4 / 42
【Case.1】狙われた竜の卵
4 復習は大事
しおりを挟む
依頼以前のところで、リュート叔父さんの知識が怪しいという話になってしまい、どうしてか、珈琲を入れただけの僕まで加えさせられての「騎士団と騎獣軍の復習会」が始まってしまった。
ここ、デュルファー王国には、四つの騎獣軍と一つの近衛騎士団が存在している。
近衛騎士団は、王を護ると言う大役を担うことから、騎士団長は武門の誉れ高きランブール公爵家が管理監督者だ。
宰相職を担うヘンゼルト公爵家と対を為す、王の側近中の側近職だ。
対する四つの騎獣軍は、東西南北の国境それぞれに配されている辺境伯家がその監督責任を背負っている。
各辺境伯家は、遥か昔の建国時に、各家の初代が配下に置いた竜種を、それぞれの騎獣軍の象徴として乗りこなしているんだそうだ。
火竜(リントヴルム)―― 東のザイフリート辺境伯家
風竜(ワイバーン)―― 西のメルハウザー辺境伯家
水竜(ガルグイユ)―― 南のティトルーズ辺境伯家
地竜(クエレヴレ)―― 北のオクレール辺境伯家
そしてギルさんが所属しているのが、火竜・リントヴルム種を騎獣として乗りこなす、東の火竜騎獣軍という訳だ。
両親と田舎で暮らしていただけだったら知らないままだったかもしれないけど、叔父さんにくっついて、この副都・ドレーゼに出て来た後、冒険者の子供たちが通える学校に僕も通わせて貰ったから、色々と学ぶことが出来た。
この四種の竜は、各騎獣軍の軍属および辺境伯家関係者以外の所持、騎乗は認められていない。
更に竜が四種だけかと言えばそうでもなく、王家専用となる宝石竜(ヴィーヴル)と、民間の移動や運搬に使われる首長竜(ギータ)が他に国内で知られた竜となるらしい。
もちろん、他にも魔獣はいる。特に叔父さんが乗りこなす竜なんかは、冒険者時代にうっかり従えた(本人談)希少種らしいんだけど、僕はといえば、辺境伯家の四種の竜の全てさえも見たことがない。
騎獣軍や近衛騎士団に入るのでなければ、首長竜が分かれば充分、なんてギルさんは前に笑ってた気がするけど、きっとリュート叔父さんは冒険者時代に全部見ているはずだから、僕も叔父さんの役に立つためには、いつか全種類見ないと! ……なんてことはこっそり考えてる。
まだまだ、リュート叔父さんの役に立てるようになるには、道は遠いな……。
そんな風に僕がちょっと遠い目で黄昏れていると、コンコンとギルさんから説明を受けたらしい叔父さんが「分かった、分かった!」と両手で降参のポーズを見せていた。
「要はその、卵だ幼体だと、今、行方不明になっている竜種っていうのは、ザイフリートの火竜だけじゃないんだな? それでも容疑の筆頭がザイフリートにかかってるってコトなんだな?」
「そういうこった。……ったく、やっと本題に入れる」
ギルさんの目が据わっていたように見えたけど、椅子の背に深く身体を預けて、足を組んだ頃には、もういつもの軽い雰囲気が戻っていた。
「正直首長竜程度だったら、一般にも出回る汎用竜だから、ただの警察案件で話は済む。今回何が問題かっていうと、行方不明になっている中に宝石竜の卵が含まれているってコトが一番問題なんだよ」
「なっ……⁉」
思わず声をあげかけたリュート叔父さんは、慌てて自分で自分の口を片手で塞いでいた。
僕は僕で、驚きすぎて逆に言葉が出て来なかった。
宝石竜は王家専用の竜。
瞳や額に、ダイヤモンドあるいはガーネットと言った宝石を宿す特別な竜。
その宝石を得た者は世界一の権力者になるとさえ言われていて、実際、代々の国王が戴冠式で頭上に乗せられる事になる冠は、全てその宝石竜が死後に遺した宝石から出来ているそうだ。
つまりどういうことかと言えば、誰かがその宝石を狙って、この国の王族にケンカを売ったということ。
今、生きている成体竜よりも、卵なり幼体なりの方が、まだ盗みやすいと判断されたんだろう。
自然に任せていれば、竜が死んで宝石がこぼれ落ちる前に、人間の寿命の方が早く尽きるだろうけど、そんな当たり前の倫理観があれば、最初から強奪を目論んだりはしない。
「宝石竜含めて、複数行方不明…ってコトは、辺境の養竜山へ連れて行く予定の冒険者なり、辺境伯家の兵なりが襲われたと?」
情報を整理しながら予測を立てていくリュート叔父さんに、ギルさんも「まあ、大筋としてはそうだな」と頷いていた。
