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お前の毛根はいつか死に絶える
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「はあ――!」
僕は無人の教室の窓を開け、伸びをして深呼吸した。
昨日何か不気味な夢を見たような気がするが、目覚めはいつになく爽快で、奇跡的に早起きが出来たので早く登校してみたのだ。
『誰も居ない教室に朝一番に入る』
という事を、一度やってみたかったのだ。
割といい気分だった。
「まだ痛えな」
右頬がチクチクする。
オカンにやられたのだ。
――今朝、リビングで珈琲を入れている時にオカンが欠伸しながらやってきたが、一瞬固まり二度見してきた。そしてツカツカ近づいて来ると右の頬を思い切りつねってきた。
「――いだっ……痛いよ!」
「ありゃあ。夢じゃないみたいね。ハヤちゃんが早起きなんて珍しいからさあ。
今日は雨どころか雹や霰が降るかしら?
ハヤちゃんのせいで異常気象になったら世の中の迷惑よ。変わった事しない方が平和なんじゃな〜い?」
これが実の母の言う事なのだろうか。
オカンはケタケタ笑いながらテレビを点けると、人気女性アイドルグループのリーダーの男性スキャンダルを熱心に見ている。
「ハヤちゃん。この子、あんたタイプ?」
「うーん?……化粧が濃くて無理だよ……てか、皆同じ顔に見えるよ」
「化粧はアイドルなんだから仕方ないじゃない。まあ、お人形みたいで可愛いんじゃない?」
「そうかなあ?」
不意に、茜の顔が浮かんでしまい、頭をブンブン振った。
「この手の大人しめの可愛いっぽい女にコロッ!と男は騙されるのよねえ〜。
女はしたたかだからね。ハヤちゃんも気をつけなさいよ?」
「……僕には関係ないよ……
女子と縁ないし……
そういう話は岳人にすればいいだろ?」
「岳人は女の扱いをわかってるから大丈夫よ。危ないのはハヤちゃん。あんたみたいな慣れてないおぼこい子がこういう女に掴まると振り回されて骨の髄までしゃぶられて、出がらしになった状態でポイされるのよっ!怖いでしょ?」
「……さあ……」
飛躍しすぎるにも程がある。
わけがわからない。
「ハヤちゃんのクラスに、可愛い子いるでしょ。ほら、河本って子!」
「ぐっへっ」
パンを喉に詰まらせそうになり、珈琲で流し込む。
「優等生過ぎてな〜んか気に入らないのよねえ。
ハヤちゃん、もしあの子とお付き合いする事になったら必ずうちに連れて来なさい!」
「だから!何故そういう話になるのっ!
――行ってきます!」
まだ喋り足りなさそうなオカンを振り切り、僕は逃げるように学校へ向かったのだ。
朝一番の教室の空気を堪能していた僕だったが、今朝のやり取りを思い出し不意にネガティブスイッチが入ってしまった。
♪じゃーんじゃじゃじゃんじゃーじゃじゃ
じゃーじゃじゃ♪
頭の中でダースベイダーのテーマがおごそかに始まる。
オカンは岳人よりも僕が心配らしく、事あるごとに今朝みたいに突拍子もない投げかけをして来るのだ。
――いや、心配している訳ではないのかも知れない。
ただ単に慰み物にされている様な気もしてくる。
確かに岳人は心配ないだろう。世渡り上手だし口も上手いし顔もいいし――
だが僕は……
①目が細い
②一重
③目つきが悪い
の三重苦な上にすぐに緊張してどもったり、テンパってわけがわからない事を口走ったりしてしまうのだ――
ex.昨日の自己紹介の時みたいに――
あと二十年経過しても、このままだったらどうしよう。
考えただけで背筋がゾーッとする。
(そういや、今、誰かが教室に入って来たらどうしたらいいんだ――!?)
一番に登校出来た達成感でその後どうするかが頭から抜け落ちていた。
(一人ならまだしも、二人とか三人で入って来られたら気後れして何も言えないぞ――!)
