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委員長に会わせてはもらえないみたいなので、僕にもう用は無いのだけれど、アルマロスさんの方が僕達に話があるようなので、帰る前に話をする。
「見学させてもらってありがとうございます。軍師の方が不在だというのは残念でしたが、そろそろ帰ろうかと思います。帰る前に何か話があるんですよね?」
「ああ。長話をするつもりはないのだけれど、場所を移そうか」
「わかりました」
僕と桜井君はアルマロスさんと領主邸の本館の客間に移動する。
「それで、話とはなんですか?」
僕は本題を聞く。
「これを読むことは出来るだろうか?」
アルマロスさんに見せられたのは、委員長が書いただろう騎士団への募集の紙だ。
なんて答えようか迷う。
「読めますよ。先程まで隠していたことは謝ります」
迷ったけど、今後委員長と接触しようとした時に、読めないと嘘をここで言ってしまうのは、悪手だと思った。
「やはりそうか。本当のところは何をしにきたんだ?」
「その暗号を書いた人に会いにきたんです。隠していたのでボカシはしましたが、天才軍師の方を見たいとは言いました。アルマロスさんはどうして僕がこの暗号を読める人物だとわかったんですか?」
「参謀から君達異世界人の話は聞いている。表向きは騎士団の募集となっているのだから、私が知っているのは当然だろう」
「僕の名前を聞いていたってことですね」
「そうだ」
不可解だ。桜井君はハルトと名乗ったのだから別として、僕はクオンと偽名を使っている。
斉藤とも、ユウトとも名乗ってないのになんで僕だと気づいたんだ?
桜井君と一緒にいたからという理由も考えられるけど、アルマロスさんはずっと僕の方に意識を向けている気がする。
それに思い返してみると、僕がクオンと名乗った瞬間に一瞬空気が変わった気がする。
誰かが僕の情報を流しているのか?
「……そうですか。僕達は生活に困窮しているわけでもなく、騎士団の方達に保護してもらいたいわけではなかったので、慎重に動くためにも素性を隠していただけですが、アルマロスさんはそれを聞いてどうされるのですか?」
「参謀から君達を見つけたら保護するように頼まれている。君達は保護を必要としていないようだが、必要であれば助けが必要か聞こうとしただけだ。最初に話をしなかったのは、君達がどんな人物なのか、失礼だけど見させてもらっていた。参謀の頼みだとしても、騎士団に害を為す人物を招き入れるわけにはいかない」
「それは当然ですね」
「私の用件はそれだけだ」
アルマロスさんとしては、本当に僕達が目的の人物か確認をしたかったというだけのようだ。
保護される選択をしたとしても、委員長に会わせてもらえたかは不明だけど……。
「参謀の方は今王都にいるんですよね?行ったら会えますか?」
会えないという答えはわかっているけど、アルマロスさんのスタンスもわかるかもしれないので聞いておく。
「仕事を与えている私が言うことではないが、参謀は多忙を極めている。君が王都に着いた時に参謀がまだ王都にいるかはわからないな」
「そうですか。王都に行くことがあっても、過度な期待はしない方がよさそうですね。では失礼します」
理由はわからないけど、委員長と会わせてもらえない以上、アルマロスさんと長話をする必要はないので帰ることにする。
「委員長はいなくて残念だったな」
帰る道中、桜井君に言われる。
「そうだね。桜井君はこれからどうするか決まりそう?」
「迷ってる。委員長が多忙だということなら、クオンがどういうつもりで動いているのとは関係なく、一緒に行動した方が元の世界に帰る手がかりを探しやすいんじゃないかと思う。一緒に行動したからといって、俺の行動を制限するつもりはなさそうだから、俺1人で行動するよりは得られるものは大きいだろうとも思う」
「確かに桜井君の行動を制限するつもりはないよ。隠し事をしてはいるけど、それでもいいなら一緒に来たらいいと思うよ。桜井君の言うとおり、1人で動くのはあんまり良い選択ではないと思うから、僕達と行動するか、委員長の所に行くのがいいんじゃないかな?」
「……そうだよな」
「ちなみに僕が隠し事をしているのは認めていることだけど、委員長も何か隠し事をしていると思うよ」
「は?なんでそんなことがわかるんだよ」
「さっきは言わなかったけど、委員長なら別館にいたはずだよ。少なくても昨日の夕方は居たのを望遠のスキルで確認しているからね。委員長がいるのを確認して行ったのに、アルマロスさんには参謀はいないと言われてびっくりだよ。桜井君にじゃなくて僕に会わせないようにしてるんじゃないかなって感じたけど、何か隠しているんじゃないかなとは思うよ」
「そう……なのか?」
「委員長がいたのは本当だよ。委員長の意思とは関係なくアルマロスさんが委員長を隠していたのかもしれないけどね」
「……少し時間が欲しい」
「数日はこの街にいるから、僕達と来るならそれまでに決めてね。僕としては桜井君を戦力として歓迎しているから、桜井君が一緒に来る選択をするなら喜んで迎え入れるよ。だからメリットだけ提示しておくよ。僕が取り出して食べてる肉があるでしょ?あれは僕のスキルが影響して手に入ってる物だから、お金がどうのとか関係なく食べ放題だよ。限度はあるけどね」
いざと言う時に桜井君が手を貸してくれるかは別として、貴重な戦力として勧誘はしておく。
今後のことを考えて、レベルを無理してでも上げると考えても、やはり桜井君は貴重な戦力だ。
「わかった。それまでに決めることにする」
「それじゃあ僕はこっちだから。桜井君はどこて寝泊まりするの?」
「ハロルドさんの所にお世話になるよ」
「了解。それじゃあね」
桜井君と別れて、僕は時間を潰して夜まで待った後、委員長の所に行くことにする。
騎士達は宿屋に泊まっており、昨日の時点で委員長がどの部屋で寝泊まりしているのかも確認出来ているので、僕は他の騎士達にバレないように幻影のスキルを使い、委員長がいるであろう部屋に行く。
表立って委員長と会えないとは思ってなかったので、領主を通して会いに行ったけど、会わせてもらえないとわかっていれば初めからこうしていればよかったなと思う。
そんなこと昨日の時点では知り得ないので仕方ないけど……。
「見学させてもらってありがとうございます。軍師の方が不在だというのは残念でしたが、そろそろ帰ろうかと思います。帰る前に何か話があるんですよね?」
「ああ。長話をするつもりはないのだけれど、場所を移そうか」
「わかりました」
僕と桜井君はアルマロスさんと領主邸の本館の客間に移動する。
「それで、話とはなんですか?」
僕は本題を聞く。
「これを読むことは出来るだろうか?」
アルマロスさんに見せられたのは、委員長が書いただろう騎士団への募集の紙だ。
なんて答えようか迷う。
「読めますよ。先程まで隠していたことは謝ります」
迷ったけど、今後委員長と接触しようとした時に、読めないと嘘をここで言ってしまうのは、悪手だと思った。
「やはりそうか。本当のところは何をしにきたんだ?」
「その暗号を書いた人に会いにきたんです。隠していたのでボカシはしましたが、天才軍師の方を見たいとは言いました。アルマロスさんはどうして僕がこの暗号を読める人物だとわかったんですか?」
「参謀から君達異世界人の話は聞いている。表向きは騎士団の募集となっているのだから、私が知っているのは当然だろう」
「僕の名前を聞いていたってことですね」
「そうだ」
不可解だ。桜井君はハルトと名乗ったのだから別として、僕はクオンと偽名を使っている。
斉藤とも、ユウトとも名乗ってないのになんで僕だと気づいたんだ?
桜井君と一緒にいたからという理由も考えられるけど、アルマロスさんはずっと僕の方に意識を向けている気がする。
それに思い返してみると、僕がクオンと名乗った瞬間に一瞬空気が変わった気がする。
誰かが僕の情報を流しているのか?
「……そうですか。僕達は生活に困窮しているわけでもなく、騎士団の方達に保護してもらいたいわけではなかったので、慎重に動くためにも素性を隠していただけですが、アルマロスさんはそれを聞いてどうされるのですか?」
「参謀から君達を見つけたら保護するように頼まれている。君達は保護を必要としていないようだが、必要であれば助けが必要か聞こうとしただけだ。最初に話をしなかったのは、君達がどんな人物なのか、失礼だけど見させてもらっていた。参謀の頼みだとしても、騎士団に害を為す人物を招き入れるわけにはいかない」
「それは当然ですね」
「私の用件はそれだけだ」
アルマロスさんとしては、本当に僕達が目的の人物か確認をしたかったというだけのようだ。
保護される選択をしたとしても、委員長に会わせてもらえたかは不明だけど……。
「参謀の方は今王都にいるんですよね?行ったら会えますか?」
会えないという答えはわかっているけど、アルマロスさんのスタンスもわかるかもしれないので聞いておく。
「仕事を与えている私が言うことではないが、参謀は多忙を極めている。君が王都に着いた時に参謀がまだ王都にいるかはわからないな」
「そうですか。王都に行くことがあっても、過度な期待はしない方がよさそうですね。では失礼します」
理由はわからないけど、委員長と会わせてもらえない以上、アルマロスさんと長話をする必要はないので帰ることにする。
「委員長はいなくて残念だったな」
帰る道中、桜井君に言われる。
「そうだね。桜井君はこれからどうするか決まりそう?」
「迷ってる。委員長が多忙だということなら、クオンがどういうつもりで動いているのとは関係なく、一緒に行動した方が元の世界に帰る手がかりを探しやすいんじゃないかと思う。一緒に行動したからといって、俺の行動を制限するつもりはなさそうだから、俺1人で行動するよりは得られるものは大きいだろうとも思う」
「確かに桜井君の行動を制限するつもりはないよ。隠し事をしてはいるけど、それでもいいなら一緒に来たらいいと思うよ。桜井君の言うとおり、1人で動くのはあんまり良い選択ではないと思うから、僕達と行動するか、委員長の所に行くのがいいんじゃないかな?」
「……そうだよな」
「ちなみに僕が隠し事をしているのは認めていることだけど、委員長も何か隠し事をしていると思うよ」
「は?なんでそんなことがわかるんだよ」
「さっきは言わなかったけど、委員長なら別館にいたはずだよ。少なくても昨日の夕方は居たのを望遠のスキルで確認しているからね。委員長がいるのを確認して行ったのに、アルマロスさんには参謀はいないと言われてびっくりだよ。桜井君にじゃなくて僕に会わせないようにしてるんじゃないかなって感じたけど、何か隠しているんじゃないかなとは思うよ」
「そう……なのか?」
「委員長がいたのは本当だよ。委員長の意思とは関係なくアルマロスさんが委員長を隠していたのかもしれないけどね」
「……少し時間が欲しい」
「数日はこの街にいるから、僕達と来るならそれまでに決めてね。僕としては桜井君を戦力として歓迎しているから、桜井君が一緒に来る選択をするなら喜んで迎え入れるよ。だからメリットだけ提示しておくよ。僕が取り出して食べてる肉があるでしょ?あれは僕のスキルが影響して手に入ってる物だから、お金がどうのとか関係なく食べ放題だよ。限度はあるけどね」
いざと言う時に桜井君が手を貸してくれるかは別として、貴重な戦力として勧誘はしておく。
今後のことを考えて、レベルを無理してでも上げると考えても、やはり桜井君は貴重な戦力だ。
「わかった。それまでに決めることにする」
「それじゃあ僕はこっちだから。桜井君はどこて寝泊まりするの?」
「ハロルドさんの所にお世話になるよ」
「了解。それじゃあね」
桜井君と別れて、僕は時間を潰して夜まで待った後、委員長の所に行くことにする。
騎士達は宿屋に泊まっており、昨日の時点で委員長がどの部屋で寝泊まりしているのかも確認出来ているので、僕は他の騎士達にバレないように幻影のスキルを使い、委員長がいるであろう部屋に行く。
表立って委員長と会えないとは思ってなかったので、領主を通して会いに行ったけど、会わせてもらえないとわかっていれば初めからこうしていればよかったなと思う。
そんなこと昨日の時点では知り得ないので仕方ないけど……。
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