4 / 13
お兄ちゃんとお母さんの関係
しおりを挟む
あれからあたしは習い事のため忙しくなった。
「釣れてないな?」
お兄ちゃんはずっと隣にいてどんどん魚を釣っていく。
昨日は手芸教室で針で何回も指を指すし。
意味不明の釣り教室には行かされるし。
お兄ちゃんって本当に謎なのよね。
「ねぇ?お母様にお世話になったって言ったけど、どういう知り合い?」
お母様も仕事人間だった。
けどお父様と違うところは、欠かさず一緒に食事をとってくれたところだ。
ただ礼儀作法にはうるさくて、いつもあたしに素敵なレディになりなさいと言っていた。
仕事で知り合いになるわけないし。
お母様10年前、つまりお兄ちゃんが9歳の時に亡くなっている。
「まぁ、借りがあるとだけ言っておくよ。」
お母様の話をすると決まってお兄ちゃんははぐらかす。
お母様もどちらかといえば厳格な性格だった。
だからお兄ちゃんと知り合いというのが、何か信じられないのだ。
*
「み、、じゃなくて春!」
「あ。か、、、な。」
お互いぎこちなく笑う。
今日は社交ダンス教室の日。
「春はもうプロってるわね?いつからやってたの?」
「かなこそ。聖夜様が筋がいいって言ってたわよ?」
知り合いになって間もないフリは大変だった。
しかも今日は小野寺と名乗るお兄ちゃんとも初対面と言う設定なのだ。
なんか胃が痛くなってきた。
「ねぇ?春?小野寺さんってどういう人?」
会話に詰まってあたしは美春に聞いた。
あの二重人格男のことだ。
きっといい顔してるに違いない。
しかしながら美春はあたしの予想外のことを言った。
「すっごく厳しくて、紳士じゃないわ!あたしは聖夜様の方がいいなー。」
「分かる?二重人格っぽいっていうかさー。」
あたしはついつい言ってしまった。
しかし美春はそれにうなづいたのだ。
「そーなのよ!このあたしに向かって下手くそって、、、?あ。」
そこへお兄ちゃんが現れた。
*
「練習サボって何している!!かなと言ったか?今日は俺がじきじきに教えてやる。一回しか言わないからな?体に叩き込め!」
この上から目線。
美春が言うのも分かる。
「春は聖夜にばかり頼らないで自分で学習しろ!分かったな?」
隣の美春の顔見れない。
「さぁ。かな!行くぞ!」
「はっ、はい!」
いつものお兄ちゃんと違う。
今までで一番厳しい。
社交ダンスにかけてる感じ。
あたしはお父様が気に入ったのが分かった気がした。
*
「なんで黙っているんだ?」
夕食をとりながら、お兄ちゃんはいつものお兄ちゃんに戻っていた。
「え?いや別に。大丈夫です。」
あの鬼のような指導を受けた後だ。
少しお兄ちゃんが恐かった。
「社交ダンスのせいか?」
「いえ。そう言うわけでは、、、。」
お兄ちゃんは興味深げにあたしを見る。
「少しはレディらしくなったな?」
あたしはお兄ちゃんの豹変ぶりにタジタジだった。
*
「明日は手芸教室の後にディナーでも行くか?」
うげっ。
はっきり言って行きたくない。
だって何言われるか分からないし。
外食だとお兄ちゃんに何も言い返せないし。
「いいよ!うちで、、、」
「そうか!いいんだな?よかった!」
え。
そのいいじゃなくて、、、。
あたしの顔色なんて御構い無しに、外食に行くことになってしまった。
なんかお兄ちゃんにはペース乱されるんだよなぁ。
*
「あははは!」
手芸教室の後車の中で笑い転げるお兄ちゃん。
もう嫌だ。
なんで笑っているかと言うと。
あたしがハンカチのつもりで刺繍していた布を見て先生が可愛い雑巾ね?と言ったから。
ふざけんじゃないわよ!!
「お前といると飽きないよ。あははは!」
あたしは出来上がったハンカチを握りしめてお兄ちゃんの笑い声を聞くしか出来なかった。
*
ディナーというからどんなレストランかと思いきや、、、。
「ここ??」
あたしの声はデカくなる。
だって目の前にあるのは、、、。
「やっぱりラーメンだろ?疲れだ後は。」
そう。
どこにでもある普通のチェーン店のラーメン屋が目の前に。
「あのねぇ?!ふざけてるの?」
「はぁ?別にふざけちゃいないさ。大真面目。うまいんだぜ?ここのラーメン。」
百歩譲ってよ?
ラーメン食べるにしてもどこかの美味しいラーメン屋、つまりは個人経営してるラーメン屋ならともかく。
チェーン店って。
「何してんだ?行くぞ?」
あたしは神崎グループの令嬢よ?
それをチェーン店のラーメン屋って。
*
あたしはのれんをくぐり、お兄ちゃんについて行く。
半ば呆れて。
しかしお兄ちゃんはカウンター席に座った。
「絶対おかしいでしょう!?普通ボックス席に座らない?」
そうあたしが言うと、お兄ちゃんは更に驚いたことを言った。
「ラーメン食べるにはカウンター席が一番!あ。お前自分の分は自分で払えよ?奢らねーからな?」
「はぁ?ちょっと?あたしお金なんか持ってきてないよ?」
「ズーズーしい女だな?なんで俺がお前に奢らなきゃならない?」
いけしゃあしゃあと。
「じゃああたし帰る!!」
そう言ったタイミングでお腹がグーとなった。
「あれ食い切れればタダだぜ?ここ。」
お兄ちゃんは店にデカデカと貼ってあるポスターを指差した。
そこには激辛大盛りラーメンの文字。
あたしは怒りが込み上げてきた。
*
あたしは辛いのは苦手だった。
しかも大盛りって、、、。
天下の神崎グループの令嬢が食べるものではないでしょう?!
「あたし帰る。エミに連絡して!!」
あいにくその日は携帯を忘れてきてしまっていた。
「嫌だね。自分で呼べば?」
どこまでもこいつは、、、!!
「携帯忘れたのよ!!エミを呼んでよ!!」
「そりゃ災難だったな?公衆電話ならそこにあるぞ?」
「だから!!お金がないの!!」
「10円だぞ?こう言う時のために今度は少し金くらい持っておくんだな?」
ぐぅぅぅ。
お腹空いた。
もうやだ。
お兄ちゃんは頼んだラーメンを美味しそうに食べてるし。
どういう神経してるの?
普通じゃないわよ!
きっとお兄ちゃんはあたしのこと嫌いなんだ!
だからいじめるんだ!!
もう我慢できない!
「おじさん!激辛大盛りラーメンひとつ。」
「お?食うのか?」
「、、、」
あたしはお兄ちゃんを無視した。
*
ゔ。
辛い。
でも残せないし。
美味しいのがまた悔しい。
「お姉ちゃん、頑張るねぇ。」
だから!
恥ずかしい上に、残せないし。
ポスター見てみたら食べ切れなかったら、2980円かかるみたいだし。
あたしは必死になって食べた。
お兄ちゃんはそんなあたしを横目で見る。
時間制限まであるし。
あと10分。
制限時間1時間。
こんなに必死になったのはいつぶりか?
いや、初めてかもしれない。
あと少しで、、、。
食べ切らなきゃ。
払えなかったらどうなるんだろう?
あたしは必死になって食べながら、お金に困るってこんなに恥ずかしく、辛いものだということを知った気がした。
お金って大切。
こんなに大切なものなんだと。
「釣れてないな?」
お兄ちゃんはずっと隣にいてどんどん魚を釣っていく。
昨日は手芸教室で針で何回も指を指すし。
意味不明の釣り教室には行かされるし。
お兄ちゃんって本当に謎なのよね。
「ねぇ?お母様にお世話になったって言ったけど、どういう知り合い?」
お母様も仕事人間だった。
けどお父様と違うところは、欠かさず一緒に食事をとってくれたところだ。
ただ礼儀作法にはうるさくて、いつもあたしに素敵なレディになりなさいと言っていた。
仕事で知り合いになるわけないし。
お母様10年前、つまりお兄ちゃんが9歳の時に亡くなっている。
「まぁ、借りがあるとだけ言っておくよ。」
お母様の話をすると決まってお兄ちゃんははぐらかす。
お母様もどちらかといえば厳格な性格だった。
だからお兄ちゃんと知り合いというのが、何か信じられないのだ。
*
「み、、じゃなくて春!」
「あ。か、、、な。」
お互いぎこちなく笑う。
今日は社交ダンス教室の日。
「春はもうプロってるわね?いつからやってたの?」
「かなこそ。聖夜様が筋がいいって言ってたわよ?」
知り合いになって間もないフリは大変だった。
しかも今日は小野寺と名乗るお兄ちゃんとも初対面と言う設定なのだ。
なんか胃が痛くなってきた。
「ねぇ?春?小野寺さんってどういう人?」
会話に詰まってあたしは美春に聞いた。
あの二重人格男のことだ。
きっといい顔してるに違いない。
しかしながら美春はあたしの予想外のことを言った。
「すっごく厳しくて、紳士じゃないわ!あたしは聖夜様の方がいいなー。」
「分かる?二重人格っぽいっていうかさー。」
あたしはついつい言ってしまった。
しかし美春はそれにうなづいたのだ。
「そーなのよ!このあたしに向かって下手くそって、、、?あ。」
そこへお兄ちゃんが現れた。
*
「練習サボって何している!!かなと言ったか?今日は俺がじきじきに教えてやる。一回しか言わないからな?体に叩き込め!」
この上から目線。
美春が言うのも分かる。
「春は聖夜にばかり頼らないで自分で学習しろ!分かったな?」
隣の美春の顔見れない。
「さぁ。かな!行くぞ!」
「はっ、はい!」
いつものお兄ちゃんと違う。
今までで一番厳しい。
社交ダンスにかけてる感じ。
あたしはお父様が気に入ったのが分かった気がした。
*
「なんで黙っているんだ?」
夕食をとりながら、お兄ちゃんはいつものお兄ちゃんに戻っていた。
「え?いや別に。大丈夫です。」
あの鬼のような指導を受けた後だ。
少しお兄ちゃんが恐かった。
「社交ダンスのせいか?」
「いえ。そう言うわけでは、、、。」
お兄ちゃんは興味深げにあたしを見る。
「少しはレディらしくなったな?」
あたしはお兄ちゃんの豹変ぶりにタジタジだった。
*
「明日は手芸教室の後にディナーでも行くか?」
うげっ。
はっきり言って行きたくない。
だって何言われるか分からないし。
外食だとお兄ちゃんに何も言い返せないし。
「いいよ!うちで、、、」
「そうか!いいんだな?よかった!」
え。
そのいいじゃなくて、、、。
あたしの顔色なんて御構い無しに、外食に行くことになってしまった。
なんかお兄ちゃんにはペース乱されるんだよなぁ。
*
「あははは!」
手芸教室の後車の中で笑い転げるお兄ちゃん。
もう嫌だ。
なんで笑っているかと言うと。
あたしがハンカチのつもりで刺繍していた布を見て先生が可愛い雑巾ね?と言ったから。
ふざけんじゃないわよ!!
「お前といると飽きないよ。あははは!」
あたしは出来上がったハンカチを握りしめてお兄ちゃんの笑い声を聞くしか出来なかった。
*
ディナーというからどんなレストランかと思いきや、、、。
「ここ??」
あたしの声はデカくなる。
だって目の前にあるのは、、、。
「やっぱりラーメンだろ?疲れだ後は。」
そう。
どこにでもある普通のチェーン店のラーメン屋が目の前に。
「あのねぇ?!ふざけてるの?」
「はぁ?別にふざけちゃいないさ。大真面目。うまいんだぜ?ここのラーメン。」
百歩譲ってよ?
ラーメン食べるにしてもどこかの美味しいラーメン屋、つまりは個人経営してるラーメン屋ならともかく。
チェーン店って。
「何してんだ?行くぞ?」
あたしは神崎グループの令嬢よ?
それをチェーン店のラーメン屋って。
*
あたしはのれんをくぐり、お兄ちゃんについて行く。
半ば呆れて。
しかしお兄ちゃんはカウンター席に座った。
「絶対おかしいでしょう!?普通ボックス席に座らない?」
そうあたしが言うと、お兄ちゃんは更に驚いたことを言った。
「ラーメン食べるにはカウンター席が一番!あ。お前自分の分は自分で払えよ?奢らねーからな?」
「はぁ?ちょっと?あたしお金なんか持ってきてないよ?」
「ズーズーしい女だな?なんで俺がお前に奢らなきゃならない?」
いけしゃあしゃあと。
「じゃああたし帰る!!」
そう言ったタイミングでお腹がグーとなった。
「あれ食い切れればタダだぜ?ここ。」
お兄ちゃんは店にデカデカと貼ってあるポスターを指差した。
そこには激辛大盛りラーメンの文字。
あたしは怒りが込み上げてきた。
*
あたしは辛いのは苦手だった。
しかも大盛りって、、、。
天下の神崎グループの令嬢が食べるものではないでしょう?!
「あたし帰る。エミに連絡して!!」
あいにくその日は携帯を忘れてきてしまっていた。
「嫌だね。自分で呼べば?」
どこまでもこいつは、、、!!
「携帯忘れたのよ!!エミを呼んでよ!!」
「そりゃ災難だったな?公衆電話ならそこにあるぞ?」
「だから!!お金がないの!!」
「10円だぞ?こう言う時のために今度は少し金くらい持っておくんだな?」
ぐぅぅぅ。
お腹空いた。
もうやだ。
お兄ちゃんは頼んだラーメンを美味しそうに食べてるし。
どういう神経してるの?
普通じゃないわよ!
きっとお兄ちゃんはあたしのこと嫌いなんだ!
だからいじめるんだ!!
もう我慢できない!
「おじさん!激辛大盛りラーメンひとつ。」
「お?食うのか?」
「、、、」
あたしはお兄ちゃんを無視した。
*
ゔ。
辛い。
でも残せないし。
美味しいのがまた悔しい。
「お姉ちゃん、頑張るねぇ。」
だから!
恥ずかしい上に、残せないし。
ポスター見てみたら食べ切れなかったら、2980円かかるみたいだし。
あたしは必死になって食べた。
お兄ちゃんはそんなあたしを横目で見る。
時間制限まであるし。
あと10分。
制限時間1時間。
こんなに必死になったのはいつぶりか?
いや、初めてかもしれない。
あと少しで、、、。
食べ切らなきゃ。
払えなかったらどうなるんだろう?
あたしは必死になって食べながら、お金に困るってこんなに恥ずかしく、辛いものだということを知った気がした。
お金って大切。
こんなに大切なものなんだと。
0
あなたにおすすめの小説
冤罪で辺境に幽閉された第4王子
satomi
恋愛
主人公・アンドリュート=ラルラは冤罪で辺境に幽閉されることになったわけだが…。
「辺境に幽閉とは、辺境で生きている人間を何だと思っているんだ!辺境は不要な人間を送る場所じゃない!」と、辺境伯は怒っているし当然のことだろう。元から辺境で暮している方々は決して不要な方ではないし、‘辺境に幽閉’というのはなんとも辺境に暮らしている方々にしてみれば、喧嘩売ってんの?となる。
辺境伯の娘さんと婚約という話だから辺境伯の主人公へのあたりも結構なものだけど、娘さんは美人だから万事OK。
靴屋の娘と三人のお兄様
こじまき
恋愛
靴屋の看板娘だったデイジーは、母親の再婚によってホークボロー伯爵令嬢になった。ホークボロー伯爵家の三兄弟、長男でいかにも堅物な軍人のアレン、次男でほとんど喋らない魔法使いのイーライ、三男でチャラい画家のカラバスはいずれ劣らぬキラッキラのイケメン揃い。平民出身のにわか伯爵令嬢とお兄様たちとのひとつ屋根の下生活。何も起こらないはずがない!?
※小説家になろうにも投稿しています。
月の後宮~孤高の皇帝の寵姫~
真木
恋愛
新皇帝セルヴィウスが即位の日に閨に引きずり込んだのは、まだ十三歳の皇妹セシルだった。大好きだった兄皇帝の突然の行為に混乱し、心を閉ざすセシル。それから十年後、セシルの心が見えないまま、セルヴィウスはある決断をすることになるのだが……。
次期国王様の寵愛を受けるいじめられっこの私と没落していくいじめっこの貴族令嬢
さら
恋愛
名門公爵家の娘・レティシアは、幼い頃から“地味で鈍くさい”と同級生たちに嘲られ、社交界では笑い者にされてきた。中でも、侯爵令嬢セリーヌによる陰湿ないじめは日常茶飯事。誰も彼女を助けず、婚約の話も破談となり、レティシアは「無能な令嬢」として居場所を失っていく。
しかし、そんな彼女に運命の転機が訪れた。
王立学園での舞踏会の夜、次期国王アレクシス殿下が突然、レティシアの手を取り――「君が、私の隣にふさわしい」と告げたのだ。
戸惑う彼女をよそに、殿下は一途な想いを示し続け、やがてレティシアは“王妃教育”を受けながら、自らの力で未来を切り開いていく。いじめられっこだった少女は、人々の声に耳を傾け、改革を導く“知恵ある王妃”へと成長していくのだった。
一方、他人を見下し続けてきたセリーヌは、過去の行いが明るみに出て家の地位を失い、婚約者にも見放されて没落していく――。
通りすがりのエルフに求婚された貧乏男爵令嬢です〜初対面なのに激重感情を向けられています〜
東雲暁
恋愛
時はヴィトリア朝時代後期のイングランド。幻想が消え、文明と科学が世界を塗り替えようとしていた時代。
エヴェリーナ・エイヴェリーはコッツウォルズ地方の小さな領地で慎ましく暮らす、17歳の貧乏男爵令嬢。ある日父親が嘘の投資話に騙されて、払えないほどの借金を背負うはめに。
借金返済と引き換えに舞い込んできたのは、実業家との婚約。彼はただ高貴な血筋が欲しいだけ。
「本当は、お父様とお母様みたいに愛し合って結婚したいのに……」
その婚約式に乱入してきたのはエルフを名乗る貴公子、アルサリオン。
「この婚約は無効です。なぜなら彼女は私のものですから。私……?通りすがりのエルフです」
......いや、ロンドンのど真ん中にエルフって通り過ぎるものですか!?っていうか貴方誰!?
エルフの常識はイングランドの非常識!私は普通に穏やかに領地で暮らしたいだけなのに。
貴方のことなんか、絶対に好きにならないわ!
ティーカップの底に沈む、愛と執着と少しの狂気。甘いお菓子と一緒に飲み干して。
これは、貧乏男爵令嬢と通りすがりのエルフの、互いの人生を掛けた365日の物語。
報われなかった姫君に、弔いの白い薔薇の花束を
さくたろう
恋愛
その国の王妃を決める舞踏会に招かれたロザリー・ベルトレードは、自分が当時の王子、そうして現王アルフォンスの婚約者であり、不遇の死を遂げた姫オフィーリアであったという前世を思い出す。
少しずつ蘇るオフィーリアの記憶に翻弄されながらも、17年前から今世まで続く因縁に、ロザリーは絡め取られていく。一方でアルフォンスもロザリーの存在から目が離せなくなり、やがて二人は再び惹かれ合うようになるが――。
20話です。小説家になろう様でも公開中です。
わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...
MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。
ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。
さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?
そのほかに外伝も綴りました。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる