53 / 201
side ダイス②
しおりを挟む
訓練でダンジョンにエルクとラクネと3人で潜った際に、勇者の物と思われる装備を手に入れた
宝箱は3つあり、1人1つと決めて開けたのにエルクもラクネも俺が譲って欲しいと言ったら、躊躇いなく譲ってくれた。感謝しかない。
この恩は必ず返すと心に誓う
学院長に装備の件を話した所、勇者の装備で間違いないらしい。
勇者の悪行については、小さい頃に少しだけど教えられていた。見つけたら躊躇わずに処刑せよと
一緒に勇者の武具についても聞かされていた。
勇者が自分の力で作った武具で、特殊な力が秘められているらしい。
実際の所はわからないが、剣を振るだけで海が割れるらしい。
意味がわからない。
まあ、やばい武具だということだけは確かのようだ。
俺は装備を学院長に預けることにした。
俺が持っていても使うことはないし、万が一盗まれた場合には国が滅びる可能性まである。
学院長ならば、相当な手練れが複数人で襲ってこないことには大丈夫だろうし、表向きには俺が持っている事にしてもらった。
学院長は危険だと言ったが、そこまで迷惑は掛けれない。
学院長が持っていると言うことを知っているのは俺と学院長だけである。父上にも言わないようにお願いした。
城には学院長から報告してもらうことになった。
夜に大臣が俺を訪ねてきた。
俺は大臣が来たことにイラッとした。いや、悲しかったのかもしれない
要件は勇者の装備を献上するようにとのことだった。
強力すぎる武器は個人で持つべきではないから国で管理するらしい。
当然、俺は断った。
これは、エルクとラクネのおかげで手に入った国と交渉する為の鍵だ。
はいそうですかと簡単に渡す訳にはいかない。
俺は大臣に伝言頼む。
いくつか頼んだが、一番大事な事はハッキリと言った。
話があるなら自分で来いと。
大臣は帰っていった。
素直に帰ったところを見ると、俺が渡すとは初めから思ってなかったのだろう。
翌日、学院長室に呼ばれたので伺う。くそ親父が来たらしい。
俺は何の用か聞く。
当然のように勇者の装備の件だと言われた。
わかってはいたが、何年も会っていなかったのだ。
本題がそっちだったとしても、息子の顔を見にきたくらいのことは言って欲しかった。
妹の様子を聞かれたり、母上の事を聞いたりと、まずはそういった話からしたかった。
そうであれば、俺だってちゃんと装備の件だって話をしたし、話の流れによっては渡したってよかった。
俺は悪態をついて学院長室から出る。
何をやってるんだろうと思ったが、あのまま話をした所で良い結果になったとは思えないので気持ちを切り替えることにする。
翌週、妹のリリスがスレーラ領の屋敷に帰省ことになった。理由は聞かされていないが、戻ってくるように言われたらしい。
装備の件もあり危険なので、家紋付きの馬車は使わずに乗り合い馬車で行かせる事にした。
護衛には贔屓にしている冒険者を雇って、御者も身内だ。
表向きは乗り合い馬車なので、他の乗客も乗せないといけないが、少しでも怪しい者は断るように強く言っておく。
1週間程でリリスが帰ってきた。
リリスは驚く事をいくつも言った。
まず、帰省させられた理由だ。婚約の話だった。相手はムスビド伯爵家である。
爵位としては、今のスレーラ家から考えると申し分ないが、ムスビド家からは良い噂は聞かない。
財政が落ちている現状、領民の事を考えると断るのは難しいようだ。
今回は話だけだったが、後日正式に決まるそうだ
婚約を破棄するには金がいる。莫大な金が。
俺は国に勇者の装備を売りつけようかと考えたが、それは一時凌ぎにしかならない。
長期に渡って金を生み出す何かが必要だ。
悪い話は続く。
屋敷への行きと帰り、両方で盗賊に襲われたようだ。
幸いなことに、リリスに怪我はなく安心する。
話を詳しく聞くと、帰りに襲われた時は護衛の冒険者も怪我をしなかったらしい。盗賊は数十人いたらしいが、どうなっているんだ?
