東京ビルド】オレは憧れの東京でアーバンライフを謳歌するはずだった、、、レアスキル取得で東京愛が大暴走してしまいました。

@JAMUNITED

文字の大きさ
89 / 89

EP88 バレンタインデー

しおりを挟む
今年もやって来てあのいまわしイベント。
男心を一日中もて遊ぶ悪魔の日、悶々としながら学生時代過ごしたものだ。

もらえるはず無いのにもしかしたら、万が一にも間違って渡される可能性を信じていた。

海外では男性から女性へ贈り物することが一般的らしい。単にチョコレートを贈るのではなくグリーティングカードや花束やお菓子などを親しい友人や家族に贈ります。

まずは北門ダンジョン19階層で和牛を倒してレアドロップするカカオを取りに行く。

今北門19階層に居る。
和牛肉を狙って冒険者がチラホラ居る。
オレはハチさん、アリス、すみれちゃんとパーティーを組んでチャレンジしている。

ハチさん、アリスが手当たり次第ズバッと和牛を仕留めていく。それをオレとすみれちゃんがエッチラ、オッチラ、テコテコ歩いてドロップアイテムを拾って行く。約4時間掛けて120キロのカカオを集める事が出来た。和牛肉300キロドロップした。今日は焼肉パーティーだ!

次は西門ダンジョン14階層でダチョウを倒してレアドロップするカカオバターを取りに行く。

まず14階層のダチョウを狩る。兎に角逃げ足が早くて捕まらない。誰だ!こんなモンスターを配置したやつは!顔が見たいもんだ。
こうなれば!雷系の魔法でシビレ、ビレビレのビリビリにしてやる。

サンダーレイン!!
ゴロゴロ!ピカ、ビリビリーーーン

主人殿!周りの冒険者もビリビリしちゃってますけど!

やば~~、今の内にダチョウを狩るんだ。
此れはダンジョンの天候のせいにしょう。
慌ててオレが風魔法で竜巻を作りダチョウを一箇所に集め、雷磁魔法でビリビリさせたダチョウを3人でタコ殴りした。

あ!卵!ドロップしてる。
魔物の卵?もしかして緑色の魔人が産まれるやつじゃないか?

アホ!それは違う漫画やろ。

持って帰ってすみれが温めるニャン!

はい、じゃすみれに渡して置こう。すみれちゃんの目がキラキラしてるのが怖い。

オレとすみれちゃんは卵でお腹はパンパンだ。動き辛い。すみれちゃんがテコテコ歩いてドロップアイテムを拾い集める。

その後周りに気を付けながら卵がもう一つドロップした。ハチさんもアリスも興味無し。オレが温めることになった。

約3時間で50キロのカカオバターを集めた。マヨネーズ45本、ケチャップ23本、ソース32本、はちみつ10瓶ドロップした。

素材集めを終えてギルマス2人にバレンタインデーのイベントは何か考えて居るかと聞いた。

冒険者ギルドでは広場で告白イベントを開催するらしいです、

商業ギルドは伊勢屋デパートの特設会場でダンジョンチョコを販売するらしいです。

オレは屋台村の一画にチョコレート屋さんを出すと伝えて了承をもらった。

早速屋台村のリーダーに場所を割り当ててもらい。手作りのチョコレートカラーの屋台に大きなチョコレートの看板を付けた。

カカオを火魔法で焙煎してから風魔法で殻を飛ばして取り除き、超デカいすり鉢で身体強化でごり押ししなから約2時間、粒々か無くなり滑らかになるまですり潰す。しんどい、、、

カカオバター、粉砂糖を混ぜて身体強化で約1時間更にすり潰す。ザラザラしない滑らかな口当たりを目指す。なお、しんどい、、、

最後にテンパリングをしてチョコレートの油分を結晶化させることで口溶け良く香りが良くなる。後は型に入れて出来上がり。

ビター70%カカオマス、状態異常回復効果付
ミルク55%カカオマス、回復ポーション効果付を作った。

ビターの型はクリスタルパレスの紋章で5個入りでBOX入り。
ミルクは金貨チョコにして麻袋にじゃらじゃら10個入り。

チョコレート屋台限定
チョコレートドーナツ/ビター
チョココーティングドーナツ/ミルク
を作った。

発売は2月11日、12日、13日の3日間。

初日から大忙しでアリスとすみれちゃんにお手伝いしてもらいながらお昼頃までにはチョコもドーナツも完売した。冒険者には金貨チョコが人気だ。これで告白するんだと息巻く冒険者達。

2日目は口コミで早くも開店前から行列が出来ている。昨日よりも1時間早く完売した。

最終日更に行列が、、、。
何と開店から1時間で完売で店じまいとなる。

お店を閉めて皆んなに贈るチョコを作る。
3Dチョコスライムの型にチョコを流し入れ
頭の部分にミルクやイチゴ味にして3色をBOX入りにしました。

ハチさん
アリス
すみれちゃん
ひめ先輩
弟橘
もも女性様
らお
三國
スサノ
都知事さん
山之内さん

冒険者ギルド、商業ギルドの皆んなには金貨チョコをどっさり

屋台村の皆んなには串に刺さった見た目串肉風チョコ

建築士さん、設計さんにはエッグチョコ
実家にもクリスタルパレス紋章チョコ

皆んなにグリーティングカードを添えて明日渡す。

2月14日

まずはいつもオレの側に居てくれ見守ってくれるハチさん!いつもありがとうどうぞ。

主人殿、ハチは今物凄く感動しております。チョコレートをもらうのも初めてであり、しかも主人殿から手作りのチョコを頂き恐悦至極でございます。

アリス!いつありがとうな。はいチョコレート!

主人~何でいつまでも呼び捨てなん。うちの事好きなんちゃう?

ああ、好きだよ!

何言うてん、ホンマに、揶揄わんといて、、、

すみれちゃん~チョコですよ。はいどうぞ。

主人~食べさせて、、、。

おし!はい、あーん

パクリ、モグモグ、甘ーい、美味ひい~

そうだろう、そうだろう。

じゃ皆んなに配って来る。

冒険者ギルドへ
こんにちは~ギルマス居る?

こんにちは親方様、お二階へどうぞ。
コレチョコレートです。いつもありがとう!冒険者ギルドの皆んなでどうぞ。

ありがとうございます親方様。ルンルン~

トントン、ギルマス~居るか~

どうぞ、

ギルマスいつもありがとうな、チョコです。
高橋にも渡して置いて。
高橋のチョコは手榴弾型だ。

私に愛の告白ですか?

違います。

隠さなくてもいいですよ。
今フリーですから

大丈夫です。それでは先を急ぐので
スタタタ、、、

照れ屋さんかな?

裏路地屋へ行く
女王様~女王様~

こらー!何度言ったら分かるんだお前は!お前は馬鹿か?

らおも居る?

何ですか?

はい、チョコレートです。

本命チョコか?

違います。いつもありがとうチョコです。

らおにハグされた、逃げられないやつ
僕のが本命チョコですか?

いいえ、違います。お疲れ様ちゃんチョコです。

それでは、先急ぐので、スタタタ、、、
これ以上留まると面倒な事になりそうなので退散。

薬の入口からチョコを投げてやった。
頭の帽子に当たりカウンターに見事に着地。
三國は不思議そうに首を傾げている。
そのまま放って行う。此処も顔出すとややこしくなるからな。入口でスライムが3匹お辞儀している。ミルクチョコドーナツをひとつづつあげた。飛び跳ねで喜んで戻って行った。

家電屋
スサノ居る~

はい、喜んで~!!

??変な返事が返って来たけどスルーします。

電球型のチョコです。いつもありがとう。

じゃあねー

チョコありがとうございます!
飾って置きます。

都知事さん、山之内さん、実家へは郵送でお送りしています。

屋台村の皆んないつもありがとう。チョコです。

おい!皆んな集まれ。
親方が俺たちにチョコをくれるってよ。
並べ並べ。

はいどうぞチョコです。

親方!このチョコ串に刺さっているけど?

見た目串焼き風です。
味はチョコです。

早速いただきます。
最初はビターだぜほろ苦いうまい、ふたつ目はミルクか~甘い~。

喜んでくれて良かった。

するとそこに建築士さん、設計士さんが偶然通り掛かり呼び止める。

チョコです。いつもありがとうございます。

私達にですか?

はいどうぞ

いただきます。エッグチョコですな。
パリパリ、中に何か?入っている。

クリスタルパレスを型取ったチョコです。

凄い!よく出来ている。ミルク味か~
エッグチョコがビターでまた美味しい。

土魔法の応用で城の形は作れたよ。

商業ギルド
こんにちは~ひめ先輩居ますか?

こんにちは親方様、今呼んで参ります。

こんにちは~

ひめ先輩、いつもありがとうございます。チョコです。どうぞ

それと此方もお納め下さい。
武器です。
ニッカリ青江(大脇差)とニッコリ青江(脇差)です。ニコニコシリーズです。

それとドロップアイテムです。ダチョウの卵なので温めて孵化させて下さい。毎日卵を抱えていると何も出来ないから押し付けよう。

ちょっと~皆んなの前で告るなんて、乙女は恥ずかしいぞ!

告る?まあ何時も妄想女子のやつか

お仕事も忙しそうなので此れにて失礼します。

あ、待ってょ、、、まだ告白が、、、

チョコレートは皆んな喜んでくれて良かった良かった。達成感に浸るタケルさんでした。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。

みこみこP
ファンタジー
高校2年の夏。 高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。 地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。 しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。

痩せる為に不人気のゴブリン狩りを始めたら人生が変わりすぎた件~痩せたらお金もハーレムも色々手に入りました~

ぐうのすけ
ファンタジー
主人公(太田太志)は高校デビューと同時に体重130キロに到達した。 食事制限とハザマ(ダンジョン)ダイエットを勧めれるが、太志は食事制限を後回しにし、ハザマダイエットを開始する。 最初は甘えていた大志だったが、人とのかかわりによって徐々に考えや行動を変えていく。 それによりスキルや人間関係が変化していき、ヒロインとの関係も変わっていくのだった。 ※最初は成長メインで描かれますが、徐々にヒロインの展開が多めになっていく……予定です。 カクヨムで先行投稿中!

転生先はご近所さん?

フロイライン
ファンタジー
大学受験に失敗し、カノジョにフラれた俺は、ある事故に巻き込まれて死んでしまうが… そんな俺に同情した神様が俺を転生させ、やり直すチャンスをくれた。 でも、並行世界で人々を救うつもりだった俺が転生した先は、近所に住む新婚の伊藤さんだった。

嵌められたオッサン冒険者、Sランクモンスター(幼体)に懐かれたので、その力で復讐しようと思います

ゆさま
ファンタジー
ベテランオッサン冒険者が、美少女パーティーにオヤジ狩りの標的にされてしまった。生死の境をさまよっていたら、Sランクモンスターに懐かれて……。 懐いたモンスターが成長し、美女に擬態できるようになって迫ってきます。どうするオッサン!?

スライムすら倒せない底辺冒険者の俺、レベルアップしてハーレムを築く(予定)〜ユニークスキル[レベルアップ]を手に入れた俺は最弱魔法で無双する

カツラノエース
ファンタジー
ろくでもない人生を送っていた俺、海乃 哲也は、 23歳にして交通事故で死に、異世界転生をする。 急に異世界に飛ばされた俺、もちろん金は無い。何とか超初級クエストで金を集め武器を買ったが、俺に戦いの才能は無かったらしく、スライムすら倒せずに返り討ちにあってしまう。 完全に戦うということを諦めた俺は危険の無い薬草集めで、何とか金を稼ぎ、ひもじい思いをしながらも生き繋いでいた。 そんな日々を過ごしていると、突然ユニークスキル[レベルアップ]とやらを獲得する。 最初はこの胡散臭過ぎるユニークスキルを疑ったが、薬草集めでレベルが2に上がった俺は、好奇心に負け、ダメ元で再びスライムと戦う。 すると、前までは歯が立たなかったスライムをすんなり倒せてしまう。 どうやら本当にレベルアップしている模様。 「ちょっと待てよ?これなら最強になれるんじゃね?」 最弱魔法しか使う事の出来ない底辺冒険者である俺が、レベルアップで高みを目指す物語。 他サイトにも掲載しています。

処理中です...