31 / 286
2つ目の街
やっと隣の街に着いた。
既に夜なのですぐに宿を探す。
安くはないけど、悪くはない宿を見つけたので部屋を借りる。もちろん1人部屋だ。
街に着いたので、宿に泊まるのはヨツバだけで僕は地球の自室へと帰って寝る。
親に心配をかけない為に、顔を見せる程度には帰ってきていたけど、久しぶりに自分の部屋でゆっくり過ごすのはやっぱり落ち着くな。
翌日、ヨツバが泊まっている部屋に行く。
「遅かったけどどうしたの?」
ヨツバに聞かれる。何時に行くとは決めてなかったけど、以前の街で集合していた時間に比べると大分遅いのは確かだ。朝というよりも昼に近い。
「ごめん、自分の部屋が快適すぎて寝過ぎたよ」
ずっと狭くて硬いテントで寝ていたせいか、目覚ましで起きないくらいに熟睡していた
「何かあったのかなって心配だったけどよかった。私も久しぶりにちゃんと寝れた気がするから気持ちはわかるよ」
「朝食はもう食べたよね?」
「うん、朝食付きだったからね。待ってたけど来ないから先に食べたよ」
「だよね。もうすぐ昼だし朝食はなしでいっか。とりあえず今日は宿を探したほうがいいよね?ここの宿は少し高いから」
「そうだね」
僕達は宿を探す。最低限安心して泊まれるところで、出来るだけ安いところを探す。
「悪くなさそうだしここにしようかな」
ヨツバは宿を決めたようだ。
「いいんじゃない?もっと安い宿は空いてなかったからね」
「それじゃあ部屋を確保してくるね」
ヨツバが宿の店主と話終わるのを待つ。
「お待たせ。前払いで10日借りる事で少し安くしてもらったわ」
値引き交渉していたようだ。しっかりしている。
僕なら言われたまま払ってるな。
「良かったね」
宿代はヨツバが自分で全部払うと言っていた。別に少しくらい出しても良かったけど、断られた。
少なくてもお金があるうちは自分で払うらしい。
「荷物だけ部屋に置いてくるから少し待ってて」
少ししてヨツバが戻ってきたので、次は冒険者ギルドに行く。
今日は依頼を受けるには遅いので、どんな依頼があるか見に行くだけだ。
後は、この街の近くにもクラスメイトが転移させられた可能性が高いので、もしかしたらギルドにいないかなぁ……と淡い期待をしているだけである。
「あんまり変わらないね」
ヨツバに言う
低ランク向けの依頼は大体前のギルドと同じだった。
高ランクの方は結構違いがあるけど、ランクが低いのでギルドの規約的に受けられないし、そもそも受けたところで達成出来なさそうだ。
「明日からどうしようかな。またウルフを狩る?それとももう少し難しい依頼にする?」
正直、ウルフを倒してもほとんどレベルが上がらなくなってきた。経験値自体は貰えるので数をこなせば上がるわけだけど、探す労力を考えるとあまり効率が良くない。
肉も大分ストレージに溜まっているので、メリットも少ない。
「今まではニーナちゃんと3人で依頼受けてたじゃない?とりあえず明日はウルフ討伐の依頼を受けて、2人でも余裕があるのを確認してからもう少し難しい依頼を受けるのがいいんじゃないかな?」
ヨツバは慎重にいきたいようだ。
「それじゃあそうしようか。明日そのまま行けるように依頼だけ受けておくよ」
依頼を受けて、明日は今日と同じく部屋に呼びに行くとヨツバに伝えて解散する。
僕は自室には戻らずに、ギルドに併設されている酒場でご飯を食べる。
もちろんご飯を食べるのが目的ではない。お腹が減っただけなら家に帰った方が美味しいご飯が食べれる。
ギルドに居ればクラスメイトが出入りした時に会えるかなと思ったからだ。後は情報を集めるためでもある。
変わった事が起きていれば、それにクラスメイトが関係している可能性がある。
知り合いがいるわけでもなく、知らない冒険者に声を掛けれる程僕はフランクな性格はしていないので、ご飯を食べながら聞き耳を立てているわけである。
結構粘ったけど、クラスメイトに会うことは出来ず、それらしい情報を得ることも出来なかった。
僕は諦めて自室に帰る。
翌日は遅刻することなく、ヨツバが泊まっている部屋に行く。
依頼は昨日のうちに受けてあるので、ヨツバと合流したらそのまま街の外に向かう。
結果として2人でもウルフ退治は楽勝だった。
2人でもというか、ウルフに囲まれて死にそうになったあの日からレベルも上がっており、武器も木刀からちゃんとした剣になっているので1人でも問題ない。
