再会は甘い始まり~浮気された俺は同級生からの溺愛に癒されてます

syouki

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ソファーでテレビを見ながら生クリームを添えたシフォンケーキを堪能していると、神宮寺のスマホの着信音が鳴った。

「あ、ごめん!ちょっと外すね。―――はい、もしもし・・・・」

何故か、少し焦ったように席を外す神宮寺。同居してるとプライベートの確保が難しいよな~。しかも1LDKにいきなり居候しちゃってるから、そりゃ神宮寺も生活リズム狂うよな~・・・。隠れてしないといけないしな・・・。(隠れてなかったか…)神宮寺のご飯はかなり、いや超絶捨てがたいが早めに出て行かないとな~…。

「ごめんね」

ガチャっと、リビングの扉を開け足早にソファーに戻って来た。そして、さっきよりも俺の近くに腰掛けた。

「あの、さ、羽柴。その…引っ越さない?」

あ、やっぱり俺邪魔だよな…。

「ごめん、すぐ部屋探すからもう少し待って…」
「じゃなくて!もう少し大きい部屋に俺と引っ越さない?」
「は?!」

俺に出て行けじゃなくて、一緒に引っ越し???

「俺は今のままの同居で全然良いんだよ!(…一緒に寝れるし)けど、羽柴はかなり俺に気を遣ってるみたいだから、もう少し大きい部屋に引っ越した方が良いかな~って思ったんだけど、ダメ…かな?」

その発想は無かった!!けど、俺にはメリットだけど神宮寺にはデメリットのような・・・?

「良いのか?俺、神宮寺に甘えてばっかりな気もするけど…」
「ううん!俺、羽柴と一緒にいると楽しいから、羽柴さえよかったら同居続けたいなぁって。ま、まだ再会して4日だけど、それくらい楽しくて」
「俺も、神宮寺といるの楽しいよ。こんな事なら、高校時代もっと仲良くしてたら良かったな」
「じゃ、じゃあ…」
「ああ、これからもよろしくな」
「やったー!」

よっぽど嬉しいのか、神宮寺は俺に抱き着いてきて頬っぺたにキスをしてきた!驚いた拍子に俺はソファーに倒れてしまった。

「お、おい…」
「ごめん、嬉しくてつい…」
「なんか、外国人みたいな喜び方だな」
「昔住んでたから、その、時々癖が…」

あ~だからあんなにオープンな感じなのかと納得した。けど、高校時代はなんであんなに暗…ゴホゴホ…目立たない感じで過ごしていたんだろう?今みたいにしてたら、きっと人気者だったと思うんだけどな~。なんて考えてたら、俺の手は無意識に神宮寺の前髪をかき上げていた。目が合うと、神宮寺の顔は見る見る赤くなり、つられて俺も赤くなった。

「ご、ごめん!重かったよね?」
「ああ、うん、大丈夫」

慌てて俺の体から離れて座りなおす神宮寺。恥ずかしいのか、こっちを見ずにちょっともじもじしてる。やっぱり、ハグとか頬っぺたへのキスって日本人同士だと少し恥ずかしいよな~。俺も、海外で外国人にされるのは何とも思わないもんな。

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