私、家出するけどちゃんと探してよね!

スーパー・ストロング・マカロン

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ソラが女子高校生だった頃。逃亡先は新横浜

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「ソラ、寝たのか?」

「…寝てないよぉ。」

すぐ返事はせず、言葉を選んでいたようだ。

「足が痛いんだろ?ちょっと見せてみな。」

「よいしょ。」ウミはベッドの上から腕を目一杯伸ばして電気の紐を引っ張り明かりをつけた。

カチカチ

ソラは無言のまま、右足を差し出してウミの身体がどこにあるか探るように動かしている。

ウミの足首に当たるとそのまま右足を置いた。

「おまえの足、パンパンじゃねえかよ。こりゃ痛みも出てくるわけだ。」

疲れが蓄積して凝り固まったふくらはぎを撫でた。

「痛かったら遠慮なく言えよな。」

ソラは仰向けのまま枕に顔を埋めた状態で無言で頷いた。

パンパンに張ったふくらはぎを優しくマッサージしていく。

「あぁ。」

「痛いか?」

首を横にブンブン振って否定した。

しばらくふくらはぎをじっくり揉んだ後、足の裏を自分の膝に置いて親指で揉み始める。

「ずっと立ちっぱなし、走りっぱなしだったからしんどかったはずだ。
足の裏も今から楽にしてやっからな。」

右の足裏を丁寧にほぐす。

「ふぁ~。」

あまりの気持ち良さにソラは声を出した。

「アハハ。俺、マッサージが上手だろ?
人の足なんざ汚ねぇから触りたくもないけどよ、おまえの足は綺麗だから触れるんだよ。」

ウミはマッサージ中、額から汗がソラのふくらはぎに滴り落ちた。

「ウミィ?」

「なんだ?」

「ウミ、お風呂入ったのに、また汗かいちゃってる。」

「あぁ大丈夫だよ、こんなんよ。俺は汗っかきだから年がら年中、汗かいてんだ。」

「ありがとう。私、もう大丈夫だから。それより今度は私がウミを気持ちよくしてあげる。」

「ちょっと待てよ。まだ左の足裏はマッサージしてねえんだ。中途半端じゃんかよ。」

「いいの。早く寝て寝て。」

ソラは起き上がって半ば強引にウミを寝かせて、ウミがやってくれたようにふくらはぎを揉んだ。

「あ、気持ちいい。俺、眠くなってきた。」

ソラは腕時計を見ると22時ピッタリだった。

「眠たい時に話しちゃってもいい?」

「いいよ。なんだ?」

「もしもだよ。このまま2人で逃げ続けなきゃならなくなったら、ウミは私を連れてどこへ逃げる?」

ウミは少しのあいだ考えてゆっくり話した。

「…みんなの手の届かない所、かな。」

「どういう事?」

「おまえは美少女だから特別なんだ。
付き纏う奴らがいない、手の届かない世界におまえを連れていくしかない。」

それはどこ?とソラが聞く前にウミが言った。

「それはどこかって言うとな、どこにもそんな安全な場所はねえんだ。」

「えっ?」

「そばにいる俺がずっと守ってやらなきゃ、おまえは宗成や昼間、襲ってきたような悪い奴にけがされちまう。
おまえには俺が必要なんだよ。」

いつも口下手でぶっきらぼうでシャイなウミの口から、まっすぐな愛の告白をされたと感じた。

「ウミィ…ふぇぇぇ。私の事を、そこまで思ってくれていたなんて。」

愛で満たされたソラのハートはウミしか見えない。

「な、なんだよ、泣く事ないだろ。俺だって本当はおまえの事が大す、ちょっ!やめろ!」

ソラはガウンを脱いで赤いブラジャーから大きな乳房と引き締まったくびれを見せてウミを悩殺した。

「私達は相思相愛。
私達の将来は私達で決める。
いつもならママが邪魔しにくるけど、今日は無理よね。
だから私、思い切って言うけど…ちょっと待って緊張してきちゃった。」

ソラはそう言って柔らかい唇から「スゥ~」と息を吐いた。

「ウミ、私ね、ウミと早く結婚したいの。
離れて暮らすのは寂しいよぉ。
姫君を辞めて2人で幸せな結婚生活をスタートさせようよ!」

ウミを見つめながらブラジャーのホックを外して乳房を露わにした。

「愛し合ってるんだもの。赤ちゃんを作るのは自然な事よ。
私はどうしてもウミの赤ちゃんが欲しいわ。
子供のパパはウミ以外、考えられない!」

「おおい!脱ぐなよ!おまえは何を考えてんだ!」

慌てふためきながら急いで布団を胸に押し当てた。

「赤ちゃんを授かる事を考えてるぅ!」

「だからそれは止めろ!」

「なんで…?」

「なんでったって…。それは、その…。」

「ウミって他の男子と違って追いかけ回したり、触ろうとしたり、絶対にしないよね。
今までウミみたいな人、1人もいなかったよ…。」

「当たり前だろ。俺がそんな事をするわけねぇ。アイツらがおかしいんだよ。」

「でもね、初めて人を好きになって心を開く事ができたのはウミなんだ。
愛している人から避けられてばかりいると辛くなるよ…。」

「避けてなんかいないさ。ただよぉ、まだ早いというか…。」

「今夜、愛し合って赤ちゃんを作る事が早い?」

「えっ!?まあ、そ、そうだ。」

赤ちゃんを作るというソラのフレーズを聞いてウミの顔は真っ赤なリンゴのようだ。

「あっ、そうだ。ウミィ?ジェットコースターに乗るのを拒否した時の約束を覚えている?
一つだけなんでも言うこと聞くって言ったよね?」

ここであの時の苦し紛れに言った約束を持ってくるのかと、ウミはギクっとした。

「あぁ、覚えている。」

「本当は今すぐ赤ちゃんが欲しかったけど、ウミの気持ちを尊重したいからね。」

ソラは脱いだブラジャーを付けてガウンを羽織った。

「ウミィ…キスして。キスなら私の願いを叶える事、ウミにもできるよね?」














































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