激だ。
地底湖を1/3ほど過ぎたところで、僕らはGの感覚にも慣れてきた。
周りを確認する余裕も出てきている。
この分だともうすぐに到着するだろう。
バンッ!
地底湖の丁度半分くらいで、僕らは何かにぶつかった。
超高速移動中に、空中で何か障害物に当たったのだ。
大きく弾き飛ばされる僕たち。
ハルクに巻きついた僕の舌がほどけ、ハルクはそのまま地底湖に落ちた。
もちろん、ハルクだけではない。
僕も大きく回転しながら、地底湖の中へと突っ込んだ。
ガボガボガボ
僕は地底湖の底に向かって沈んでいく。
幸いにも息が出来る。
何かにぶつかった衝撃にクラクラとしながらも、僕の意識は清明だ。
一体何が起こったのだ?
「距離を食べている」間に障害物に当たることなんて今まで無かった。
何かに当たった瞬間の記憶を辿ってみても、障害物らしいものは何一つとして無かった。
空気にぶち当たった。
僕の中ではそんな感覚だ。
見えない壁が僕の向かう方向にあり、正面からぶつかった。
誰かが魔法をかけた様子も無かった。
おそらく僕がここに来る前から準備されていたのだろう。
一体何のために?
考えられることは、この地底湖を飛んで通行しようとする者に対してのトラップだろう。
とすると、この地底湖の中におびき寄せられたのかもしれない。
考えている間に地底湖の底に着地した。
深さは10mくらいであろうか?
湖全体が澄んでいるので、水面が底からでもはっきりと確認できる。
地底湖の底には水草一つない。
ごつごつした岩が辺り一面に転がっている以外、何もない。
魚などの生物が存在している様子もないのだ。
とにかくハルクを探さないといけない。
泳ぎが得意らしいから溺れることはないはずだが。
しばらく水底を進んでいると、他の岩とは違う白色の物体がいくつも散乱していた。
骨だ。
大小さまざまな骨が辺り一面に無造作に、転がっていたのだ。
何かがこの地底湖にいる。
僕は、辺り一面を見回したが骨と岩以外のものは何も見えない。
ただ、どこかで気配がする。
何者かが狙っているような感じがするのだ。
ちょうどその時、水面付近に人影が見える。
ハルクだ。
ハルクは水面を泳ぎながら右往左往しているようだ。
僕のことを探しているのかもしれない。
僕はハルクに合流しようと、水底から水面に向かおうとしたその時。
僕は何者かに噛みつかれ、水底へと引き戻された。
なんと岩だと思っていたのは巨大なワニ型のモンスターだった。
体長はおよそ10m。
ごつごつした岩が体を覆っており、息を潜めて僕の隙を伺っていたようだ。
ワニはメタルボックスの僕の体を噛み砕く力は無いようだが、僕を水底へと引き込む力は強い。
どうやらこのワニを倒さないと先へは進ませてくれないらしい。
ハルクはまだ水面をうろうろとしており、僕らにも気付いた様子はない。
ワニは僕を咥えたまま、水中を泳ぎ始めた。
ワニの泳ぐスピードは意外と速い、僕はハルクとは随分と離れてしまった。
ワニは僕を咥えたまま、どこかを目指し真っすぐ泳ぐ。
僕は抵抗しようと思ったが、ワニが僕を連れて行く所にも興味があった。
また、僕の内にあるミミックの本能のようなものが、このワニに何かを感じ取ったようにも感じる。
僕は抵抗するのを止め、箱に徹し、ワニが何をしようとしているのかを探ろうとした。
そんな僕には一切気にせず、ワニは地底湖の中を進み続けた。
地底湖の底に大きな洞窟のような所があった。
ワニは洞穴のような通路を抜け、奥へ奥へと進む。
そして、たどり着いた場所は地上だ。
ワニが水面から顔を出したところは、人工的に作られたような四角く広い部屋だった。
多くのワニ型のモンスターが、部屋の至る所で寝そべっている。
この部屋には一体何十匹のワニがいるのだろうか。
ざっと見回しただけでも20匹はいるだろう。
僕を咥えたワニは、水から出て部屋の中をペタンペタンと歩いて行く。
部屋の端には数多くの宝箱や財宝が転がっている。
全てワニたちが集めたものなのだろう。
