イラついた俺は強奪スキルで神からスキルを奪うことにしました。神の力で最強に・・・(旧:学園最強に・・・)

こたろう文庫

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反省室②

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僕は2試合目のレポートを作る。

課題は自分達のチームならどう動くかだ。

僕は土魔法で籠城した側と籠城された側の2パターンのレポートを書く。

まずは籠城した側だ。
元々このチームが勝っているから大きな問題は無い。
強いて言うなら相手が土壁をすぐに破壊出来ない事と、増員がない事が前提の作戦だ。
土壁が破壊された後の動きはわからないけど、まとまってしまっているので不利にはなるだろう。

僕達のチームがこの作戦をするなら、僕とラクネで土壁を作って、土壁の上からダイスくんが遠距離攻撃を仕掛ける
相手の魔力が無くなるのをじっと待つ必要はない。こちらからも攻撃してより多くの魔力を使わせるべきだ

次は籠城された側だ。
こっちは正直難しい。
僕達のチームで出来る作戦は思いつく限りだと2つだ。
まずは正面突破。力技で壁を破壊しにいく。
試合と違うのは全魔力を使ってもいいくらいの勢いで突っ込む。温存を考えたらダメだ。壊しても修復されたらその分の魔力は無駄になる。
もう一つは水又は火責めだ。

あの土壁は上側は空いていた。なので上から水魔法で放水する。壁の中に入れるだけなら難しくはない。
水を排出するために動けばそこが弱点になる。

火責めなら土壁の周りを徹底的に燃やす。中まで熱が伝わるように。魔力が無くなるのが先か、暑さに耐えられなく出てくるのが先かの我慢比べだ。火魔法を使えるのは僕とダイスくんなので、暑さから逃げ出してきた所をラクネが仕留める。

よし、うまくまとめれたと思う。

「僕の方は出来たよ」

「こっちも終わってるぜ」
既にダイスくん達の方は終わっていた。

見せてもらう。

「うまくまとまってるだろ?昔から書類仕事はやってたからこうゆうのは得意なんだよ」

ダイスくんの言う通り、うまくまとまっていた。
内容の方は正統派って感じだった

「確かにキレイにまとまってるね」

「だろ?エルクのも見せてくれよ」

僕はレポートを2人に見せる

2人はレポートを見る

「う、うん。まとまってるね」
ラクネは複雑そうな顔で言う

「ラクネ、ちゃんと言わないとダメだ。この作戦はえげつないと。騎士道精神が欠如していると」

僕の考えた作戦は不評のようだ。

「ダメかな?火魔法とかかなり勝機が高いと思うけど……」

「本当の殺し合いなら良いと思うけど、あれは模擬戦だ。ルールにはないが暗黙の了解で絡めては使わない」

それは知らなかった。

「知らなかったよ。じゃあそこの部分だけ消して提出しようか」
僕は正面突破だけにしようする

「いや、これはこれで面白いからこのまま提出しよう。こらも経験だ。どんな評価が返ってくるかも気になるしな」

「評価下がったりしない?」

ダイスくんが一文追加する
「これで良しっと」

僕は追加された一文を見る
“実践を想定する場合”

確かにこれなら問題なさそうだ

「よし、今日の分は終わりだな。ここからは遊ぶぞ!」

「この部屋で何するの?荷物持ってかれたから何もないよ。」

「うーん、それもそうだな。」

「とりあえず、休憩しようか。結局肉食べたから、これは食べてないでしょ?」
僕は炭酸入りのオレンジジュースとチーズケーキを3つずつ取り出す

「そうだな、結局飲んでなかったな」
ダイスくんはオレンジジュースを飲む。炭酸初体験だ

「おおうぅ。あー、これは癖になるな」
ダイスくんのお気に召したようだ

僕達は反省室でお茶会をする。
チーズケーキを食べた後はクッキーとチョコレートを出す

どうでもいい話で盛り上がっていると先生が見回りにやってきた。
僕はすぐにお菓子とジュースをアイテムボックスにしまう

「ちゃんといるか?」
先生が中を確認する。ギリギリしまうのが間に合った

「はい、いますよ。大丈夫です」
ダイスくんが返事をして扉を閉めようとする

「待て!」
先生が声を上げる。もしかしてバレたか?

「な、なんでしょうか?」
僕は確認する。少し動揺が表に出てしまった

「なんで全員この部屋にいるんだ。男女同じ部屋で良いわけがないだろ!ラクネくんは向こうの部屋に行くように!」
僕も少し思ったけど、やっぱりダメなようだ。

「え、え?」
ラクネが先生に連れられて行ってしまった。

「行っちゃったね」

「ああ、よく考えたら男女は別の部屋だったわ。忘れてた。初等部で入った時は1人だったしな」

「ラクネを仲間外れにして続けるのも気が引けるし、そろそろ寝る?」

「そうだな。少し早いけど寝るか」

僕達は反省室で就寝した。

結局、何も反省はしなかったな。

翌朝、反省室を出るとラクネが待っていた

「私が出て行った後もパーティを続けたの?」
ラクネにとってあのお茶会はパーティだったようだ。
確かにお誕生日会みたいに考えればジュースとケーキにお菓子が並んでたらパーティかもしれない。
ケーキも前にお嬢様が食べる物って言ってたし

「ラクネがいないと盛り上がりに欠けるからあの後すぐに寝たよ」

「ほんとに?」

「本当だよ。また今度続きをやろう」

「うん、約束だよ」

「その時はちゃんと俺も呼んでくれよ」

「もちろんだよ」

「よっしゃ!先生に反省文提出して高等部に行こうぜ!」

ちなみにダイスくんは僕が言ったまま『ごめんなさい、反省してます。ご迷惑をお掛けしました。もうしません』と反省文に書いていて先生に内容が無さすぎると怒られていた。

高等部に行くのはもう少し後になりそうだ
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