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第1章
1-1 過労死そして旅立ち
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俺の名前は、川瀬秋人。
現在29歳独身彼女無し。大学まで平凡な人生を送ってきた俺は、無事大学を卒業し憧れのプログラマーになった訳だがこの職業ほぼ休みがないのだ…。元々趣味でゲーム好きだった俺は「この職業なら嫌々じゃなくて楽しく仕事が出来そうだ 」と思っていたんだが、これが入ってみるまで分からないもので実際は徹夜付けの日々に追われている。請け負っていた仕事だけでしんどいのにも関わらず連日連夜昨日までいたはずの奴らは日々消えていき空いた分の仕事は今いるメンバーだけで回さなきゃいけない理不尽極まりない限りの日々だ。
「秋人君そろそろ休んだら?今、徹夜何日目だっけ?」
「嫌だなぁ…、6日目ですよ!それより先輩もそろそろ帰った方がいいんじゃないですか?旦那さん待っているでしょうに。」
「そうねぇ…、でも…、分かったわ今日は帰らせてもらうわね!明日早く来るから。」
「はい、お疲れ様です俺はまだ仕事があるんでこれで…」
先輩が帰り、溜まっている仕事をある程度片付ける。
「ここのシステムはふむ…、こうか!んでここはこうして…よし。まぁ間に合わない分は次のメンテで片付けるとして取り敢えず運営を開始するぐらいまではやっとかないと…」
この日も徹夜続きではあったが体感的にはまだ持つだろうと思い結局次の朝が来てしまった。
「んー、終わったぁぁ!!って何だコレ気持ち…悪い…。」
急な目眩によって俺の意識は手放された。
―――。
気がつけばそこは、見渡す限りの青空と馬鹿でかい建造物があった。現代風に言うところの神殿のようなものだ。
「しかし、ここは一体…てかこれ夢の中なのか?にしてはリアルな気がするけど…」
すると、神殿の中心部に急激な光の収束が見えた。光は、やがて光を強めて人型の小さな女の子の姿になって現れた。
「いやぁ、すまぬなぁお主!あ、わし神じゃ!状況分かってないじゃろうから簡単に説明するぞい!お主死んだのよ!」
「んなぁ!?神様!?そんな突然現れて死んだとかwhat!?おっといかん、キャラブレが激しすぎるがでもなぁ…」
「いやぁ、本当すまぬ。まさか過労死で死んでしまうとは思わなんだ…」
「まぁ…、しょうが無いですよね…六徹は流石に死ぬのか…」
「そういうことじゃ、取り敢えずお主には次のうち2つの選択肢から一つ選んでもらう」
これは、もしやお決まりのチート転生…もしくは人生一からやり直す選択肢かな?だとしたら良かったかもしれん、仕事が趣味みたいなとこあったし一回でもいいから剣と魔法の世界に行ってみたかったんだよなぁ、俺。
「一つ目は、お決まりの一から人生やり直すパターンじゃな。まぁ、これは比較的多くの者達が選択肢無しに飛ばされるパターンじゃ。しかし、お主は今回過労死という名の元で死んだため第2の選択肢が現れたというわけじゃ!それがこれ、異世界行きチート無しチケットじゃ!」
うんうん、第1選択肢はまともだな!読み通り1からやり直すパターンだ。ん?第2選択肢は…
「って!?おい!!チート無し異世界生活とか!?あるのかよ!!それってつまりアレだろ!魔力常人より高すぎたり剣技凄すぎたりとか無いってことか!?」
「そうじゃな、お主は理解が早くて助かるわ!」
嘘だろ…。今時転生特典にチートなしで行かせる神様とかいるのかよ…、でも一回行ってみたいんだよなぁ!二度とこんな機会来ない可能性も考慮すると。
「2番でお願いします。。」
泣く泣く承諾してしまった、すまん、誘惑には勝てなかったよ…。
「よっしゃ、分かったのじゃ。そこの魔法陣に乗ってもらって良いかのう?」
「これで、いいのか?」
「では、お達者での!」
魔法陣が光出したと同時に俺の意識はまたもや遠のくのであった。
現在29歳独身彼女無し。大学まで平凡な人生を送ってきた俺は、無事大学を卒業し憧れのプログラマーになった訳だがこの職業ほぼ休みがないのだ…。元々趣味でゲーム好きだった俺は「この職業なら嫌々じゃなくて楽しく仕事が出来そうだ 」と思っていたんだが、これが入ってみるまで分からないもので実際は徹夜付けの日々に追われている。請け負っていた仕事だけでしんどいのにも関わらず連日連夜昨日までいたはずの奴らは日々消えていき空いた分の仕事は今いるメンバーだけで回さなきゃいけない理不尽極まりない限りの日々だ。
「秋人君そろそろ休んだら?今、徹夜何日目だっけ?」
「嫌だなぁ…、6日目ですよ!それより先輩もそろそろ帰った方がいいんじゃないですか?旦那さん待っているでしょうに。」
「そうねぇ…、でも…、分かったわ今日は帰らせてもらうわね!明日早く来るから。」
「はい、お疲れ様です俺はまだ仕事があるんでこれで…」
先輩が帰り、溜まっている仕事をある程度片付ける。
「ここのシステムはふむ…、こうか!んでここはこうして…よし。まぁ間に合わない分は次のメンテで片付けるとして取り敢えず運営を開始するぐらいまではやっとかないと…」
この日も徹夜続きではあったが体感的にはまだ持つだろうと思い結局次の朝が来てしまった。
「んー、終わったぁぁ!!って何だコレ気持ち…悪い…。」
急な目眩によって俺の意識は手放された。
―――。
気がつけばそこは、見渡す限りの青空と馬鹿でかい建造物があった。現代風に言うところの神殿のようなものだ。
「しかし、ここは一体…てかこれ夢の中なのか?にしてはリアルな気がするけど…」
すると、神殿の中心部に急激な光の収束が見えた。光は、やがて光を強めて人型の小さな女の子の姿になって現れた。
「いやぁ、すまぬなぁお主!あ、わし神じゃ!状況分かってないじゃろうから簡単に説明するぞい!お主死んだのよ!」
「んなぁ!?神様!?そんな突然現れて死んだとかwhat!?おっといかん、キャラブレが激しすぎるがでもなぁ…」
「いやぁ、本当すまぬ。まさか過労死で死んでしまうとは思わなんだ…」
「まぁ…、しょうが無いですよね…六徹は流石に死ぬのか…」
「そういうことじゃ、取り敢えずお主には次のうち2つの選択肢から一つ選んでもらう」
これは、もしやお決まりのチート転生…もしくは人生一からやり直す選択肢かな?だとしたら良かったかもしれん、仕事が趣味みたいなとこあったし一回でもいいから剣と魔法の世界に行ってみたかったんだよなぁ、俺。
「一つ目は、お決まりの一から人生やり直すパターンじゃな。まぁ、これは比較的多くの者達が選択肢無しに飛ばされるパターンじゃ。しかし、お主は今回過労死という名の元で死んだため第2の選択肢が現れたというわけじゃ!それがこれ、異世界行きチート無しチケットじゃ!」
うんうん、第1選択肢はまともだな!読み通り1からやり直すパターンだ。ん?第2選択肢は…
「って!?おい!!チート無し異世界生活とか!?あるのかよ!!それってつまりアレだろ!魔力常人より高すぎたり剣技凄すぎたりとか無いってことか!?」
「そうじゃな、お主は理解が早くて助かるわ!」
嘘だろ…。今時転生特典にチートなしで行かせる神様とかいるのかよ…、でも一回行ってみたいんだよなぁ!二度とこんな機会来ない可能性も考慮すると。
「2番でお願いします。。」
泣く泣く承諾してしまった、すまん、誘惑には勝てなかったよ…。
「よっしゃ、分かったのじゃ。そこの魔法陣に乗ってもらって良いかのう?」
「これで、いいのか?」
「では、お達者での!」
魔法陣が光出したと同時に俺の意識はまたもや遠のくのであった。
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