また背中がゾクゾクする。
ダースベイダーのテーマのボリュームがMAXで頭の中でガンガン鳴って頭が痛むし、寒気も止まらない。
「……きっと今日はろくな事が起こらない……帰ろうかな」
思わず呟いた時、背中に妙な感覚が走る。
「ぎゃあああ!」
よろけて膝を付いたら、その膝裏も何かの棒で突かれるような感覚が走り更に僕は絶叫した。
「ひいい……ぶっ!?」
口の中に、異物がズボッと入ってきて何も言えなくなる。
黒い長い髪が束になり口の中へ入り込み、更にぐるぐると口の周りに巻き付いているのだ。
「ふぐっ――!?」
――ぬらぬらぬらぬら
「ぐぐぐ!?」
聞き覚えのある声だ。
――ぬらぬらぬらぬら
(°▽°(°▽°(°▽°
勇人……
わたくしを覚えているか……
耳元で囁かれているような感触がして、身体が凍りつく。
巻き付いた髪がするすると解け、口元が自由になり僕は咳込んだ。
「おま…お前は」
『°▽°)°▽°)°▽°)
何を朝から悩んでいるかと思えば…
どうでも良い事をお前は気にするのだな』
長い黒い髪を揺らしながら教室の中央で箒に跨がり、僕をせせら笑う年齢不詳の女――
こいつは一体何なんだ!
「ど、どうでもいい事で悪かったな!僕には大問題なんだよ!」
僕は腰を抜かし、後退りながら必死に叫ぶ。
『°▽°)°▽°)つまり……お困りなのだな?お前は』
「はいはいはい!
僕は小さな事で毎日困ってますよ!どーせ!
てか、そんなのお前に関係ないだろ――!」
『勇人。
わたくしの名前を言ってみなさい。△。』
「へっ?」
『。△。)⊃
まさか……わたくしの名前を忘れたわけではなかろうな?』
足元がフワリと浮いた瞬間、目の前に女の目があった。
「ひいっ」
『°▽°)°▽°)ぬらぬらぬら……言ったはずだぞ勇人。望みはなんだ?……わたくしの名前を呼んだら聞いてやらん事もないぞ』
「お、降ろしてくれ!ぺコリーヌ!頼む」
『。△。)⊃―☆
な――んだ。ちゃんと覚えているではないか……うふふふ』
ぺコリーヌが星のスティッキを振ると、僕の身体はガクンと落ちて、よろめいて転びそうになるが、長い黒髪がびゅーんと伸びて僕の身体を支えた。
「ひっ……」
『°▽°)°▽°)°▽°)
お前の望みは決まったか?言ってみろ」
僕は混乱の中に居た。
いつもより早起きして、いい気分で一日を始めようと思っていただけなのに、何故にこんな奇妙な事になるのか理解出来ない。
朝一番でオカンにからかわれ顔をつねられ、登校したら変な妖しい女にからまれて――!
早起きは三文の得、なんて何処の誰が言ったんだよ――!
少なくとも僕は何も得なんかしてないぞ
大体、これは現実なのか!?
まだ夢の続きを僕は見てるのかっ!?
――誰か教えてplease!
僕が四つん這いになり逃げ回るのを、ペコリーヌは面白がって追い掛けてくる。
「。△。)⊃―☆
ほれほれ!
早くお前の願いを言いたまえ!」
「おまっ……!
お前、怪しい匂いがプンプンすんだよ!
どうせ何かろくでも無い事を企んでるんだろ!?」
スティッキで脇を擽ろうとするペコリーヌから逃げ惑いながら僕は絶叫した。
『°▽°)°▽°)°▽)むん?』
「願いを叶える代償を払わせるんじゃないのか!?
定番だろ、そういう展開!」
すると突然、晴れていた空が真っ暗な闇に包まれ、雷の光が教室を包み込み、轟音で校舎が揺れた。
バキバキと何かが裂ける音がして振り返ると――
グラウンドに立つ一番大きな桜の木が真っ二つになりドーンと倒れ、真っ赤に燃えている。
「嘘――だろ?」
ガラガラと教室の引き戸が開き、ウッチーが入ってきた途端にぺコリーヌの姿は消えた。
「おう!ジミー!来てたのか」
「先生……」
「ああすまんすまん!つい呼び易くてな。
驚きだな!校庭に落雷とは!
