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プロローグ
ひと目会ったその日から
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「ねえ、貴女知ってらっしゃる?番って。」
夜会の始まる少し前、仲の良い令嬢たち同士がさわさわと噂話に花を咲かせている。
「番ってなんですの?」
「カヒル国にはそのような習慣があるんですって。」
得意げに話すのは外交官の父を持つミーシャ伯爵令嬢だ。令嬢たちは目をキラキラさせて、ミーシャの周りに集まってきた。
「なんでも番というのは、お互いにひと目見た時から愛し合うんですって。」
「一目惚れということですの?」
「そのようなものなのかしら。お互いに惹かれあった番は一生離れないんですって!」
「まあ!素敵ですわ!」
「運命の恋人ですのね。」
恋に恋するような年頃の少女たちは、初めて聞いた『番』という言葉に、自分の理想の恋物語を重ねる。
巷では獣人やエルフなどの亜人のロマンティックな物語や妖精の御伽話の本や吟遊詩人の唄が流行しているので、貴族の令嬢たちにとっては馴染みやすい話題である。
今夜の夜会はこのバルド王国と隣国カヒル国との国交を開くことが決まった祝いの宴である。
隣国と言ってもバルド王国とカヒル国の間には大きな山脈がそびえ立ち、直接行き来することができない。
両国が行き来するためには間にあるタル王国を通る必要があるが、タル王国は長らくの間、内戦で不安定だった。そのタル王国の情勢が安定し、国交が回復したため、タル王国に続きカヒル国と国交を開くこととなったのである。
カヒル国は亜人の割合が8割を超える、いわゆる獣人の国である。
国交を開くにあたり、獣人をはじめとした亜人に馴染みのない国民に、どのようにその存在を周知するのか、バルド王国の重鎮たちは悩んだ。
タル王国の内戦の影響で、バルド王国は30年近く孤立するような形になってしまったので、特に若い世代は亜人など見たこともなかった。亜人に対し差別的な意識を生まないよう、数年前から物語りという形で浸透させて行ったのであった。
じわじわと広げた亜人への印象操作は成功し、国交は無事に結ばれ、今日の夜会も令嬢たちだけでなく、ほとんどの貴族が好意的に受け入れている。
「あら、ディアナ様。どちらへ?」
クスクスと囀るような令嬢たちの輪からそっと抜けようとしたディアナに、令嬢の一人が声をかける。
「ええ、なにかお父様がお呼びみたいなので。また、後ほど。」
そう言ってディアナ・クリスティーン侯爵令嬢は、伝言を伝えた王宮のメイドとともに会場を離れて行った。
「大変ね、ディアナ様。もう王太子殿下の婚約者ではないのに。」
「またアリーシャ様かしら。」
「アリーシャ様は亜人が好ましくないとお聞きしたことがありますわ。」
一年前、バルド王国の王太子に嫁いできたのはタル王国のアリーシャ姫だ。内戦で弱ったタル王国は、周辺国への牽制のため、王太子とアリーシャ姫の婚姻を申し込んだのである。
ディアナ・クリスティーン侯爵令嬢は王太子の婚約者であったが、この婚姻により婚約は解消された。
だが、王妃教育のされていないアリーシャ姫は、しばしばトラブルを起こし、そのフォローをさせられるのがバルドの瑠璃と名高いディアナであった。
「お父様。お呼びとのことですが、私は何をすれば?」
本来なら王太子夫妻の控え室でクリスティーン侯爵が頭を抱え待っていた。
「ああ、ディアナ。これから夜会が始まるまでカヒル国の来賓をもてなしてしてほしい。」
「構いませんが。王太子殿下夫妻はご欠席ですか?」
「いや、王太子殿下夫妻はご出席される。ただ先にご入場していただくだけだ。」
「……わかりましたわ。」
もうすぐ夜会が始まるであろう。
何があったのかは後で聞くことにして、ディアナは急ぎ、国賓の為のゲストルームへ向かいながら考える。
カヒル国から国賓としていらしているのは、第一王子であるレオンハルトと、数人のお付きの方達だという。
ディアナが王妃教育で王城に出入りしていた頃は、情報はいろいろと入ってきたのだが、今は政治の情報はほとんど触れることはないため、数人のお付きが誰なのかすらわからない。
トラブルの予想はつくが、材料が足りな過ぎる。
バルト王国は男尊女卑の風潮が未だ根強く残っているため女性が政治に関する情報を得るのは難しいが、やはり基本的な情報だけは入るようにしようとディアナは思った。
接待相手の情報がほとんどないというのは、少し困ったものだ。
ゲストルームのドアの前には顔見知りの騎士の姿があり、ディアナが来たことを室内に知らせてくれた。
「失礼いたします。」
室内から許可がおり、ディアナは一人で入っていく。
このゲストルームはタル王国との国交が回復した際、今後外交が増えることを鑑み、ディアナが内装を大きく変えたものである。
緑色の壁に、飴色に磨き込まれた建具や家具が映える。入り口側の花台には、色とりどりの花を生けた大きな花瓶があり、奥の間との視界を遮るような配置になっている。
(うん?何かいい香りがする。)
ふわりと一瞬だけ感じた匂いはすぐに花の匂いに紛れてわからなくなった。
(花とは違うみたいね。誰かのコロンかしら?)
