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伝えたいのに
③
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彼は、蜜口に猛りを押しあてる。先程よりも遥かに硬く熱い感触にほなみは一瞬おののくが、一気に中へと沈み込んでくると、恐れも躊躇も吹き飛んでしまう。
「――あああ――!」
彼を受け止めた途端、逃れられないほどの大きな波に支配される。
正気に戻ろうとしてもどうにもならない。いっそ、このまま狂ってしまいたい。
女は好きな人に抱かれる事で、こんな風になってしまうのだろうか?
(こんなの……私には……分からない……何故、西君に逢ってしまったの?
逢わなければ、こんな事……知らずに生きていけたのに……!)
「あっ……んっ……ああっ……やっ……ああっ……ダメッ……ダメ!」
「……俺が好きか……」
西本はほなみを激しく揺らし、喘がせながら、掠れた声で問いた。
その瞳は、ほなみを捉えて離さない。
「……何とか言えよ……」
腰を持ち上げられてから一層激しく突き上げられ、ほなみは気を失いそうになった。
「好きって言ってみろよ!」
激しく中を掻き回し突き上げるその行為は乱暴だが、彼の表情はとても悲しげだった。
――好き。会う前から、貴方を好き――ひと目見た瞬間から、好きなの――
心の中で熱い想いを込めて叫んでも、彼に届く筈もない。
西本は、腰を一旦引いてから、深く奥へとほなみを突くと、一瞬身体を震わせ、長く息を吐いて強く彼女の身体を抱きしめた。
血潮の様な熱いものが、白いほなみの脚の間に流れ込んでくる。
彼の欲望を、ほなみは受け止めるしかなかった。
熱い何かが、ほなみの頬に落ちる。
(西君の……涙)
彼の頬から小さな粒が煌めいては、ほなみの肌を濡らした。
「……ほら……お前は……俺を好きだって……言ってくれないじゃないか……」
絞り出すような声が切ない。
男の人が感情を乱して泣くのを見るのは初めてだった。
澄んだ瞳から、次から次へと涙が墜ちるのを、ほなみはうっとりと見つめていた。
――なんて綺麗なの……
「――あああ――!」
彼を受け止めた途端、逃れられないほどの大きな波に支配される。
正気に戻ろうとしてもどうにもならない。いっそ、このまま狂ってしまいたい。
女は好きな人に抱かれる事で、こんな風になってしまうのだろうか?
(こんなの……私には……分からない……何故、西君に逢ってしまったの?
逢わなければ、こんな事……知らずに生きていけたのに……!)
「あっ……んっ……ああっ……やっ……ああっ……ダメッ……ダメ!」
「……俺が好きか……」
西本はほなみを激しく揺らし、喘がせながら、掠れた声で問いた。
その瞳は、ほなみを捉えて離さない。
「……何とか言えよ……」
腰を持ち上げられてから一層激しく突き上げられ、ほなみは気を失いそうになった。
「好きって言ってみろよ!」
激しく中を掻き回し突き上げるその行為は乱暴だが、彼の表情はとても悲しげだった。
――好き。会う前から、貴方を好き――ひと目見た瞬間から、好きなの――
心の中で熱い想いを込めて叫んでも、彼に届く筈もない。
西本は、腰を一旦引いてから、深く奥へとほなみを突くと、一瞬身体を震わせ、長く息を吐いて強く彼女の身体を抱きしめた。
血潮の様な熱いものが、白いほなみの脚の間に流れ込んでくる。
彼の欲望を、ほなみは受け止めるしかなかった。
熱い何かが、ほなみの頬に落ちる。
(西君の……涙)
彼の頬から小さな粒が煌めいては、ほなみの肌を濡らした。
「……ほら……お前は……俺を好きだって……言ってくれないじゃないか……」
絞り出すような声が切ない。
男の人が感情を乱して泣くのを見るのは初めてだった。
澄んだ瞳から、次から次へと涙が墜ちるのを、ほなみはうっとりと見つめていた。
――なんて綺麗なの……
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