おおお、めちゃくちゃ燃えてるな――今消防車を呼んだから、お前も早く逃げなさい!」
ウッチーに促され、僕は走る。
「参ったな――今日はいろいろとやる事があったのに……今日は臨時休校だとよ。帰ったら家で勉強しとけよ?」
「休校?」
「校長が判断して今保護者に一斉メールしている。お前も早く帰りなさい」
「はい……」
バケツを何個も手にアタフタ走るウッチーに頭を下げ、僕は黒煙をあげる桜を遠目に見ながら歩いた。
消防車の音が聴こえる。
――ぬらぬらぬらぬら
。△。)⊃
「ひ――!」
逆さまになったぺコリーヌの顔が目の前に現れる。
髪がゆらゆらと揺れて鼻先を擽り、その感触にゾワリと鳥肌が立った。
『。△。)⊃―☆
早速お前の願いを叶えてみたぞ――!』
「なん……だと?」
『。△。)
お前、学校に居たくない、と思っただろう――?』
「――――!」
『勇人が気にしていた事を答えてやる。
願いを叶える代償は――
。△。)
……お前の毛根の寿命だ……お前が願うなら幾らでも叶えよう……
総ての毛根が死に絶えるまで……
ふふふふふ……ほほほほほほほ』
ぺコリーヌは不思議な笑みを浮かべると空高く上昇して、ガアガア喚く烏の群れの中へと混じり消えた。
僕は無人の教室の窓を開け、伸びをして深呼吸した。
昨日何か不気味な夢を見たような気がするが、目覚めはいつになく爽快で、奇跡的に早起きが出来たので早く登校してみたのだ。
『誰も居ない教室に朝一番に入る』
という事を、一度やってみたかったのだ。
割といい気分だった。
「まだ痛えな」
右頬がチクチクする。
オカンにやられたのだ。
――今朝、リビングで珈琲を入れている時にオカンが欠伸しながらやってきたが、一瞬固まり二度見してきた。そしてツカツカ近づいて来ると右の頬を思い切りつねってきた。
「――いだっ……痛いよ!」
「ありゃあ。夢じゃないみたいね。ハヤちゃんが早起きなんて珍しいからさあ。
今日は雨どころか雹や霰が降るかしら?
ハヤちゃんのせいで異常気象になったら世の中の迷惑よ。変わった事しない方が平和なんじゃな〜い?」
これが実の母の言う事なのだろうか。
オカンはケタケタ笑いながらテレビを点けると、人気女性アイドルグループのリーダーの男性スキャンダルを熱心に見ている。
「ハヤちゃん。この子、あんたタイプ?」
「うーん?……化粧が濃くて無理だよ……てか、皆同じ顔に見えるよ」
「化粧はアイドルなんだから仕方ないじゃない。まあ、お人形みたいで可愛いんじゃない?」
「そうかなあ?」
不意に、茜の顔が浮かんでしまい、頭をブンブン振った。
「この手の大人しめの可愛いっぽい女にコロッ!と男は騙されるのよねえ〜。
女はしたたかだからね。ハヤちゃんも気をつけなさいよ?」
「……僕には関係ないよ……
女子と縁ないし……
そういう話は岳人にすればいいだろ?」
「岳人は女の扱いをわかってるから大丈夫よ。危ないのはハヤちゃん。あんたみたいな慣れてないおぼこい子がこういう女に掴まると振り回されて骨の髄までしゃぶられて、出がらしになった状態でポイされるのよっ!怖いでしょ?」
「……さあ……」
飛躍しすぎるにも程がある。
わけがわからない。
「ハヤちゃんのクラスに、可愛い子いるでしょ。ほら、河本って子!」
「ぐっへっ」
パンを喉に詰まらせそうになり、珈琲で流し込む。
「優等生過ぎてな〜んか気に入らないのよねえ。
ハヤちゃん、もしあの子とお付き合いする事になったら必ずうちに連れて来なさい!」
「だから!何故そういう話になるのっ!
――行ってきます!」
まだ喋り足りなさそうなオカンを振り切り、僕は逃げるように学校へ向かったのだ。
朝一番の教室の空気を堪能していた僕だったが、今朝のやり取りを思い出し不意にネガティブスイッチが入ってしまった。
♪じゃーんじゃじゃじゃんじゃーじゃじゃ
じゃーじゃじゃ♪
頭の中でダースベイダーのテーマがおごそかに始まる。
オカンは岳人よりも僕が心配らしく、事あるごとに今朝みたいに突拍子もない投げかけをして来るのだ。
――いや、心配している訳ではないのかも知れない。
ただ単に慰み物にされている様な気もしてくる。
確かに岳人は心配ないだろう。世渡り上手だし口も上手いし顔もいいし――
だが僕は……
①目が細い
②一重
③目つきが悪い
の三重苦な上にすぐに緊張してどもったり、テンパってわけがわからない事を口走ったりしてしまうのだ――
ex.昨日の自己紹介の時みたいに――
あと二十年経過しても、このままだったらどうしよう。
考えただけで背筋がゾーッとする。
(そういや、今、誰かが教室に入って来たらどうしたらいいんだ――!?)
一番に登校出来た達成感でその後どうするかが頭から抜け落ちていた。
(一人ならまだしも、二人とか三人で入って来られたら気後れして何も言えないぞ――!)
また背中がゾクゾクする。
ダースベイダーのテーマのボリュームがMAXで頭の中でガンガン鳴って頭が痛むし、寒気も止まらない。
「……きっと今日はろくな事が起こらない……帰ろうかな」
思わず呟いた時、背中に妙な感覚が走る。
「ぎゃあああ!」
よろけて膝を付いたら、その膝裏も何かの棒で突かれるような感覚が走り更に僕は絶叫した。
「ひいい……ぶっ!?」
口の中に、異物がズボッと入ってきて何も言えなくなる。
黒い長い髪が束になり口の中へ入り込み、更にぐるぐると口の周りに巻き付いているのだ。
「ふぐっ――!?」
――ぬらぬらぬらぬら
「ぐぐぐ!?」
聞き覚えのある声だ。
――ぬらぬらぬらぬら
(°▽°(°▽°(°▽°
勇人……
わたくしを覚えているか……
耳元で囁かれているような感触がして、身体が凍りつく。
巻き付いた髪がするすると解け、口元が自由になり僕は咳込んだ。
「おま…お前は」
『°▽°)°▽°)°▽°)
何を朝から悩んでいるかと思えば…
どうでも良い事をお前は気にするのだな』
長い黒い髪を揺らしながら教室の中央で箒に跨がり、僕をせせら笑う年齢不詳の女――
こいつは一体何なんだ!
「ど、どうでもいい事で悪かったな!僕には大問題なんだよ!」
僕は腰を抜かし、後退りながら必死に叫ぶ。
『°▽°)°▽°)つまり……お困りなのだな?お前は』
「はいはいはい!
僕は小さな事で毎日困ってますよ!どーせ!
てか、そんなのお前に関係ないだろ――!」
『勇人。
わたくしの名前を言ってみなさい。△。』
「へっ?」
『。△。)⊃
まさか……わたくしの名前を忘れたわけではなかろうな?』
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『。△。)⊃―☆
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ぺコリーヌが星のスティッキを振ると、僕の身体はガクンと落ちて、よろめいて転びそうになるが、長い黒髪がびゅーんと伸びて僕の身体を支えた。
「ひっ……」
『°▽°)°▽°)°▽°)
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朝一番でオカンにからかわれ顔をつねられ、登校したら変な妖しい女にからまれて――!
早起きは三文の得、なんて何処の誰が言ったんだよ――!
少なくとも僕は何も得なんかしてないぞ
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まだ夢の続きを僕は見てるのかっ!?
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お前、怪しい匂いがプンプンすんだよ!
どうせ何かろくでも無い事を企んでるんだろ!?」
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『°▽°)°▽°)°▽)むん?』
「願いを叶える代償を払わせるんじゃないのか!?
定番だろ、そういう展開!」
すると突然、晴れていた空が真っ暗な闇に包まれ、雷の光が教室を包み込み、轟音で校舎が揺れた。
バキバキと何かが裂ける音がして振り返ると――
グラウンドに立つ一番大きな桜の木が真っ二つになりドーンと倒れ、真っ赤に燃えている。
「嘘――だろ?」
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「おう!ジミー!来てたのか」
「先生……」
「ああすまんすまん!つい呼び易くてな。
驚きだな!校庭に落雷とは!
おおお、めちゃくちゃ燃えてるな――今消防車を呼んだから、お前も早く逃げなさい!」
ウッチーに促され、僕は走る。
「参ったな――今日はいろいろとやる事があったのに……今日は臨時休校だとよ。帰ったら家で勉強しとけよ?」
「休校?」
「校長が判断して今保護者に一斉メールしている。お前も早く帰りなさい」
「はい……」
バケツを何個も手にアタフタ走るウッチーに頭を下げ、僕は黒煙をあげる桜を遠目に見ながら歩いた。
消防車の音が聴こえる。
――ぬらぬらぬらぬら
。△。)⊃
「ひ――!」
逆さまになったぺコリーヌの顔が目の前に現れる。
髪がゆらゆらと揺れて鼻先を擽り、その感触にゾワリと鳥肌が立った。
『。△。)⊃―☆
早速お前の願いを叶えてみたぞ――!』
「なん……だと?」
『。△。)
お前、学校に居たくない、と思っただろう――?』
「――――!」
『勇人が気にしていた事を答えてやる。
願いを叶える代償は――
。△。)
……お前の毛根の寿命だ……お前が願うなら幾らでも叶えよう……
総ての毛根が死に絶えるまで……
ふふふふふ……ほほほほほほほ』
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