「分かっているのは、行方不明の部分だけ。襲われたかどうかまでは定かじゃない」
どの辺境伯家も、空を飛んでいた竜を、ある日いきなり捕まえて騎獣にするワケじゃない。
既に騎獣になっている竜の子にしろ、新たに保護した竜や卵にしろ、騎獣にするために、育てて訓練する場がある。
と言っても、竜自体の大きさを考えると、養鶏場や養豚場のような規模を確保したところで首長竜1頭飼えるかどうかだ。
そこそこの標高を持つ山が一つ、竜の為のねぐらになっていて、逆に言うとそれが可能なのが辺境伯家であり、騎獣軍を持つことを許されている理由でもあった。
「今回は事前の依頼があって、山間にある耕作地を荒らしていた魔獣を退治した冒険者たちが、その中に幼竜や卵がある事に気が付いた。それでギルド経由で王家に連絡がいったんだ。で、王家としても詳しい調査確認は必要だろうと、いったんはその、捕獲された場所から一番近い辺境伯家、つまりは東のザイフリート家に一時保護の指示がいった」
「……ああ、何日か前にギルト長たちがバタバタして、俺が受付やら買取やらヘルプに借り出されていたのは、そういうワケだったのか」
リュート叔父さんは、僕ですらかなり暢気だと思える一言を発して、ギルさんを呆れさせていた。
「おまえ……自称・探偵なら、もう少し観察眼磨けよ……」
「放っておいてくれ。俺が目指すのは安楽椅子探偵。いかに動かず楽に稼ぐか、なんだよ。自称は余計だ」
「その、アームなんとかが何かは知らんが、間違いなく、不良軍人の方がよほどマシだと断言してやるよ、ぐうたら探偵。いや、やっぱり『何でも屋』で充分だな」
「…………てめぇ」
この二人が話し始めると、僕は途中で何回咳き込まなきゃいけないのか。
たまに懐疑的になってしまう。
「んんっ。……叔父さん、話」
ずれてますよ、という意味もこめて再度咳き込むと、大人二人はバツが悪そうに口を閉ざしていた。
ここ、デュルファー王国には、四つの騎獣軍と一つの近衛騎士団が存在している。
近衛騎士団は、王を護ると言う大役を担うことから、騎士団長は武門の誉れ高きランブール公爵家が管理監督者だ。
宰相職を担うヘンゼルト公爵家と対を為す、王の側近中の側近職だ。
対する四つの騎獣軍は、東西南北の国境それぞれに配されている辺境伯家がその監督責任を背負っている。
各辺境伯家は、遥か昔の建国時に、各家の初代が配下に置いた竜種を、それぞれの騎獣軍の象徴として乗りこなしているんだそうだ。
火竜(リントヴルム)―― 東のザイフリート辺境伯家
風竜(ワイバーン)―― 西のメルハウザー辺境伯家
水竜(ガルグイユ)―― 南のティトルーズ辺境伯家
地竜(クエレヴレ)―― 北のオクレール辺境伯家
そしてギルさんが所属しているのが、火竜・リントヴルム種を騎獣として乗りこなす、東の火竜騎獣軍という訳だ。
両親と田舎で暮らしていただけだったら知らないままだったかもしれないけど、叔父さんにくっついて、この副都・ドレーゼに出て来た後、冒険者の子供たちが通える学校に僕も通わせて貰ったから、色々と学ぶことが出来た。
この四種の竜は、各騎獣軍の軍属および辺境伯家関係者以外の所持、騎乗は認められていない。
更に竜が四種だけかと言えばそうでもなく、王家専用となる宝石竜(ヴィーヴル)と、民間の移動や運搬に使われる首長竜(ギータ)が他に国内で知られた竜となるらしい。
もちろん、他にも魔獣はいる。特に叔父さんが乗りこなす竜なんかは、冒険者時代にうっかり従えた(本人談)希少種らしいんだけど、僕はといえば、辺境伯家の四種の竜の全てさえも見たことがない。
騎獣軍や近衛騎士団に入るのでなければ、首長竜が分かれば充分、なんてギルさんは前に笑ってた気がするけど、きっとリュート叔父さんは冒険者時代に全部見ているはずだから、僕も叔父さんの役に立つためには、いつか全種類見ないと! ……なんてことはこっそり考えてる。
まだまだ、リュート叔父さんの役に立てるようになるには、道は遠いな……。
そんな風に僕がちょっと遠い目で黄昏れていると、コンコンとギルさんから説明を受けたらしい叔父さんが「分かった、分かった!」と両手で降参のポーズを見せていた。
「要はその、卵だ幼体だと、今、行方不明になっている竜種っていうのは、ザイフリートの火竜だけじゃないんだな? それでも容疑の筆頭がザイフリートにかかってるってコトなんだな?」
「そういうこった。……ったく、やっと本題に入れる」
ギルさんの目が据わっていたように見えたけど、椅子の背に深く身体を預けて、足を組んだ頃には、もういつもの軽い雰囲気が戻っていた。
「正直首長竜程度だったら、一般にも出回る汎用竜だから、ただの警察案件で話は済む。今回何が問題かっていうと、行方不明になっている中に宝石竜の卵が含まれているってコトが一番問題なんだよ」
「なっ……⁉」
思わず声をあげかけたリュート叔父さんは、慌てて自分で自分の口を片手で塞いでいた。
僕は僕で、驚きすぎて逆に言葉が出て来なかった。
宝石竜は王家専用の竜。
瞳や額に、ダイヤモンドあるいはガーネットと言った宝石を宿す特別な竜。
その宝石を得た者は世界一の権力者になるとさえ言われていて、実際、代々の国王が戴冠式で頭上に乗せられる事になる冠は、全てその宝石竜が死後に遺した宝石から出来ているそうだ。
つまりどういうことかと言えば、誰かがその宝石を狙って、この国の王族にケンカを売ったということ。
今、生きている成体竜よりも、卵なり幼体なりの方が、まだ盗みやすいと判断されたんだろう。
自然に任せていれば、竜が死んで宝石がこぼれ落ちる前に、人間の寿命の方が早く尽きるだろうけど、そんな当たり前の倫理観があれば、最初から強奪を目論んだりはしない。
「宝石竜含めて、複数行方不明…ってコトは、辺境の養竜山へ連れて行く予定の冒険者なり、辺境伯家の兵なりが襲われたと?」
情報を整理しながら予測を立てていくリュート叔父さんに、ギルさんも「まあ、大筋としてはそうだな」と頷いていた。
「分かっているのは、行方不明の部分だけ。襲われたかどうかまでは定かじゃない」
どの辺境伯家も、空を飛んでいた竜を、ある日いきなり捕まえて騎獣にするワケじゃない。
既に騎獣になっている竜の子にしろ、新たに保護した竜や卵にしろ、騎獣にするために、育てて訓練する場がある。
と言っても、竜自体の大きさを考えると、養鶏場や養豚場のような規模を確保したところで首長竜1頭飼えるかどうかだ。
そこそこの標高を持つ山が一つ、竜の為のねぐらになっていて、逆に言うとそれが可能なのが辺境伯家であり、騎獣軍を持つことを許されている理由でもあった。
「今回は事前の依頼があって、山間にある耕作地を荒らしていた魔獣を退治した冒険者たちが、その中に幼竜や卵がある事に気が付いた。それでギルド経由で王家に連絡がいったんだ。で、王家としても詳しい調査確認は必要だろうと、いったんはその、捕獲された場所から一番近い辺境伯家、つまりは東のザイフリート家に一時保護の指示がいった」
「……ああ、何日か前にギルト長たちがバタバタして、俺が受付やら買取やらヘルプに借り出されていたのは、そういうワケだったのか」
リュート叔父さんは、僕ですらかなり暢気だと思える一言を発して、ギルさんを呆れさせていた。
「おまえ……自称・探偵なら、もう少し観察眼磨けよ……」
「放っておいてくれ。俺が目指すのは安楽椅子探偵。いかに動かず楽に稼ぐか、なんだよ。自称は余計だ」
「その、アームなんとかが何かは知らんが、間違いなく、不良軍人の方がよほどマシだと断言してやるよ、ぐうたら探偵。いや、やっぱり『何でも屋』で充分だな」
「…………てめぇ」
この二人が話し始めると、僕は途中で何回咳き込まなきゃいけないのか。
たまに懐疑的になってしまう。
「んんっ。……叔父さん、話」
ずれてますよ、という意味もこめて再度咳き込むと、大人二人はバツが悪そうに口を閉ざしていた。
18
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されたが「間違っちゃった」と身勝手な女神に追放されてしまったので、おまけで貰ったスキルで凡人の俺は頑張って生き残ります!
椿紅颯
ファンタジー
神乃勇人(こうのゆうと)はある日、女神ルミナによって異世界へと転移させられる。
しかしまさかのまさか、それは誤転移ということだった。
身勝手な女神により、たった一人だけ仲間外れにされた挙句の果てに粗雑に扱われ、ほぼ投げ捨てられるようなかたちで異世界の地へと下ろされてしまう。
そんな踏んだり蹴ったりな、凡人主人公がおりなす異世界ファンタジー!
ハズレスキル【地図化(マッピング)】で追放された俺、実は未踏破ダンジョンの隠し通路やギミックを全て見通せる世界で唯一の『攻略神』でした
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティの荷物持ちだったユキナガは、戦闘に役立たない【地図化】スキルを理由に「無能」と罵られ、追放された。
しかし、孤独の中で己のスキルと向き合った彼は、その真価に覚醒する。彼の脳内に広がるのは、モンスター、トラップ、隠し通路に至るまで、ダンジョンの全てを完璧に映し出す三次元マップだった。これは最強の『攻略神』の眼だ――。
彼はその圧倒的な情報力を武器に、同じく不遇なスキルを持つ仲間たちの才能を見出し、不可能と言われたダンジョンを次々と制覇していく。知略と分析で全てを先読みし、完璧な指示で仲間を導く『指揮官』の成り上がり譚。
一方、彼を失った勇者パーティは迷走を始める……。爽快なダンジョン攻略とカタルシス溢れる英雄譚が、今、始まる!
Sランクパーティーを追放された鑑定士の俺、実は『神の眼』を持ってました〜最神神獣と最強になったので、今さら戻ってこいと言われてももう遅い〜
夏見ナイ
ファンタジー
Sランクパーティーで地味な【鑑定】スキルを使い、仲間を支えてきたカイン。しかしある日、リーダーの勇者から「お前はもういらない」と理不尽に追放されてしまう。
絶望の淵で流れ着いた辺境の街。そこで偶然発見した古代ダンジョンが、彼の運命を変える。絶体絶命の危機に陥ったその時、彼のスキルは万物を見通す【神の眼】へと覚醒。さらに、ダンジョンの奥で伝説のもふもふ神獣「フェン」と出会い、最強の相棒を得る。
一方、カインを失った元パーティーは鑑定ミスを連発し、崩壊の一途を辿っていた。「今さら戻ってこい」と懇願されても、もう遅い。
無能と蔑まれた鑑定士の、痛快な成り上がり冒険譚が今、始まる!
追放された無能鑑定士、実は世界最強の万物解析スキル持ち。パーティーと国が泣きついてももう遅い。辺境で美少女とスローライフ(?)を送る
夏見ナイ
ファンタジー
貴族の三男に転生したカイトは、【鑑定】スキルしか持てず家からも勇者パーティーからも無能扱いされ、ついには追放されてしまう。全てを失い辺境に流れ着いた彼だが、そこで自身のスキルが万物の情報を読み解く最強スキル【万物解析】だと覚醒する! 隠された才能を見抜いて助けた美少女エルフや獣人と共に、カイトは辺境の村を豊かにし、古代遺跡の謎を解き明かし、強力な魔物を従え、着実に力をつけていく。一方、カイトを切り捨てた元パーティーと王国は凋落の一途を辿り、彼の築いた豊かさに気づくが……もう遅い! 不遇から成り上がる、痛快な逆転劇と辺境スローライフ(?)が今、始まる!
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
治療院の聖者様 ~パーティーを追放されたけど、俺は治療院の仕事で忙しいので今さら戻ってこいと言われてももう遅いです~
大山 たろう
ファンタジー
「ロード、君はこのパーティーに相応しくない」
唐突に主人公:ロードはパーティーを追放された。
そして生計を立てるために、ロードは治療院で働くことになった。
「なんで無詠唱でそれだけの回復ができるの!」
「これぐらいできないと怒鳴られましたから......」
一方、ロードが追放されたパーティーは、だんだんと崩壊していくのだった。
これは、一人の少年が幸せを送り、幸せを探す話である。
※小説家になろう様でも連載しております。
2021/02/12日、完結しました。
《レベル∞》の万物創造スキルで追放された俺、辺境を開拓してたら気づけば神々の箱庭になっていた
夏見ナイ
ファンタジー
勇者パーティーの雑用係だったカイは、魔王討伐後「無能」の烙印を押され追放される。全てを失い、死を覚悟して流れ着いた「忘れられた辺境」。そこで彼のハズレスキルは真の姿《万物創造》へと覚醒した。
無から有を生み、世界の理すら書き換える神の如き力。カイはまず、生きるために快適な家を、豊かな畑を、そして清らかな川を創造する。荒れ果てた土地は、みるみるうちに楽園へと姿を変えていった。
やがて、彼の元には行き場を失った獣人の少女やエルフの賢者、ドワーフの鍛冶師など、心優しき仲間たちが集い始める。これは、追放された一人の青年が、大切な仲間たちと共に理想郷を築き、やがてその地が「神々の箱庭」と呼ばれるまでの物語。
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる