183 / 201
あの日の真実
しおりを挟む
スクロムが退室し、魔王と2人になる。ルフの分身体は影に潜ませたままだ。
「やましいことをしている自覚はないとよく言ったな。握っている秘密について、説明は必要か?」
「言われなければわからぬな」
「そうか。そういえばお互い自己紹介をしていなかったな。俺はリュートだ。お前のことはなんと呼べばいい?」
「我の名はグリッド。敬称を付ける気もないのだろう。お前でも、貴様でも好きに呼べ。ここには我と貴様しかおらぬ」
「そうか。ならバルグレイと呼ばせてもらう。愛称で呼ぶのは好きではないからな」
「……それは先代の名だ。好きに呼べと言ったが、ふざけて言っていい名ではない。先代を愚弄する気か?」
「お前の本名を言ったらだめなのか?なあ、バルグレイ。自身が死んだ事にして、人間を大量虐殺した気分を教えてくれないか?」
『何の話をしているのかわからないんだけど』
リュートがおどおどしながら聞いてくる。
『お前がやらかした日の真実を教えてやる。黙って聞いてろ』
俺は心の中でリュートに返事をする。
「何を言っているのかわからぬな」
「わからないなら、わかるまで話してやる。勇者がこの地に降り立ってから、勇者は自分の生まれた地に帰る方法を探していた。そこで魔王の存在を知る。勇者は魔王を討伐するためにこの地に呼ばれたのだと勘違いし、ここ魔王城を目指した」
「何を言い出すと思えば、その勇者というのはお前のことだろう。それとも、他に勇者がいるのか?」
「とぼけるつもりなら黙って聞いてろ。一方で、魔族領は干ばつにより食糧難に陥っており、他国から食料を買うにも財政的に困難だった。魔族は争いを嫌うが、人族はそうではなかった。個々の実力に数では埋められない差があるから侵攻してこないが、人族とは友好的な関係ではなかった。よって、他国からの援助は期待できない。そもそも、干ばつは魔族領だけではなく、王国、帝国を含むこの辺り一帯で起きていた。金があったとしても他国から買うのは難しかっただろう」
俺の推測でしかないが、リュートは干ばつによる世界的な危機をなんとかする為に、この地に呼ばれたのではないかと思う。
リュートにはあらゆる事柄を自由に動かす力が与えられていた。
そして、リュートが奇跡を起こすと、それはスキルという形で自身に定着した。
死なない体にする不死のスキルも、他者にスキルを譲る移植のスキルも、全てリュートが自身で獲得したものだ。
移植して失われたスキルを再度獲得する事が出来ないという点はあるが、創造のスキルと近い力を持っている。
各地で天候を操り雨を降らせ、さらに植物の成長を早めることで、食糧難という大きな問題を解決するのは容易だっただろうな。
実際にはリュートは世界を救いはしなかったわけだが。
バルグレイの表情がどんどん厳しくなっていくのを確認しながら話を続ける。
「食糧難という未曾有の危機に対して頭を抱えていた魔王バルグレイ。魔族から犠牲を出さない為には他国から食糧を奪うしか道は残されていない。魔族を束ねる王として、魔族の為なら人族には犠牲になってもらわなければならない。しかし、魔族は争いを嫌う。どうやって人族の領土から食糧を得るか考えていたそんな時に、勇者が現れる。勇者は困惑するバルグレイの話に聞く耳を持たず斬りかかった。この地に来て間もない勇者と魔王として君臨し続けていたバルグレイには大きな力の差があった。返り討ちにしようとしたその時、バルグレイは妙案を思いつく。これを理由に賠償として人族から食糧をもらおうではないかと。そしてバルグレイは、魔王という立場を捨てることを覚悟して、勇者に殺されたフリをして身を隠した。何か言いたいことはあるか?」
リュートの魂から困惑と動揺が感じられる。
当然だ。自分が殺してしまったと後悔しながら何千年も暗い部屋で過ごしていたのに、実際には死んでいなかったと聞かされたのだから。
過去視のスキルでみてきたのだから、これは間違いない。
「……。」
バルグレイは何も言わない。
俺の話を否定するだけの言い訳が思いつかないのだろう。
しかしあれだけのことを起こしたのだ。
簡単に肯定することも出来ない。
「バルグレイにとって想定外だったのは、当時の副官であるシュミットの行動だ。バルグレイは聡明なシュミットであれば、自身の死を理由に人族に対して賠償金と不足している食糧を要求すると考えていた。しかし、主を殺され怒り狂ったシュミットは、単身で人族を滅ぼしに向かった。そして、シュミットに賛同する者が1人、また1人と増えていき、人族との関係は最悪のものとなった。これが過去最大の死者を出した人魔戦争の始まりだ。何か間違いがあれば言ってくれ」
『そんな……』
リュートがつぶやく声が頭の中で聞こえる。
姿があれば、膝をつき項垂れていただろう。
「……ああそうだ。全てお前の言った通り、俺が先代の魔王バルグレイだ。バルグレイに隠し子などいない。人族との争いを終わらせる為に、隠し子だということで君臨するしかなかった。我を殺しに来たのだろう。殺せ」
魔王には俺が自身よりも弱く見えているはずだ。
口を封じる為に襲いかかってくる可能性もあったが、予想通りの結果になったな。
『お前が決めろ』
俺はリュートに決めさせる。
『殺さなくていいよ……。実際には死ななかっただけで、僕が魔王を殺そうとしたことに変わりはないから。それに、魔王もずっと苦しんでいたと思う。だからこそ、犠牲の上に繁栄した魔族領を人族と魔族が手を取り合って生活出来るようにしたのだと思うし……』
実際にはリュートが負ければ戦にはならなかったかもしれないが、それはリュートもわかった上で言っているだろう。
リュートの答えも予想通りだ。
『お前がそれでいいならそうするか』
「お前を殺しに来たわけではない。真実を確認しに来ただけだ。それからその指輪は返してもらう。それは勇者の指輪だ。お前の物ではない。そろそろお前も死んでいいだろう」
勇者の指輪には各種悪い効果を無効化する力が秘められている。
毒や病気だけでなく、その中には老化までもが含まれる。
魔王程の強さがあれば、そうそう死ぬことはないだろう。
「持ち主が返せというならば返そう。それで、本当は何をしに来たのだ?全て確信をもって知っていただろう。我を殺したいわけでもなく、脅して何をやらせたいのだ」
「お前にやらせたいことはない。スキル屋の話と指輪を回収しに来ただけだ。お前のやったことを漏らす気はない。お前も俺のことは忘れると約束しろ。勇者が誰か知っている者は限られている。さっきの話を広めないでやるから、指輪を俺に渡せ」
「ああ」
バルグレイから指輪を受け取る。
『ルフ。これで契約出来たのか?』
『はい。問題なく契約の魔術は発動しました。魔王と魂のパイプが繋がったのが感じられます』
契約の呪法は思ったより融通がきくな。
指輪を対価として、こちらは秘密を話さないことを約束する。
これが契約だと言う必要もなく成立するなんてな。
『そうか。王国と帝国はもういい。次は魔族領だ。スキルを渡す必要はない。なんでもいいから対価を受け取り、適当な理由を付けて契約を進めろ。鑑定された場合に契約が切れるようにするのを忘れるなよ』
『かしこまりました。魔王に気付かれた場合はどうしましょうか?』
『自身が契約されても気付かないのだからバレないだろうが、バレても問題ない。魔王が俺の邪魔をする可能性は低い。もし動きがあっても俺が対処する。好きにやれ』
『かしこまりました』
「やましいことをしている自覚はないとよく言ったな。握っている秘密について、説明は必要か?」
「言われなければわからぬな」
「そうか。そういえばお互い自己紹介をしていなかったな。俺はリュートだ。お前のことはなんと呼べばいい?」
「我の名はグリッド。敬称を付ける気もないのだろう。お前でも、貴様でも好きに呼べ。ここには我と貴様しかおらぬ」
「そうか。ならバルグレイと呼ばせてもらう。愛称で呼ぶのは好きではないからな」
「……それは先代の名だ。好きに呼べと言ったが、ふざけて言っていい名ではない。先代を愚弄する気か?」
「お前の本名を言ったらだめなのか?なあ、バルグレイ。自身が死んだ事にして、人間を大量虐殺した気分を教えてくれないか?」
『何の話をしているのかわからないんだけど』
リュートがおどおどしながら聞いてくる。
『お前がやらかした日の真実を教えてやる。黙って聞いてろ』
俺は心の中でリュートに返事をする。
「何を言っているのかわからぬな」
「わからないなら、わかるまで話してやる。勇者がこの地に降り立ってから、勇者は自分の生まれた地に帰る方法を探していた。そこで魔王の存在を知る。勇者は魔王を討伐するためにこの地に呼ばれたのだと勘違いし、ここ魔王城を目指した」
「何を言い出すと思えば、その勇者というのはお前のことだろう。それとも、他に勇者がいるのか?」
「とぼけるつもりなら黙って聞いてろ。一方で、魔族領は干ばつにより食糧難に陥っており、他国から食料を買うにも財政的に困難だった。魔族は争いを嫌うが、人族はそうではなかった。個々の実力に数では埋められない差があるから侵攻してこないが、人族とは友好的な関係ではなかった。よって、他国からの援助は期待できない。そもそも、干ばつは魔族領だけではなく、王国、帝国を含むこの辺り一帯で起きていた。金があったとしても他国から買うのは難しかっただろう」
俺の推測でしかないが、リュートは干ばつによる世界的な危機をなんとかする為に、この地に呼ばれたのではないかと思う。
リュートにはあらゆる事柄を自由に動かす力が与えられていた。
そして、リュートが奇跡を起こすと、それはスキルという形で自身に定着した。
死なない体にする不死のスキルも、他者にスキルを譲る移植のスキルも、全てリュートが自身で獲得したものだ。
移植して失われたスキルを再度獲得する事が出来ないという点はあるが、創造のスキルと近い力を持っている。
各地で天候を操り雨を降らせ、さらに植物の成長を早めることで、食糧難という大きな問題を解決するのは容易だっただろうな。
実際にはリュートは世界を救いはしなかったわけだが。
バルグレイの表情がどんどん厳しくなっていくのを確認しながら話を続ける。
「食糧難という未曾有の危機に対して頭を抱えていた魔王バルグレイ。魔族から犠牲を出さない為には他国から食糧を奪うしか道は残されていない。魔族を束ねる王として、魔族の為なら人族には犠牲になってもらわなければならない。しかし、魔族は争いを嫌う。どうやって人族の領土から食糧を得るか考えていたそんな時に、勇者が現れる。勇者は困惑するバルグレイの話に聞く耳を持たず斬りかかった。この地に来て間もない勇者と魔王として君臨し続けていたバルグレイには大きな力の差があった。返り討ちにしようとしたその時、バルグレイは妙案を思いつく。これを理由に賠償として人族から食糧をもらおうではないかと。そしてバルグレイは、魔王という立場を捨てることを覚悟して、勇者に殺されたフリをして身を隠した。何か言いたいことはあるか?」
リュートの魂から困惑と動揺が感じられる。
当然だ。自分が殺してしまったと後悔しながら何千年も暗い部屋で過ごしていたのに、実際には死んでいなかったと聞かされたのだから。
過去視のスキルでみてきたのだから、これは間違いない。
「……。」
バルグレイは何も言わない。
俺の話を否定するだけの言い訳が思いつかないのだろう。
しかしあれだけのことを起こしたのだ。
簡単に肯定することも出来ない。
「バルグレイにとって想定外だったのは、当時の副官であるシュミットの行動だ。バルグレイは聡明なシュミットであれば、自身の死を理由に人族に対して賠償金と不足している食糧を要求すると考えていた。しかし、主を殺され怒り狂ったシュミットは、単身で人族を滅ぼしに向かった。そして、シュミットに賛同する者が1人、また1人と増えていき、人族との関係は最悪のものとなった。これが過去最大の死者を出した人魔戦争の始まりだ。何か間違いがあれば言ってくれ」
『そんな……』
リュートがつぶやく声が頭の中で聞こえる。
姿があれば、膝をつき項垂れていただろう。
「……ああそうだ。全てお前の言った通り、俺が先代の魔王バルグレイだ。バルグレイに隠し子などいない。人族との争いを終わらせる為に、隠し子だということで君臨するしかなかった。我を殺しに来たのだろう。殺せ」
魔王には俺が自身よりも弱く見えているはずだ。
口を封じる為に襲いかかってくる可能性もあったが、予想通りの結果になったな。
『お前が決めろ』
俺はリュートに決めさせる。
『殺さなくていいよ……。実際には死ななかっただけで、僕が魔王を殺そうとしたことに変わりはないから。それに、魔王もずっと苦しんでいたと思う。だからこそ、犠牲の上に繁栄した魔族領を人族と魔族が手を取り合って生活出来るようにしたのだと思うし……』
実際にはリュートが負ければ戦にはならなかったかもしれないが、それはリュートもわかった上で言っているだろう。
リュートの答えも予想通りだ。
『お前がそれでいいならそうするか』
「お前を殺しに来たわけではない。真実を確認しに来ただけだ。それからその指輪は返してもらう。それは勇者の指輪だ。お前の物ではない。そろそろお前も死んでいいだろう」
勇者の指輪には各種悪い効果を無効化する力が秘められている。
毒や病気だけでなく、その中には老化までもが含まれる。
魔王程の強さがあれば、そうそう死ぬことはないだろう。
「持ち主が返せというならば返そう。それで、本当は何をしに来たのだ?全て確信をもって知っていただろう。我を殺したいわけでもなく、脅して何をやらせたいのだ」
「お前にやらせたいことはない。スキル屋の話と指輪を回収しに来ただけだ。お前のやったことを漏らす気はない。お前も俺のことは忘れると約束しろ。勇者が誰か知っている者は限られている。さっきの話を広めないでやるから、指輪を俺に渡せ」
「ああ」
バルグレイから指輪を受け取る。
『ルフ。これで契約出来たのか?』
『はい。問題なく契約の魔術は発動しました。魔王と魂のパイプが繋がったのが感じられます』
契約の呪法は思ったより融通がきくな。
指輪を対価として、こちらは秘密を話さないことを約束する。
これが契約だと言う必要もなく成立するなんてな。
『そうか。王国と帝国はもういい。次は魔族領だ。スキルを渡す必要はない。なんでもいいから対価を受け取り、適当な理由を付けて契約を進めろ。鑑定された場合に契約が切れるようにするのを忘れるなよ』
『かしこまりました。魔王に気付かれた場合はどうしましょうか?』
『自身が契約されても気付かないのだからバレないだろうが、バレても問題ない。魔王が俺の邪魔をする可能性は低い。もし動きがあっても俺が対処する。好きにやれ』
『かしこまりました』
32
あなたにおすすめの小説
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
戦場の英雄、上官の陰謀により死亡扱いにされ、故郷に帰ると許嫁は結婚していた。絶望の中、偶然助けた許嫁の娘に何故か求婚されることに
千石
ファンタジー
「絶対生きて帰ってくる。その時は結婚しよう」
「はい。あなたの帰りをいつまでも待ってます」
許嫁と涙ながらに約束をした20年後、英雄と呼ばれるまでになったルークだったが生還してみると死亡扱いにされていた。
許嫁は既に結婚しており、ルークは絶望の只中に。
上官の陰謀だと知ったルークは激怒し、殴ってしまう。
言い訳をする気もなかったため、全ての功績を抹消され、貰えるはずだった年金もパー。
絶望の中、偶然助けた子が許嫁の娘で、
「ルーク、あなたに惚れたわ。今すぐあたしと結婚しなさい!」
何故か求婚されることに。
困りながらも巻き込まれる騒動を通じて
ルークは失っていた日常を段々と取り戻していく。
こちらは他のウェブ小説にも投稿しております。
元おっさんの俺、公爵家嫡男に転生~普通にしてるだけなのに、次々と問題が降りかかってくる~
おとら@ 書籍発売中
ファンタジー
アルカディア王国の公爵家嫡男であるアレク(十六歳)はある日突然、前触れもなく前世の記憶を蘇らせる。
どうやら、それまでの自分はグータラ生活を送っていて、ろくでもない評判のようだ。
そんな中、アラフォー社畜だった前世の記憶が蘇り混乱しつつも、今の生活に慣れようとするが……。
その行動は以前とは違く見え、色々と勘違いをされる羽目に。
その結果、様々な女性に迫られることになる。
元婚約者にしてツンデレ王女、専属メイドのお調子者エルフ、決闘を仕掛けてくるクーデレ竜人姫、世話をすることなったドジっ子犬耳娘など……。
「ハーレムは嫌だァァァァ! どうしてこうなった!?」
今日も、そんな彼の悲鳴が響き渡る。
【㊗️受賞!】神のミスで転生したけど、幼児化しちゃった!〜もふもふと一緒に、異世界ライフを楽しもう!〜
一ノ蔵(いちのくら)
ファンタジー
※第18回ファンタジー小説大賞にて、奨励賞を受賞しました!投票して頂いた皆様には、感謝申し上げますm(_ _)m
✩物語は、ゆっくり進みます。冒険より、日常に重きありの異世界ライフです。
【あらすじ】
神のミスにより、異世界転生が決まったミオ。調子に乗って、スキルを欲張り過ぎた結果、幼児化してしまった!
そんなハプニングがありつつも、ミオは、大好きな異世界で送る第二の人生に、希望いっぱい!
事故のお詫びに遣わされた、守護獣神のジョウとともに、ミオは異世界ライフを楽しみます!
カクヨム(吉野 ひな)にて、先行投稿しています。
家族転生 ~父、勇者 母、大魔導師 兄、宰相 姉、公爵夫人 弟、S級暗殺者 妹、宮廷薬師 ……俺、門番~
北条新九郎
ファンタジー
三好家は一家揃って全滅し、そして一家揃って異世界転生を果たしていた。
父は勇者として、母は大魔導師として異世界で名声を博し、現地人の期待に応えて魔王討伐に旅立つ。またその子供たちも兄は宰相、姉は公爵夫人、弟はS級暗殺者、妹は宮廷薬師として異世界を謳歌していた。
ただ、三好家第三子の神太郎だけは異世界において冴えない立場だった。
彼の職業は………………ただの門番である。
そして、そんな彼の目的はスローライフを送りつつ、異世界ハーレムを作ることだった。
お気に入り・感想、宜しくお願いします。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
最低のEランクと追放されたけど、実はEXランクの無限増殖で最強でした。
MP
ファンタジー
高校2年の夏。
高木華音【男】は夏休みに入る前日のホームルーム中にクラスメイトと共に異世界にある帝国【ゼロムス】に魔王討伐の為に集団転移させれた。
地球人が異世界転移すると必ずDランクからAランクの固有スキルという世界に1人しか持てないレアスキルを授かるのだが、華音だけはEランク・【ムゲン】という存在しない最低ランクの固有スキルを授かったと、帝国により死の森へ捨てられる。
しかし、華音の授かった固有スキルはEXランクの無限増殖という最強のスキルだったが、本人は弱いと思い込み、死の森を生き抜く為に無双する。
辺境の最強魔導師 ~魔術大学を13歳で首席卒業した私が辺境に6年引きこもっていたら最強になってた~
日の丸
ファンタジー
ウィーラ大陸にある大国アクセリア帝国は大陸の約4割の国土を持つ大国である。
アクセリア帝国の帝都アクセリアにある魔術大学セルストーレ・・・・そこは魔術師を目指す誰もが憧れそして目指す大学・・・・その大学に13歳で首席をとるほどの天才がいた。
その天才がセレストーレを卒業する時から物語が始まる。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる