フタナリJK栗野かおる

序章

FJK誕生

　私は高校生フタナリ・栗野くりのかおる。

　１０年前、幼馴染で同級生の鬼頭珍一きとうちんいちと遊園地に遊びに行って、黒ずくめのイカ臭い男の怪しげなオナホの取引現場を目撃した。
　取引を見るのに夢中になっていた私は、背後から近づいてきたもう１人のイカ臭い仲間に気付かなかった！
　私はセルフ髪コキが出来そうな長髪のイカ臭い男になんか生臭いちょっと黄ばんだ液体を飲まされ、目が覚めたら……。

　フタナリになってしまっていた！

「栗野くりのかおるがフタナリになって生きていると奴らにばれたら、また命を狙われ、周りの人間にも危害が及ぶ。あと、この大きさは普通に悪目立ちする」

　私の姉の栗野くりのほのかに膝枕手コキで足ピン仰け反り絶頂精通をさせてもらいながらの助言で、チャレンジャーを待つそり立つ壁を隠すことにした私は、その後いつものようにお風呂を覗くために家に来た珍一ちんいちに一人SASUKEサスケ・FINALファイナル STAGEステージをガッツリと見られ、とっさに――。

「実は私……男だったんだぜっ！」

　と言ってしまい、正しい自慰行為じいこういを教えてもらうために父親がアダルトジョークグッズの実演レビュー系ミューチューバーをやっている珍一ちんいちの家に通うことになった（３日で嘘だとバレた）。

　ところが、このおじさん……。

　再生数平均２桁のとんだ底辺ミューチューバーで、見かねた私はおじさんになりかわり、持ち前の勃起力ぼっきりょくで次々と難ジョークグッズをレビューしてきた。
　おかげで、おじさんは今や世間に名を知られた名ミューチューバー。

　私はと言えば、高校生になった今でもフタナリのまま、ちょっとしたことでもトイレに行かないと治まらなくて困っちゃう。
　そのため学校のみんなからは私が頻尿ひんにょうだと思われる始末。
　とっても恥ずかしいけど、袋の中に小ぶりのリンゴサイズを二つもぶら下げてる私はみんなにバレないように早くトイレに行かなくちゃいけないから必死なの♡

　こんな生活になる羽目になったあの黒ずくめのイカ臭い男達は、今の所私が生きていることには気づいてないみたいだけど、いつかはあいつらの夏は地獄にしか思えない暑狂しいイカ臭い黒い服をひん剥いて白日の元に晒してやる。
　普通の女の子として青春が出来るはずの時間を、精春せいしゅんにされている苦しみを白濁はくだくのリビドーと共に全てぶつけて見せるわ♡


　大きくなったら煩悩増大ぼんのうぞうだい。
　制御不能のオナニスト。
　オナニーは、１度に５回！！