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うつつに潜む翳り
1 ☆☆
「あっ……」
夢は唐突に始まった。
後ろ手に戒められ、両膝を無理やりこじ開けられ。
……これ、昨日の続き?
「ひゃっ!」
やわやわとした、けれど振りほどくことの叶わない戒めで固定された体が、突然持ち上がる。
と同時に、前のめりに角度が変わる。
「あっ……!」
重力に従い、重たげに下がる乳房に絡み付く『それ』だったが、今夜はもっと明確な感触として亜夜果の肌を蹂躙する。
「やっ! いやっ!」
覚えのある感触……それは尭司の手指だった。
『そんなに……胸ばっかり……』
『だって、亜夜果の胸、めちゃくちゃ触り心地いいんだよ。ここに触ると、その度にビクッとして……』
『あっ! いやっ! やだ……おかしくなっちゃう!』
『もっと、感じて……俺の手で、おかしくなっちゃてよ』
尭司と初めて結ばれた夜だからだろうか?
先程の睦言が、ありありと思い出される。
違うのは、上を向き、尭司に体を預けるように抱えられながら弄ばれていた乳房や乳首が、下を向き、その重みを味わうように揉みしだかれていることと。
「あっ! やっ、いやっ!」
乳房を弄ぶ手の他にも、亜夜果の体を嬲る手があること。
「いやぁっ!」
口唇をこじ開けて入ってくる指?
体を戒めているモノよりも固い感触は指に近い。
口内の粘膜や舌をねぶりくすぐる感触は、尭司の貪るようなキスとは違う。
やがて、それは弾力も太さも増し、亜夜果の口いっぱいに大きくなる。
「やっ! 何? 何なの?!」
何かを口に詰め込まれている状態なのに、容易に声が出せるのは、夢だからだろうか?
唾液でいっぱいになりながら、口の中をまさぐられる感覚は、初めてのものだ。
そして、他方では。
亜夜果の腰を抱えるように持ち上げる一対の手。
後ろ手に戒めていているものが亜夜果の背を反らせるように圧しているのに逆らうように、腰を後ろに引く。
空中でガッチリと押さえ込まれ、膝を軽く開いたまま、尻を突き出したような姿勢を取らされる。
「いやぁっ! や、やめて!」
押し開かれた足の付け根……すでにしどどに濡れ、溢れ出た液体が太ももに伝っていく。
陰唇を擦りあげ、細やかな動きで弄られる。尭司にかき回された時のように、クチュクチュと音を立てる。
『こんなに濡れるんだ? 女の人って』
リフレインされる尭司の言葉。
それを聞くだけで、亜夜果の羞恥心は増し、いっそう敏感になる。
『亜夜果のここ、味わいたい』
あの時は必死で抵抗し、尭司も諦めてくれたのに、今はなす術もなく舌が入ってくるのを止められない。
陰唇と、それに隠れた小さな突起に絡み付く。
ただ指でまさぐられるよりも、さらに丹念に突かれたり吸われたりを繰り返し、やがて、膣口を舐め始める。
「ひゃっ! いやぁ……やだぁ……」
柔かく濡れた舌先が、亜夜果の体の奥から溢れ出る液体を全て舐めとるかのようにビチャビチャと音を立てて食らいつく。
口に押し込まれた指のようなものは、次第に弾力を失い、どんどん固く太くなる。妙に筋張った感触があり、もはや指とは違うことを認識する。
え? これって、もしかして?!
現実の尭司との交わりでは、今盛んに貪られている秘部で受け入れたはずの、もの。
泣き叫ぶ亜夜果に痛みを強いて貫いた、固く太い、尭司の。
あの時は、尭司も「止められない、ゴメン」と謝りつつも、欲望のままに最後まで突っ走ってしまっていたけれど。
『亜夜果、初めて、だよね? 少し、ガマンして……きっと、もっと痛いから……』
優しく囁きながら、でも、決して止めてはくれなかったけれど。
でも、その後は亜夜果を労ってくれた。
だから。
優しい尭司なら、いきなりこんなことを無理強いするはずがない。
こんな、いきり立った男性の……を無理やりに咥えさせるようなことは、尭司ならしない。
これは、尭司じゃない。
そう意識した瞬間。
【ひどいな、俺を疑うなんて】
耳に響く、尭司の声。
【本当は、もっとこうして、君をいたぶりたかったんだよ? 嫌がる亜夜果を無理やり自分のものにして、泣き叫ぶ君の膣を何度も貫いて】
「い、いやっ! そんな、ひどいこと言わないで! 尭司の声で、やめて!」
【尭司だよ? 本心では、こうして、もっとひどいことをして、亜夜果の体を隅々まで味わいたくて】
「やめて……」
【ほら、例えばこんな風に、君を雁字搦めにして】
「ひっ! いやっ! やめてっ!」
後ろに尻を突き出したままの体位で、亜夜果の口内にあるはずのものと同じ、固くいきり立ったものが、亜夜果の膣に突き刺さる。濡れているとはいえ、それは、深く深く亜夜果の奥まで達し。
「いやあっ! や……やめ……ひぃっ! ひど……ああっ!」
【ああ、やっぱりいいな。亜夜果の中はキツくて、締め上げてくる……嫌がるから、ますますキツくて……】
後ろから叩きつけるように激しく動き、抜き差しされる度に、亜夜果の膣道の最も狭い部分が擦りあげられる。
「やめてぇ! 抜いてっ! こんなのいやぁっ!」
【ほら、もっと腰を振って。淫乱なこの体で俺を受け入れるんだ!】
尭司の声で、そんなひどいこと、言わないで!
【頭の中では、ずっと想像してた。亜夜果は、どんな風に乱れるのかな、とか……】
やめて!
【乱れて、もっと。嬲られて、蹂躙するされて、いたぶられて……嫌がりながら、快楽に堕ちていって】
違う! これは尭司じゃないっ!
【尭司だよ? ご覧? この顔は、この体は、尭司だろう?】
不意に、目の前に、尭司の顔が浮かび上がる。
どこまでも暗い闇の中、ぼんやりとそこだけ光って。
確かに、尭司の姿だった。けれど。
目の前にいるのも、自分の口に無理やり一物を押し込んでいるのも、乳房を揉んでいるのもその先端を舌と指で弄んでいるのも……今、強引に後ろから突き上げているのも、みんな。
まるで何人もの尭司に輪姦されるかのような亜夜果の姿が、目の前に浮かぶ。
【ああ、これもいいな】
急に亜夜果の体を起こし、『尭司の姿をしたもの』の上に馬乗りにさせる。
亜夜果の体は、重力によって、よりいっそう深く貫かれる。
「や……いや……ひっ! やめてぇ……ひぃっ!」
体に絡み付く沢山の『尭司』の手が、亜夜果の体を揺らし、強引に上下させる。
体が沈む度に深く穿たれ、亜夜果はうめき声を上げる。
足元の『尭司』は、ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべ。
【大きなおっぱいを揺らして、なんていけない子だ】
それは、まるで亜夜果を夜の公園に引きずり込んで陵辱しようとした、あの男のようで。
やめて! 尭司じゃない! あんな男とは違うの!
【同じだよ。男なんて、みんな、亜夜果を見たら、犯したくてたまらないんだ。やることしか考えていないんだよ。聖人面して、頭の中では犯しているんだよ? 本気でお前を愛してるかと思っていた? 体目当てに決まっているだろう?】
違う! 違う違う!
尭司は違う! これは、尭司じゃない!
【いいから腰を振れよ! もっと舌も口もそのデカイ胸も使って俺を悦ばせろよ! そうしたら可愛がってやるよ、飽きるまでは、な】
「や……いやぁ……ちが! ……あぁん! ……ぅう……た……かし………ひぁっ! あぁいやっ! ………助け……て……たか……んあっ! ……やめてぇ! ……うぅ……」
亜夜果はよがり声と嗚咽を漏らしながら、必死に尭司に助けを求める。
やがて、夢の中で、亜夜果は気を失い。
亜夜果をいたぶり続けていた『尭司』も、その姿を消す。
【……なんと強情な。愛しい我が巫女の純潔を散らした男を、ここまで慕うとは。口惜しきこと】
聞くものもいない闇に、声だけが残り。
【とはいえ、この身のない現では、形代が必要だ。われが、我が巫女の精神だけでなく身体も繋がるには……ふむ】
闇に、再び浮かび上がる、『尭司』の姿。
【なるほど。確かに美々しくも雄々しい若人だ。力強く、精気に溢れ……我が巫女がますます艶やかになるわけだ。だが、まだ足りぬ……もっと、淫らに。清らかな心と体が、官能と快楽に高ぶり闇に堕ちていく、その絶望と悲しみに染められた肌は、さぞ……】
愉悦の響きを残し、再び闇は濃くなる。
それは、ねっとりと、涙に濡れ意識を失くした亜夜果の白い体を、包み込んでいった。
夢は唐突に始まった。
後ろ手に戒められ、両膝を無理やりこじ開けられ。
……これ、昨日の続き?
「ひゃっ!」
やわやわとした、けれど振りほどくことの叶わない戒めで固定された体が、突然持ち上がる。
と同時に、前のめりに角度が変わる。
「あっ……!」
重力に従い、重たげに下がる乳房に絡み付く『それ』だったが、今夜はもっと明確な感触として亜夜果の肌を蹂躙する。
「やっ! いやっ!」
覚えのある感触……それは尭司の手指だった。
『そんなに……胸ばっかり……』
『だって、亜夜果の胸、めちゃくちゃ触り心地いいんだよ。ここに触ると、その度にビクッとして……』
『あっ! いやっ! やだ……おかしくなっちゃう!』
『もっと、感じて……俺の手で、おかしくなっちゃてよ』
尭司と初めて結ばれた夜だからだろうか?
先程の睦言が、ありありと思い出される。
違うのは、上を向き、尭司に体を預けるように抱えられながら弄ばれていた乳房や乳首が、下を向き、その重みを味わうように揉みしだかれていることと。
「あっ! やっ、いやっ!」
乳房を弄ぶ手の他にも、亜夜果の体を嬲る手があること。
「いやぁっ!」
口唇をこじ開けて入ってくる指?
体を戒めているモノよりも固い感触は指に近い。
口内の粘膜や舌をねぶりくすぐる感触は、尭司の貪るようなキスとは違う。
やがて、それは弾力も太さも増し、亜夜果の口いっぱいに大きくなる。
「やっ! 何? 何なの?!」
何かを口に詰め込まれている状態なのに、容易に声が出せるのは、夢だからだろうか?
唾液でいっぱいになりながら、口の中をまさぐられる感覚は、初めてのものだ。
そして、他方では。
亜夜果の腰を抱えるように持ち上げる一対の手。
後ろ手に戒めていているものが亜夜果の背を反らせるように圧しているのに逆らうように、腰を後ろに引く。
空中でガッチリと押さえ込まれ、膝を軽く開いたまま、尻を突き出したような姿勢を取らされる。
「いやぁっ! や、やめて!」
押し開かれた足の付け根……すでにしどどに濡れ、溢れ出た液体が太ももに伝っていく。
陰唇を擦りあげ、細やかな動きで弄られる。尭司にかき回された時のように、クチュクチュと音を立てる。
『こんなに濡れるんだ? 女の人って』
リフレインされる尭司の言葉。
それを聞くだけで、亜夜果の羞恥心は増し、いっそう敏感になる。
『亜夜果のここ、味わいたい』
あの時は必死で抵抗し、尭司も諦めてくれたのに、今はなす術もなく舌が入ってくるのを止められない。
陰唇と、それに隠れた小さな突起に絡み付く。
ただ指でまさぐられるよりも、さらに丹念に突かれたり吸われたりを繰り返し、やがて、膣口を舐め始める。
「ひゃっ! いやぁ……やだぁ……」
柔かく濡れた舌先が、亜夜果の体の奥から溢れ出る液体を全て舐めとるかのようにビチャビチャと音を立てて食らいつく。
口に押し込まれた指のようなものは、次第に弾力を失い、どんどん固く太くなる。妙に筋張った感触があり、もはや指とは違うことを認識する。
え? これって、もしかして?!
現実の尭司との交わりでは、今盛んに貪られている秘部で受け入れたはずの、もの。
泣き叫ぶ亜夜果に痛みを強いて貫いた、固く太い、尭司の。
あの時は、尭司も「止められない、ゴメン」と謝りつつも、欲望のままに最後まで突っ走ってしまっていたけれど。
『亜夜果、初めて、だよね? 少し、ガマンして……きっと、もっと痛いから……』
優しく囁きながら、でも、決して止めてはくれなかったけれど。
でも、その後は亜夜果を労ってくれた。
だから。
優しい尭司なら、いきなりこんなことを無理強いするはずがない。
こんな、いきり立った男性の……を無理やりに咥えさせるようなことは、尭司ならしない。
これは、尭司じゃない。
そう意識した瞬間。
【ひどいな、俺を疑うなんて】
耳に響く、尭司の声。
【本当は、もっとこうして、君をいたぶりたかったんだよ? 嫌がる亜夜果を無理やり自分のものにして、泣き叫ぶ君の膣を何度も貫いて】
「い、いやっ! そんな、ひどいこと言わないで! 尭司の声で、やめて!」
【尭司だよ? 本心では、こうして、もっとひどいことをして、亜夜果の体を隅々まで味わいたくて】
「やめて……」
【ほら、例えばこんな風に、君を雁字搦めにして】
「ひっ! いやっ! やめてっ!」
後ろに尻を突き出したままの体位で、亜夜果の口内にあるはずのものと同じ、固くいきり立ったものが、亜夜果の膣に突き刺さる。濡れているとはいえ、それは、深く深く亜夜果の奥まで達し。
「いやあっ! や……やめ……ひぃっ! ひど……ああっ!」
【ああ、やっぱりいいな。亜夜果の中はキツくて、締め上げてくる……嫌がるから、ますますキツくて……】
後ろから叩きつけるように激しく動き、抜き差しされる度に、亜夜果の膣道の最も狭い部分が擦りあげられる。
「やめてぇ! 抜いてっ! こんなのいやぁっ!」
【ほら、もっと腰を振って。淫乱なこの体で俺を受け入れるんだ!】
尭司の声で、そんなひどいこと、言わないで!
【頭の中では、ずっと想像してた。亜夜果は、どんな風に乱れるのかな、とか……】
やめて!
【乱れて、もっと。嬲られて、蹂躙するされて、いたぶられて……嫌がりながら、快楽に堕ちていって】
違う! これは尭司じゃないっ!
【尭司だよ? ご覧? この顔は、この体は、尭司だろう?】
不意に、目の前に、尭司の顔が浮かび上がる。
どこまでも暗い闇の中、ぼんやりとそこだけ光って。
確かに、尭司の姿だった。けれど。
目の前にいるのも、自分の口に無理やり一物を押し込んでいるのも、乳房を揉んでいるのもその先端を舌と指で弄んでいるのも……今、強引に後ろから突き上げているのも、みんな。
まるで何人もの尭司に輪姦されるかのような亜夜果の姿が、目の前に浮かぶ。
【ああ、これもいいな】
急に亜夜果の体を起こし、『尭司の姿をしたもの』の上に馬乗りにさせる。
亜夜果の体は、重力によって、よりいっそう深く貫かれる。
「や……いや……ひっ! やめてぇ……ひぃっ!」
体に絡み付く沢山の『尭司』の手が、亜夜果の体を揺らし、強引に上下させる。
体が沈む度に深く穿たれ、亜夜果はうめき声を上げる。
足元の『尭司』は、ニヤニヤと下卑た笑いを浮かべ。
【大きなおっぱいを揺らして、なんていけない子だ】
それは、まるで亜夜果を夜の公園に引きずり込んで陵辱しようとした、あの男のようで。
やめて! 尭司じゃない! あんな男とは違うの!
【同じだよ。男なんて、みんな、亜夜果を見たら、犯したくてたまらないんだ。やることしか考えていないんだよ。聖人面して、頭の中では犯しているんだよ? 本気でお前を愛してるかと思っていた? 体目当てに決まっているだろう?】
違う! 違う違う!
尭司は違う! これは、尭司じゃない!
【いいから腰を振れよ! もっと舌も口もそのデカイ胸も使って俺を悦ばせろよ! そうしたら可愛がってやるよ、飽きるまでは、な】
「や……いやぁ……ちが! ……あぁん! ……ぅう……た……かし………ひぁっ! あぁいやっ! ………助け……て……たか……んあっ! ……やめてぇ! ……うぅ……」
亜夜果はよがり声と嗚咽を漏らしながら、必死に尭司に助けを求める。
やがて、夢の中で、亜夜果は気を失い。
亜夜果をいたぶり続けていた『尭司』も、その姿を消す。
【……なんと強情な。愛しい我が巫女の純潔を散らした男を、ここまで慕うとは。口惜しきこと】
聞くものもいない闇に、声だけが残り。
【とはいえ、この身のない現では、形代が必要だ。われが、我が巫女の精神だけでなく身体も繋がるには……ふむ】
闇に、再び浮かび上がる、『尭司』の姿。
【なるほど。確かに美々しくも雄々しい若人だ。力強く、精気に溢れ……我が巫女がますます艶やかになるわけだ。だが、まだ足りぬ……もっと、淫らに。清らかな心と体が、官能と快楽に高ぶり闇に堕ちていく、その絶望と悲しみに染められた肌は、さぞ……】
愉悦の響きを残し、再び闇は濃くなる。
それは、ねっとりと、涙に濡れ意識を失くした亜夜果の白い体を、包み込んでいった。
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