僕もワニたちのコレクションの一つとされようとしていたのだ。
一体ワニが何をしているのか、何をしようとしているのか。
僕はその真相を明らかにしたいという願望に駆られてしまった。
久しぶりに僕も宝箱になりきってやろう。
ここから出るのはいつでも出来る。
まずは、このワニたちの目的や強さを見極めてやろう。
この積み重ねられた宝箱の中にも、僕に役立つアイテムもあるかもしれない。
まずはハルクにも知らせないと。
僕は覚えたばかりの新レアスキル【相互理解Lv1】を使用した。
これは【美食Lv1】の効果もあったのかもしれないが、モンスターの中ではピカ一だ。
あっさりした味の中にも主張があり、噛み応えも素晴らしい。
まるで京都の夏の風物詩、ハモを食べているようだった。
残念ながら新しいスキルは手に入らなかったが、お腹は十分満足できた。
僕たちは、しばしの休憩後7階層の階段を目指して探索を開始した。
6階層は他のエリアと比べてもダントツに美しい。
天井から連なる鍾乳石の周りを蛍のような光を発する虫が飛び回り、あたりを幻想的に照らしてくれる。
ツララ状の鍾乳石から滴り落ちる水滴が、静寂した空間に様々な音を奏でてくれる。
ダンジョン攻略で無かったらゆっくりと見学していきたいところだ。
敵があまり出ないのも影響しているのかもしれない。
僕は辺りを見渡しながら、歩みを進めた。
しばらく進むと大きな水たまりに出た。
地底湖だ。
どうやらこの地底湖を渡らないと先には進めないらしい。
かなり大きな地底湖で沖までの距離は視認することができない。
僕は【視覚Lv8】を使用。
視力が上昇し、向こう岸までが見えるようになった。
どうやら向こう岸まで500mほどはあるようだ。
「オデ、おめぇ抱えて泳ぐ。」
ハルクは泳ぎも得意なようだ。
彼の心遣いが胸に染みる。
僕はハルクと共に行動できることに改めて感謝した。
ただ、この地底湖に敵がいないとも限らない。
泳いでいる間が一番無防備になりそうだ。
ここは泳がずに向こう岸まで行きたい。
僕一人なら魔眼スキル【千里眼】【テレポート】を使って向こう岸まで行くのは簡単だ。
ただ今の僕の力では、僕以外のものを移動させることは出来ない。
それならハルクに結界を使い、異次元収納に入れてから移動してはどうだろう?
これも却下だ。ハルクは自分が食べられることに対して強い抵抗を持っている。
地底湖ごと食べてみてはどうか?
おそらく今の僕の力では全部食べることは出来ない。また、地底湖の中に異物や毒物があればダメージを受けてしまうだろう。
モーゼのように地底湖の真ん中を切り裂いて、歩いて渡るのはどうだろうか?
スキル【物理無視】があれば何とか可能かもしれない。
ただ、一時的には出来ても、僕の魔力は最後まではもたないだろう。
考え抜いた末、僕はハルクに舌を巻きつけたまま僕に固定し、【暴食】でここから向こう岸までの距離を食べることにした。
僕は【千里眼】を使い、正確に向こう岸までの距離を測定する。
ハルクを舌で巻きつけ、僕は「向こう岸までの距離」を食べた。
僕とハルクの体は向こう岸に向かって、凄い速さで引き寄せられる。
水面ぎりぎりを、僕らは空を飛ぶように移動したのだ。
強烈なGが僕らの体に襲いかかる。
まるでトップスピードのジェットコースター。
生身の体には強すぎる刺激だ。
地底湖を1/3ほど過ぎたところで、僕らはGの感覚にも慣れてきた。
周りを確認する余裕も出てきている。
この分だともうすぐに到着するだろう。
バンッ!
地底湖の丁度半分くらいで、僕らは何かにぶつかった。
超高速移動中に、空中で何か障害物に当たったのだ。
大きく弾き飛ばされる僕たち。
ハルクに巻きついた僕の舌がほどけ、ハルクはそのまま地底湖に落ちた。
もちろん、ハルクだけではない。
僕も大きく回転しながら、地底湖の中へと突っ込んだ。
ガボガボガボ
僕は地底湖の底に向かって沈んでいく。
幸いにも息が出来る。
何かにぶつかった衝撃にクラクラとしながらも、僕の意識は清明だ。
一体何が起こったのだ?
「距離を食べている」間に障害物に当たることなんて今まで無かった。
何かに当たった瞬間の記憶を辿ってみても、障害物らしいものは何一つとして無かった。
空気にぶち当たった。
僕の中ではそんな感覚だ。
見えない壁が僕の向かう方向にあり、正面からぶつかった。
誰かが魔法をかけた様子も無かった。
おそらく僕がここに来る前から準備されていたのだろう。
一体何のために?
考えられることは、この地底湖を飛んで通行しようとする者に対してのトラップだろう。
とすると、この地底湖の中におびき寄せられたのかもしれない。
考えている間に地底湖の底に着地した。
深さは10mくらいであろうか?
湖全体が澄んでいるので、水面が底からでもはっきりと確認できる。
地底湖の底には水草一つない。
ごつごつした岩が辺り一面に転がっている以外、何もない。
魚などの生物が存在している様子もないのだ。
とにかくハルクを探さないといけない。
泳ぎが得意らしいから溺れることはないはずだが。
しばらく水底を進んでいると、他の岩とは違う白色の物体がいくつも散乱していた。
骨だ。
大小さまざまな骨が辺り一面に無造作に、転がっていたのだ。
何かがこの地底湖にいる。
僕は、辺り一面を見回したが骨と岩以外のものは何も見えない。
ただ、どこかで気配がする。
何者かが狙っているような感じがするのだ。
ちょうどその時、水面付近に人影が見える。
ハルクだ。
ハルクは水面を泳ぎながら右往左往しているようだ。
僕のことを探しているのかもしれない。
僕はハルクに合流しようと、水底から水面に向かおうとしたその時。
僕は何者かに噛みつかれ、水底へと引き戻された。
なんと岩だと思っていたのは巨大なワニ型のモンスターだった。
体長はおよそ10m。
ごつごつした岩が体を覆っており、息を潜めて僕の隙を伺っていたようだ。
ワニはメタルボックスの僕の体を噛み砕く力は無いようだが、僕を水底へと引き込む力は強い。
どうやらこのワニを倒さないと先へは進ませてくれないらしい。
ハルクはまだ水面をうろうろとしており、僕らにも気付いた様子はない。
ワニは僕を咥えたまま、水中を泳ぎ始めた。
ワニの泳ぐスピードは意外と速い、僕はハルクとは随分と離れてしまった。
ワニは僕を咥えたまま、どこかを目指し真っすぐ泳ぐ。
僕は抵抗しようと思ったが、ワニが僕を連れて行く所にも興味があった。
また、僕の内にあるミミックの本能のようなものが、このワニに何かを感じ取ったようにも感じる。
僕は抵抗するのを止め、箱に徹し、ワニが何をしようとしているのかを探ろうとした。
そんな僕には一切気にせず、ワニは地底湖の中を進み続けた。
地底湖の底に大きな洞窟のような所があった。
ワニは洞穴のような通路を抜け、奥へ奥へと進む。
そして、たどり着いた場所は地上だ。
ワニが水面から顔を出したところは、人工的に作られたような四角く広い部屋だった。
多くのワニ型のモンスターが、部屋の至る所で寝そべっている。
この部屋には一体何十匹のワニがいるのだろうか。
ざっと見回しただけでも20匹はいるだろう。
僕を咥えたワニは、水から出て部屋の中をペタンペタンと歩いて行く。
部屋の端には数多くの宝箱や財宝が転がっている。
全てワニたちが集めたものなのだろう。
僕もワニたちのコレクションの一つとされようとしていたのだ。
一体ワニが何をしているのか、何をしようとしているのか。
僕はその真相を明らかにしたいという願望に駆られてしまった。
久しぶりに僕も宝箱になりきってやろう。
ここから出るのはいつでも出来る。
まずは、このワニたちの目的や強さを見極めてやろう。
この積み重ねられた宝箱の中にも、僕に役立つアイテムもあるかもしれない。
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