190 / 286
方針転換
しおりを挟む
詰所を出た後、他にやることはないのでそのまま待ち合わせ場所にした酒場に入る。
個室を別料金を払って借り、後から2人来ると店員に伝えておく。
「それじゃあ、さっきの人とその友人が来るまで時間が掛かるだろうから先に始めてようか。僕の奢りだから、気にせず注文してね」
「ご馳走になります。一つ聞きたいのですが、兵長に話を通さなかったのは、先程言っていた理由からなんですか?」
エドガードさんに聞かれる。
「あれが大体の理由だけど、兵長が悪事にどっぷりと関与しているならそれを利用しようかと思ってね。協力者相手なら口を滑らせるかもしれないでしょ?」
「なるほど。屋敷の者と接触するのも同じ理由ですね」
「表向きには子爵を潰すと言ったけど、今回の本当の目的はネロ君に恩を売ることだからね。別に子爵を潰すことに何も躊躇することはないんだけど、それをすると騒ぎが大きくなるから、穏便に済ませられるならその方が良いとは思っているんだよ。本当に潰しちゃうとこの領地を次に誰が治めることになるかとか、面倒が増えるからね。そのつもりでよろしくね。まあ、みんなの力を借りるような状況になっている時点で、穏便には済まなくなっていると思うけどね」
「承知しました」
コンコン。「失礼します」
しばらく食事を楽しんでいると、先程の衛兵と女性が入ってきた。
女性は多少震えているように見える。緊張しているようだ。
勝手に友人というのは男だと思っていた。
僕より背は少し高いし、問題ないか。
「初めまして。第1騎士団団長、クオンといいます。こちらの方に無理なお願いをして、あなたを紹介してもらうことになりました。話は聞いているかも知れませんが、悪いようにはしないと約束しますので、どうか任務にご協力ください」
「……はい。私はルイナと申します」
「ルイナさんですね。ご協力ありがとうございます。先にこちらも飲んでいますので、ルイナさん達も遠慮せずに飲んで下さい」
「……」
チリリ~ン!
「失礼致します」
ベルを鳴らして店員を呼ぶ。
「エールと果実酒と蜂蜜酒を2杯ずつと果実のジュースを2杯お願いします。それから、先程の肉を焼いてください」
遠慮しているようなので、勝手に注文する。
飲まなかったやつはエドガードさん達が飲むだろうし、飲まなくてもストレージにしまっておけばいい。
「ご注文承りました」
店員が一礼して部屋から出て行く。
個室代が銀貨3枚と高かっただけあって、酒場ではないような対応だな。
持ち込んだ食材も調理してくれるし。
「飲み食いしながらで結構なので、色々とお話を聞かせてください」
料理が揃ったところで話を始める。
「はい」
「率直に聞きますが、子爵は悪事に手を染めてはいないですか?何か怪しいことでもあれば教えてください。ご存じだとは思いますが、知っていて黙っていた場合、あなたも罪に問われる可能性はあります」
「……心当たりはありません」
ルイナさんが少し考えた後答える。
嘘は言っていないように見える。
「ここに来る途中、子爵の屋敷で働きに村を出た娘と連絡が取れなくなったという人に出会いました。それについては何か知りませんか?」
「確かに以前衛兵の方が屋敷の捜索に来られたことはありますが、旦那様はお怒りになられていたので、間違いだったのだと思っていました」
「誰か急に辞めた人はいませんか?」
「私の知る限りではいません。旦那様は使用人に対しても、家族のように接してくれます。給金も高いので、辞める人はいません。辞めさせられた人はいますが、急にというわけではなかったです」
ルイナさんから聞く子爵が想像と大分違うな。
「子爵は純血派だと聞いてますが、使用人に対してそのような対応をされるんですか?」
「旦那様は差別的な思想はお持ちではありません。マルルーク伯爵との関係を考えて純血派の派閥に入られたと記憶しています」
なるほど。魔法都市の領主であるマルルーク伯爵との関係を良好にしたかったというだけか。
魔法の研究に熱心のようだし、ありえる話だな。
「子爵の子供についてはどうですか?」
当主に悪い話が出てこないので、当事者の方のことを聞くことにする。
「カラム様も私達に対して優しく接してくれます。今日も転んで怪我をした私の傷を治癒魔法で癒してくれました」
「カラムというのは、1番上の息子だよね?」
何も知らなすぎると思われるのもどうかと思ったので、知っている程で話す。
「はい。次期当主であられるカラム様です」
「他の子供は?」
「シルフィウネ様はご結婚されて屋敷を出ましたので、今どうしているかは分かりませんが、お屋敷に住まわれていた時は、お茶をご馳走になる時もありました」
良い話しか出てこないな。
「クロウトって息子のことは?」
「クロウト様は魔法の才能に恵まれており、その才能はカラム様を凌ぐそうです。次期当主はカラム様で決まっていますので、自らが功績を立てて貴族となれるように魔法学院に通わせていると記憶しています」
「本人に会ったことは?」
「もちろんありますが、お忙しい方ですのでお話をしたことはありません」
これはあれだな。クロウトって奴だけが馬鹿だったというパターンだな。
あまり人の上に立つような人物に育たなかったのだろう。
だから魔法学院に預けて、更生を促したといったところか。
子爵が悪事を働いていないという証拠にはならないけど、話を聞く限りだと極悪人ではなさそうだ。
「ありがとう。良い話が聞けたよ。一つお願いがあるんだけど、ルイナさんは屋敷で寝泊まりしているのかな?」
「いえ、旦那と子供もいますので自宅から通わせていただいています」
「ルイナさんの仕事の大まかな流れを教えてください」
◆
「それじゃあ明日1日でいいので、無断で仕事を休んで、家から出ないで下さい」
ルイナさんの仕事の詳細を聞けたので、明日は屋敷に来ないようにしてもらう。
「そんなことをすれば、旦那様に叱られ、信用を失ってしまいます。休むにしても連絡はさせてください」
「悪いようにはしないと約束しますので、ご協力お願いします」
「……わかりました」
「事の顛末はご説明しますので、明日の同じ時間にまたここに来て下さい。まだ口を付けていないみたいですが、そのお肉は美味しいと評判なんです。明日も用意しますので、お子さんと旦那さんを連れてきてください。何があったのかの説明だけしたら僕達は帰りますので、家族で食事を楽しんで下さい」
「……ありがとうございます」
「お礼を言うのは協力頂いているこちらの方です。それでは、僕達は先に帰ります。お代は先に多めに払っておきますので、遠慮せずに注文してもらって大丈夫です。遠慮して注文しなくても、多めに払った分を返してもらうわけじゃないからね」
チリリ~ン!
「失礼致します」
「僕達は先に帰ります。また明日も来ますので、同じ時間に2部屋個室を空けといてください。彼女達はもう少し食事をしてから帰ります。多めに払っておきますので、皿が空いていたら追加で料理と飲み物を出してください」
店員に大銀貨を2枚渡す。
「頂戴致しました。お待ちしております」
個室を別料金を払って借り、後から2人来ると店員に伝えておく。
「それじゃあ、さっきの人とその友人が来るまで時間が掛かるだろうから先に始めてようか。僕の奢りだから、気にせず注文してね」
「ご馳走になります。一つ聞きたいのですが、兵長に話を通さなかったのは、先程言っていた理由からなんですか?」
エドガードさんに聞かれる。
「あれが大体の理由だけど、兵長が悪事にどっぷりと関与しているならそれを利用しようかと思ってね。協力者相手なら口を滑らせるかもしれないでしょ?」
「なるほど。屋敷の者と接触するのも同じ理由ですね」
「表向きには子爵を潰すと言ったけど、今回の本当の目的はネロ君に恩を売ることだからね。別に子爵を潰すことに何も躊躇することはないんだけど、それをすると騒ぎが大きくなるから、穏便に済ませられるならその方が良いとは思っているんだよ。本当に潰しちゃうとこの領地を次に誰が治めることになるかとか、面倒が増えるからね。そのつもりでよろしくね。まあ、みんなの力を借りるような状況になっている時点で、穏便には済まなくなっていると思うけどね」
「承知しました」
コンコン。「失礼します」
しばらく食事を楽しんでいると、先程の衛兵と女性が入ってきた。
女性は多少震えているように見える。緊張しているようだ。
勝手に友人というのは男だと思っていた。
僕より背は少し高いし、問題ないか。
「初めまして。第1騎士団団長、クオンといいます。こちらの方に無理なお願いをして、あなたを紹介してもらうことになりました。話は聞いているかも知れませんが、悪いようにはしないと約束しますので、どうか任務にご協力ください」
「……はい。私はルイナと申します」
「ルイナさんですね。ご協力ありがとうございます。先にこちらも飲んでいますので、ルイナさん達も遠慮せずに飲んで下さい」
「……」
チリリ~ン!