怪我がないことに越した事はないが……
行きに襲われた時は護衛が大怪我をしたらしいが、たまたま一緒に乗っていた少年が治したらしい
話はまだ続いた
その少年とは帰りも同じ馬車になったそうだ。
少年は冒険者で遺跡の調査に行っていたらしい。
遺跡で見つけたスキル書をリリスが気づかずに読んでしまったと言う。
しかし、その少年はスキル書と知った上で、要らないから気にしないでいいと言って名前も教えてもらえずに去って行ってしまったと……。スキル書が要らない人間がどこにいるっていうんだ。
スキルが要らないと言っているのと同義だ。どこの聖人だよ。
リリスから少年の特徴を聞く。
心当たりしかない。エルクだ。冒険者の活動を理由に休学してたし間違いない。
エルクはリリスの事を知らないと思う。そうなると、たまたま乗り合わせた女の子にスキル書をあげたってことかよ……。器がでかすぎる
リリスのスキルを確認しに行く。
水晶に映し出されたのは、火魔法と水魔法、それから付与魔法。
付与魔法なんて今までリリスにはなかった。これが増えたスキルだ。
付与魔法ってなんだ?聞いたことがない。
何かをくっつける魔法?
俺が付与魔法について考えていると、叔父からリリスに手紙が届いた。魔法陣を使った速達便だ。
内容はスレーラ領でダンジョンが見つかったから、婚約の件は白紙に戻すとのことだった。
ダンジョンを見つけた者は匿名だと書いてある
色々起きすぎていて頭が追いつかない。
でもなんとなく予想がつく。多分エルクがなにかやったんだ。
リリスの話からエルクがスレーラ領に行ってたのは間違いない。そしてそのタイミングでダンジョンが発見される。
無関係と考える方がおかしい
俺は休み明けにエルクに確認することにした。
エルクはスマスラ遺跡の調査を受けていたと言う。逆方向だ。
俺はスレーラ領でエルクに似た人を見たとカマをかけてみる
エルクはすぐに白状した。行く村を間違えたらしい。
なんの因果かわからないけど、エルクの勘違いでリリスの将来が守られた。
俺はエルクに礼をする。
リリスの事を言おうか迷ったけど、格好つけて?名前も言わずに去っていったのだから恥をかかせるかもしれないと言うのはやめた。
勇者の装備にスキル書、行きの護衛の治療、それから帰りに襲われた時にも多分なにかやっている。
エルクには借りを作りすぎてしまっているな……
いつか返すことが出来るのだろうか心配である
高等部で模擬戦の見学をしている際に、前から違和感はあったけど今回は明らかにおかしい事に気づいてしまったので、遂に聞くことにした。
エルクのバッグはどうなっているのかと
そしたら、不思議な光景を何度も見せられた結果、アイテムボックスというスキルを持っていると言われた。
なんとも羨ましいスキルだ。俺も欲しい
反省室に入ったり、次元の違う戦いを見せられたりした後、またくそ親父が俺の所にやってきた。
「今度は何しにきたんだ?」
俺は聞く
「まずは、先日の事を謝る。今日はソフィアの件できた」
こいつが頭を下げた事に俺は驚く。
そして、勇者の件ではなく母上の件だと言う事にも驚いた。
「母上がどうしたんですか?」
俺は冷静を装って聞く
「あの後、我は久しぶりにソフィアと話をした。今までずっと目を背けていたが、面と向かって話をしてソフィアが毒を盛ったのではないと悟った。ソフィアが犯人ではない証拠を探しても見つからなかったがな……」
「今更そんな事を言ってどうするんだ?母上を解放するんですか?」
「国王として一度放った言葉を取り消すことは出来ない。そんな事をすれば威厳を失い、国が荒れる」
そんな事はわかっている。
「それを俺に言ってどうするんだ?」
「功績を挙げてくれ。功績を挙げてくれれば我が功績の対価としてスフィアの罪を赦した事に出来る」
「……要するに、母上を助ける為に勇者の装備を献上しろってことか?」
良い事を言ったと思ったら、結局はそこなんだな……
「違う。あの装備はお前の好きにしろ。献上したいならすればいい。それでも功績には出来るだろう」
「は……?」
息がもれた
「なんでもいいから功績を挙げて城まで報告に来い。今日はそれを言いに来ただけだ」
父上は俺の返事を待たずに帰っていった
いつもとは違う父上にあっけにとられて、見直しそうになったが、冷静になってから考えるとあいつの失態の挽回を俺にやれと言ったようだ。
なんか釈然としないが、元からそのつもりだったし、功績を挙げれば母上の罪が赦されると分かっただけでも今は良しとしておこう。
宝箱は3つあり、1人1つと決めて開けたのにエルクもラクネも俺が譲って欲しいと言ったら、躊躇いなく譲ってくれた。感謝しかない。
この恩は必ず返すと心に誓う
学院長に装備の件を話した所、勇者の装備で間違いないらしい。
