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おかえりって言わないでください
おかえりって言わないでください
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「おかえり」
眼に入る物のほぼ全てが眩しいくらいに白いのは、ここが病室だからだ。
覚醒した瞬間の彼女は、叫び声にも近く彼の名を呼んだ。
俺は医療従事者御用達のN‐95規格マスクを着けていて、まぁ元からあまり表情豊かな方ではないけど、より無反応に冷たく見えているかもしれない。
ほんの僅かの面会時間だけど、もし起きたらナースコールしてほしいと言われていた。
けど、これだけ泣かれると、しばらくは無理そうかな。
俺の時と同じなら、時空移動した時に居た場所と、同じ場所に帰って来る。
推測というか経験通り、彼女は壬生寺の境内で横になって眠っていた。
取材旅行に出た日から、一日も経っていない。俺の方が早く帰ったけど、こちらでは僅か数時間の遅れで彼女も現れた。見張っていたわけじゃなくて、一応寄ってみたらもう寝ていた、というか気を失っていたと表現する方が正しいかな。
見るからに病状が進んでいたから救急車を呼んで、即入院ってわけ。
半身を起こして立てた両膝に顔を埋めて、覆う両手で拭おうともせず、ずっと泣いている。
その姿を見ていると、どんな気持ちで彼女を見送ったのか、泣き虫だった十歳の頃の沖田くんを思い出す。
情けないな、見てくれはこんなだけど成長してないとはね。かつての自分みたいに、慰めも掛ける言葉も見つからずに小さい背を撫でる。
彼はまた、ひとりで同じように、泣いているかもしれない。
好き勝手に翻弄して、楽しいかよ。
俺は何度飛ばされようが自由自在に取材するだけだが、彼女みたいなタイプには残酷が過ぎるだろ。
退屈凌ぎの運命の悪戯にしては、度が過ぎている。
どのぐらいの間こうしていたかはわからないけど、看護師が様子を見に来て、起きてかつ大泣きする彼女にも、とうに帰ったと思われていたらしい俺がまだいたことにも驚かれつつ、何の話もできないまま、その日は別れた。
彼女は強いようで弱くて、弱いようで強い。
次に会う時には、さすがに能天気に笑ってはいないにしても、まずは深々と頭を下げられた。
「先生、ご迷惑とご心配をおかけいたしました。先生が病院に連れて来てくださったんですよね? あと……泣いたりして、すみませんでした」
随分と顔色が良くなった。それもそうか。的確な治療をすれば、入院期間二か月程度で完治する病気だ。
「あの、失礼ついでにお願いが……」
彼女が真っ先に気にするだろうことはわかっている。ベッドにかかるテーブルに数冊の本を置いた。
「はい、どうぞ」
小学生が初めての歴史学習に使うような、わかりやすい資料本から上に積んである。
「ありがとうございます!」
さすがに編集者、速読ができるみたいだね。ペラペラと勢いよく捲り続けたり、時折パタリと手を止めたりしながら読み進めていく。
彼女が調べようとする部分は予想がつく。
慶応三年以降、新選組のというか幕末の戦史から、沖田総司の名は忽然と消える。
労咳を発病して、隊務から離れるからだ。
大政奉還以後、伊東甲子太郎により隊は二分され、血深泥の内部抗争の末に伊東とそして藤堂平助はかつての仲間の凶刃に斃れる。
甲陽鎮撫隊と名を偽り転戦。そう、その名を隠匿する必要がある程、新選組は追い詰められていた。
永倉新八と原田左之助は新選組と袂を分かち、局長近藤勇は投降の末にろくな審議もされずに斬首。斎藤一は会津に残り、土方歳三は旧幕軍そして北征新選組を率いて常勝将軍として活躍するも、箱館で戦死。
最後の武士が死に幕末が終わるより一年前、沖田くんは千駄ヶ谷でひとり、その生涯を閉じる。
「……わたしの、せいで、」
「それは違うよ」
言うと思った。自分が伝染させたせいで沖田くんが、と思うよね。
「君が幕末に行く前と後では、歴史に何の変化もない。沖田くんの労咳が悪化する時期も、亡くなる日も、全く変わっていないんだ。言っただろう? 歴史は、変えられない」
むしろ多分、伝染されたのは君の方だと思う、とは言わないでおく。
免疫力が弱まっていると感染も発病もしやすいからね。俺の研究では、沖田くんが麻疹に罹った時か、土方が労咳を発病している時期に結核菌に感染していて、潜伏期間を過ぎて発病したのではないかと推測しているから。
「戻らなきゃ……先生、わたしは沖田くんを、ひとりぼっちにしたくないです」
独りで死なせたくない。その気持ちはわかる。俺だって、大事な友人だと思っているからね。
けれど、望みもしないのに過去に飛ばされて、抗うこともできずにまた現代に帰されて、翻弄されっ放しの俺達に為す術はない。
それは厭という程に知っているのに、彼女は何故か自信満々で、絶対に幕末に、沖田くんのところに行くと信じ切っているようだから、もしかして叶うのかもしれないと、錯覚しそうになる。
「……あのね、この前みたいに車に突っ込んだって時空移動できるわけじゃないからね。今度こそ死ぬかもよ」
二度も時空移動して、しかも運良く帰って来た俺がいうのもなんだけど、思いがけない事故の度に時空移動が起こっていたら、この世界は昔も今もタイムトラベラーだらけだ。
「……あの時、死んでいたかもしれない。歴史は変えちゃいけない。変えられない。だとしたら、わたしが現代で生きていることのほうが間違いかも知れません。死神さんが今にも命を奪おうと狙ってるかも」
冗談でも皮肉でもなく、ごく当たり前のことのように、彼女は呟く。
「怖いこと言うね。やめてよ。俺も同じ立場なんだから」
今にも白いベッドから抜け出して、窓から飛び降りるんじゃないかとか、目を離した隙に冷たい階段から転げ落ちるんじゃないかとか心配していたけれど、彼女の肺結核は完治して無事に退院した。
彼女が入院している間は他の担当がついてくれていたけど、すぐに逆指名して復帰してもらった。
仕事熱心で一点集中型らしい彼女は、時代考証も取材も普通の編集者はしないだろうという程にサポートしてくれて、歴史についてというより幕末と新選組に限っては俺に匹敵するくらい詳しくなった。
京都への取材旅行は何度か行ったけど、恐らく彼女の期待虚しく何の事件もなく連載は進み、完結する頃には、自分でいうのは何だけど事実だから仕方がない、その年の文学賞をもらうだけもらって、満を持しての単行本発売となった。
この新人編集者に大ヒット作をプレゼントするつもりでずっと避けていた新選組モノを書き上げたのだから、まぁ狙い通りというところだ。
「あ! ない!」
二人三脚で頑張ってくれた功労者である担当編集者として、何度目かの授賞式に出席しようとしていた彼女は、小さい身体の割に合わない大きなカバンをゴソゴソ掻き回してからハッと顔を上げた。
もう慣れてもいい頃だろうに緊張しているのか気合の入り過ぎなのか、開始の何時間も前に待合室でスタンバイしていたけど、忘れ物をしたらしい。
「マッハで取ってきます!」
いってらっしゃいも聞かずにアイボリーのパンツスーツで勢いよく駆けて行ったのだけれど、戻るのが出版社にしても自宅にしても電車で移動しなければならない。
どちらにしても十分間に合う時間と距離だったのだけど、開会直前になっても彼女は帰って来ない。
しかし他にも、彼女の上司のひとりや、取材陣の一部、文学賞主催者側の一部が遅れているらしく各所から怒号や謝罪の声が飛び交っていた。
中心に一際大きなシャンデリアが零れそうに輝き、金糸銀糸で描く藤柄と流水柄の絨毯が敷かれたホテルの大広間に集まる大勢の人達は不自然な程に一様に、スマートフォンを片手に連絡を取り合っている。
一段上がったステージ上には、真紅の薔薇をメインとしたフラワーアレンジメントが誇らしく咲いていた。
まだ着かないのか。
電車が遅延してまして。
全然動きません。タクシーで向かいます。
先生、お待たせして申し訳ございません。
早くしろ。
もうすぐ着きます。
最寄り駅まで来ました。
様々に、電話やメールで遣り取りがされているようだけど、彼女とは連絡さえつかない。
スマホニュースや動画を見ているのであろう人達が、俺に囁いているのかと疑うような噂を始めた。
「……線で人身事故だ」
「小柄な女の子らしい」
「身体が見つからないんだって」
「うわ、それって……」
「神隠し?」
「いや違ぇよ、快速だぞ」
「やめろって」
もしかしてと、過った時に重厚な扉が勢いよく開いた。
「……おかえり」
空色のツバサをください 了
眼に入る物のほぼ全てが眩しいくらいに白いのは、ここが病室だからだ。
覚醒した瞬間の彼女は、叫び声にも近く彼の名を呼んだ。
俺は医療従事者御用達のN‐95規格マスクを着けていて、まぁ元からあまり表情豊かな方ではないけど、より無反応に冷たく見えているかもしれない。
ほんの僅かの面会時間だけど、もし起きたらナースコールしてほしいと言われていた。
けど、これだけ泣かれると、しばらくは無理そうかな。
俺の時と同じなら、時空移動した時に居た場所と、同じ場所に帰って来る。
推測というか経験通り、彼女は壬生寺の境内で横になって眠っていた。
取材旅行に出た日から、一日も経っていない。俺の方が早く帰ったけど、こちらでは僅か数時間の遅れで彼女も現れた。見張っていたわけじゃなくて、一応寄ってみたらもう寝ていた、というか気を失っていたと表現する方が正しいかな。
見るからに病状が進んでいたから救急車を呼んで、即入院ってわけ。
半身を起こして立てた両膝に顔を埋めて、覆う両手で拭おうともせず、ずっと泣いている。
その姿を見ていると、どんな気持ちで彼女を見送ったのか、泣き虫だった十歳の頃の沖田くんを思い出す。
情けないな、見てくれはこんなだけど成長してないとはね。かつての自分みたいに、慰めも掛ける言葉も見つからずに小さい背を撫でる。
彼はまた、ひとりで同じように、泣いているかもしれない。
好き勝手に翻弄して、楽しいかよ。
俺は何度飛ばされようが自由自在に取材するだけだが、彼女みたいなタイプには残酷が過ぎるだろ。
退屈凌ぎの運命の悪戯にしては、度が過ぎている。
どのぐらいの間こうしていたかはわからないけど、看護師が様子を見に来て、起きてかつ大泣きする彼女にも、とうに帰ったと思われていたらしい俺がまだいたことにも驚かれつつ、何の話もできないまま、その日は別れた。
彼女は強いようで弱くて、弱いようで強い。
次に会う時には、さすがに能天気に笑ってはいないにしても、まずは深々と頭を下げられた。
「先生、ご迷惑とご心配をおかけいたしました。先生が病院に連れて来てくださったんですよね? あと……泣いたりして、すみませんでした」
随分と顔色が良くなった。それもそうか。的確な治療をすれば、入院期間二か月程度で完治する病気だ。
「あの、失礼ついでにお願いが……」
彼女が真っ先に気にするだろうことはわかっている。ベッドにかかるテーブルに数冊の本を置いた。
「はい、どうぞ」
小学生が初めての歴史学習に使うような、わかりやすい資料本から上に積んである。
「ありがとうございます!」
さすがに編集者、速読ができるみたいだね。ペラペラと勢いよく捲り続けたり、時折パタリと手を止めたりしながら読み進めていく。
彼女が調べようとする部分は予想がつく。
慶応三年以降、新選組のというか幕末の戦史から、沖田総司の名は忽然と消える。
労咳を発病して、隊務から離れるからだ。
大政奉還以後、伊東甲子太郎により隊は二分され、血深泥の内部抗争の末に伊東とそして藤堂平助はかつての仲間の凶刃に斃れる。
甲陽鎮撫隊と名を偽り転戦。そう、その名を隠匿する必要がある程、新選組は追い詰められていた。
永倉新八と原田左之助は新選組と袂を分かち、局長近藤勇は投降の末にろくな審議もされずに斬首。斎藤一は会津に残り、土方歳三は旧幕軍そして北征新選組を率いて常勝将軍として活躍するも、箱館で戦死。
最後の武士が死に幕末が終わるより一年前、沖田くんは千駄ヶ谷でひとり、その生涯を閉じる。
「……わたしの、せいで、」
「それは違うよ」
言うと思った。自分が伝染させたせいで沖田くんが、と思うよね。
「君が幕末に行く前と後では、歴史に何の変化もない。沖田くんの労咳が悪化する時期も、亡くなる日も、全く変わっていないんだ。言っただろう? 歴史は、変えられない」
むしろ多分、伝染されたのは君の方だと思う、とは言わないでおく。
免疫力が弱まっていると感染も発病もしやすいからね。俺の研究では、沖田くんが麻疹に罹った時か、土方が労咳を発病している時期に結核菌に感染していて、潜伏期間を過ぎて発病したのではないかと推測しているから。
「戻らなきゃ……先生、わたしは沖田くんを、ひとりぼっちにしたくないです」
独りで死なせたくない。その気持ちはわかる。俺だって、大事な友人だと思っているからね。
けれど、望みもしないのに過去に飛ばされて、抗うこともできずにまた現代に帰されて、翻弄されっ放しの俺達に為す術はない。
それは厭という程に知っているのに、彼女は何故か自信満々で、絶対に幕末に、沖田くんのところに行くと信じ切っているようだから、もしかして叶うのかもしれないと、錯覚しそうになる。
「……あのね、この前みたいに車に突っ込んだって時空移動できるわけじゃないからね。今度こそ死ぬかもよ」
二度も時空移動して、しかも運良く帰って来た俺がいうのもなんだけど、思いがけない事故の度に時空移動が起こっていたら、この世界は昔も今もタイムトラベラーだらけだ。
「……あの時、死んでいたかもしれない。歴史は変えちゃいけない。変えられない。だとしたら、わたしが現代で生きていることのほうが間違いかも知れません。死神さんが今にも命を奪おうと狙ってるかも」
冗談でも皮肉でもなく、ごく当たり前のことのように、彼女は呟く。
「怖いこと言うね。やめてよ。俺も同じ立場なんだから」
今にも白いベッドから抜け出して、窓から飛び降りるんじゃないかとか、目を離した隙に冷たい階段から転げ落ちるんじゃないかとか心配していたけれど、彼女の肺結核は完治して無事に退院した。
彼女が入院している間は他の担当がついてくれていたけど、すぐに逆指名して復帰してもらった。
仕事熱心で一点集中型らしい彼女は、時代考証も取材も普通の編集者はしないだろうという程にサポートしてくれて、歴史についてというより幕末と新選組に限っては俺に匹敵するくらい詳しくなった。
京都への取材旅行は何度か行ったけど、恐らく彼女の期待虚しく何の事件もなく連載は進み、完結する頃には、自分でいうのは何だけど事実だから仕方がない、その年の文学賞をもらうだけもらって、満を持しての単行本発売となった。
この新人編集者に大ヒット作をプレゼントするつもりでずっと避けていた新選組モノを書き上げたのだから、まぁ狙い通りというところだ。
「あ! ない!」
二人三脚で頑張ってくれた功労者である担当編集者として、何度目かの授賞式に出席しようとしていた彼女は、小さい身体の割に合わない大きなカバンをゴソゴソ掻き回してからハッと顔を上げた。
もう慣れてもいい頃だろうに緊張しているのか気合の入り過ぎなのか、開始の何時間も前に待合室でスタンバイしていたけど、忘れ物をしたらしい。
「マッハで取ってきます!」
いってらっしゃいも聞かずにアイボリーのパンツスーツで勢いよく駆けて行ったのだけれど、戻るのが出版社にしても自宅にしても電車で移動しなければならない。
どちらにしても十分間に合う時間と距離だったのだけど、開会直前になっても彼女は帰って来ない。
しかし他にも、彼女の上司のひとりや、取材陣の一部、文学賞主催者側の一部が遅れているらしく各所から怒号や謝罪の声が飛び交っていた。
中心に一際大きなシャンデリアが零れそうに輝き、金糸銀糸で描く藤柄と流水柄の絨毯が敷かれたホテルの大広間に集まる大勢の人達は不自然な程に一様に、スマートフォンを片手に連絡を取り合っている。
一段上がったステージ上には、真紅の薔薇をメインとしたフラワーアレンジメントが誇らしく咲いていた。
まだ着かないのか。
電車が遅延してまして。
全然動きません。タクシーで向かいます。
先生、お待たせして申し訳ございません。
早くしろ。
もうすぐ着きます。
最寄り駅まで来ました。
様々に、電話やメールで遣り取りがされているようだけど、彼女とは連絡さえつかない。
スマホニュースや動画を見ているのであろう人達が、俺に囁いているのかと疑うような噂を始めた。
「……線で人身事故だ」
「小柄な女の子らしい」
「身体が見つからないんだって」
「うわ、それって……」
「神隠し?」
「いや違ぇよ、快速だぞ」
「やめろって」
もしかしてと、過った時に重厚な扉が勢いよく開いた。
「……おかえり」
空色のツバサをください 了
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