「失礼致します」
ベルを鳴らして店員を呼ぶ。
「エールと果実酒と蜂蜜酒を2杯ずつと果実のジュースを2杯お願いします。それから、先程の肉を焼いてください」
遠慮しているようなので、勝手に注文する。
飲まなかったやつはエドガードさん達が飲むだろうし、飲まなくてもストレージにしまっておけばいい。
「ご注文承りました」
店員が一礼して部屋から出て行く。
個室代が銀貨3枚と高かっただけあって、酒場ではないような対応だな。
持ち込んだ食材も調理してくれるし。
「飲み食いしながらで結構なので、色々とお話を聞かせてください」
料理が揃ったところで話を始める。
「はい」
「率直に聞きますが、子爵は悪事に手を染めてはいないですか?何か怪しいことでもあれば教えてください。ご存じだとは思いますが、知っていて黙っていた場合、あなたも罪に問われる可能性はあります」
「……心当たりはありません」
ルイナさんが少し考えた後答える。
嘘は言っていないように見える。
「ここに来る途中、子爵の屋敷で働きに村を出た娘と連絡が取れなくなったという人に出会いました。それについては何か知りませんか?」
「確かに以前衛兵の方が屋敷の捜索に来られたことはありますが、旦那様はお怒りになられていたので、間違いだったのだと思っていました」
「誰か急に辞めた人はいませんか?」
「私の知る限りではいません。旦那様は使用人に対しても、家族のように接してくれます。給金も高いので、辞める人はいません。辞めさせられた人はいますが、急にというわけではなかったです」
ルイナさんから聞く子爵が想像と大分違うな。
「子爵は純血派だと聞いてますが、使用人に対してそのような対応をされるんですか?」
「旦那様は差別的な思想はお持ちではありません。マルルーク伯爵との関係を考えて純血派の派閥に入られたと記憶しています」
なるほど。魔法都市の領主であるマルルーク伯爵との関係を良好にしたかったというだけか。
魔法の研究に熱心のようだし、ありえる話だな。
「子爵の子供についてはどうですか?」
当主に悪い話が出てこないので、当事者の方のことを聞くことにする。
「カラム様も私達に対して優しく接してくれます。今日も転んで怪我をした私の傷を治癒魔法で癒してくれました」
「カラムというのは、1番上の息子だよね?」
何も知らなすぎると思われるのもどうかと思ったので、知っている程で話す。
「はい。次期当主であられるカラム様です」
「他の子供は?」
「シルフィウネ様はご結婚されて屋敷を出ましたので、今どうしているかは分かりませんが、お屋敷に住まわれていた時は、お茶をご馳走になる時もありました」
良い話しか出てこないな。
「クロウトって息子のことは?」
「クロウト様は魔法の才能に恵まれており、その才能はカラム様を凌ぐそうです。次期当主はカラム様で決まっていますので、自らが功績を立てて貴族となれるように魔法学院に通わせていると記憶しています」
「本人に会ったことは?」
「もちろんありますが、お忙しい方ですのでお話をしたことはありません」
これはあれだな。クロウトって奴だけが馬鹿だったというパターンだな。
あまり人の上に立つような人物に育たなかったのだろう。
だから魔法学院に預けて、更生を促したといったところか。
子爵が悪事を働いていないという証拠にはならないけど、話を聞く限りだと極悪人ではなさそうだ。
「ありがとう。良い話が聞けたよ。一つお願いがあるんだけど、ルイナさんは屋敷で寝泊まりしているのかな?」
「いえ、旦那と子供もいますので自宅から通わせていただいています」
「ルイナさんの仕事の大まかな流れを教えてください」
◆
「それじゃあ明日1日でいいので、無断で仕事を休んで、家から出ないで下さい」
ルイナさんの仕事の詳細を聞けたので、明日は屋敷に来ないようにしてもらう。
「そんなことをすれば、旦那様に叱られ、信用を失ってしまいます。休むにしても連絡はさせてください」
「悪いようにはしないと約束しますので、ご協力お願いします」
「……わかりました」
「事の顛末はご説明しますので、明日の同じ時間にまたここに来て下さい。まだ口を付けていないみたいですが、そのお肉は美味しいと評判なんです。明日も用意しますので、お子さんと旦那さんを連れてきてください。何があったのかの説明だけしたら僕達は帰りますので、家族で食事を楽しんで下さい」
「……ありがとうございます」
「お礼を言うのは協力頂いているこちらの方です。それでは、僕達は先に帰ります。お代は先に多めに払っておきますので、遠慮せずに注文してもらって大丈夫です。遠慮して注文しなくても、多めに払った分を返してもらうわけじゃないからね」
チリリ~ン!
「失礼致します」
「僕達は先に帰ります。また明日も来ますので、同じ時間に2部屋個室を空けといてください。彼女達はもう少し食事をしてから帰ります。多めに払っておきますので、皿が空いていたら追加で料理と飲み物を出してください」
店員に大銀貨を2枚渡す。
「頂戴致しました。お待ちしております」
5
あなたにおすすめの小説
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
異世界あるある 転生物語 たった一つのスキルで無双する!え?【土魔法】じゃなくって【土】スキル?
よっしぃ
ファンタジー
農民が土魔法を使って何が悪い?異世界あるある?前世の謎知識で無双する!
土砂 剛史(どしゃ つよし)24歳、独身。自宅のパソコンでネットをしていた所、突然轟音がしたと思うと窓が破壊され何かがぶつかってきた。
自宅付近で高所作業車が電線付近を作業中、トラックが高所作業車に突っ込み運悪く剛史の部屋に高所作業車のアームの先端がぶつかり、そのまま窓から剛史に一直線。
『あ、やべ!』
そして・・・・
【あれ?ここは何処だ?】
気が付けば真っ白な世界。
気を失ったのか?だがなんか聞こえた気がしたんだが何だったんだ?
・・・・
・・・
・・
・
【ふう・・・・何とか間に合ったか。たった一つのスキルか・・・・しかもあ奴の元の名からすれば土関連になりそうじゃが。済まぬが異世界あるあるのチートはない。】
こうして剛史は新た生を異世界で受けた。
そして何も思い出す事なく10歳に。
そしてこの世界は10歳でスキルを確認する。
スキルによって一生が決まるからだ。
最低1、最高でも10。平均すると概ね5。
そんな中剛史はたった1しかスキルがなかった。
しかも土木魔法と揶揄される【土魔法】のみ、と思い込んでいたが【土魔法】ですらない【土】スキルと言う謎スキルだった。
そんな中頑張って開拓を手伝っていたらどうやら領主の意に添わなかったようで
ゴウツク領主によって領地を追放されてしまう。
追放先でも土魔法は土木魔法とバカにされる。
だがここで剛史は前世の記憶を徐々に取り戻す。
『土魔法を土木魔法ってバカにすんなよ?異世界あるあるな前世の謎知識で無双する!』
不屈の精神で土魔法を極めていく剛史。
そしてそんな剛史に同じような境遇の人々が集い、やがて大きなうねりとなってこの世界を席巻していく。
その中には同じく一つスキルしか得られず、公爵家や侯爵家を追放された令嬢も。
前世の記憶を活用しつつ、やがて土木魔法と揶揄されていた土魔法を世界一のスキルに押し上げていく。
但し剛史のスキルは【土魔法】ですらない【土】スキル。
転生時にチートはなかったと思われたが、努力の末にチートと言われるほどスキルを活用していく事になる。
これは所持スキルの少なさから世間から見放された人々が集い、ギルド『ワンチャンス』を結成、努力の末に世界一と言われる事となる物語・・・・だよな?
何故か追放された公爵令嬢や他の貴族の令嬢が集まってくるんだが?
俺は農家の4男だぞ?
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
スーパーの店長・結城偉介 〜異世界でスーパーの売れ残りを在庫処分〜
かの
ファンタジー
世界一周旅行を夢見てコツコツ貯金してきたスーパーの店長、結城偉介32歳。
スーパーのバックヤードで、うたた寝をしていた偉介は、何故か異世界に転移してしまう。
偉介が転移したのは、スーパーでバイトするハル君こと、青柳ハル26歳が書いたファンタジー小説の世界の中。
スーパーの過剰商品(売れ残り)を捌きながら、微妙にズレた世界線で、偉介の異世界一周旅行が始まる!
冒険者じゃない! 勇者じゃない! 俺は商人だーーー! だからハル君、お願い! 俺を戦わせないでください!
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる