273 / 286
報告
しおりを挟む
「この紙に帰還する為のヒントが書いてある。クラスメイトを見捨てるなら手にとって。帰還よりも偶然再会したクラスメイトを選ぶならこの紙は燃やすよ」
死ねば帰れるのではないかと思えることが書いてある資料の一部をコピーした紙を如月さんに見せて選択させる。
「葵ちゃんはもう帰れてて、その紙を私に渡してって頼まれたってことなの?」
「これは僕があるところから貸してもらった本の一部をコピーしたものだから葉月さんは関係ないかな。僕も暇じゃないから、そろそろ決めてもらっていい?一応伝えておくと、葉月さんからは如月さん以外は無視でいいと言われているよ」
正直、僕としては本当にどちらでもいい。
「葵ちゃんは私だけでも帰ることを望んでいるということですよね?」
「まあ、そういうことだね」
「……その紙をください」
如月さんはクラスメイトと別れて帰還することを選んだ。
ここで残ることを選ばない人は神に選ばれることもないんじゃないかな。
「はい。まだ馬車があるだろうし、すぐに移動するからついて来て」
如月さんに紙を渡して、バッグを手に取る。
「移動……?どこに行くんですか?」
「この街を離れたいだけだよ。大事なことだから必ず守ってもらいたいけど、その紙は誰にも見せないように。それから、他のクラスメイトを見つけても関わらないように。もし誰かに気付かれて声を掛けられたら、何か理由を付けてすぐに離れるように。わかった?」
「私は誰とも関わったらダメってことですか?」
「クラスメイトとは関わったらだめだね。その紙にはこのゲームの根本に関わることが書かれている。如月さんは正規の方法でそれを手に入れたわけじゃないから、広めてもらうのは困るんだ。だから何があっても帰還するまでクラスメイトとは関わらないように。それが嫌なら、読む前にその紙を返してくれる?」
「ゲーム……?」
「ゲームっていうのは言葉のあやだから深い意味はないよ」
「そうですか。わかりました。誰にも話しません」
「約束を破ったら後悔することになるから、肝に銘じておいてね」
情報が広まって資質を測る前に皆帰還してしまった場合、5年と待たずにすぐに召喚したほうが良くなる。
そうなった場合、それは情報を漏らした僕と如月さんの責任であり、如月さんが普通の神経をしているなら後悔するだろう。
「わかりました」
「とりあえず馬車に乗ろうか」
「はい」
「はい、スカルタ行きのチケット」
馬車乗り場でチケットを購入して如月さんに渡す。
「ありがとうございます。いくらですか?」
「銀貨8枚だけど、持ってるの?」
持ってないと思っているけど、持っているとしたら結構上手くやれていたという証拠でもある。
こっちに来てまだ一月経ってない頃というのは、ヒールのチート具合と宿賃が要らなかったことを除くと、僕でも銀貨8枚は稼げていない。
「……持ってないです」
やっぱり持ってなかった。
「お金はまあまあ持ってるから気にしなくていいよ。僕は帰るから、後は1人で頑張ってね」
「え!?アビスさんは一緒に行かないんですか?」
「行かないよ。もう一度言っておくけど、約束はちゃんと守るようにね。あ、言い忘れてたけど、その紙は読み終わったらちゃんと燃やして処分してね」
渡した紙には死ねば帰れると直接書いてあるわけではない。
情報を組み上げていくことで死ねば帰れるとわかるだけだ。
僕が関わってはしまったけど、神様達にはこの後如月さんがどうするかで神とするか判断してもらいたい。
「わかりました。ありがとうございました」
如月さんを馬車乗り場に残して、僕は自室へと帰ってくる。
「あ、葉月さん?斉藤だけど、今大丈夫?」
葉月さんに電話をする。
「はい、大丈夫です」
「僕にやれることはやったって報告ね。帰って来れるか、帰って来れるならいつになるのか、後は如月さん次第だから、気長に待ってて」
