88 / 95
88 ハツヒノデの怪
しおりを挟む
「初日の出?」
風呂上がりにキー子から電話がかかってきた。今日は12月30日、明日の夜出発するそうだ。
「うん、折角だしいこーよ!」
電話の向こうの声は元気だった。
正直面倒臭い。正月だからと言ってハッピーニューイヤーみたいな事はしようと思わないし。
「どこまで行くの?」
「えっと…ほら、歩いて一時間くらいにある川の土手だよ」
「あああそこ…遠っ」
暗い中進むことになる。あそこは街灯なんて一つもない。
「いいじゃん、私だけでいくのやだよー」
電話からもキー子が跳ねているのが聞こえた。
「他の人にしてよ」
「やだ、委員長と行く」
「ねえ絶対綺麗だからさー!」
「でも…」
寒そうだな…、それに眠いだろうし。
景色か、そんなに気にしてなかったけど、朝日ってそんなに綺麗なものなの?そういえばちゃんと見たことなんか無かった。
「まあ、いいわよ」
「ほんと!?じゃあさっちんも呼ぶね!」
そう言ってガチャリと切った。
最初から佐々木さんと行けばよかったじゃない…?
だとすると必要なのは…、防寒具に椅子とライト、飲み物にカイロと電池…念のためマッチも入れとこう。
ゴソゴソと荷物をまとめていく。
って、これ明日でもいいか?
バスタオルを干してからベッドへ倒れ込む。ふぅっと息を吐くと、疲れがどっと出た。今日は休みだったので湖の周りをランニングしていた。
この瞬間が気持ちいい。そしてこのまま眠りへと…、なんか初日の出が面倒になってきた。断ろうかしら?
だが携帯を取るのも面倒になり、そのまま眠りについた。
風呂上がりにキー子から電話がかかってきた。今日は12月30日、明日の夜出発するそうだ。
「うん、折角だしいこーよ!」
電話の向こうの声は元気だった。
正直面倒臭い。正月だからと言ってハッピーニューイヤーみたいな事はしようと思わないし。
「どこまで行くの?」
「えっと…ほら、歩いて一時間くらいにある川の土手だよ」
「あああそこ…遠っ」
暗い中進むことになる。あそこは街灯なんて一つもない。
「いいじゃん、私だけでいくのやだよー」
電話からもキー子が跳ねているのが聞こえた。
「他の人にしてよ」
「やだ、委員長と行く」
「ねえ絶対綺麗だからさー!」
「でも…」
寒そうだな…、それに眠いだろうし。
景色か、そんなに気にしてなかったけど、朝日ってそんなに綺麗なものなの?そういえばちゃんと見たことなんか無かった。
「まあ、いいわよ」
「ほんと!?じゃあさっちんも呼ぶね!」
そう言ってガチャリと切った。
最初から佐々木さんと行けばよかったじゃない…?
だとすると必要なのは…、防寒具に椅子とライト、飲み物にカイロと電池…念のためマッチも入れとこう。
ゴソゴソと荷物をまとめていく。
って、これ明日でもいいか?
バスタオルを干してからベッドへ倒れ込む。ふぅっと息を吐くと、疲れがどっと出た。今日は休みだったので湖の周りをランニングしていた。
この瞬間が気持ちいい。そしてこのまま眠りへと…、なんか初日の出が面倒になってきた。断ろうかしら?
だが携帯を取るのも面倒になり、そのまま眠りについた。
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
〈社会人百合〉アキとハル
みなはらつかさ
恋愛
女の子拾いました――。
ある朝起きたら、隣にネイキッドな女の子が寝ていた!?
主人公・紅(くれない)アキは、どういったことかと問いただすと、酔っ払った勢いで、彼女・葵(あおい)ハルと一夜をともにしたらしい。
しかも、ハルは失踪中の大企業令嬢で……?
絵:Novel AI
義姉妹百合恋愛
沢谷 暖日
青春
姫川瑞樹はある日、母親を交通事故でなくした。
「再婚するから」
そう言った父親が1ヶ月後連れてきたのは、新しい母親と、美人で可愛らしい義理の妹、楓だった。
次の日から、唐突に楓が急に積極的になる。
それもそのはず、楓にとっての瑞樹は幼稚園の頃の初恋相手だったのだ。
※他サイトにも掲載しております
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
百合活少女とぼっちの姫
佐古橋トーラ
青春
あなたは私のもの。わたしは貴女のもの?
高校一年生の伊月樹には秘密がある。
誰にもバレたくない、バレてはいけないことだった。
それが、なんの変哲もないクラスの根暗少女、結奈に知られてしまった。弱みを握られてしまった。
──土下座して。
──四つん這いになって。
──下着姿になって。
断れるはずもない要求。
最低だ。
最悪だ。
こんなことさせられて好きになるわけないのに。
人を手中に収めることを知ってしまった少女と、人の手中に収められることを知ってしまった少女たちの物語。
当作品はカクヨムで連載している作品の転載です。
※この物語はフィクションです
※この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
ご注意ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる