「黒犬と山猫!」番外編・おとぎ話パロディ

あとみく

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「山猫プンツェル」(サブキャラ:あとみく)

山猫プンツェル・あとがき

 ああ、皆様またお会いしましたね、あとみくです!(もういらんて??)

 今回は「ラプンツェル」のパロディをお届けしたわけですが、これはディズニー版ではなく原作版を元にしたため、ろくに登場人物がいなくて、いっそのことサブキャラは作者だけで切り盛りしてしまいました。あとみくばかりウザくてすみません!!

 いや~~~今回も、なんともくだらなくてどうしようもないお話だったのですが、いつにもまして作者がうざかったですね!!そして私としてはおとぎ話(異世界)の人が書いた「異世界BL」(つまり現代日本のBL)はちょっと面白そうだなーと思いました。きっと設定がポンコツで、おかしな日本語翻訳みたいになって、それはそれで笑えるんじゃないかと思います。

 あ、あとひとつ、「黒犬と山猫!」豆知識といたしましては…。
 この話の「山猫」とは、茶褐色で、普通の猫よりデカいけどクーガーだのピューマだのよりは小さい「ボブキャット」というヤマネコを指しています。三角のお耳の上の部分から、シュッと数センチの房毛が生えています。あと、尻尾は短くて、これがボブキャットの「ボブ」の由来なんだとか。
 なので、今回の山猫プンツェルの尻尾もふだんは短くて、例の合言葉を言われた時だけ長ーく伸ばせるという設定でした。…世界一どうでもいい解説だな!


* * *


 さてさて、今回の原作は、言わずと知れた「ラプンツェル」です。
 と言っても実は私、ディズニー版は冒頭の歌ってるシーンくらいしか知らず、最後まで観ていなくて、それであらすじを調べていたところ…原作版はわりと「キャー!」な内容だということが分かり、それを参考に執筆したのです。

 まずディズニー版のあらすじですが、幼い頃に魔法使いにさらわれた王女様(ラプンツェル)が、その髪に価値があるので塔に幽閉されていたところ、たまたま塔に逃げてきた泥棒と出会って外の世界で大冒険。しかし魔法使いに連れ戻され、助けに来た泥棒も刺されて大ピンチなところ、ラプンツェルの髪の力と引き換えに魔法使いを退治。その涙で死んだ泥棒も生き返り、結婚してお城で幸せに…というもの。相手は王子様ではないのね。
 そして原作版。
 こちらは冒頭にも書いたのですが、魔法使いによって幽閉されていたラプンツェル(こちらは平民で、幽閉の理由はよく分からない)の元に王子が毎晩夜這いに来て、を知らないラプンツェルはあっという間に妊娠。魔法使いに「おばあさん、最近なぜだか服がきついの」と漏らし、それで妊娠がバレて森の中に追い出され、一人でたくましく双子を生んで育てます。一方、今日も今日とて夜這いに来た王子はラプンツェルでなく魔法使いに会って塔から落とされ、失明するという重傷を負いながらも数年間(!)森をさまよい、双子を育てているラプンツェルに再会。彼女の涙で傷が治り、幸せに暮らしましたとさ…ということです、が…。
 のちに、残念ながら生々しい夜這いシーンは削除され、王子は心の優しい男性ということになり、マイルドにされたという作品のようです(笑)。うーん、確かにラプンツェル大好きキッズが読んではいけない…いや、むしろ読んで勉強した方がいい作品、か??

 …と、いうわけで、幼い頃から監禁されているいたいけなラプンツェルが、イケナイこととも知らずに夜這いを受け入れてしまうという何とも背徳感をともなう魅惑的なこの原作。これはやるっきゃないと思って書いてみたんですが…。
 しかしどうも、原作があまりにあれなので、むしろ妄想の余地がないというか、全然はみ出してないというか。本当はもっともっとイケナイ感じにできそう…と思ったのですが、「こんな正攻法では原作を超えられまい?」という謎のプレッシャー?(っていうか超えるつもりなのか?)にさいなまれ、今回のえろシーンはあまりえろくなくおさまってしまいました!!

 やっぱりパロディっていうのは、本家の素敵さに対しあまりにギャップのあるオゲレツさのおかげで面白いのであって、「おばあさん、服がきついの…」という何とも言えない後ろめたさにはかないませんでしたよ(笑)。箱入り娘の貞操、どんなに守りたくても本能には勝てないわ~という教訓のおとぎ話なんでしょうかねえ。


* * *


 というわけでやや消化不良でもあるのですが、そんなの気にせず進みます~(*'▽')

 ではでは、次回は「山猫魚姫」あるいは「浦島クロ太郎」の予定です!
 お読みいただきありがとうございました~!


 あとみく
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