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11.洗濯物を干しました
神宮寺は在宅の仕事らしく、「ちょっと仕事するね」と、リビングに置いてあったパソコンを寝室へと持って行った。俺は、洗い終わった洗濯物をランドリーバスケットに入れベランダへ出た。南向きのベランダは陽当たりが良くそれなりの広さがあった。シャツなどは一枚づつハンガーに掛け干していく。バスタオルは直接物干し竿に掛けて洗濯ばさみで横を挟む。そして、次の洗濯物を手に取った瞬間、俺の動きは止まった。
(さっきのビキニパンツ…)
手にしたのは、さっき脱衣所で見た神宮寺のビキニパンツ。
(普通に干していいのかな…)
俺のは普通のボクサーパンツなので、置いてあったピンチハンガーに広げて干しているが、これは広げて干して良いんだろうか?女性の下着の様に小さいが、引っ張ってみると驚くほど伸びた。しかし、これは広げない方が良いだろうと判断して一か所で吊るすことにした。次は普通のボクサーパンツだったので、俺のと同様に干した。そして、また俺の手は止まった。
(マジ…?)
それは、さっきのビキニパンツよりも面積の小さいTバックだった。サイドと後ろは細い紐のみで隠れるのは前だけ。女性のTバックよりも際どい!俺の頭の中は衝撃でグルグル回っていた。
(神宮寺、こんなのも履いてるのかよ!これ、パンツとして機能してるのか?)
俺は、顔を赤らめながら目の前に広げたTバックを凝視していた。そして、またしてもこのパンツを身に着けた神宮寺を想像してしまった。
(はっ!俺は何を想像してるんだ!人のパンツ手に持って変態みたいじゃないか!)
ブンブンと首を振り、ビキニパンツの隣に吊るして干した。そこだけ見ると、まるで女性の洗濯物の様だった。
(階も上だしベランダで見えないけど、外に干して良かったのかな…)
今更ながらそう思ったが、神宮寺からは何も言われていなので大丈夫だろうと判断した。
「よし、おしまい!」
全ての洗濯物を干し終え室内に入ると、リビングに入ってきた神宮寺と目が合った。
「もう終わったの?ありがとう」
「神宮寺は休憩?」
「うん、コーヒー淹れようと思って。羽柴も飲む?」
「もらおうかな」
「了解」
コーヒーメーカーに豆を入れ、ガリガリと挽いている音が響く。しばらくすると、コーヒーのいい匂いが漂ってきた。
「そうだ。午後から買い物に行こうと思ってるんだけど、羽柴も行かない?」
「あ、じゃあ衣装ケース買いたいからどこか寄ってもらっていいか?」
「衣装ケース?」
「すっとカバンから出し入れするのも面倒くさいしな」
「俺の引き出し使ってくれて良いのに」
コーヒーを淹れたマグカップを手に、俺の方に向かってくる神宮寺の視線が、チラッとベランダに向いたのを俺は見逃さなかった。
「俺の下着と間違えることは無さそうだしね」
俺にあの下着を着ける勇気はありませーん!!!
(さっきのビキニパンツ…)
手にしたのは、さっき脱衣所で見た神宮寺のビキニパンツ。
(普通に干していいのかな…)
俺のは普通のボクサーパンツなので、置いてあったピンチハンガーに広げて干しているが、これは広げて干して良いんだろうか?女性の下着の様に小さいが、引っ張ってみると驚くほど伸びた。しかし、これは広げない方が良いだろうと判断して一か所で吊るすことにした。次は普通のボクサーパンツだったので、俺のと同様に干した。そして、また俺の手は止まった。
(マジ…?)
それは、さっきのビキニパンツよりも面積の小さいTバックだった。サイドと後ろは細い紐のみで隠れるのは前だけ。女性のTバックよりも際どい!俺の頭の中は衝撃でグルグル回っていた。
(神宮寺、こんなのも履いてるのかよ!これ、パンツとして機能してるのか?)
俺は、顔を赤らめながら目の前に広げたTバックを凝視していた。そして、またしてもこのパンツを身に着けた神宮寺を想像してしまった。
(はっ!俺は何を想像してるんだ!人のパンツ手に持って変態みたいじゃないか!)
ブンブンと首を振り、ビキニパンツの隣に吊るして干した。そこだけ見ると、まるで女性の洗濯物の様だった。
(階も上だしベランダで見えないけど、外に干して良かったのかな…)
今更ながらそう思ったが、神宮寺からは何も言われていなので大丈夫だろうと判断した。
「よし、おしまい!」
全ての洗濯物を干し終え室内に入ると、リビングに入ってきた神宮寺と目が合った。
「もう終わったの?ありがとう」
「神宮寺は休憩?」
「うん、コーヒー淹れようと思って。羽柴も飲む?」
「もらおうかな」
「了解」
コーヒーメーカーに豆を入れ、ガリガリと挽いている音が響く。しばらくすると、コーヒーのいい匂いが漂ってきた。
「そうだ。午後から買い物に行こうと思ってるんだけど、羽柴も行かない?」
「あ、じゃあ衣装ケース買いたいからどこか寄ってもらっていいか?」
「衣装ケース?」
「すっとカバンから出し入れするのも面倒くさいしな」
「俺の引き出し使ってくれて良いのに」
コーヒーを淹れたマグカップを手に、俺の方に向かってくる神宮寺の視線が、チラッとベランダに向いたのを俺は見逃さなかった。
「俺の下着と間違えることは無さそうだしね」
俺にあの下着を着ける勇気はありませーん!!!
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