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三章 妻、夏子を守れ!
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「あぁ、あぁ…。」
全裸で跪く田口は菊池のペニスを舐めている。
「はぁはぁ、腹は出て乳は垂れている。
見た目は年季が入っているが、テクニシャンだね。」
田口は舐めるのを辞めて菊池を下から見る。
「なんだい。その目は?
僕が好きな上目遣いではなく、蔑むかのような目は?」
田口の髪を掴んで、凄んで見せた。
顎からドロッとした唾液が糸を引いて伸びている。
「莉乃?
君は市村君を苦しめたんだぞ。
それにな?君にされた酷い事をーーーー
彼の周囲の人々に暴露をしたら…間違いなく彼は死を選択するだろう。
莉乃、市村君がそんな悲惨な目にあってもいいのかい?」
悔しそうな表情を浮かべた田口は、再び菊池のペニスを手で触りながら舐めた。
「あぁ…そう、それでいい。でも、一旦止める。」
よだれを手の甲で拭う田口に、菊池は四つん這いになるよう指示した。
「ケツを高く突き出せ。
自分の手で広げろ。」
もはや田口は従わざるをえなくなり、言われたとおりにした。
「良い見せ物だ。
しばらく鑑賞しようかな?」
田口の尻を2回引っ叩き、「2度と僕に歯向かうなよ。」と言いい、テーブルに置いてある煙草を素早く咥えた。
****
「毎度ありがとうございます!」
店頭に立つ春彦は、団子を買った客に笑顔で接客をしている。
「あら!?僕、可愛いわね。まだ小学生?」
「えっ?小学生…。」
「お家のお手伝いをしているなんて、今時偉い子だわぁ。
お団子なんて買う予定はなかったけど、せっかくですもの、みたらしを四本ほど頂いていこうかしら。」
「あっ!ありがとうございます!」
手際良く団子が入っているケースから、みたらし団子を取り出してプラスチックケースに入れて、紙袋へ包んだ。
「僕が可愛いからまた来るわ。ウフフ。」
「あは、ははは…。」
30代後半の品のある女性は紙袋を携えて駅前方面に歩いて行った。
「随分人気だな、これで何人目だ?春彦。」
店の奥にいた春蔵は店先にやってきた。
「俺を揶揄う気かい。」
「あの奥さん、おまえより歳下だろうな。」
「仕事中だ。
親子とはいえ、くだらない話をしている場合じゃない。」
「この辺も再開発がされて、他所からやってきた人らがたくさん住むようになった。お前を知らん人らがいるのは仕方がない事だ。」
「とっくに知っているよ。」
「おーい!お父さん!お爺ちゃん!」
「冬児!?
秋奈と夏子まで!?
どうしたんだ?なぜお前達がここへ?」
「子ども達が、どうしてもお父さんが働いている姿を見たいって言ってきかないの。
それで連れて来ちゃった。」
「3人とも良く来たな。」
冬児と秋奈の祖父である春蔵は満面の笑みを浮かべた。
「僕達、お父さんが接客をしている所を、ちょっと隠れて見ていたよ。
けっこう格好良かったな!
ね?お姉ちゃん?」
「う~ん。格好良いかはわかんないけど、テキパキ働いている姿は、お父さんらしいかな。」
「丁度いい。今日はこれで店を閉めよう。」
「ちょっと待てよ。
まだ団子は残って…あれ?」
ケースの中には団子は一つもなく、ガランとしていた。
「あの、みたらしで最後だったんだ。
全部お前が売ったんだぞ。」
「みたらし、僕も食べたい!」
「お爺ちゃん私も!」
「自分用に何本かこしらえてある。
それを食べるといい。」
「やったー!」
秋奈と冬児は、無邪気に喜んだ。
「お義父さん、どうもすみません。」
「いやいや、孫が喜ぶのを見られた。
これが嬉しいんだよ。
さぁさ、中へ入るんだ。」
こんな日があっても、たまには良いか。春彦は思った。
全裸で跪く田口は菊池のペニスを舐めている。
「はぁはぁ、腹は出て乳は垂れている。
見た目は年季が入っているが、テクニシャンだね。」
田口は舐めるのを辞めて菊池を下から見る。
「なんだい。その目は?
僕が好きな上目遣いではなく、蔑むかのような目は?」
田口の髪を掴んで、凄んで見せた。
顎からドロッとした唾液が糸を引いて伸びている。
「莉乃?
君は市村君を苦しめたんだぞ。
それにな?君にされた酷い事をーーーー
彼の周囲の人々に暴露をしたら…間違いなく彼は死を選択するだろう。
莉乃、市村君がそんな悲惨な目にあってもいいのかい?」
悔しそうな表情を浮かべた田口は、再び菊池のペニスを手で触りながら舐めた。
「あぁ…そう、それでいい。でも、一旦止める。」
よだれを手の甲で拭う田口に、菊池は四つん這いになるよう指示した。
「ケツを高く突き出せ。
自分の手で広げろ。」
もはや田口は従わざるをえなくなり、言われたとおりにした。
「良い見せ物だ。
しばらく鑑賞しようかな?」
田口の尻を2回引っ叩き、「2度と僕に歯向かうなよ。」と言いい、テーブルに置いてある煙草を素早く咥えた。
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「毎度ありがとうございます!」
店頭に立つ春彦は、団子を買った客に笑顔で接客をしている。
「あら!?僕、可愛いわね。まだ小学生?」
「えっ?小学生…。」
「お家のお手伝いをしているなんて、今時偉い子だわぁ。
お団子なんて買う予定はなかったけど、せっかくですもの、みたらしを四本ほど頂いていこうかしら。」
「あっ!ありがとうございます!」
手際良く団子が入っているケースから、みたらし団子を取り出してプラスチックケースに入れて、紙袋へ包んだ。
「僕が可愛いからまた来るわ。ウフフ。」
「あは、ははは…。」
30代後半の品のある女性は紙袋を携えて駅前方面に歩いて行った。
「随分人気だな、これで何人目だ?春彦。」
店の奥にいた春蔵は店先にやってきた。
「俺を揶揄う気かい。」
「あの奥さん、おまえより歳下だろうな。」
「仕事中だ。
親子とはいえ、くだらない話をしている場合じゃない。」
「この辺も再開発がされて、他所からやってきた人らがたくさん住むようになった。お前を知らん人らがいるのは仕方がない事だ。」
「とっくに知っているよ。」
「おーい!お父さん!お爺ちゃん!」
「冬児!?
秋奈と夏子まで!?
どうしたんだ?なぜお前達がここへ?」
「子ども達が、どうしてもお父さんが働いている姿を見たいって言ってきかないの。
それで連れて来ちゃった。」
「3人とも良く来たな。」
冬児と秋奈の祖父である春蔵は満面の笑みを浮かべた。
「僕達、お父さんが接客をしている所を、ちょっと隠れて見ていたよ。
けっこう格好良かったな!
ね?お姉ちゃん?」
「う~ん。格好良いかはわかんないけど、テキパキ働いている姿は、お父さんらしいかな。」
「丁度いい。今日はこれで店を閉めよう。」
「ちょっと待てよ。
まだ団子は残って…あれ?」
ケースの中には団子は一つもなく、ガランとしていた。
「あの、みたらしで最後だったんだ。
全部お前が売ったんだぞ。」
「みたらし、僕も食べたい!」
「お爺ちゃん私も!」
「自分用に何本かこしらえてある。
それを食べるといい。」
「やったー!」
秋奈と冬児は、無邪気に喜んだ。
「お義父さん、どうもすみません。」
「いやいや、孫が喜ぶのを見られた。
これが嬉しいんだよ。
さぁさ、中へ入るんだ。」
こんな日があっても、たまには良いか。春彦は思った。
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