報酬もほとんど変わらない。2人で分けているので1人頭で考えると増えているだけだ。
「やっぱりウルフは楽勝だったね」
「そうだね。負けるとは思ってなかったけど、思っていたよりも簡単だったね」
「明日はどの依頼にしようか。僕はこのキラーベアー討伐がいいと思うんだけどどうかな?森の奥の方に行くから危険は増すけど、今の僕達なら問題なく倒せると思うんだよね。それに森の奥に行けばこっちのボアの依頼も並行して出来ると思うから結構報酬もいいと思うんだよ」
キラーベアーは熊の魔物で、ボアは猪の魔物である。
キラーベアー……名前を見ただけでも経験値が高そうだ。
「ボアはいいけど、キラーベアーはちょっと怖いかな。まだこっちのジャイアントアントのほうがいいな」
「え……」
ヨツバの提案に驚く。ジャイアントアントってその名の通りデカイ蟻だ。気持ち悪くはないのだろうか……
「そんなに驚くほど熊と戦いたいの?昔漫画で熊と戦って修行するみたいなのを見たけど、そんな気分なの?」
見当違いな事を言われた
「いや、そこじゃなくてヨツバがジャイアントアントの方が良いって言ったことに驚いたんだよ。デカイ蟻だよ。気持ち悪いよね?」
「気持ち悪いけど、熊よりは危険じゃないでしょ?」
気持ち悪いようで良かった。カワイイとか言ったらどうしようかと思ったよ。今後が不安になる。
キラーベアーもジャイアントアントも1人でも倒せると僕は思っているので、キラーベアーを見つけたら僕が、ジャイアントアントを見つけたらヨツバが戦うことにして依頼を受けた。
ボアの依頼はよく見たら討伐ではなくて、肉の納品依頼だったので受けるのをやめた。
僕が倒すとボアではない肉がドロップすると思われるからだ。
依頼とは関係なく見つけたら倒そう。星1つじゃない肉が手に入るかもしれないし。
それから数日は同じ依頼を受けて森に入っていた。
結局ヨツバは僕がキラーベアーと戦っているのを見て、自分でも大丈夫と判断したようで、キラーベアーを見つけたら2人で分担して倒すことになった。
でもジャイアントアントを見つけても僕は戦わない。
だってやっぱり気持ち悪かったから。
戦っているヨツバはスゴいなぁと思う。
当然ヨツバが危なそうだったら助けるつもりではいたけど、そんな事にはならなかった。
そして、依頼の報告の為にギルドに向かう最中に、路地裏で地べたに座ってパンを齧っているクラスメイトを偶然見つけた。冴木さんと鈴原さんの2人だ。
まだ2人は僕達に気付いてないけど、ヨツバも見つけてしまっているので、無視するわけにはいかず、声を掛けるしかない
既に夜なのですぐに宿を探す。
安くはないけど、悪くはない宿を見つけたので部屋を借りる。もちろん1人部屋だ。
街に着いたので、宿に泊まるのはヨツバだけで僕は地球の自室へと帰って寝る。
親に心配をかけない為に、顔を見せる程度には帰ってきていたけど、久しぶりに自分の部屋でゆっくり過ごすのはやっぱり落ち着くな。
翌日、ヨツバが泊まっている部屋に行く。
「遅かったけどどうしたの?」
ヨツバに聞かれる。何時に行くとは決めてなかったけど、以前の街で集合していた時間に比べると大分遅いのは確かだ。朝というよりも昼に近い。
「ごめん、自分の部屋が快適すぎて寝過ぎたよ」
ずっと狭くて硬いテントで寝ていたせいか、目覚ましで起きないくらいに熟睡していた
「何かあったのかなって心配だったけどよかった。私も久しぶりにちゃんと寝れた気がするから気持ちはわかるよ」
「朝食はもう食べたよね?」
「うん、朝食付きだったからね。待ってたけど来ないから先に食べたよ」
「だよね。もうすぐ昼だし朝食はなしでいっか。とりあえず今日は宿を探したほうがいいよね?ここの宿は少し高いから」
「そうだね」
僕達は宿を探す。最低限安心して泊まれるところで、出来るだけ安いところを探す。
「悪くなさそうだしここにしようかな」
ヨツバは宿を決めたようだ。
「いいんじゃない?もっと安い宿は空いてなかったからね」
「それじゃあ部屋を確保してくるね」
ヨツバが宿の店主と話終わるのを待つ。
「お待たせ。前払いで10日借りる事で少し安くしてもらったわ」
値引き交渉していたようだ。しっかりしている。
僕なら言われたまま払ってるな。
「良かったね」
宿代はヨツバが自分で全部払うと言っていた。別に少しくらい出しても良かったけど、断られた。
少なくてもお金があるうちは自分で払うらしい。
「荷物だけ部屋に置いてくるから少し待ってて」
少ししてヨツバが戻ってきたので、次は冒険者ギルドに行く。
今日は依頼を受けるには遅いので、どんな依頼があるか見に行くだけだ。
後は、この街の近くにもクラスメイトが転移させられた可能性が高いので、もしかしたらギルドにいないかなぁ……と淡い期待をしているだけである。
「あんまり変わらないね」
ヨツバに言う
低ランク向けの依頼は大体前のギルドと同じだった。
高ランクの方は結構違いがあるけど、ランクが低いのでギルドの規約的に受けられないし、そもそも受けたところで達成出来なさそうだ。
「明日からどうしようかな。またウルフを狩る?それとももう少し難しい依頼にする?」
正直、ウルフを倒してもほとんどレベルが上がらなくなってきた。経験値自体は貰えるので数をこなせば上がるわけだけど、探す労力を考えるとあまり効率が良くない。
肉も大分ストレージに溜まっているので、メリットも少ない。
「今まではニーナちゃんと3人で依頼受けてたじゃない?とりあえず明日はウルフ討伐の依頼を受けて、2人でも余裕があるのを確認してからもう少し難しい依頼を受けるのがいいんじゃないかな?」
ヨツバは慎重にいきたいようだ。
「それじゃあそうしようか。明日そのまま行けるように依頼だけ受けておくよ」
依頼を受けて、明日は今日と同じく部屋に呼びに行くとヨツバに伝えて解散する。
僕は自室には戻らずに、ギルドに併設されている酒場でご飯を食べる。
もちろんご飯を食べるのが目的ではない。お腹が減っただけなら家に帰った方が美味しいご飯が食べれる。
ギルドに居ればクラスメイトが出入りした時に会えるかなと思ったからだ。後は情報を集めるためでもある。
変わった事が起きていれば、それにクラスメイトが関係している可能性がある。
知り合いがいるわけでもなく、知らない冒険者に声を掛けれる程僕はフランクな性格はしていないので、ご飯を食べながら聞き耳を立てているわけである。
結構粘ったけど、クラスメイトに会うことは出来ず、それらしい情報を得ることも出来なかった。
僕は諦めて自室に帰る。
翌日は遅刻することなく、ヨツバが泊まっている部屋に行く。
依頼は昨日のうちに受けてあるので、ヨツバと合流したらそのまま街の外に向かう。
結果として2人でもウルフ退治は楽勝だった。
2人でもというか、ウルフに囲まれて死にそうになったあの日からレベルも上がっており、武器も木刀からちゃんとした剣になっているので1人でも問題ない。
報酬もほとんど変わらない。2人で分けているので1人頭で考えると増えているだけだ。
「やっぱりウルフは楽勝だったね」
「そうだね。負けるとは思ってなかったけど、思っていたよりも簡単だったね」
「明日はどの依頼にしようか。僕はこのキラーベアー討伐がいいと思うんだけどどうかな?森の奥の方に行くから危険は増すけど、今の僕達なら問題なく倒せると思うんだよね。それに森の奥に行けばこっちのボアの依頼も並行して出来ると思うから結構報酬もいいと思うんだよ」
キラーベアーは熊の魔物で、ボアは猪の魔物である。
キラーベアー……名前を見ただけでも経験値が高そうだ。
「ボアはいいけど、キラーベアーはちょっと怖いかな。まだこっちのジャイアントアントのほうがいいな」
「え……」
ヨツバの提案に驚く。ジャイアントアントってその名の通りデカイ蟻だ。気持ち悪くはないのだろうか……
「そんなに驚くほど熊と戦いたいの?昔漫画で熊と戦って修行するみたいなのを見たけど、そんな気分なの?」
見当違いな事を言われた
「いや、そこじゃなくてヨツバがジャイアントアントの方が良いって言ったことに驚いたんだよ。デカイ蟻だよ。気持ち悪いよね?」
「気持ち悪いけど、熊よりは危険じゃないでしょ?」
気持ち悪いようで良かった。カワイイとか言ったらどうしようかと思ったよ。今後が不安になる。
キラーベアーもジャイアントアントも1人でも倒せると僕は思っているので、キラーベアーを見つけたら僕が、ジャイアントアントを見つけたらヨツバが戦うことにして依頼を受けた。
ボアの依頼はよく見たら討伐ではなくて、肉の納品依頼だったので受けるのをやめた。
僕が倒すとボアではない肉がドロップすると思われるからだ。
依頼とは関係なく見つけたら倒そう。星1つじゃない肉が手に入るかもしれないし。
それから数日は同じ依頼を受けて森に入っていた。
結局ヨツバは僕がキラーベアーと戦っているのを見て、自分でも大丈夫と判断したようで、キラーベアーを見つけたら2人で分担して倒すことになった。
でもジャイアントアントを見つけても僕は戦わない。
だってやっぱり気持ち悪かったから。
戦っているヨツバはスゴいなぁと思う。
当然ヨツバが危なそうだったら助けるつもりではいたけど、そんな事にはならなかった。
そして、依頼の報告の為にギルドに向かう最中に、路地裏で地べたに座ってパンを齧っているクラスメイトを偶然見つけた。冴木さんと鈴原さんの2人だ。
まだ2人は僕達に気付いてないけど、ヨツバも見つけてしまっているので、無視するわけにはいかず、声を掛けるしかない
あなたにおすすめの小説
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
裏切られ続けた負け犬。25年前に戻ったので人生をやり直す。当然、裏切られた礼はするけどね
魚夢ゴールド
ファンタジー
冒険者ギルドの雑用として働く隻腕義足の中年、カーターは裏切られ続ける人生を送っていた。
元々は食堂の息子という人並みの平民だったが、
王族の継承争いに巻き込まれてアドの街の毒茸流布騒動でコックの父親が毒茸の味見で死に。
代わって雇った料理人が裏切って金を持ち逃げ。
父親の親友が融資を持ち掛けるも平然と裏切って借金の返済の為に母親と妹を娼館へと売り。
カーターが冒険者として金を稼ぐも、後輩がカーターの幼馴染に横恋慕してスタンピードの最中に裏切ってカーターは片腕と片足を損失。カーターを持ち上げていたギルマスも裏切り、幼馴染も去って後輩とくっつく。
その後は負け犬人生で冒険者ギルドの雑用として細々と暮らしていたのだが。
ある日、人ならざる存在が話しかけてきた。
「この世界は滅びに進んでいる。是正しなければならない。手を貸すように」
そして気付けは25年前の15歳にカーターは戻っており、二回目の人生をやり直すのだった。
もちろん、裏切ってくれた連中への返礼と共に。
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
『急所』を突いてドロップ率100%。魔物から奪ったSSRスキルと最強装備で、俺だけが規格外の冒険者になる
仙道
ファンタジー
気がつくと、俺は森の中に立っていた。目の前には実体化した女神がいて、ここがステータスやスキルの存在する異世界だと告げてくる。女神は俺に特典として【鑑定】と、魔物の『ドロップ急所』が見える眼を与えて消えた。 この世界では、魔物は倒した際に稀にアイテムやスキルを落とす。俺の眼には、魔物の体に赤い光の点が見えた。そこを攻撃して倒せば、【鑑定】で表示されたレアアイテムが確実に手に入るのだ。 俺は実験のために、森でオークに襲われているエルフの少女を見つける。オークのドロップリストには『剛力の腕輪(攻撃力+500)』があった。俺はエルフを助けるというよりも、その腕輪が欲しくてオークの急所を剣で貫く。 オークは光となって消え、俺の手には強力な腕輪が残った。 腰を抜かしていたエルフの少女、リーナは俺の圧倒的な一撃と、伝説級の装備を平然と手に入れる姿を見て、俺に同行を申し出る。 俺は効率よく強くなるために、彼女を前衛の盾役として採用した。 こうして、欲しいドロップ品を狙って魔物を狩り続ける、俺の異世界冒険が始まる。
12/23 HOT男性向け1位
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。
死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。
命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。
自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
最遅で最強のレベルアップ~経験値1000分の1の大器晩成型探索者は勤続10年目10度目のレベルアップで覚醒しました!~
ある中管理職
ファンタジー
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。