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33.落ち着きませんでした
コンコン
(……ん……)
コンコン
(…うるさいな~)
扉をノックする音がうるさくて、ノロノロと起き上がり、ベッドから立ち上がったのと同時に、部屋の扉が開いた。
「譲~もう朝だ…ご、ごめん!!」
パタンと勢いよく扉が閉まり、自分の状況に気がついた。俺、何にも履いてない……。
「な、なかなか起きてこないから起こしに来たんだけど…その…」
「あ、うん、ごめん!ありがと!すぐに行くよ」
「う、うん」
羞恥で顔が赤くなる。扉の向こうの隼に返事をしながらパンツとズボンを履き、部屋を出た。
「お、おはよう…」
「おはよう譲…」
お互い気まずくて次の会話が出てこない。無言でダイニングの椅子に座ると、コトっとマグカップが置かれた。
「ありがと…」
「もうすぐ焼き上がるから、少し待ってね」
「う、うん…」
昨日の件もあるが、さっきの醜態で隼の顔をまともに見れない。
「さ、さっきはごめんね。急にドア開けちゃって…」
「い、いや俺こそ朝からその…変なもの見せてごめん!」
ボソッ「いや、むしろ眼福…」
「あ、隼…?」
「ううん!お互い男なんだからそんな事もあるよね!今度からは返事待ってから開けるね!」
「あ、うん。俺も気をつけるよ」
「はい、お待たせ!」
話を切り上げるタイミングのように、隼は焼きあがったフレンチトーストを差し出してきた。受け取った皿をテーブルに並べると、エプロンを外した隼がキッチンから出てきてテーブルに着いた。
「さ、温かいうちに食べよう!いっただきま~す!」
「いただきます」
隼はメープルシロップを掛けてフレンチトーストを頬張っている。
「ん!我ながら上出来!!」
「やっぱり、隼のフレンチトーストは美味いな」
「へへ。ありがと」
はにかんで笑う隼にドキッとした。俺は悟られ無い様にと次々に口に運ぶ。
「譲、そんなに急いで食べると喉に詰まるよ」
「だいろう…んぐっ!」
「ほら~!大丈夫?」
隼は俺の方に駆け寄り、むせている俺の背中を擦ってくれている。
「ごめん…ごほっ…もう大丈夫」
「だから言ったのに~」
「ほんと、ごめ…」
横にいる隼の方に顔を向けると、唇が触れそうな距離に隼の顔をがあった。お互い、目が合い言葉を詰まらせた。そんな空気を換えたのは隼だった。
「なんか二人して朝から謝ってばっかだね」
「そ、そうだな。はは」
隼は、すっと体を後ろに引き距離を取った。そんな行動に、ツキンと少し胸が痛くなった。
「ほら、食べちゃわないと仕事に遅れるよ」
「あ、ああ」
隼に促され、残りの朝食を食べ終える。
「片づけはしとくから支度しなよ」
「ありがと」
片づけを任せて、俺は洗面所に向かう。朝からの行動を反省するようにバシャバシャと顔を洗った。タオルで顔を拭き鏡を見ると、まだ顔を赤らめた自分の顔が映っていた。落ち着けと自分に言い聞かせて深呼吸を数回して、頬をパンパンに二回ほど叩いた。
(あんなのは男の生理現象なんだから仕方ない!たまたまタイミングが悪かっただけだ!)
昨夜見てしまったことの言い訳を自分に課せ、気持ちを切り替えた。
けど、見てしまったことは言えないよな…。
※数ある中から、お読み頂きありがとうございます。
ストック切れました…。毎日更新出来ないかもしれません(汗)
仕事も忙しい状況になるのですが、なるべく間をあけないように頑張ります!
(……ん……)
コンコン
(…うるさいな~)
扉をノックする音がうるさくて、ノロノロと起き上がり、ベッドから立ち上がったのと同時に、部屋の扉が開いた。
「譲~もう朝だ…ご、ごめん!!」
パタンと勢いよく扉が閉まり、自分の状況に気がついた。俺、何にも履いてない……。
「な、なかなか起きてこないから起こしに来たんだけど…その…」
「あ、うん、ごめん!ありがと!すぐに行くよ」
「う、うん」
羞恥で顔が赤くなる。扉の向こうの隼に返事をしながらパンツとズボンを履き、部屋を出た。
「お、おはよう…」
「おはよう譲…」
お互い気まずくて次の会話が出てこない。無言でダイニングの椅子に座ると、コトっとマグカップが置かれた。
「ありがと…」
「もうすぐ焼き上がるから、少し待ってね」
「う、うん…」
昨日の件もあるが、さっきの醜態で隼の顔をまともに見れない。
「さ、さっきはごめんね。急にドア開けちゃって…」
「い、いや俺こそ朝からその…変なもの見せてごめん!」
ボソッ「いや、むしろ眼福…」
「あ、隼…?」
「ううん!お互い男なんだからそんな事もあるよね!今度からは返事待ってから開けるね!」
「あ、うん。俺も気をつけるよ」
「はい、お待たせ!」
話を切り上げるタイミングのように、隼は焼きあがったフレンチトーストを差し出してきた。受け取った皿をテーブルに並べると、エプロンを外した隼がキッチンから出てきてテーブルに着いた。
「さ、温かいうちに食べよう!いっただきま~す!」
「いただきます」
隼はメープルシロップを掛けてフレンチトーストを頬張っている。
「ん!我ながら上出来!!」
「やっぱり、隼のフレンチトーストは美味いな」
「へへ。ありがと」
はにかんで笑う隼にドキッとした。俺は悟られ無い様にと次々に口に運ぶ。
「譲、そんなに急いで食べると喉に詰まるよ」
「だいろう…んぐっ!」
「ほら~!大丈夫?」
隼は俺の方に駆け寄り、むせている俺の背中を擦ってくれている。
「ごめん…ごほっ…もう大丈夫」
「だから言ったのに~」
「ほんと、ごめ…」
横にいる隼の方に顔を向けると、唇が触れそうな距離に隼の顔をがあった。お互い、目が合い言葉を詰まらせた。そんな空気を換えたのは隼だった。
「なんか二人して朝から謝ってばっかだね」
「そ、そうだな。はは」
隼は、すっと体を後ろに引き距離を取った。そんな行動に、ツキンと少し胸が痛くなった。
「ほら、食べちゃわないと仕事に遅れるよ」
「あ、ああ」
隼に促され、残りの朝食を食べ終える。
「片づけはしとくから支度しなよ」
「ありがと」
片づけを任せて、俺は洗面所に向かう。朝からの行動を反省するようにバシャバシャと顔を洗った。タオルで顔を拭き鏡を見ると、まだ顔を赤らめた自分の顔が映っていた。落ち着けと自分に言い聞かせて深呼吸を数回して、頬をパンパンに二回ほど叩いた。
(あんなのは男の生理現象なんだから仕方ない!たまたまタイミングが悪かっただけだ!)
昨夜見てしまったことの言い訳を自分に課せ、気持ちを切り替えた。
けど、見てしまったことは言えないよな…。
※数ある中から、お読み頂きありがとうございます。
ストック切れました…。毎日更新出来ないかもしれません(汗)
仕事も忙しい状況になるのですが、なるべく間をあけないように頑張ります!
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