勇者の悪行については、小さい頃に少しだけど教えられていた。見つけたら躊躇わずに処刑せよと
一緒に勇者の武具についても聞かされていた。
勇者が自分の力で作った武具で、特殊な力が秘められているらしい。
実際の所はわからないが、剣を振るだけで海が割れるらしい。
意味がわからない。
まあ、やばい武具だということだけは確かのようだ。
俺は装備を学院長に預けることにした。
俺が持っていても使うことはないし、万が一盗まれた場合には国が滅びる可能性まである。
学院長ならば、相当な手練れが複数人で襲ってこないことには大丈夫だろうし、表向きには俺が持っている事にしてもらった。
学院長は危険だと言ったが、そこまで迷惑は掛けれない。
学院長が持っていると言うことを知っているのは俺と学院長だけである。父上にも言わないようにお願いした。
城には学院長から報告してもらうことになった。
夜に大臣が俺を訪ねてきた。
俺は大臣が来たことにイラッとした。いや、悲しかったのかもしれない
要件は勇者の装備を献上するようにとのことだった。
強力すぎる武器は個人で持つべきではないから国で管理するらしい。
当然、俺は断った。
これは、エルクとラクネのおかげで手に入った国と交渉する為の鍵だ。
はいそうですかと簡単に渡す訳にはいかない。
俺は大臣に伝言頼む。
いくつか頼んだが、一番大事な事はハッキリと言った。
話があるなら自分で来いと。
大臣は帰っていった。
素直に帰ったところを見ると、俺が渡すとは初めから思ってなかったのだろう。
翌日、学院長室に呼ばれたので伺う。くそ親父が来たらしい。
俺は何の用か聞く。
当然のように勇者の装備の件だと言われた。
わかってはいたが、何年も会っていなかったのだ。
本題がそっちだったとしても、息子の顔を見にきたくらいのことは言って欲しかった。
妹の様子を聞かれたり、母上の事を聞いたりと、まずはそういった話からしたかった。
そうであれば、俺だってちゃんと装備の件だって話をしたし、話の流れによっては渡したってよかった。
俺は悪態をついて学院長室から出る。
何をやってるんだろうと思ったが、あのまま話をした所で良い結果になったとは思えないので気持ちを切り替えることにする。
翌週、妹のリリスがスレーラ領の屋敷に帰省ことになった。理由は聞かされていないが、戻ってくるように言われたらしい。
装備の件もあり危険なので、家紋付きの馬車は使わずに乗り合い馬車で行かせる事にした。
護衛には贔屓にしている冒険者を雇って、御者も身内だ。
表向きは乗り合い馬車なので、他の乗客も乗せないといけないが、少しでも怪しい者は断るように強く言っておく。
1週間程でリリスが帰ってきた。
リリスは驚く事をいくつも言った。
まず、帰省させられた理由だ。婚約の話だった。相手はムスビド伯爵家である。
爵位としては、今のスレーラ家から考えると申し分ないが、ムスビド家からは良い噂は聞かない。
財政が落ちている現状、領民の事を考えると断るのは難しいようだ。
今回は話だけだったが、後日正式に決まるそうだ
婚約を破棄するには金がいる。莫大な金が。
俺は国に勇者の装備を売りつけようかと考えたが、それは一時凌ぎにしかならない。
長期に渡って金を生み出す何かが必要だ。
悪い話は続く。
屋敷への行きと帰り、両方で盗賊に襲われたようだ。
幸いなことに、リリスに怪我はなく安心する。
話を詳しく聞くと、帰りに襲われた時は護衛の冒険者も怪我をしなかったらしい。盗賊は数十人いたらしいが、どうなっているんだ?
怪我がないことに越した事はないが……
行きに襲われた時は護衛が大怪我をしたらしいが、たまたま一緒に乗っていた少年が治したらしい
話はまだ続いた
その少年とは帰りも同じ馬車になったそうだ。
少年は冒険者で遺跡の調査に行っていたらしい。
遺跡で見つけたスキル書をリリスが気づかずに読んでしまったと言う。
しかし、その少年はスキル書と知った上で、要らないから気にしないでいいと言って名前も教えてもらえずに去って行ってしまったと……。スキル書が要らない人間がどこにいるっていうんだ。
スキルが要らないと言っているのと同義だ。どこの聖人だよ。
リリスから少年の特徴を聞く。
心当たりしかない。エルクだ。冒険者の活動を理由に休学してたし間違いない。
エルクはリリスの事を知らないと思う。そうなると、たまたま乗り合わせた女の子にスキル書をあげたってことかよ……。器がでかすぎる
リリスのスキルを確認しに行く。
水晶に映し出されたのは、火魔法と水魔法、それから付与魔法。
付与魔法なんて今までリリスにはなかった。これが増えたスキルだ。
付与魔法ってなんだ?聞いたことがない。
何かをくっつける魔法?
俺が付与魔法について考えていると、叔父からリリスに手紙が届いた。魔法陣を使った速達便だ。
内容はスレーラ領でダンジョンが見つかったから、婚約の件は白紙に戻すとのことだった。
ダンジョンを見つけた者は匿名だと書いてある
色々起きすぎていて頭が追いつかない。
でもなんとなく予想がつく。多分エルクがなにかやったんだ。
リリスの話からエルクがスレーラ領に行ってたのは間違いない。そしてそのタイミングでダンジョンが発見される。
無関係と考える方がおかしい
俺は休み明けにエルクに確認することにした。
エルクはスマスラ遺跡の調査を受けていたと言う。逆方向だ。
俺はスレーラ領でエルクに似た人を見たとカマをかけてみる
エルクはすぐに白状した。行く村を間違えたらしい。
なんの因果かわからないけど、エルクの勘違いでリリスの将来が守られた。
俺はエルクに礼をする。
リリスの事を言おうか迷ったけど、格好つけて?名前も言わずに去っていったのだから恥をかかせるかもしれないと言うのはやめた。
勇者の装備にスキル書、行きの護衛の治療、それから帰りに襲われた時にも多分なにかやっている。
エルクには借りを作りすぎてしまっているな……
いつか返すことが出来るのだろうか心配である
高等部で模擬戦の見学をしている際に、前から違和感はあったけど今回は明らかにおかしい事に気づいてしまったので、遂に聞くことにした。
エルクのバッグはどうなっているのかと
そしたら、不思議な光景を何度も見せられた結果、アイテムボックスというスキルを持っていると言われた。
なんとも羨ましいスキルだ。俺も欲しい
反省室に入ったり、次元の違う戦いを見せられたりした後、またくそ親父が俺の所にやってきた。
「今度は何しにきたんだ?」
俺は聞く
「まずは、先日の事を謝る。今日はソフィアの件できた」
こいつが頭を下げた事に俺は驚く。
そして、勇者の件ではなく母上の件だと言う事にも驚いた。
「母上がどうしたんですか?」
俺は冷静を装って聞く
「あの後、我は久しぶりにソフィアと話をした。今までずっと目を背けていたが、面と向かって話をしてソフィアが毒を盛ったのではないと悟った。ソフィアが犯人ではない証拠を探しても見つからなかったがな……」
「今更そんな事を言ってどうするんだ?母上を解放するんですか?」
「国王として一度放った言葉を取り消すことは出来ない。そんな事をすれば威厳を失い、国が荒れる」
そんな事はわかっている。
「それを俺に言ってどうするんだ?」
「功績を挙げてくれ。功績を挙げてくれれば我が功績の対価としてスフィアの罪を赦した事に出来る」
「……要するに、母上を助ける為に勇者の装備を献上しろってことか?」
良い事を言ったと思ったら、結局はそこなんだな……
「違う。あの装備はお前の好きにしろ。献上したいならすればいい。それでも功績には出来るだろう」
「は……?」
息がもれた
「なんでもいいから功績を挙げて城まで報告に来い。今日はそれを言いに来ただけだ」
父上は俺の返事を待たずに帰っていった
いつもとは違う父上にあっけにとられて、見直しそうになったが、冷静になってから考えるとあいつの失態の挽回を俺にやれと言ったようだ。
なんか釈然としないが、元からそのつもりだったし、功績を挙げれば母上の罪が赦されると分かっただけでも今は良しとしておこう。
182
あなたにおすすめの小説
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
没落した貴族家に拾われたので恩返しで復興させます
六山葵
ファンタジー
生まれて間も無く、山の中に捨てられていた赤子レオン・ハートフィリア。
彼を拾ったのは没落して平民になった貴族達だった。
優しい両親に育てられ、可愛い弟と共にすくすくと成長したレオンは不思議な夢を見るようになる。
それは過去の記憶なのか、あるいは前世の記憶か。
その夢のおかげで魔法を学んだレオンは愛する両親を再び貴族にするために魔法学院で魔法を学ぶことを決意した。
しかし、学院でレオンを待っていたのは酷い平民差別。そしてそこにレオンの夢の謎も交わって、彼の運命は大きく変わっていくことになるのだった。
※2025/12/31に書籍五巻以降の話を非公開に変更する予定です。
詳細は近況ボードをご覧ください。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
『王都の神童』と呼ばれた俺、職業選定でまさかの【遊び人】三連発で追放される。……が、実は「全職業のスキル」を合算して重ねがけできる唯一のバグ
よっしぃ
ファンタジー
王都で「神童」の名をほしいままにしていた少年、ディラン・アークライト(17歳)。
剣を握れば騎士団長を唸らせ、魔法を学べば賢者を凌駕する。誰もが彼を「次代の勇者」と信じて疑わなかった。
しかし、運命の職業選定で彼が得たのは――【遊び人】。
それも、三つの職業スロットすべてが【遊び人】で埋まるという、前代未聞の怪現象だった。
「期待外れだ」
「国の恥晒しめ」
掌を返した周囲によって、ディランは着の身着のままで街を追放される。 だが、かつて神童と呼ばれた彼の「分析力」は死んでいなかった。
『……Lv1なのに、ステータスが異常に高い? それに経験値が分散せず、すべて加算されている……?』
彼だけが気づいた真実。
それは【遊び人】という名に偽装された、この世界の管理者権限(Free-Hander)であり、全職業のスキルを制限なく使用・強化できるバグ技(デバッグモード)への入り口だったのだ。
これは、理不尽に捨てられた元・神童が、その頭脳とバグ能力で世界を「攻略」し、同じく不遇な扱いを受けていた美少女騎士(中身は脳筋)と共に、誰よりも自由に成り上がる物語。
【著者プロフィール】アルファポリスより『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』を出版、オリコンライトノベル部門18位を記録。本作は2月に2巻刊行予定。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
詠唱? それ、気合を入れるためのおまじないですよね? ~勘違い貴族の規格外魔法譚~
Gaku
ファンタジー
「次の人生は、自由に走り回れる丈夫な体が欲しい」
病室で短い生涯を終えた僕、ガクの切実な願いは、神様のちょっとした(?)サービスで、とんでもなく盛大な形で叶えられた。
気がつけば、そこは剣と魔法が息づく異世界。貴族の三男として、念願の健康な体と、ついでに規格外の魔力を手に入れていた!
これでようやく、平和で自堕落なスローライフが送れる――はずだった。
だが、僕には一つ、致命的な欠点があった。それは、この世界の魔法に関する常識が、綺麗さっぱりゼロだったこと。
皆が必死に唱える「詠唱」を、僕は「気合を入れるためのおまじない」だと勘違い。僕の魔法理論は、いつだって「体内のエネルギーを、ぐわーっと集めて、どーん!」。
その結果、
うっかり放った火の玉で、屋敷の壁に風穴を開けてしまう。
慌てて土魔法で修復すれば、なぜか元の壁より遥かに豪華絢爛な『匠の壁』が爆誕し、屋敷の新たな観光名所に。
「友達が欲しいな」と軽い気持ちで召喚魔法を使えば、天変地異の末に伝説の魔獣フェンリル(ただし、手のひらサイズの超絶可愛い子犬)を呼び出してしまう始末。
僕はただ、健康な体でのんびり暮らしたいだけなのに!
行く先々で無自覚に「やりすぎ」てしまい、気づけば周囲からは「無詠唱の暴君」「歩く災害」など、実に不名誉なあだ名で呼ばれるようになっていた……。
そんな僕が、ついに魔法学園へ入学!
当然のように入学試験では的を“消滅”させて試験官を絶句させ、「関わってはいけないヤバい奴」として輝かしい孤立生活をスタート!
しかし、そんな規格外な僕に興味を持つ、二人の変わり者が現れた。
魔法の真理を探求する理論オタクの「レオ」と、強者との戦いを求める猪突猛進な武闘派女子の「アンナ」。
この二人との出会いが、モノクロだった僕の世界を、一気に鮮やかな色に変えていく――!
勘違いと無自覚チートで、知らず知らずのうちに世界を震撼させる!
腹筋崩壊のドタバタコメディを軸に、個性的な仲間たちとの友情、そして、世界の謎に迫る大冒険が、今、始まる!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした
新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。
「もうオマエはいらん」
勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。
ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。
転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。
勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる