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第1章
1-6 状況整理
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人間に戻りたい。なってから言うのもなんだけども、ホント…戻りたい。あの戦いで腕が逝ったので、治すために魔族になってみたんだがこれがまさかの…
「あ、うん吸血鬼だね!グッジョブお兄ちゃん!ビバ!吸血鬼ライフ~♪」
「見た目あんま変わってないけど、ホントにコレ魔族になったのか?」
「うん!なってるはずだよー!なんせ、お兄ちゃんには魔族特有の尻尾やら耳やら生えていない変わりに髪の毛白くなっちゃってるから!」
「ん?そんなはずは…」
ふと気になって近くの川で見てみると…、
「もはや、日本人とは呼べないじゃないかコレ」
日本人特有の黒髪がすっかり白く染まっている。俺が落ち込んでいると面白いものを見るようにクロコが覗いてきた。
「お兄ちゃん!口開けて!」
「え?あー…ゲフッ!」
突然クロコが俺の口に指を突っ込んできたと思ったら何かが俺の舌を伝っていく。これは…血か!と思った瞬間に吸血衝動に駆られそのままクロコの血を吸うのであった。
「そんなに必死に舐めちゃって…お兄ちゃん!可愛い!」
恥じらいを捨て舐め続けていると、俺の部位欠損が治った。一体これは…
「吸血鬼特有の超再生って能力さ、血を飲んだだけでどんな部位欠損も治すことが出来るんだよ?」
魔族というものが、ここまでデタラメだとは思いもしなかった。正直魔族なんて勇者に滅ぼされるんだから大したことは無いんだろうと踏んでいたんだが、凡人からしたら相当強いなコレ。
「一応、魔族になっちまった訳だが何故だか聖剣を持ち運べるんだがコレは?」
「えぇとね、魔族っていっても一応お兄ちゃんの扱いとしてはハーフなんだよね!魔族と人間のハーフ…途中から変わったことの影響も出てそうなっているみたいだよ?」
「マジか!ってことは吸血衝動とかも自発的に発動することは無いんだな?」
「うん、流石に血を飲んだらさっきみたいになっちゃうけどね?」
そうなのか、色々と問題はあるが一先ずそれは置いておいて。姫殿下は無事なのかな?
「すまないクロコ、姫殿下達を拠点に向かわせたと思うけど生きてる?」
「安心してよね、お兄ちゃん!姫様の周りに敵影は見えないよ!てかあの騎士ちゃん相当な手練っぽいから気を付けなよ?お兄ちゃんにこの世界の一般知識とか教えてないから無理もないけどね」
「簡単に説明してほしい」
ざっくり纏めると、この世界にはドワーフ、獣人、エルフ、魔族、人族、龍族と言った6種族が存在しているらしい。100年前に色々合って大規模な戦争があったらしく、全種族甚大な被害を受けた。それら全てを人族は魔族のせいだと主張したらしく、(実際は魔族ではなく人族が事の発端)皆殺しにしようと考え多種族と同盟を殲滅を開始したらしい。だが、魔王率いる軍は相当強かったらしくクロコ自身は…
「ぶっちゃけ、私は戦いとか好んでするほうじゃなくて出来れば戦わずに平和に過ごしたかったんだ」
と考えていたらしいがいくら、クロコがそう望んでいたとしても向こうさんは攻撃したからやり返したとの事だ。俺的には、クロコが良心的過ぎてこいつ何だかんだ良い奴だと少々感激した次第である。
「1つ質問があるんだが、何故は人間を恨まないんだ?少なからず、魔王軍側にも被害も受けたし何より罪を被せられたんだろ?」
「確かにそうだけど、でも人間にもいい人はいると思うんだ…だって嫌でしょ?殺して殺されてそれで何の意味があるの?大切な人達が死ぬことを前提にした戦いなんて私は絶対に望まない、だから人間の子達にも分かってほしいのよ何時までもいがみ合って血を流す歴史に何の意味も生まれないって。平和に共存できる世界だってあるはずだもの」
「意外と深いことを言うなクロコは…、でもうひとつ疑問なんだけど何であそこに封印されてたの?」
「あーそれは、たまたま外出した時に人間の勇者にあって勇者にお願いされたのよ」
回想。
「魔王様ですよね?」
「そうだけど、何かな?人間の子」
「僕一応、勇者をやっているんですけど神様の天啓ってやつを受けてきました。このまま争い続けると邪神が生まれます…なので勇者には魔王さんを封印して役目を終えてくださいと」
「ふーん、そっか殺すのではなく封印なのか…ねぇそれってさ!私単体の時間軸を止めるだけだよね?」
「恐らくそのはずです!」
「その話乗ったよ!私たち二人が消えた後争いが少しでもなくなってくれるといいんだけどね、肩の荷も降りるし」
「全くですよ、最初で最後の挨拶でしたけど意外と魔王様がお喋り好きで驚きましたよ!もしこの剣を抜くものがいたらその時は…いえ何でもありません!でわ!」
「うん!」
_______________。
「って感じよ?意外とあの勇者面白かったよ?」
「そうなんですね勇者には、1度会ってみたかったなぁ」
「まぁ、その後は封印されてひたすらお兄ちゃんに起こされるまで寝てたってことよ!」
「ふーん、そうなんですねぇ!じゃあそろそろ姫殿下迎えに行きますか」
「そうだね!それじゃあレッツゴー!」
―――――――――――――――――――――
ステータス
種族:人族(半魔)
状態:健康
レベル20
生命力:65/65
魔力 :5/55
攻撃力:85
防御力:55
知力 :140
魔法攻撃力:32
魔法防御力:30
俊敏性:30
運:22
固有スキル
・異世界人
スキル
・魔力操作
・超回復
称号
・魔王の眷属
装備
・勇者の聖剣
―――――――――――――――――――――
・超回復
吸血鬼限定スキル。血を摂取する事により部位欠損を完全に修復する。
「あ、うん吸血鬼だね!グッジョブお兄ちゃん!ビバ!吸血鬼ライフ~♪」
「見た目あんま変わってないけど、ホントにコレ魔族になったのか?」
「うん!なってるはずだよー!なんせ、お兄ちゃんには魔族特有の尻尾やら耳やら生えていない変わりに髪の毛白くなっちゃってるから!」
「ん?そんなはずは…」
ふと気になって近くの川で見てみると…、
「もはや、日本人とは呼べないじゃないかコレ」
日本人特有の黒髪がすっかり白く染まっている。俺が落ち込んでいると面白いものを見るようにクロコが覗いてきた。
「お兄ちゃん!口開けて!」
「え?あー…ゲフッ!」
突然クロコが俺の口に指を突っ込んできたと思ったら何かが俺の舌を伝っていく。これは…血か!と思った瞬間に吸血衝動に駆られそのままクロコの血を吸うのであった。
「そんなに必死に舐めちゃって…お兄ちゃん!可愛い!」
恥じらいを捨て舐め続けていると、俺の部位欠損が治った。一体これは…
「吸血鬼特有の超再生って能力さ、血を飲んだだけでどんな部位欠損も治すことが出来るんだよ?」
魔族というものが、ここまでデタラメだとは思いもしなかった。正直魔族なんて勇者に滅ぼされるんだから大したことは無いんだろうと踏んでいたんだが、凡人からしたら相当強いなコレ。
「一応、魔族になっちまった訳だが何故だか聖剣を持ち運べるんだがコレは?」
「えぇとね、魔族っていっても一応お兄ちゃんの扱いとしてはハーフなんだよね!魔族と人間のハーフ…途中から変わったことの影響も出てそうなっているみたいだよ?」
「マジか!ってことは吸血衝動とかも自発的に発動することは無いんだな?」
「うん、流石に血を飲んだらさっきみたいになっちゃうけどね?」
そうなのか、色々と問題はあるが一先ずそれは置いておいて。姫殿下は無事なのかな?
「すまないクロコ、姫殿下達を拠点に向かわせたと思うけど生きてる?」
「安心してよね、お兄ちゃん!姫様の周りに敵影は見えないよ!てかあの騎士ちゃん相当な手練っぽいから気を付けなよ?お兄ちゃんにこの世界の一般知識とか教えてないから無理もないけどね」
「簡単に説明してほしい」
ざっくり纏めると、この世界にはドワーフ、獣人、エルフ、魔族、人族、龍族と言った6種族が存在しているらしい。100年前に色々合って大規模な戦争があったらしく、全種族甚大な被害を受けた。それら全てを人族は魔族のせいだと主張したらしく、(実際は魔族ではなく人族が事の発端)皆殺しにしようと考え多種族と同盟を殲滅を開始したらしい。だが、魔王率いる軍は相当強かったらしくクロコ自身は…
「ぶっちゃけ、私は戦いとか好んでするほうじゃなくて出来れば戦わずに平和に過ごしたかったんだ」
と考えていたらしいがいくら、クロコがそう望んでいたとしても向こうさんは攻撃したからやり返したとの事だ。俺的には、クロコが良心的過ぎてこいつ何だかんだ良い奴だと少々感激した次第である。
「1つ質問があるんだが、何故は人間を恨まないんだ?少なからず、魔王軍側にも被害も受けたし何より罪を被せられたんだろ?」
「確かにそうだけど、でも人間にもいい人はいると思うんだ…だって嫌でしょ?殺して殺されてそれで何の意味があるの?大切な人達が死ぬことを前提にした戦いなんて私は絶対に望まない、だから人間の子達にも分かってほしいのよ何時までもいがみ合って血を流す歴史に何の意味も生まれないって。平和に共存できる世界だってあるはずだもの」
「意外と深いことを言うなクロコは…、でもうひとつ疑問なんだけど何であそこに封印されてたの?」
「あーそれは、たまたま外出した時に人間の勇者にあって勇者にお願いされたのよ」
回想。
「魔王様ですよね?」
「そうだけど、何かな?人間の子」
「僕一応、勇者をやっているんですけど神様の天啓ってやつを受けてきました。このまま争い続けると邪神が生まれます…なので勇者には魔王さんを封印して役目を終えてくださいと」
「ふーん、そっか殺すのではなく封印なのか…ねぇそれってさ!私単体の時間軸を止めるだけだよね?」
「恐らくそのはずです!」
「その話乗ったよ!私たち二人が消えた後争いが少しでもなくなってくれるといいんだけどね、肩の荷も降りるし」
「全くですよ、最初で最後の挨拶でしたけど意外と魔王様がお喋り好きで驚きましたよ!もしこの剣を抜くものがいたらその時は…いえ何でもありません!でわ!」
「うん!」
_______________。
「って感じよ?意外とあの勇者面白かったよ?」
「そうなんですね勇者には、1度会ってみたかったなぁ」
「まぁ、その後は封印されてひたすらお兄ちゃんに起こされるまで寝てたってことよ!」
「ふーん、そうなんですねぇ!じゃあそろそろ姫殿下迎えに行きますか」
「そうだね!それじゃあレッツゴー!」
―――――――――――――――――――――
ステータス
種族:人族(半魔)
状態:健康
レベル20
生命力:65/65
魔力 :5/55
攻撃力:85
防御力:55
知力 :140
魔法攻撃力:32
魔法防御力:30
俊敏性:30
運:22
固有スキル
・異世界人
スキル
・魔力操作
・超回復
称号
・魔王の眷属
装備
・勇者の聖剣
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・超回復
吸血鬼限定スキル。血を摂取する事により部位欠損を完全に修復する。
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