能力者は現在に

能力者No4、5 レンの少年

「行ってきます！」
そう言い、少年は家を出た

彼の就職する所は警察の組織。
村を救うために入ったのだ。
「村を救うためならどんな事でもやる」
救うためのお金が欲しい。それだけだ。

組織では最初は驚かれたが、周りは優しく接してくれた。
(能力者を殺す。それでいいんだね)
人を殺すのには少し気が引けたが、仕方の無い事なのだ。

「レンと申します。よろしくお願いします」
拍手をされた。自分を合わせて6人だ。
目的はどうであれ、ここでならやっていけそうだ、そう思った




破壊の能力の後、しばらく休んでいた。
「じゃあ次の能力者に行こうか」

「そうだな。えーと、この人か」
航が指さす。

「ねえ、ここ、遠くない？」
篠原が住所を抑え、言う

「そうだな…泊まる、か」
直人は唸った。

「親の確認を取ってくれ。4人で行こう」

3人は頷いた。

「高宮玲子、杉山美月さんか。」
2人も同じ地区にいる。ラッキーだ。

「さて、準備をしよう」
「旅館だが、安くていいよな？」

「良くないよ！折角由紀ちゃんのお家から援助頂いてるんだから！良いところに！」
杏は反対した。

「わかったよ…ワガママだな…」
「ここでいいか？」

「うん、まあいいわ」

「明日、駅前で集合だ。遅れるなよ？」

「分かってるって」
航が返す
「じゃあ、解散だな」
4人はそれぞれ部室から出ていった。