これ以上何かをするつもりはないので、僕の仕事は済んだという報告だ。
「ありがとうございます。差し支えがなければ詳しく教えてもらえませんか?」
「葉月さんには言えない理由があって、死ねば帰れるよとは伝えてないんだけど、死ねば帰れるんじゃないかと気付くことが出来る情報を渡して来たよ。死ねば帰れるって気付いても、死ぬ勇気が出るかどうかわからないし、帰ってくるのがいつになるかは本当にわからないね」
わざわざ葉月さんには言わないが、死ぬまでの行動がこっちに戻って来た時に反映されることもあの資料には書かれていた。
こっちに戻って来てから委員長が書かれていたことに気付いて、僕も読み直してその事実に気付いたわけだけど、戻ってくる前の委員長が見つけられなかった情報だから、如月さんが見つけるのは無理かなと思っている。
ただ、もしも見つけた場合、死に方も考えないといけなくなり、さらに頭を悩ませることになるだろう。
「そうですか……」
「まあ、何もしなかったよりは早く帰って来れるだろうから、さっきも言ったけど気長にね。抱え込みすぎないように」
「あの、言えないことなら答えなくてもいいんですが、皆さんは全員帰って来てますよね?どうやって帰ってきたんですか?あの時、色々と教えてはくれたんですが、そこだけは斉藤さんのいないところで話すことは出来ないと言われてしまって……」
委員長は僕の所業を言わなかったようだ。
別に言ってもよかったんだけど……。
「少しショックな話が含まれるけど、それでもいいなら話してもいいよ」
「お願いします」
「死んだら帰れるってことを、あっちの世界に行って少し経った時に知ることになったんだ。後は想像出来るかな?僕が見つけた人を殺して回ったんだよ」
「……そうなん…ですね」
電話越しでも、葉月さんが動揺しているのがわかる。
「だから、葉月さんのクラスメイトの誰かが死ねば帰れることに気付いて、クラスメイトに伝えてまわれば全員帰って来れるかもね」
「……由美ちゃんがみんなに伝えるかもしれないってことですか?」
「いや、如月さんには情報を伝える条件として、他のクラスメイトと関わらないように言ったから、如月さんから死ねば帰れることが広まることはないよ。なんでこんな条件を付けたのかを教えるつもりはないから聞かないでね」
「そうなんですね……。わかりました」
「用件はそれだけだから」
「はい、ありがとうございました」
明日、没にした番外編を投稿します。
本編はペース変わらず3日後の12日になります。
死ねば帰れるのではないかと思えることが書いてある資料の一部をコピーした紙を如月さんに見せて選択させる。
「葵ちゃんはもう帰れてて、その紙を私に渡してって頼まれたってことなの?」
「これは僕があるところから貸してもらった本の一部をコピーしたものだから葉月さんは関係ないかな。僕も暇じゃないから、そろそろ決めてもらっていい?一応伝えておくと、葉月さんからは如月さん以外は無視でいいと言われているよ」
正直、僕としては本当にどちらでもいい。
「葵ちゃんは私だけでも帰ることを望んでいるということですよね?」
「まあ、そういうことだね」
「……その紙をください」
如月さんはクラスメイトと別れて帰還することを選んだ。
ここで残ることを選ばない人は神に選ばれることもないんじゃないかな。
「はい。まだ馬車があるだろうし、すぐに移動するからついて来て」
如月さんに紙を渡して、バッグを手に取る。
「移動……?どこに行くんですか?」
「この街を離れたいだけだよ。大事なことだから必ず守ってもらいたいけど、その紙は誰にも見せないように。それから、他のクラスメイトを見つけても関わらないように。もし誰かに気付かれて声を掛けられたら、何か理由を付けてすぐに離れるように。わかった?」
「私は誰とも関わったらダメってことですか?」
「クラスメイトとは関わったらだめだね。その紙にはこのゲームの根本に関わることが書かれている。如月さんは正規の方法でそれを手に入れたわけじゃないから、広めてもらうのは困るんだ。だから何があっても帰還するまでクラスメイトとは関わらないように。それが嫌なら、読む前にその紙を返してくれる?」
「ゲーム……?」
「ゲームっていうのは言葉のあやだから深い意味はないよ」
「そうですか。わかりました。誰にも話しません」
「約束を破ったら後悔することになるから、肝に銘じておいてね」
情報が広まって資質を測る前に皆帰還してしまった場合、5年と待たずにすぐに召喚したほうが良くなる。
そうなった場合、それは情報を漏らした僕と如月さんの責任であり、如月さんが普通の神経をしているなら後悔するだろう。
「わかりました」
「とりあえず馬車に乗ろうか」
「はい」
「はい、スカルタ行きのチケット」
馬車乗り場でチケットを購入して如月さんに渡す。
「ありがとうございます。いくらですか?」
「銀貨8枚だけど、持ってるの?」
持ってないと思っているけど、持っているとしたら結構上手くやれていたという証拠でもある。
こっちに来てまだ一月経ってない頃というのは、ヒールのチート具合と宿賃が要らなかったことを除くと、僕でも銀貨8枚は稼げていない。
「……持ってないです」
やっぱり持ってなかった。
「お金はまあまあ持ってるから気にしなくていいよ。僕は帰るから、後は1人で頑張ってね」
「え!?アビスさんは一緒に行かないんですか?」
「行かないよ。もう一度言っておくけど、約束はちゃんと守るようにね。あ、言い忘れてたけど、その紙は読み終わったらちゃんと燃やして処分してね」
渡した紙には死ねば帰れると直接書いてあるわけではない。
情報を組み上げていくことで死ねば帰れるとわかるだけだ。
僕が関わってはしまったけど、神様達にはこの後如月さんがどうするかで神とするか判断してもらいたい。
「わかりました。ありがとうございました」
如月さんを馬車乗り場に残して、僕は自室へと帰ってくる。
「あ、葉月さん?斉藤だけど、今大丈夫?」
葉月さんに電話をする。
「はい、大丈夫です」
「僕にやれることはやったって報告ね。帰って来れるか、帰って来れるならいつになるのか、後は如月さん次第だから、気長に待ってて」
これ以上何かをするつもりはないので、僕の仕事は済んだという報告だ。
「ありがとうございます。差し支えがなければ詳しく教えてもらえませんか?」
「葉月さんには言えない理由があって、死ねば帰れるよとは伝えてないんだけど、死ねば帰れるんじゃないかと気付くことが出来る情報を渡して来たよ。死ねば帰れるって気付いても、死ぬ勇気が出るかどうかわからないし、帰ってくるのがいつになるかは本当にわからないね」
わざわざ葉月さんには言わないが、死ぬまでの行動がこっちに戻って来た時に反映されることもあの資料には書かれていた。
こっちに戻って来てから委員長が書かれていたことに気付いて、僕も読み直してその事実に気付いたわけだけど、戻ってくる前の委員長が見つけられなかった情報だから、如月さんが見つけるのは無理かなと思っている。
ただ、もしも見つけた場合、死に方も考えないといけなくなり、さらに頭を悩ませることになるだろう。
「そうですか……」
「まあ、何もしなかったよりは早く帰って来れるだろうから、さっきも言ったけど気長にね。抱え込みすぎないように」
「あの、言えないことなら答えなくてもいいんですが、皆さんは全員帰って来てますよね?どうやって帰ってきたんですか?あの時、色々と教えてはくれたんですが、そこだけは斉藤さんのいないところで話すことは出来ないと言われてしまって……」
委員長は僕の所業を言わなかったようだ。
別に言ってもよかったんだけど……。
「少しショックな話が含まれるけど、それでもいいなら話してもいいよ」
「お願いします」
「死んだら帰れるってことを、あっちの世界に行って少し経った時に知ることになったんだ。後は想像出来るかな?僕が見つけた人を殺して回ったんだよ」
「……そうなん…ですね」
電話越しでも、葉月さんが動揺しているのがわかる。
「だから、葉月さんのクラスメイトの誰かが死ねば帰れることに気付いて、クラスメイトに伝えてまわれば全員帰って来れるかもね」
「……由美ちゃんがみんなに伝えるかもしれないってことですか?」
「いや、如月さんには情報を伝える条件として、他のクラスメイトと関わらないように言ったから、如月さんから死ねば帰れることが広まることはないよ。なんでこんな条件を付けたのかを教えるつもりはないから聞かないでね」
「そうなんですね……。わかりました」
「用件はそれだけだから」
「はい、ありがとうございました」
明日、没にした番外編を投稿します。
本編はペース変わらず3日後の12日になります。
11
あなたにおすすめの小説
追放貴族少年リュウキの成り上がり~魔力を全部奪われたけど、代わりに『闘気』を手に入れました~
さとう
ファンタジー
とある王国貴族に生まれた少年リュウキ。彼は生まれながらにして『大賢者』に匹敵する魔力を持って生まれた……が、義弟を溺愛する継母によって全ての魔力を奪われ、次期当主の座も奪われ追放されてしまう。
全てを失ったリュウキ。家も、婚約者も、母の形見すら奪われ涙する。もう生きる力もなくなり、全てを終わらせようと『龍の森』へ踏み込むと、そこにいたのは死にかけたドラゴンだった。
ドラゴンは、リュウキの境遇を憐れみ、ドラゴンしか使うことのできない『闘気』を命をかけて与えた。
これは、ドラゴンの力を得た少年リュウキが、新しい人生を歩む物語。
無能な勇者はいらないと辺境へ追放されたのでチートアイテム【ミストルティン】を使って辺境をゆるりと開拓しようと思います
長尾 隆生
ファンタジー
仕事帰りに怪しげな占い師に『この先不幸に見舞われるが、これを持っていれば幸せになれる』と、小枝を500円で押し売りされた直後、異世界へ召喚されてしまうリュウジ。
しかし勇者として召喚されたのに、彼にはチート能力も何もないことが鑑定によって判明する。
途端に手のひらを返され『無能勇者』というレッテルを貼られずさんな扱いを受けた上に、一方的にリュウジは凶悪な魔物が住む地へ追放されてしまう。
しかしリュウジは知る。あの胡散臭い占い師に押し売りされた小枝が【ミストルティン】という様々なアイテムを吸収し、その力を自由自在に振るうことが可能で、更に経験を積めばレベルアップしてさらなる強力な能力を手に入れることが出来るチートアイテムだったことに。
「ミストルティン。アブソープション!」
『了解しましたマスター。レベルアップして新しいスキルを覚えました』
「やった! これでまた便利になるな」
これはワンコインで押し売りされた小枝を手に異世界へ突然召喚され無能とレッテルを貼られた男が幸せを掴む物語。
~ワンコインで買った万能アイテムで幸せな人生を目指します~
解呪の魔法しか使えないからとSランクパーティーから追放された俺は、呪いをかけられていた美少女ドラゴンを拾って最強へと至る
早見羽流
ファンタジー
「ロイ・クノール。お前はもう用無しだ」
解呪の魔法しか使えない初心者冒険者の俺は、呪いの宝箱を解呪した途端にSランクパーティーから追放され、ダンジョンの最深部へと蹴り落とされてしまう。
そこで出会ったのは封印された邪龍。解呪の能力を使って邪龍の封印を解くと、なんとそいつは美少女の姿になり、契約を結んで欲しいと頼んできた。
彼女は元は世界を守護する守護龍で、英雄や女神の陰謀によって邪龍に堕とされ封印されていたという。契約を結んだ俺は彼女を救うため、守護龍を封印し世界を牛耳っている女神や英雄の血を引く王家に立ち向かうことを誓ったのだった。
(1話2500字程度、1章まで完結保証です)
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
【魔女ローゼマリー伝説】~5歳で存在を忘れられた元王女の私だけど、自称美少女天才魔女として世界を救うために冒険したいと思います!~
ハムえっぐ
ファンタジー
かつて魔族が降臨し、7人の英雄によって平和がもたらされた大陸。その一国、ベルガー王国で物語は始まる。
王国の第一王女ローゼマリーは、5歳の誕生日の夜、幸せな時間のさなかに王宮を襲撃され、目の前で両親である国王夫妻を「漆黒の剣を持つ謎の黒髪の女」に殺害される。母が最後の力で放った転移魔法と「魔女ディルを頼れ」という遺言によりローゼマリーは辛くも死地を脱した。
15歳になったローゼは師ディルと別れ、両親の仇である黒髪の女を探し出すため、そして悪政により荒廃しつつある祖国の現状を確かめるため旅立つ。
国境の街ビオレールで冒険者として活動を始めたローゼは、運命的な出会いを果たす。因縁の仇と同じ黒髪と漆黒の剣を持つ少年傭兵リョウ。自由奔放で可愛いが、何か秘密を抱えていそうなエルフの美少女ベレニス。クセの強い仲間たちと共にローゼの新たな人生が動き出す。
これは王女の身分を失った最強天才魔女ローゼが、復讐の誓いを胸に仲間たちとの絆を育みながら、王国の闇や自らの運命に立ち向かう物語。友情、復讐、恋愛、魔法、剣戟、謀略が織りなす、ダークファンタジー英雄譚が、今、幕を開ける。
料理の上手さを見込まれてモフモフ聖獣に育てられた俺は、剣も魔法も使えず、一人ではドラゴンくらいしか倒せないのに、聖女や剣聖たちから溺愛される
向原 行人
ファンタジー
母を早くに亡くし、男だらけの五人兄弟で家事の全てを任されていた長男の俺は、気付いたら異世界に転生していた。
アルフレッドという名の子供になっていたのだが、山奥に一人ぼっち。
普通に考えて、親に捨てられ死を待つだけという、とんでもないハードモード転生だったのだが、偶然通りかかった人の言葉を話す聖獣――白虎が現れ、俺を育ててくれた。
白虎は食べ物の獲り方を教えてくれたので、俺は前世で培った家事の腕を振るい、調理という形で恩を返す。
そんな毎日が十数年続き、俺がもうすぐ十六歳になるという所で、白虎からそろそろ人間の社会で生きる様にと言われてしまった。
剣も魔法も使えない俺は、少しだけ使える聖獣の力と家事能力しか取り柄が無いので、とりあえず異世界の定番である冒険者を目指す事に。
だが、この世界では職業学校を卒業しないと冒険者になれないのだとか。
おまけに聖獣の力を人前で使うと、恐れられて嫌われる……と。
俺は聖獣の力を使わずに、冒険者となる事が出来るのだろうか。
※第○話:主人公視点
挿話○:タイトルに書かれたキャラの視点
となります。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
大学生活を謳歌しようとしたら、女神の勝手で異世界に転送させられたので、復讐したいと思います
町島航太
ファンタジー
2022年2月20日。日本に住む善良な青年である泉幸助は大学合格と同時期に末期癌だという事が判明し、短い人生に幕を下ろした。死後、愛の女神アモーラに見初められた幸助は魔族と人間が争っている魔法の世界へと転生させられる事になる。命令が嫌いな幸助は使命そっちのけで魔法の世界を生きていたが、ひょんな事から自分の死因である末期癌はアモーラによるものであり、魔族討伐はアモーラの私情だという事が判明。自ら手を下すのは面倒だからという理由で夢のキャンパスライフを失った幸助はアモーラへの復讐を誓うのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる