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夏の盛りも過ぎたある日、リンジーとユーミナは男爵令嬢のエレナに付き添って男爵領の湖畔の別荘で過ごしていた。
リンジーと従姉妹のユーミナはエレナのメイドだ。
三人は幼馴染でもあリ、成人したリンジー達をエレナはメイドとして雇ってくれた。
両親が亡くなり、心臓に疾患を持つ弟を抱えて叔父の家で世話になっているリンジーには有り難い申し出だった。
お金を貯めて肩身の狭い叔父の家を出て、弟の心臓の手術を受けさせるのがリンジーの目標だった。
「ねぇねぇ、アイザック様はいつ来るの?」
雄大な自然だけの別荘にユーミナは飽き飽きしていた。
アイザックはエレナの兄でユーミナは彼に恋い焦がれている。
「ユーミナ、言葉遣いに気をつけて」
いつまでも幼馴染気分から抜け出せないユーミナを注意するのもリンジーの仕事だ。叔父には我儘な一人娘のユーミナをしっかり監督するよう命令されている。
「うるさいなぁ。今は私達だけなんだから良いでしょう」
「ユーミナ!」
「ユーミナの無礼は今更よ。気にしないわ」
「申し訳ありません、エレナ様」
「お兄様はお友達と一緒に明日来る予定よ。かわいいご令嬢達も招待したんじゃないかしら、お兄様はモテモテだから」
「何よそれ、つまんない」
「貴方ねぇ・・・いい加減にしないとクビにするわよ!」
でもユーミナは知っている。エレナは絶対に自分をクビにしない。気は強いがリンジーに負けず劣らずエレナもお人好しで、些細な我儘など気にしない善人なのだ。
「ランチの前にボートに乗りたいわ」
エレナが湖に向かって歩き出せばその後ろをリンジーは無言で付いて行く。
「あたしはパス」とシートを広げてランチバスケットの横にユーミナは腰を下ろした。
「本当にすみません・・・いつまでもユーミナの態度が悪くて」
「別にいいわ。あの子はリンジーのオマケで傍においてるだけだから。それに、からかうと面白いのよね。リンジーもここでは敬語はやめてね。親友なのに淋しいわ」
「わかったわ」
ボートに乗ってリンジーがオールを漕ぎ出すとエレナは透き通った水に指を浸した。
「別荘にレイナードお兄様も誘ったんだけど忙しいからと断られたわ。あ、ヨハンは来るそうよ」
レイナードとヨハン兄弟はエレナの遠い親戚で隣の伯爵領主の令息である。
「それは残念でしたね」
「私なんか全然相手にしてくれないのよね。いつまでも子供扱いで」
「6歳差は大きいですね。でもまだレイナード様にも婚約者がいらっしゃらないのでしょう? チャンスはありますよ」
「そうだといいけど・・・それよりリンジーはどうなの? アイザック兄様から告白されたんでしょう? もう返事はしたの?」
「いいえ、まだ・・・」
「ユーミナに遠慮してる? まぁ・・・あの子に知られたら修羅場になるわね」
「絶対に内緒にしてくださいね」
「分かってる、本当に面倒な子よね。でもお兄様は本気だからいい返事をしてあげてね」
「はい」
「レイナード兄様も私に告白してくれないかしら。ずっと片想いは辛すぎるわ」
キラキラと水面に日差しが反射してエレナのサラサラした美しい金髪が輝いている。
ユーミナとリンジーは平凡な茶髪だ。
『神様はどうしてエレナだけに全てを与えたのかしら。不公平よ!』
貴族令嬢のエレナに嫉妬している厄介なユーミナ。見た目は可愛いのだが性格は悪い。美人でアイザックに愛されているリンジーにも嫉妬していた。
誰からも愛される領主の美しい娘エレナ。
「私が男性ならきっとエレナに恋したと思うわ」
「ありがとう。私は今もリンジーに恋してるわよ」
二人でクスクスと笑い合っていると「そろそろランチにしましょうよーーー」とユーミナの声が湖畔に響いた。
*****
湖畔の奥には鬱蒼とした森が広がっている。かつてこの別荘地は大富豪の商人の土地だった。
財政難に陥った先代の男爵はこの場所を商人に買い取ってもらったのだ。
それを今の男爵、エレナの父は買い戻したのである。
というのも、今の土地の所有者が数年前から行方知れずで商家は揉めていた。それに付け込んで男爵は安値で買い戻したのだ。
所有者が健在な時代は森で狩りが盛んに行われていた。男爵は再び華やかな狩りを復活させようとしている。
その森は未だ整備も安全確認もできていないので立ち入りは禁止だ。
「森には熊や野犬が出るそうよ。・・・それにここには森の神様【白鹿】がいるらしいわ」
サンドイッチをつまんでエレナが説明していると「白鹿って、見たら幸福になれるのよね」とユーミナが口を挟んだ。
「そう言われてるわね。純真無垢な乙女でないと見ることが出来ないそうよ。ユーミナは無理ね」
「ひどーい! 私だって乙女なんだから!」
時々こうやってエレナはユーミナをからかって楽しむのだ。二人のやり取りを苦い気持ちで聞いていたリンジーはふと視線を感じて森の方角に目をやった。
「あ・・・・」
そこには巨大な白鹿が佇んでいた。
真っ白な身体はエレナの髪のようにキラキラと輝き、頭にはこれまた巨大な角がそびえて、リンジーは声も出せずに凝視していた。
「どうしたの?」
「エレナ、あそこに白い鹿が・・・見えるでしょう?」
「見えないわ。どこ?」
「ああ・・・森に消えて行ったわ」
「見てくる!」
ユーミナが慌てて駆け出し「私も!」とエレナも後を追いかけた。
「待って、走らないでエレナ! ころんで怪我したら・・・きゃぁ!」
注意したリンジー本人が転んでしまった。
「ああもう・・・待ってユーミナ! エレナ!」
立ち上がると、暗い森の中に二人が消えて行くのをリンジーは不安な気持ちで追いかけた。
森に入ると数十メートル先にエレナが大木の根本で座り込んでいるのを見つけた。
「はぁ・・・もう走れない・・・」
「エレナ、森に入っちゃダメって何度も言われたでしょう」
「ごめんなさい。私も幸福にあやかりたくて」
「戻りましょう」
「先にユーミナを連れ戻して。あの子ったら奥に走っていったわ。迷子になったら厄介よ」
リンジーは迷った。当然エレナの安全を優先するべきだが、叔父にくれぐれもユーミナを頼むと言われている。
「私はここで待ってるから、ユーミナを連れ戻しなさい。命令よ」
「では絶対ここから動かないで下さいね」
「あら、クマが出たら逃げるわよ」
「やっぱり先に・・・」
「冗談よ、早く行ってリンジー」
エレナに促されリンジーはユーミナを探しに奥へと進んでいった。
「ユーミナ! どこなの!」
普段は温厚なリンジーだがこの時はイライラしていた。
「どうしていつも周りに迷惑をかけるのかしら」
数分経つとユーミナを見つけることができた。
「何をしてるのよ、危険よ。早く戻りましょう」
「リンジーだけ白鹿を見るなんてズルい!」
「そのうちユーミナも見れるわよ、帰りましょう」
「ねぇねぇ、どんなだった?」
「別に、普通の白い鹿だったわよ」
「普通だったの?角は?」
「だから普通の鹿よ」
早くエレナの元に戻りたくて適当に返事しながらリンジーは先を急いだ。
だが・・・・
「エレナ?」
エレナの姿は消えていた。
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リンジーと従姉妹のユーミナはエレナのメイドだ。
三人は幼馴染でもあリ、成人したリンジー達をエレナはメイドとして雇ってくれた。
両親が亡くなり、心臓に疾患を持つ弟を抱えて叔父の家で世話になっているリンジーには有り難い申し出だった。
お金を貯めて肩身の狭い叔父の家を出て、弟の心臓の手術を受けさせるのがリンジーの目標だった。
「ねぇねぇ、アイザック様はいつ来るの?」
雄大な自然だけの別荘にユーミナは飽き飽きしていた。
アイザックはエレナの兄でユーミナは彼に恋い焦がれている。
「ユーミナ、言葉遣いに気をつけて」
いつまでも幼馴染気分から抜け出せないユーミナを注意するのもリンジーの仕事だ。叔父には我儘な一人娘のユーミナをしっかり監督するよう命令されている。
「うるさいなぁ。今は私達だけなんだから良いでしょう」
「ユーミナ!」
「ユーミナの無礼は今更よ。気にしないわ」
「申し訳ありません、エレナ様」
「お兄様はお友達と一緒に明日来る予定よ。かわいいご令嬢達も招待したんじゃないかしら、お兄様はモテモテだから」
「何よそれ、つまんない」
「貴方ねぇ・・・いい加減にしないとクビにするわよ!」
でもユーミナは知っている。エレナは絶対に自分をクビにしない。気は強いがリンジーに負けず劣らずエレナもお人好しで、些細な我儘など気にしない善人なのだ。
「ランチの前にボートに乗りたいわ」
エレナが湖に向かって歩き出せばその後ろをリンジーは無言で付いて行く。
「あたしはパス」とシートを広げてランチバスケットの横にユーミナは腰を下ろした。
「本当にすみません・・・いつまでもユーミナの態度が悪くて」
「別にいいわ。あの子はリンジーのオマケで傍においてるだけだから。それに、からかうと面白いのよね。リンジーもここでは敬語はやめてね。親友なのに淋しいわ」
「わかったわ」
ボートに乗ってリンジーがオールを漕ぎ出すとエレナは透き通った水に指を浸した。
「別荘にレイナードお兄様も誘ったんだけど忙しいからと断られたわ。あ、ヨハンは来るそうよ」
レイナードとヨハン兄弟はエレナの遠い親戚で隣の伯爵領主の令息である。
「それは残念でしたね」
「私なんか全然相手にしてくれないのよね。いつまでも子供扱いで」
「6歳差は大きいですね。でもまだレイナード様にも婚約者がいらっしゃらないのでしょう? チャンスはありますよ」
「そうだといいけど・・・それよりリンジーはどうなの? アイザック兄様から告白されたんでしょう? もう返事はしたの?」
「いいえ、まだ・・・」
「ユーミナに遠慮してる? まぁ・・・あの子に知られたら修羅場になるわね」
「絶対に内緒にしてくださいね」
「分かってる、本当に面倒な子よね。でもお兄様は本気だからいい返事をしてあげてね」
「はい」
「レイナード兄様も私に告白してくれないかしら。ずっと片想いは辛すぎるわ」
キラキラと水面に日差しが反射してエレナのサラサラした美しい金髪が輝いている。
ユーミナとリンジーは平凡な茶髪だ。
『神様はどうしてエレナだけに全てを与えたのかしら。不公平よ!』
貴族令嬢のエレナに嫉妬している厄介なユーミナ。見た目は可愛いのだが性格は悪い。美人でアイザックに愛されているリンジーにも嫉妬していた。
誰からも愛される領主の美しい娘エレナ。
「私が男性ならきっとエレナに恋したと思うわ」
「ありがとう。私は今もリンジーに恋してるわよ」
二人でクスクスと笑い合っていると「そろそろランチにしましょうよーーー」とユーミナの声が湖畔に響いた。
*****
湖畔の奥には鬱蒼とした森が広がっている。かつてこの別荘地は大富豪の商人の土地だった。
財政難に陥った先代の男爵はこの場所を商人に買い取ってもらったのだ。
それを今の男爵、エレナの父は買い戻したのである。
というのも、今の土地の所有者が数年前から行方知れずで商家は揉めていた。それに付け込んで男爵は安値で買い戻したのだ。
所有者が健在な時代は森で狩りが盛んに行われていた。男爵は再び華やかな狩りを復活させようとしている。
その森は未だ整備も安全確認もできていないので立ち入りは禁止だ。
「森には熊や野犬が出るそうよ。・・・それにここには森の神様【白鹿】がいるらしいわ」
サンドイッチをつまんでエレナが説明していると「白鹿って、見たら幸福になれるのよね」とユーミナが口を挟んだ。
「そう言われてるわね。純真無垢な乙女でないと見ることが出来ないそうよ。ユーミナは無理ね」
「ひどーい! 私だって乙女なんだから!」
時々こうやってエレナはユーミナをからかって楽しむのだ。二人のやり取りを苦い気持ちで聞いていたリンジーはふと視線を感じて森の方角に目をやった。
「あ・・・・」
そこには巨大な白鹿が佇んでいた。
真っ白な身体はエレナの髪のようにキラキラと輝き、頭にはこれまた巨大な角がそびえて、リンジーは声も出せずに凝視していた。
「どうしたの?」
「エレナ、あそこに白い鹿が・・・見えるでしょう?」
「見えないわ。どこ?」
「ああ・・・森に消えて行ったわ」
「見てくる!」
ユーミナが慌てて駆け出し「私も!」とエレナも後を追いかけた。
「待って、走らないでエレナ! ころんで怪我したら・・・きゃぁ!」
注意したリンジー本人が転んでしまった。
「ああもう・・・待ってユーミナ! エレナ!」
立ち上がると、暗い森の中に二人が消えて行くのをリンジーは不安な気持ちで追いかけた。
森に入ると数十メートル先にエレナが大木の根本で座り込んでいるのを見つけた。
「はぁ・・・もう走れない・・・」
「エレナ、森に入っちゃダメって何度も言われたでしょう」
「ごめんなさい。私も幸福にあやかりたくて」
「戻りましょう」
「先にユーミナを連れ戻して。あの子ったら奥に走っていったわ。迷子になったら厄介よ」
リンジーは迷った。当然エレナの安全を優先するべきだが、叔父にくれぐれもユーミナを頼むと言われている。
「私はここで待ってるから、ユーミナを連れ戻しなさい。命令よ」
「では絶対ここから動かないで下さいね」
「あら、クマが出たら逃げるわよ」
「やっぱり先に・・・」
「冗談よ、早く行ってリンジー」
エレナに促されリンジーはユーミナを探しに奥へと進んでいった。
「ユーミナ! どこなの!」
普段は温厚なリンジーだがこの時はイライラしていた。
「どうしていつも周りに迷惑をかけるのかしら」
数分経つとユーミナを見つけることができた。
「何をしてるのよ、危険よ。早く戻りましょう」
「リンジーだけ白鹿を見るなんてズルい!」
「そのうちユーミナも見れるわよ、帰りましょう」
「ねぇねぇ、どんなだった?」
「別に、普通の白い鹿だったわよ」
「普通だったの?角は?」
「だから普通の鹿よ」
早くエレナの元に戻りたくて適当に返事しながらリンジーは先を急いだ。
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