前室を通り抜け、奥の部屋に入ろうとしたところで、グイッと腕を引かれた。
「え?」
突然のことにバランスを崩したディアナは誰かに抱きしめられる。
「番だ…」
耳元で溜め息を吐くようにささやかれ、すくうように腰を支えられると、ゾクリと背中が震える。体格差からか、すくうように腰を抱かれるとディアナの足は床から離れてしまう。
足のつかない不安定さから、思わず相手にしがみついてしまったが、相手を確認しようと顔を上げると、ディアナの唇に相手の唇が押しつけられた。
相手の服を掴んだ手を懸命に突っ張るがびくともしない。
開いた唇の間から熱い何かを感じ、ディアナはぶらぶらしている足を振り上げ、相手のむこうずねを思い切り蹴り上げた。
頑強な男はそれほど痛くはなかったようだが、ハッとしたように慌ててディアナを離す。
ふらつく足に力を入れたディアナはその時初めて他に人がいたことに気がついた。
唖然とした人々の顔を見渡すと、ディアナに口付けした男に向かって言った。
「公然わいせつですね。」
夜会の始まる少し前、仲の良い令嬢たち同士がさわさわと噂話に花を咲かせている。
「番ってなんですの?」
「カヒル国にはそのような習慣があるんですって。」
得意げに話すのは外交官の父を持つミーシャ伯爵令嬢だ。令嬢たちは目をキラキラさせて、ミーシャの周りに集まってきた。
「なんでも番というのは、お互いにひと目見た時から愛し合うんですって。」
「一目惚れということですの?」
「そのようなものなのかしら。お互いに惹かれあった番は一生離れないんですって!」
「まあ!素敵ですわ!」
「運命の恋人ですのね。」
恋に恋するような年頃の少女たちは、初めて聞いた『番』という言葉に、自分の理想の恋物語を重ねる。
巷では獣人やエルフなどの亜人のロマンティックな物語や妖精の御伽話の本や吟遊詩人の唄が流行しているので、貴族の令嬢たちにとっては馴染みやすい話題である。
今夜の夜会はこのバルド王国と隣国カヒル国との国交を開くことが決まった祝いの宴である。
隣国と言ってもバルド王国とカヒル国の間には大きな山脈がそびえ立ち、直接行き来することができない。
両国が行き来するためには間にあるタル王国を通る必要があるが、タル王国は長らくの間、内戦で不安定だった。そのタル王国の情勢が安定し、国交が回復したため、タル王国に続きカヒル国と国交を開くこととなったのである。
カヒル国は亜人の割合が8割を超える、いわゆる獣人の国である。
国交を開くにあたり、獣人をはじめとした亜人に馴染みのない国民に、どのようにその存在を周知するのか、バルド王国の重鎮たちは悩んだ。
タル王国の内戦の影響で、バルド王国は30年近く孤立するような形になってしまったので、特に若い世代は亜人など見たこともなかった。亜人に対し差別的な意識を生まないよう、数年前から物語りという形で浸透させて行ったのであった。
じわじわと広げた亜人への印象操作は成功し、国交は無事に結ばれ、今日の夜会も令嬢たちだけでなく、ほとんどの貴族が好意的に受け入れている。
「あら、ディアナ様。どちらへ?」
クスクスと囀るような令嬢たちの輪からそっと抜けようとしたディアナに、令嬢の一人が声をかける。
「ええ、なにかお父様がお呼びみたいなので。また、後ほど。」
そう言ってディアナ・クリスティーン侯爵令嬢は、伝言を伝えた王宮のメイドとともに会場を離れて行った。
「大変ね、ディアナ様。もう王太子殿下の婚約者ではないのに。」
「またアリーシャ様かしら。」
「アリーシャ様は亜人が好ましくないとお聞きしたことがありますわ。」
一年前、バルド王国の王太子に嫁いできたのはタル王国のアリーシャ姫だ。内戦で弱ったタル王国は、周辺国への牽制のため、王太子とアリーシャ姫の婚姻を申し込んだのである。
ディアナ・クリスティーン侯爵令嬢は王太子の婚約者であったが、この婚姻により婚約は解消された。
だが、王妃教育のされていないアリーシャ姫は、しばしばトラブルを起こし、そのフォローをさせられるのがバルドの瑠璃と名高いディアナであった。
「お父様。お呼びとのことですが、私は何をすれば?」
本来なら王太子夫妻の控え室でクリスティーン侯爵が頭を抱え待っていた。
「ああ、ディアナ。これから夜会が始まるまでカヒル国の来賓をもてなしてしてほしい。」
「構いませんが。王太子殿下夫妻はご欠席ですか?」
「いや、王太子殿下夫妻はご出席される。ただ先にご入場していただくだけだ。」
「……わかりましたわ。」
もうすぐ夜会が始まるであろう。
何があったのかは後で聞くことにして、ディアナは急ぎ、国賓の為のゲストルームへ向かいながら考える。
カヒル国から国賓としていらしているのは、第一王子であるレオンハルトと、数人のお付きの方達だという。
ディアナが王妃教育で王城に出入りしていた頃は、情報はいろいろと入ってきたのだが、今は政治の情報はほとんど触れることはないため、数人のお付きが誰なのかすらわからない。
トラブルの予想はつくが、材料が足りな過ぎる。
バルト王国は男尊女卑の風潮が未だ根強く残っているため女性が政治に関する情報を得るのは難しいが、やはり基本的な情報だけは入るようにしようとディアナは思った。
接待相手の情報がほとんどないというのは、少し困ったものだ。
ゲストルームのドアの前には顔見知りの騎士の姿があり、ディアナが来たことを室内に知らせてくれた。
「失礼いたします。」
室内から許可がおり、ディアナは一人で入っていく。
このゲストルームはタル王国との国交が回復した際、今後外交が増えることを鑑み、ディアナが内装を大きく変えたものである。
緑色の壁に、飴色に磨き込まれた建具や家具が映える。入り口側の花台には、色とりどりの花を生けた大きな花瓶があり、奥の間との視界を遮るような配置になっている。
(うん?何かいい香りがする。)
ふわりと一瞬だけ感じた匂いはすぐに花の匂いに紛れてわからなくなった。
(花とは違うみたいね。誰かのコロンかしら?)
前室を通り抜け、奥の部屋に入ろうとしたところで、グイッと腕を引かれた。
「え?」
突然のことにバランスを崩したディアナは誰かに抱きしめられる。
「番だ…」
耳元で溜め息を吐くようにささやかれ、すくうように腰を支えられると、ゾクリと背中が震える。体格差からか、すくうように腰を抱かれるとディアナの足は床から離れてしまう。
足のつかない不安定さから、思わず相手にしがみついてしまったが、相手を確認しようと顔を上げると、ディアナの唇に相手の唇が押しつけられた。
相手の服を掴んだ手を懸命に突っ張るがびくともしない。
開いた唇の間から熱い何かを感じ、ディアナはぶらぶらしている足を振り上げ、相手のむこうずねを思い切り蹴り上げた。
頑強な男はそれほど痛くはなかったようだが、ハッとしたように慌ててディアナを離す。
ふらつく足に力を入れたディアナはその時初めて他に人がいたことに気がついた。
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